今月は3連複で勝負! ターゲットはラジオNIKKEI賞です!
2017.7.1
7月は3連複強化月間!
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
先日のことなんですが、競馬場初体験の2人を連れて、東京競馬場を案内してきました。2人とも、僕が構成を担当している番組「ガールズジョッキー ラジオステークス」(文化放送超A&G+で毎週金曜19時から放送中)のパーソナリティーを務める声優さん。競馬を扱う番組なのに、パーソナリティーが競馬場に行ったことないなんて、ちょっと姿勢に問題があるように見えますから、忙しいスケジュールの中、偶然空いていた1日を競馬場ツアーに使っていただきました。
出かけたのはユニコーンSの当日。とりあえずパドックからスタンド、コース、馬場内までご案内。さらにマークシートの塗り方や馬券の買い方まで説明。馬券の当て方だけは教えられませんが、なんとなく一連の流れは分かっていただけたようです。で、ユニコーンSで初めて買った馬券が2人とも的中。サンライズノヴァの単勝・複勝とサンライズソアの複勝。すみませんが馬券の当て方を教えてもらえないでしょうか? 逆にお願いしたい気分。
競馬場初体験の人を連れて行くのは久々でしたが、「なるほどー」と思わせてくれる感想を語ってくれました。1人は「電車の車内にいる時からテーマパークへ向かっているみたいな気分でした」と。聞くと、車内で大勢の人が新聞を広げたり、競馬グッズを持っている様子が、東京ディズニーランド・ディズニーシーに向かう人たちが様々なディズニーグッズを身に着けている様子と似ていると思ったそうです。その発想はなかった。あんなにワクワク・キラキラしていないものw いや、「行き」だけはワクワクしてるかな。
東京駅を歩いていると、恐らくディズニー帰りの人がミッキーの耳をかたどったカチューシャを付けていて、「あの人はいつまで魔法にかかっているんだろう…」と思うことがあります。でも、競馬場帰りも、思わぬ時にズボンのポケットから未使用のマークシートが出てくることがあります。いっしょ、いっしょ、まったく同じ。
もう1人は「パドックなどで馬を見ると、画像や映像で見るときより個体差があることに気づきました」と。確かに、パドックで見た方が「さっきの馬より背が高い」とか、「こっちの馬の方が首が太い」などと気づくのかもしれません。
あとは「コンクリート打ちっぱなしみたいなイメージがあったのに、こんなにキレイだとは…」という感想を聞いて、最初に東京競馬場に連れてきたのは失敗だったかもしれないと思ったり、「ゴール前で紙吹雪を投げたい!」と言われて「あかん!」と注意したら「えー、あれってダメなんですか?」と言われたり、「女子トイレがキレイ」と言われて「へー、そうなの?」と思ったり。女性読者の皆さん、そうなんですか? 壁や便器がラインストーンでデコレーションされていたりするんでしょうか? 男子トイレは普通なんですが。
この4月に競馬に触れ始めたばかりの2人の意見。実に新鮮でした。僕はもう、競馬場へ初めて行った頃の気持ちに戻ることはできませんが、他人の眼を通して疑似体験することは非常に楽しい経験でした。読者の皆さんも周囲の競馬ビギナーと一緒に競馬場に行ってみてはいかがでしょう? きっと新たな発見や驚きがありますよ。
さて、先週の宝塚記念はキタサンブラックのあまり見せたことのない姿に驚くことになりました。日本ダービー⑭着以来となる2度目の馬券圏外。スタート直後から行きっぷりが悪く見えましたし、良いところなしの結果。故障かと思いましたが、今のところその類の報道が無いことは一安心。敗因はやはり暑さや疲れなんでしょうか? 当コラムも「天皇賞・春で走り過ぎ説」を唱えて評価を下げていましたが、まさかその説が的中するとは…。そして、圧倒的1番人気の凡走を予想していながら馬券が当たらないとは…。
勝ったのは、気になったけど最後に消した馬「特選馬」になったサトノクラウン。えー!? M・デムーロ騎手が大阪杯のレース後に「内回りコースは合わない」というコメントを出していたから、馬券から消したのに…。「良の内回りコースは合わない」ということだったのかなぁ。稍重の馬場でぐいぐい伸びてくる姿に愕然としました。
もう1頭の「特選馬」シュヴァルグランは意外にも逃げの手に出て⑧着。これまでのキャリアで逃げたことがなかったようですから、馬も戸惑ったのかもしれません。キタサンブラックに初めて先着できても、この着順では不本意のはず。
そのほか馬券に入れた馬の成績は、ゴールドアクター②着、ミッキークイーン③着、シャケトラ④着、レインボーライン⑤着、ミッキーロケット⑥着。上位を占めましたが、①着の馬がいなければどうにもなりません。これが馬単の難しさですねぇ。結局、馬単を購入した6月が的中無し。単式の難しさに沈む結果に…。
月が替わって、今月は3連複を購入します。徐々に難易度が上がっていきますが、プライベートの馬券でも3連複は馬単よりも購入の頻度が高い馬券。軸馬1頭をしっかり選べば、的中の確率が大きく高くなる券種。それなのに、万馬券も夢ではありません。今月の立ち回り次第では回収率の大幅アップも狙えるはず。
ちなみに現在の回収率は51.1%。上半期の戦いを終えたところでこの成績。芳しいものではありませんが、目標の回収率100%をクリアするためには、今月が大切な1か月になりそうです。がんばりますよー!
そして今週はラジオNIKKEI賞をターゲットレースに指定。日曜には同じくハンデ戦のCBC賞がありますが、そちらは能力の比較が難しいメンバー構成。3歳限定レース唯一のハンデ戦の方がまだ予想しやすいと考えました。それでは読者の皆さんから届いた「ラジオNIKKEI賞の狙い馬」をご紹介していきましょう!
ハカセセブンさん
「ウインガナドルを軸にしたいと思います。サンデー系が連勝してますし、ステイゴールド産駒なので期待大です。当日は、雨の影響が残り、道悪の可能性もあり、先行できるのも魅力で、重馬場で勝ってるので、おもしろいと思います」
シンゲンさん
「ウインガナドルを買ってみたいです。4角先頭だったことは5度あり、2勝3着2回。最近控える競馬をしているニシノアップルパイも無理に競りかけてこないでしょうし、単騎逃げが見込めます。開幕週・平坦で短い直線を味方に馬券内に粘ってもらいましょう」
いきなり穴っぽい馬の名前が挙がりました。先行力のある馬で、今回もハナに立てそうな組み合わせ。53kgの軽ハンデも魅力に映ります。今日(土曜)の競馬を見る限りは、福島の芝は最近の開幕週と同様に絶対的に逃げ・先行が有利とは言えない様子でしたが、立ち回り次第では馬券圏内突入は十分ありそうな気がします。ただ、初勝利が新潟コースで、2勝目を挙げた前走が東京コース。実は左回りの方がいいような気がしなくもないです。
河津君総帥の想いを託したなりさん
「ライジングリーズンを軸にします。唯一の重賞勝ち馬ですし、フェアリーSの強い勝ち方が忘れられません。丸田騎手の乗り方ひとつで好勝負になる事を期待です」
ライジングリーズンは3走前のフェアリーSで、のちにNHKマイルCを勝つことになるアエロリットを上がり3ハロン最速タイの末脚で差し切り。続くアネモネSも1番人気に応えて、上がり3ハロン最速の脚で制しました。この2戦だけでかなりの能力の持ち主であることは証明済み。前走・桜花賞は⑧着に敗れましたが、あのレースは馬場が渋ったことが影響したとみて度外視できそう。初の1800m戦、約3か月の休み明け、牝馬としては決して軽くない55kgのハンデと課題はいくつかありますが、完勝しても不思議ではありません。
ロボ46さん
「今週は難解ですが…マイネルスフェーンにします。内枠、小回りともにいいのでガラリ一変に期待です! ダービー馬と差のない競馬してますしね♪」
時にクラシックで大敗した馬が巻き返すことがあるのがラジオNIKKEI賞の特徴。クラシックに駒を進めた馬の底力は、それなりに評価すべきなのかもしれません。マイネルスフェーンは前走・日本ダービーで勝ったレイデオロから1秒6差の⑯着。でも、そのレイデオロと昨年のホープフルSでは0秒2差の②着と接戦を演じています。ホープフルSくらい走れば十分勝負になるのでは? 今回は最終追い切りを坂路で行うパターンに戻して臨む一戦。ガラリ一変に期待する手はあるかもしれません。
そして読者の皆さんからの支持を集めたのは、美味しそうな名前を持つあの馬!
ワンカッパーちとせさん
「頭数少なめですが、せっかくのハンデ戦なので穴目を狙いたく…ニシノアップルパイで! 好相性の中山で500万勝ち、前走内容も悪くありませんよ♪」
うめあにさん
「リーチザクラウン産駒久々の重賞勝ちが見れる気がします! ニシノアップルパイが先行押し切り勝ちでしょう!」
に・・・にしさん
「ニシノアップルパイを狙います。あまり逃げ先行馬の成績がいいレースではありませんが、それほどペースが上がりそうもなく、強い相手にしっかり揉まれてきたところを評価したいです」
ニシノアップルパイは前々走の平場の500万下を2番手追走から完勝。前走・プリンシパルSは⑤着に敗れましたが、距離適性の問題もあったかもしれません。今回の距離短縮は好材料のはず。54kgのハンデを生かせば、上位進出も可能かも。
それでは展開を予想しましょう。ハナにウインガナドル(馬番7番)が立ち、2番手でニシノアップルパイ(馬番3番)が追走。この2頭にハナ争いはなさそうなので、すんなりポジションが決まるとみます。自然とペースも速くはならないはず。
グランドボヌール(馬番2番)、クリアザトラック(馬番12番)あたりも先行態勢。
中団にロードリベラル(馬番1番)、マイネルスフェーン(馬番4番)、サトノクロニクル(馬番6番)、ビービーガウディ(馬番8番)、バルベーラ(馬番9番)、セダブリランテス(馬番11番)など。
後方待機はライジングリーズン(馬番5番)。
ペースが上がりそうにない上、人気どころが中団以降の位置取りになりそう。直線の短さを意識すれば3コーナー過ぎから徐々に進出したいところですが、ハンデ戦とあって上位人気馬は重めの斤量。立ち回りが難しいかもしれません。荒れそうな予感がします。問題はどう荒れるのか…。
では買い目を発表します! 3連複でサトノクロニクル(馬番6番)の1頭軸流し。相手はニシノアップルパイ(馬番3番)、マイネルスフェーン(馬番4番)、ウインガナドル(馬番7番)、ビービーガウディ(馬番8番)、バルベーラ(馬番9番)、セダブリランテス(馬番11番)の6頭。
今回の自信度は65%。人気馬から入ってヒモ荒れを期待していますが、天気の不安もあります。道悪になった場合は、人気馬がハンデに苦しむパターンもありそう。今回は購入金額は控えめに。15点×各200円で計3000円の購入です! 残った3000円は来週に持ち越し!
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。軸に据えたサトノクロニクル(馬番6番)は前日最終オッズで単勝1番人気。実績を見れば57kgのトップハンデも仕方ありません。前走・白百合Sを57kgで勝っているので、自身はハンデをこなせるはず。軽量馬に上手く立ち回られて勝ち切れない可能性もありそうですが、3連複の軸なら信頼できそう。
ビービーガウディ(馬番8番)は2300mの新緑Sを勝ってこのレースに挑みますが、前々走は1800m戦だった平場の500万下で②着。負けた相手がフローラS勝ちのモズカッチャンなら仕方ありません。このメンバーなら、53kgのハンデを生かせば好勝負できそう。
バルベーラ(馬番9番)は未勝利、500万下を2連勝中。今回、相手は一気に強化されますが、51kgの軽ハンデは大きな魅力。馬場が渋ればさらに良し。
セダブリランテス(馬番11番)も同じく2連勝中。ここが試金石の一戦となります。「連勝中の馬は負けるまで買え」の馬券格言に従って、期待してみました。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はライジングリーズン(馬番5番)とクリアザトラック(馬番12番)の2頭。
ライジングリーズン(馬番5番)は先ほども挙げた通り、課題がいくつかあります。牡馬相手に距離延長で55kgのハンデは楽ではないはず。
クリアザトラック(馬番12番)は前走・江の島特別(1000万下)を勝ちましたが、道中でやや行きたがっているようにみえました。今回は距離が延長される上に、ペースが落ち着きそう。折り合いに苦労する恐れがあるのでは?
夏競馬の本格的なスタートであり、当コラムとしては3連複に挑む初戦。まずは幸先の良いスタートを切りたいのですが、どうにもこうにもお天気が気になります。回収率アップを目指すなら、天気予報が怪しい時や梅雨明けまでは投資金額を抑える我慢の戦いも必要かもしれませんね。
「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey
文化放送 超! A&G+サイト
http://www.agqr.jp/
現在の回収率…51.1%(目標100%)
特選馬の成績…[4.0.0.17]
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