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有力馬に不安要素を発見!? 今週は函館2歳Sで勝負!
2017.7.22

7月は3連複強化月間!

どうも! 先週からの持ち越し金1800円を持っている馬迷男八木たかおです!

読者の皆さんの中にもパチンコを楽しんでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか? 僕は10年ほど前まではよく打っていたのですが、最近はまったくパチンコ店へ行かなくなりました。理由はいろいろあるのですが、一番は時間がないことですかね。特にCR機は大当たりの確率が低いものが多いので、大当たりを引くまでに時間がかかるし、当たったとしても投資金額を取り戻すにも時間がかかります。

僕が通っていた大学は最寄り駅から遠かったため、大学側が無料のスクールバスを走らせてくれていたのですが、そのバスに乗り遅れたときは次のバスを待つ間に停留場のすぐ脇にあったパチンコ屋さんへ。1回の大当たりの出玉は少ないけど当たる確率は高いという羽根モノと呼ばれる機種で遊んで、時々もうけてから大学へ向かうことがありました。余った玉をお菓子やお酒に交換して、友人たちと分け合ったり。玉の動きが楽しい羽根モノが好きだったなぁ。

先日、個人的に気になるニュースが報じられました。警察庁から発表されたパチンコ機の射幸性に関する新基準のニュース。パチンコの標準的な遊技時間(4時間)に客が得られるもうけの上限について、現行の十数万円から5万円を下回るよう出玉規制を強化する方針を固めたそうです。スロットなどについても同水準に規制を強化。もうけの上限を引き下げることで、負けた分を一度に取り戻そうとのめり込むリスクを減らすのが狙いだとか。政府のギャンブル依存症対策の一環なんですって。ふーん。

「出玉の上限5万円分以下」ばかりがクローズアップされますが、今回の規制強化に関する警察庁の意図は、決して出玉の上限だけに焦点を当てたものではなく、少ない出玉で遊ぶようにしていこうというものなんだそうです。確かに今のパチンコは、投資した分を大当たりで一気に取り返すという性質が高いもの。いわばハイリスク・ハイリターン。いろいろな「羽根モノ」が出回っていた時代の「遊戯」には程遠いかもしれません。

ただ、ギャンブルでは…建前上は「遊戯」であるはずのパチンコをギャンブルと表現しますが、ギャンブルでは一旦上げたレートを下げることは難しいもの。お客さんを含むパチンコ業界全体が足並みを揃えて「遊べるパチンコ」を目指すというのは現実的ではない気がしています。出玉規制がうまくいって、のんびり遊べる機種や羽根モノが増えれば、僕もまたパチンコを打ちたくなるかもしれませんけど。

それに、もうけの上限を制限することがギャンブル依存症対策につながるかは、甚だ疑問。単に投資金額を取り返せない人が増えるだけのような気がしてなりません。これで引き返せる人はそもそもギャンブル依存症にならないのでは?

競馬に置き換えて考えると、「馬券は単勝・複勝の2種類に限定する」とか「配当の上限は投資金額の100倍、つまり的中100円分につき配当1万円とする」みたいなことかも。うーん…、閉塞感を覚えます。

でも、ギャンブル依存症対策に関しては、先月、民進党の作業チームが競馬場などに未成年者が入場できないようにする施策の実施などを国や自治体に求める法案の原案をまとめたという報道もありました。「え?」と驚く施策が実際に提案されているのも事実。「これ、決めているのはギャンブルの楽しさを知らない人なんだろうなー」と思います。

僕は人生で大切なことの多くをギャンブルで学んだと自負しています。ギャンブル依存症対策は大事なことでしょうけど、偉い人たちにはあまりがんじがらめにしないようにお願いしたいですね。あと、普段競馬に触れていない人ほど、競馬をギャンブルだけの目線で見がち。スポーツの観点もあるんだから、その辺をご理解いただきたいです。…ちょっと熱くなって、普段よりも長文を書いてしまいました。

さて、先週はハンデ戦というギャンブル性の高さがウリのルールで行われた函館記念を予想しました。しかも土砂降りの雨によって馬場状態は重。「これは荒れまっせー、へっへっへ」と射幸心を煽られまくりながら中継を見て、その通りになったのですが、予想通りにはならず。

勝ったルミナスウォリアーは4コーナーで馬群の外を上がっていくときの脚が抜群。鉄砲実績の良い馬だという認識はありましたが、あそこまで走るとは。また、稍重で行われた未勝利戦で②着になったことはあったものの、これまで重馬場は未経験。実は「道悪の鬼」かもしれません。覚えておきます。

馬券の軸に据えたヤマカツライデンが7番人気で③着。期待通りにハナを奪い、直線では差し返す根性を見せてくれました。重馬場で1000m通過が60秒6ですから、ペースはちょっと速めだったかもしれませんが、よくがんばりました。いいぞ! えらいぞ! ヤマカツライデン!

なのに、②着のタマモベストプレイが抜け。3連複15万2330円を取り損ねました。天皇賞・春⑬着を「G1だから」と度外視できれば買えたのかなぁ。でも、ハンデ56.5kgってちょっと重い気がしたんだよなぁ。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」になったステイインシアトルは2番人気で⑮着。逃げそうにないことに不安を覚えて馬券から消したのですが、その不安が的中したようです。馬場もこの馬には合わなかったかもしれません。そもそも予想しているときに「雨」という項目がまったく抜け落ちていたんですけどね。

ちなみに今回馬券に入れた馬たちの成績は、ルミナスウォリアー①着、ヤマカツライデン③着、ケイティープライド⑤着、サトノアレス⑥着、サクラアンプルール⑨着、ツクバアズマオー⑩着、マイネルミラノ⑪着、スーパームーン⑯着。1番人気に支持されたサトノアレスの敗因は道悪と中1週あたりですかね。期待の大きい馬だけに残念でしたが、巻き返しに期待しましょう。



今週の日曜メインは中京記念函館2歳S函館2歳Sに限らず、この時期の2歳戦はデータが少なくて力関係の比較が難しいのが難点。一方、中京記念はデータの多い古馬の一戦。でも残念ながらハンデ戦。

「さて、どちらにするか…」とそれぞれのレースの登録馬と人気になりそうな馬の参考レースを見ていたところで「おやっ? この人気になりそうな馬、アレがアレみたいだから、ひょっとすると凡走もあるのでは…」と気づきました。なので、今週のターゲットレースは函館2歳Sに決定! 何に気づいたのかは後ほど。その「気づいたこと」が発見だったのか、妄想だったのかはレース後。まずは読者の皆さんから届いた函館2歳Sの狙い馬」をご紹介。能力比較の難しいレースをどう分析していただいたんでしょうか?

ハカセセブンさん
カシアスに期待します。メンバー1の時計も出してますし、2戦して体もできているみたいなので、中心にできるのではないでしょうか?」

なおくんさん
「内枠に入ればカシアス。最近調子の上がらない浜中騎手ですが、ここからグイグイお願いします。自分の馬券の調子も」

カシアスは新馬戦②着のあと、未勝利戦を快勝。逃げて差された新馬戦から一転、控えて内々を余裕たっぷりに追走し、直線を向いたところで馬の間を抜けるおしゃれな競馬。サッカーで言えばセクシーフットボール・野洲高校。今回は6枠11番とやや外めの枠に入りましたが、あのレース運びができれば好勝負必至。セクシーな走りを期待しましょう。

シンゲンさん
ナンヨープランタンが軸に最適だと思います。新馬戦で負かしたカシアス、リンガラポップスが未勝利を勝ち上がったことでレースのレベルも低くないことを示しました。控えて競馬が出来るのも強みです」

ナンヨープランタンは新馬戦で外から末脚を伸ばして差し切り勝ち。②着がカシアスで、③着がリンガラポップス。負かした馬が次戦で勝ち上がっているのですから、この馬の評価も上がります。今回もそこそこ人気を背負いそうですが、実は「おやっ?」と思ったのはこの馬。レース映像をチェックすると跳びが大きいタイプのように見えました。新馬戦は9頭立ての7番枠。外めの枠からスムーズにレースを運べましたが、跳びが大きいタイプの特に若い馬って内に入ると力を出せないことがあるんですよね。「枠順発表前だけど、内枠だと凡走することもあるかもなぁ…」内に入りました。1枠2番。もちろん僕の予想が空振りする可能性も大いにあるので、馬券から消しはしませんが、軸にはしません。

いちひでさん
「まったくわからないので騎手で買おうと思います。ルメールが騎乗するベイビーキャズでどうでしょう」

そんな買い方も2歳戦では効果的かもしれませんねw ベイビーキャズは函館最初の新馬戦を勝った馬。芝1000mでやや出遅れながらも中団をキープ。直線に向くと最後までしぶとく脚を伸ばしました。2戦目でゲートを上手に出れば、もっと楽にレースができるかもしれません。

ピンクカメオさん
「先週の函館記念はかすりもしなかった。今回はなんとか挽回を。散々悩みましたが、軸はジェッシージェニーにします。2歳重賞なので相手は手広く。荒れる事を期待しつつ、頑張れ菱田君」

ジェッシージェニーは福島芝1200mの新馬戦を勝ち上がってきました。今回は同コース・同距離の新馬戦を勝ってきたパッセも出走していて、2頭の勝ちタイムを比べるとパッセの方が0秒3上回っています。上積みもあるはずなので単純にタイムだけで実力差を決めつけることはできませんが、勝ちタイムだけでなく、テンの3ハロンも、上がり3ハロンも上回っていたパッセの方に魅力を感じるんですよねぇ。

それでは展開を予想しましょう。逃げそうなのはダンツクレイオー(馬番10番)。意外と単騎逃げになるかも。

その後ろでサンダベンポート(馬番1番)、パッセ(馬番4番)、ベイビーキャズ(馬番5番)、アリア(馬番7番)、ウインジェルベーラ(馬番8番)、カシアス(馬番11番)、リンガラポップス(馬番12番)などが先行グループを形成。

中団にナンヨープランタン(馬番2番)、デルマキセキ(馬番3番)、ヤマノファイト(馬番9番)あたり。

後方待機は出遅れた馬w

ダンツクレイオー(馬番10番)のスタートと二の脚が速い上、有力馬が控えて競馬できそうなので、ペースは1200mにしては落ち着きそうです。前に行った馬・行ける馬が有利とみます

では買い目を発表します! 1枚目は、3連複でカシアス(馬番11番)1頭軸流し。相手はナンヨープランタン(馬番2番)、パッセ(馬番4番)、ベイビーキャズ(馬番5番)、アリア(馬番7番)、ウインジェルベーラ(馬番8番)、ダンツクレイオー(馬番10番)の6頭。15点×各500円で計7500円

2枚目は、3連複でダンツクレイオー(馬番10番)とカシアス(馬番11番)の2頭軸流し。相手はパッセ(馬番4番)、ベイビーキャズ(馬番5番)、アリア(馬番7番)の3頭。3点×各100円で計300円。2枚合わせて7800円です!

今回の自信度は80%。難しい2歳戦ですが、馬券の軸は信頼していいはず。先週からの持ち越し金1800円を加えて7800円の勝負です。

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。アリア(馬番7番)は新馬戦で逃げたダンツクレイオー(馬番10番)をクビだけ交わして勝ち上がり。勝負どころの手ごたえの割によく伸びた印象。2戦目でレースに慣れれば、さらに良くなってきそう。

ウインジェルベーラ(馬番8番)の新馬戦は馬群の外めを追走しての勝利。うまく立ち回ることができれば、ここでも通用してもいいはず。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」スズカマンサク(馬番13番)とリンガラポップス(馬番12番)の2頭。

スズカマンサク(馬番13番)は新馬戦で逃げてメンバー最速上がりタイムを記録しましたが、今回はダンツクレイオー(馬番10番)の方がテンに速そう。控えてあの脚を使えるかどうかが不安です。

リンガラポップス(馬番12番)は新馬戦で控えて③着に敗れたあと、未勝利戦を逃げて①着。現状は逃げた方が力を出せるのかも。でも、この馬もダンツクレイオー(馬番10番)が厄介な存在。

今週行われる函館2歳Sは昨年、三浦皇成騎手レヴァンテライオンで勝ったレース。その直後の落馬事故によって長らく休養していますが、いよいよ次の札幌開催での実戦復帰となりそうです。肋骨9箇所、骨盤5箇所の骨折だったとか…。長きにわたる治療・リハビリを乗り越えた精神力に頭が下がる思いです。華のある騎手の復帰を楽しみに待ちたいと思います。

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現在の回収率…44.7%(目標100%)
特選馬の成績…[4.0.0.21]

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