独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン


8月の3連単勝負最終週で、念願の的中はなるか!?
2017.8.26

8月は3連単強化月間!

どうも! 馬迷男八木たかおです!

子供の頃、先生たちが言っていた「家に帰るまでが遠足です」。意訳すると「遠足だからって浮かれて寄り道していないで、とっとと帰れよ!」となるので、今思えば「子供たちを信用していなかったのでは?」と思います。まあ、小学生なんて自分の興味のある方向へ鉄砲玉のようにぶっ飛んでいきますから、それも致し方なし。

「勝つと思うな。思えば負けよ」という歌もありました。美空ひばりさんの「柔」。「負ける」と思ったら勝てないのに、「勝つ」と思ったら負けるなんて、もうこの世は「負け」だらけ。「8時だョ! 全員集合」の加藤茶さん風に言えば「ババンババンバンバン! 油断すんなよ!」ということなんでしょうけど、「無」だったらどうなのか? それはそれでボーッとしちゃって負けそうな気がします。

そして今、「家に帰るまでが遠足です」「勝つと思うな。思えば負けよ」という言葉を深く噛みしめているのが広島カープファン。今月8日にマジック33が点灯。球団史上最速での点灯に「優勝も球団史上最速で!」というムードになりましたが、なんのなんの。今週の横浜DeNAベイスターズさんとの3連戦で、3夜連続のサヨナラ負けという派手な負け方を喫しました。

しかも1戦目は、3点をリードしていた9回裏、ツーラン、ソロ、ソロの3者連続ホームランでひっくり返されるという、ドラマや漫画などだったら「そんなことあるかい」というご都合主義的な展開。

「切り替えていこう」と臨んだ2戦目は、横浜スタジアムで現地観戦。目の前で見事なジャンピングキャッチと引き換えに担架で運ばれていく鈴木誠也選手を見送りました。プロ野球ではシーズン中に主力の誰かがケガをすることは十分想定される事態。でも、カープの場合は鈴木選手が戦線離脱すると、攻撃力だけでなく、守備力と走力もパワーダウンするんですよね。「明日からは新井選手、エルドレッド選手、松山選手の日替わり4番体制かな」と不安がっていたら、序盤の5点リードをひっくり返されてサヨナラ負け。

最悪のチーム状況で迎えた3戦目に至っては、完全にベイスターズさんに飲まれた雰囲気の中、最後は名手・菊池選手の前に飛んだ小飛球がバウンドした瞬間イレギュラー。菊池選手が捕球し損ねた隙を突いて3塁ランナーが生還してサヨナラ負け。「ドカベン」殿馬の秘打のような打球も飛び出しました。全部、水島新司先生が悪い。そう思いたい…。

普段起こらないことが次々に起きた悪夢の3日間。選手たちは油断したわけじゃないでしょうし、優勝を意識して硬くなるような時期でもありません。長いシーズンと夏の暑さによる疲れもあるでしょう。それでも、ふんどしを世界的スーパーモデルの腰回りみたいに細くなるまでクッと締め直さざるを得ません。それは選手だけでなく、ファンも同じ。5月には9点差をひっくり返された試合もありましたし、近いうちに「今シーズンは大変だったなぁ」と思える日が来るといいんですけどねぇ。カープファンって本当に大変です。楽しいですけどねw

8月3週目。「いくら3連単でも、そろそろ当たるんじゃないの?」という淡い勝利への期待を抱いた札幌記念もあえなく返り討ち。「勝つ!」じゃなくて「勝つといいなぁ…」くらいに思っていてもやっぱり負けます。神様の「勝ちたいセンサー」はすごいな! すぐに見つかっちゃう!

勝利を意識していたであろう人気馬たちは、1番人気のヤマカツエースこそ③着に踏ん張ったものの、それ以外の馬は意外な凡走。そのヤマカツエースも現状では、勝ちに行くと詰めが甘くなるところがあるようですね。今回は休み明けの分もあったでしょうから、秋のG1では研ぎ澄まされた姿を見せてくれるでしょうか。

せっかくヤマカツエースの③着を予想した馬券を買えていたのに、①着のサクラアンプルールも、②着のナリタハリケーンノーマークサクラアンプルールは直近2走で大きな着順でしたが、函館記念(⑨着)は道悪、大阪杯(⑬着)はG1ということで度外視できたら馬券に入れられたかもしれません。

しかし12番人気・ナリタハリケーンの激走はどうすれば見抜けたんでしょうか? 巴賞でも、しんがり8番人気で③着に好走していたので、調子の良さにかける手はあったかもしれません。でも、過去の成績をみると函館・札幌の芝コースで目立った良績もありませんし、洋芝適性があるとは思わなかったですねぇ。

札幌記念で馬券に入れた馬たちの結果は、ヤマカツエース③着、サウンズオブアース④着、エアスピネル⑤着、ロードヴァンドール⑥着、マウントロブソン⑧着、ツクバアズマオー⑪着、マイネルミラノ⑬着。こうして見ると、休み明けの馬が多かったとはいえ、人気馬たちがちょっとだらしなかった気がします。サウンズオブアース、エアスピネル、マウントロブソンあたりにはもう少しがんばってもらわないと、秋の楽しみにつながりませんね。さらなる成長と巻き返しに期待しましょう。

ちなみに、気になったけど最後に消した馬「特選馬」アングライフェンは7番人気で⑨着。差し脚を警戒しましたが、このメンバーに入るとやはり苦戦しました。



これで8月に入って3連敗。凹む面もありますが、カープと同じでちょっとうれしいかもしれませんw でも、カープはその後2連勝中。あやかりたい、あやかりたい。そんな中、読者さんからこんなメッセージが。

だいごろうさん
「3連単って当てに行く馬券ではなく、当たるのを待つ馬券です。1着固定をしているとハナ差で2着になったりして悶絶します。なので1頭軸相手5頭をオススメします。気楽に相手を選んで、入るのを待ってみてはどうでしょうか?」

なるほど。買い目が増えることには目を瞑って、網を広げて引っ掛かるのを待つのが3連単の極意かもしれませんね。特に混戦の時には有効かも。参考にさせていただきます。投手がピンチを招いた時にマウンドへ駆け寄る投手コーチのようないいタイミングでのアドバイス、ありがとうございます!

さて、今週は新潟2歳SキーンランドCの2重賞が日曜に組まれています。注目の度合いでは年末と来年のG1を占う新潟2歳Sの方が高そうですが、キャリアの浅い馬たちの一戦である上、WASJによって乗り替わりも多数発生。より難易度の上がった新潟2歳Sよりは、キーンランドCの方を選択。こちらも13頭中11頭が前走から乗り替わっていますが、参考成績が2歳戦より多いので力の比較はしやすいはず。

それでは読者の皆さんから届いたキーンランドCの狙い馬」のメッセージをご紹介しましょう!

ティアラさん
「外枠に入ったのが良いと思うので、メイソンジュニア軸でいきます。負け越し中なのでここは当てたいです」

短距離戦線で存在感を示してきたメイソンジュニアは、前走・CBC賞で初めて古馬と対戦して⑫着。ただ、勝ったシャイニングレイから0秒7差。着順ほど大きく負けていません。叩いた上積みと3歳の成長度に期待する手はありそうです。

色気無しババアさん
「三浦騎手に期待してブランボヌール本命で。一番の注目はモレイラ騎手がシュウジをどう乗るかですね」

昨年のこのレースの勝ち馬・ブランボヌールは連覇に挑む一戦。昨年は51kgでの勝利でしたが、今年は55kg。この4kg差は無視できません。この斤量の増加を、滞在効果でカバーできるかどうか。

すばる豪さん
ヒルノデイバローが本命です。3連単の軸にします。6歳になりましたが、兄マンハッタンスカイも長く活躍し、北海道シリーズでも好走した。本年は成績が安定していて、馬場が良ければ、力は上位」

ヒルノデイバローは約3か月の休み明けだった前走・UHB賞を②着。直線に入ったあたりでは、内にいた勝ち馬イッテツよりも手ごたえが良さそうに見えましたが捉えきれませんでした。休み明けの影響だったんですかね? 今回は前走よりも斤量が1kg増えますし、相手も強くなった印象。2走目の上積みでどこまで。

ハカセセブンさん
ナックビーナスに期待します。今回は、ひと桁馬番で先行しやすい枠になりました。斤量もいいですし、鞍上も横山典騎手で申し分ないです。休み明けで、テンションと馬体は当日注意ですが、1、2着付けで勝負します」

ナックビーナスはスプリント路線に限ればオープン特別から重賞まで、まずまずの安定感。実力的には通用していいはずですが、昨年のこのレースは51kgを背負って⑤着。54kgを背負う今年は、もうひと押しが必要かもしれません。前々走・オーシャンS②着くらい走れば勝ち負けになりそうなんですが…。

河津君鼻ピーなりかね?さん
フミノムーンに期待します。前走福島でしたけど良い走りでしたし好勝負になると思っています」

フミノムーンは前走・バーデンバーデンCを勝って、ここへ出走してきました。札幌芝コースの経験は昨年、UHB賞を走って勝ち馬から0秒4差⑥着の一戦のみ。しかし、条件戦ながら函館芝コースは2回走って①着と③着。洋芝適性はそこそこありそう。前走を勝っているように状態は悪くないはずですから、不安のある人気馬に手を出すよりは、狙ってみたい1頭かも。

シンゲンさん
ライトフェアリーを買います。楽勝だった前走と同程度のタイムで走れれば、十分好走できます。よく馬券に絡んでる8枠に入ったのも、ごちゃつかない点で良いでしょう」

前日最終オッズでは単勝しんがり人気だったライトフェアリー。準オープンに昇格したばかりでの格上挑戦になりますが、その前走・1000万下のHBC賞は②着に0秒4差をつける完勝。まだまだ奥行きがありそうです。その前走の映像を見ていて、追ってからクビの高くなる面がちょっと気になりましたが、ペースに戸惑わなければ好走の可能性がありそうです。

それでは展開を予想します。スプリント戦ながらハナにこだわる馬がいない組み合わせ。イッテツ(馬番2番)、ネロ(馬番3番)、ヒルノデイバロー(馬番4番)、ソルヴェイグ(馬番11番)あたりがハナを狙いそうです。中でも、内枠に入ったイッテツ(馬番2番)が行くかも。

そのハナ争いの後ろでモンドキャンノ(馬番9番)、シュウジ(馬番10番)メイソンジュニア(馬番13番)などが追走。

中団にブランボヌール(馬番1番)、ナックビーナス(馬番6番)、フミノムーン(馬番7番)など。

後方待機はノボバカラ(馬番5番)。

ハナにこだわる馬がいないだけに、スプリント戦としてはペースが落ち着くような気がします。ただ、土曜日のレースを見ていると、差しも届く馬場状態のようです。どの馬にもチャンスがありそうですねぇ。これは混戦だわ。

では買い目を発表します! 3連単でヒルノデイバロー(馬番4番)①着付け流し・マルチあり。相手はブランボヌール(馬番1番)、イッテツ(馬番2番)、フミノムーン(馬番7番)、モンドキャンノ(馬番9番)、ソルヴェイグ(馬番11番)の5頭。

だいごろうさんからいただいたアドバイスを参考に1頭軸相手5頭作戦を使ってみました。だって、このメンバー、一長一短があって、10回走ったら10回勝ち馬が変わりそう。そんな混戦とみたからこそ、この作戦が生きるはずなのです! でも、何か抜けている馬が飛び込んできそうな気もするんだよなぁw 今回の自信度は70%60点×各100円で計6000円です!

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。イッテツ(馬番2番)は無類の札幌巧者。前走から2kg増える56kgは楽ではありませんが、コース適性全開で立ち回ってくれることを期待しました。

モンドキャンノ(馬番9番)は戸崎騎手とのコンビ復活。このコンビで昨年、新馬戦①着、函館2歳S②着と活躍しました。マイルG1や1800mのスプリングSにも出走しましたが、本質はスプリンター寄りのはず。距離短縮は好材料とみます。あとは休み明けの克服が課題。

ソルヴェイグ(馬番11番)は昨年のこのレースで④着。その後も大崩れはありませんが、ワンパンチ足りないレースが続いています。混戦ムードのここは、安定感を発揮できれば馬券圏内突入がありそうです。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」シュウジ(馬番10番)。ここ3走、大きな着順で敗れていて、なんだかスランプに陥ったようなイメージ。「マジックマン」モレイラ騎手は確かに怖いけど、走るのは騎手じゃなくて馬ですから。

さて、ここでちょこっとお知らせ。「コミックマーケット92」で先行発売された「ガールズジョッキー ラジオステークス」のピクチャードラマDVDの通信販売がスタートしました! 僕が脚本・構成を担当したラジオドラマ8話と映像特別番組を収録し、様々な購入特典もあります。エクスアーツジャパンという会社の通販サイト「えくすぽ」でぜひお買い求めいただき、騎手を目指す女の子たちの物語を楽しんでくださいませー。

「えくすぽ」
http://x-po.jp/

「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/

「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey

文化放送 超! A&G+サイト
http://www.agqr.jp/

現在の回収率…138.6%(目標100%)
特選馬の成績…[4.1.0.26]

メッセージはこちらからお願いします。
※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。