9～10月はフリースタイル! まずは新潟記念で勝負!
2017.9.2
9～10月はフリースタイル
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
今週火曜、朝5時半くらいに起きてパソコンへ向かい、ちまちまと原稿を打っておりました。自宅で作業をするときは、テレビを小さな音で付けると同時に、パソコンでラジオ配信サービス「radiko」を立ち上げてFM放送を聴くスタイルです。我ながら騒がしい感じのするスタイルですが、慣れると平気。
すると突然、テレビにニュース速報が。北朝鮮がミサイルを発射したそうで、良くない反応なんでしょうけど「またか…」と思いつつ、作業を続けていると、どうも普段と違う感じ。画面も見慣れないものになっています。ちなみに僕のスマホはJアラートも緊急メールも受信せず。調べてないですけど、受信設定をOFFにしてるのかも。座してミサイルを待つ派。
今回のミサイルはいつもの日本海に落下するタイプじゃなくて、日本を跨いで太平洋に落下するタイプ。「突然ほかの国にミサイルを撃ち込むほど北朝鮮首脳部もバカじゃないだろうし、不安があるとしたらミサイルにトラブルが起きて日本に落下するようなことがあったら大変」くらいに軽く考えていたんですが、あの時間帯って、ミサイルが落下した海域で多くの漁船が操業していたそうです。幸い被害はなかったようですが、自分が行かないところだから人がいないと思うのはダメですねぇ。想像力が足りません。
ミサイルが落下したら波が起きるだろうし、船も揺れるでしょう。男性漁師さんがトイレでおしっこしようとしたら波によって船が揺れて、便器から放物線がハミ出す事態くらいなら起きていたかも。これも立派な被害。そして余計な想像。
その頃、札幌競馬場では調教中断の指示が出て、様子を見ていたとか。競馬界にも多少の影響があったんですね。最終的に約10分間の中断で調教は再開されましたが、調教時間は通常よりも30分延長となったそうです。今頃の北海道沖の太平洋なら、僕の大好きなサンマの漁が中心でしょうし、趣味の競馬にまで影響を与えるとは! ミサイル、絶対ダメ。
そして、ミサイル報道を見聞きしていると、「そういえば、僕が競馬を見始めた頃に『なんちゃらミサイル』っていう馬が活躍していたような…」と記憶の引き出しが開きました。「ミサイル 競走馬」ですぐ検索。そうそう! セントミサイル! 父セントシーザーに流れた月日を感じさせます。1993年のクリスタルC勝ちのほか、小倉3歳S③着、マイル戦だった京成杯③着など重賞で活躍しました。ずーっと思い出すことがなかった馬ですけど、ひょんなことから思い出せました。この馬、ちょっと好きだったんですよねぇ。懐かしいなぁ。うれしいなぁ。でも、ミサイル、絶対ダメ。
まあ、こんな呑気な文章を書いていられるのは、ミサイルが飛び越えていっても、まだ平和だということですよね。亡くなった祖父・祖母は、B29から落とされる焼夷弾を避けて命からがら防空壕に駆け込んだという話を涙ながらに話してくれました。そんな祖父・祖母の体験が、僕がこの世に生を受けたことにつながっているという事実を噛みしめながら、改めて競馬を楽しめる平和と自由に文章を書ける幸せがあることを実感します。そして同時に、そんなことを実感してしまう危機感もあるんですよねぇ。「当たり前」であって欲しいんですけどね。「平和ボケさせてよ!」っていう話です。「かーんち、平和ボケしよ!」 「東京平和ボケラブストーリー」を一瞬考えましたが、どう展開していいのか分かりませんでした。
さて先週はキーンランドCの馬券を購入。「当たり前」のようにハズしました。慣れてますけど! 「はずれボケ」してますけど!
ゴール前は、内ナックビーナスと外ソルヴェイグが馬体を離して競り合っているところに、後方からレースを進めたエポワスが2頭の間からスパッと伸びて差し切り勝ち。2番手からレースを進めたソルヴェイグが②着で、逃げたナックビーナスが③着ですから、1頭だけ伸びてきたエポワスを褒めるしかありません。毎年北海道シリーズで活躍する馬ですが、今年は9歳。「さすがに今年は…」と思ってノーマークにしたのが大失敗。9歳で重賞初勝利ってすごいなぁ。競馬界の山本昌です。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」シュウジは3番人気でしんがり⑬着。直線を向いたところでは3番手につけていたのですが、そこから逆噴射的に下がっていきました。自分からやめちゃっているんですかねぇ。やはりスランプのようです。
僕が馬券に入れた馬は、ソルヴェイグ②着、フミノムーン④着、モンドキャンノ⑥着、イッテツ⑨着、ブランボヌール⑪着、ヒルノデイバロー⑫着。馬券の軸に据えた馬がブービー⑫着なんですから完敗です。
ヒルノデイバローは後方からレースを進めるも、3コーナー過ぎで四位騎手の手が激しく動いていました。このメンバーでも互角に戦えると思っていたんですが、状態が良くなかったんですかねぇ。
そして、あと1か月もするとスプリンターズSがあるんですが、今回のキーンランドCで敗れたメンバーは苦戦しそうな気がします。成長ぶりを見せてくれた馬がいませんでしたから、今年の高松宮記念上位組や別路線組を有力視するのが筋かと。
8月は3連単に挑んだわけですが、4週全敗に終わってしまいました。やはり難しいですねぇ。あと、どうしても買い目が増えてしまうので、自信のないレースでも購入額が増えます。まだまだ研究が必要。
で、月が替わって、今月9月と来月10月はフリースタイル。要するに、すべての賭式を駆使して勝負します。ま、そもそも馬券ってそういうものなんですがw 「ここぞ」というときに3連単を買って当たるとかっこいいんだけどなぁ。ユン・ピョウみたいにかっこいいんだけどなぁ。「かっこいい人」を思い出そうとしたら、昔映画館で観た「スパルタンX」のユン・ピョウが脳内から出てきたので、そのまま使用。ユン・ピョウを知らない人は「ユン・ピョウ かっこいい」で検索。
さて今週は、日曜に小倉2歳Sと新潟記念。土曜の札幌2歳Sはロックディスタウンが馬券の軸として信頼できそうですが、今週は作業が多くて金曜日に当コラムの原稿をアップするのは間に合いそうにありませんでしたw(編注・勝ちましたね) なので、日曜の2重賞のいずれかを中心に考えましたが、小倉2歳Sは人気になりそうなモズスーパーフレアがもしハナへ行かなかった場合に、どうなるのかが未知数。ここはやむを得ずハンデ戦の新潟記念をターゲットレースに。
それでは読者の皆さんから届いた「新潟記念の狙い馬」をご紹介していきましょう! 1番人気もトップハンデも苦戦することが多いレースですが、今年はどの馬から入りましょうかねぇ。
ハカセセブンさん
「ロイカバード軸に3連複で勝負します。前走は57.5キロの斤量で2着ですし、斤量が減る今回は期待十分です。格上挑戦になりますが、最強4歳世代で、重賞でも良い勝負してますし、オープンや重賞でも勝てる力はあると思います」
万爆ノリさん
「ロイカバードに期待します。前走佐渡S2着も過去5年の新潟記念で、勝ち負けできるような時計!」
3歳の頃から期待されているロイカバードですが、成績的にはその期待に応えられていません。前走・佐渡Sはトップハンデ57.5kを背負って、ロッカフラベイビーから半馬身差の②着。前走を勝ち損ねたことで、今回のハンデがちょっと軽くなるかと思っていたら55kg。同じく佐渡Sからここへ出走してきたロッカフラベイビーが据え置きの52kgですから、それと比べたら有利なんですが、微妙な感じ。
シンゲンさん
「ソールインパクトから買います。最近はディープ産駒が好走するレースです。ハンデも据え置きで再度重賞でも善戦出来るのではないでしょうか」
はんぺんさん
「軸馬はソールインパクトです。穴馬をたくさん加えて万馬券狙います」
ソールインパクトは準オープンの身ながら、前走・七夕賞で勝ったゼーヴィントから0秒3差の③着。準オープンの馬ということでハンデは53kgですし、前走の福島よりも直線が延びる新潟はこの馬にとって好材料のはず。大野騎手が引き続き騎乗することも好印象。侮れない1頭です。
河津君鼻ピー覚悟さん
「タツゴウゲキを軸にします。前走デムーロ騎手の乗り替わりで秋山騎手の好騎乗が光りましたし、このレースを勝ってサマー2000シリーズチャンピオンです」
小倉記念を勝ったタツゴウゲキは、秋山騎手との即席コンビでの勝利でしたが、今回もコンビ継続。チャンスを生かした秋山騎手はお見事でしたし、このコンビでサマー2000シリーズを優勝すると素敵なドラマだと思います。M・デムーロ騎手は気の毒ですがw 今回のハンデは小倉記念から3kg増の55kg。楽ではありませんが、馬格があるのでこなしてくれることに期待してもよさそう。ただ、末脚のキレ味がイマイチの馬だけに、決め手勝負になった時に心配はあります。
すばる豪さん
「ウインガナドルを本命にします。実力としては一枚下な感じはしますが、雨予報、斤量差、展開の利で狙います。逃げたい馬も少なく先行馬のマイネルフロストも雨で荒れた内は通りたくないはず。スローで先行し、他馬が外外を回る中、内にぴったりつけて逃げれば斤量差で粘りこめるはず。粘りのあるステイゴールド産駒で、重い馬場、荒れた馬場も気にしないはず。この馬から穴馬にワイドで流して高配当を狙います」
台風15号が東へ大きくそれたため、天気予報が変わってしまいましたね。今日・土曜の新潟はいいお天気でしたが、日曜も晴れ予報です。大外枠に入ったウインガナドルですが、先行力は大きな武器。関屋記念のように、意外と先行馬同士の組み合わせで決まる可能性も考えておきたいです。
いちひでさん
「ダービー3着馬の力を信じてマイネルフロスト!」
今シーズン、ローカル重賞で安定感を見せているマイネルフロスト。ハンデ57kgですが、それはいずれも②着にがんばった3走前・新潟大賞典と前走・七夕賞と同じ。自慢の先行力と粘りで、ここでも好走すれば秋のG1シーズンでも期待が膨らみます。でも、頭までは難しそうなので、ヒモで馬券に入れておく感じですかね。
ピンクカメオさん
「競馬に絶対はない。ハンデ戦の新潟記念。波乱になって欲しい。マイネルスフェーンの1着固定で。アストラエンブレムは強いけどここは頑張って欲しい。頑張れ、丸田君」
マイネルスフェーンの①着固定なら馬単でも恐らく全部万馬券。自信があるなら総流しがオススメです。②着、③着でも高配当が期待できそう。前走・ラジオNIKKEI賞はハンデ56kgを背負って、勝ったセダブリランテスから0秒7差の⑤着。今回は52kgと斤量は大幅減。軽量を生かした立ち回りに期待する手はありそう。
pokalさん
「シャドウウィザードの複勝で。木幡巧也騎手に乗り替わりで1発ありそうなので。かなり面白いと思います」
シャドウウィザードは今回、ハンデ51kg。このハンデは魅力ですが、人気は皆無。前走より相手は一層強くなるので、先行力・決め手ともややパワー不足のこの馬にとっては苦戦が予想されます。調子の良さでどこまで。
それでは展開を予想しましょう! 大外枠から果敢にウインガナドル(馬番17番)がハナに立ちそうです。マイネルフロスト(馬番12番)はむしろ逃げたくないはずなので態勢はあっさり決まりそう。
その2頭の後ろに、タツゴウゲキ(馬番1番)、ハッピーモーメント(馬番6番)、アストラエンブレム(馬番11番)などが追走。
中団にルミナスウォリアー(馬番2番)、ロッカフラベイビー(馬番4番)、ロイカバード(馬番5番)、ソールインパクト(馬番10番)、トーセンバジル(馬番13番)あたり。
後方待機はトルークマクト(馬番16番)。
各騎手が長い直線を意識して、前半はペースが上がらないはず。人気のアストラエンブレム(馬番11番)も距離にやや不安があるので、積極的に前を捕まえに行くことなく、じっくり構えそう。関屋記念と同様、意外と前が楽な展開になるかもしれません。新潟外回りなので決め手のある馬に目が向きますが、先行馬もしっかり馬券に入れたいですね。
では買い目を発表します! 3連複でマイネルフロスト(馬番12番)1頭軸流し。相手はロッカフラベイビー(馬番4番)、ロイカバード(馬番5番)、フルーキー(馬番8番)、ソールインパクト(馬番10番)、アストラエンブレム(馬番11番)、ウインガナドル(馬番17番)の6頭。
今回の自信度は80%。能力を出し切れればマイネルフロスト(馬番12番)の軸は信頼できるはず! 15点×各400円で計6000円です!
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。ロッカフラベイビー(馬番4番)は、前走・佐渡Sでロイカバード(馬番5番)に勝利。この2頭は同等の評価をしたいと思います。決め手が求められる展開になれば、軽ハンデがさらに生きそう。
フルーキー(馬番8番)はややピークが過ぎた感がありますが、新潟外回りの2000mは得意。人気がなさそうなので狙ってみます。
アストラエンブレム(馬番11番)は初の2000m戦。距離が不安ですが、能力はこのメンバーの中でも上位とみました。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はタツゴウゲキ(馬番1番)。やはり一気の3kg増は心配。新潟が向くイメージもないんですよねぇ。
新潟記念も気になりますが、広島カープも気になります。かなり苦しい戦いが続いていて、阪神タイガースさんの猛追もあります。そろそろ神宮球場へ応援に向かう時間になりましたので、このへんで失礼させていただきます。
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現在の回収率…133.7%(目標100%)
特選馬の成績…[4.1.0.27]
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