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毎日王冠は懲りずに先週と同じ作戦で!
2017.10.7

9~10月はフリースタイル

どうも! 馬迷男八木たかおです!

東京は今週から半袖の服では肌寒さを覚える気温になりました。長袖の服たちの出番。僕は暑いのが嫌いな上に汗っかきなので、もうしばらくの間、半袖でも構わないのですが、周囲の人はみんな長袖。学校に必ず1人はいた「1年通して半袖小僧」のような目で見られかねません。まあ、見られても構わないんですけど、仕事などで面識のない人と会った時に、「この人、いろんな意味で大丈夫かな?」と、相手に余計な不安を与えないためには長袖を着た方がいいかなと思って、僕も今週から長袖です。

「1年通して半袖小僧」は、僕の実家がある神戸では当たり前にいたんですが、皆さんの地域にもいましたよね? 北海道や海外・アイスランドにもいるんでしょうか? もしいたら、気合い入りまくりですな。

「汗っかき」の僕は気温だけでなく、辛い物や熱い物を食べても汗をたっぷりかきます。それも頭と顔を中心に。女優さんたちはどんなに暑くても顔に汗をかかないと言われますが、僕は「逆女優体質」と言っても過言ではありません。汗腺の活動ぶりも、性別も逆。

そして今週、体質的に結構困ったことがありました。仕事で激辛のカレー店を紹介する映像をチェックしていたんですが、映像を見ているだけで汗がドバーッ。「じわっ」という感じではなく、滴るほどの量で。なるべく外でカレーやスパイシーな物を食べないように控えているんですが、仕事先で映像を見ないわけにはいきません。「きゃー、のび太さんのスパイシー!」顔を手で覆って隠しても、おっさんではノープリティーでターンエンド。「日本をインドにしてしまう」をマニフェストに掲げた有名バンドもいますが、そうなったら僕はおしまい。毎日汗だくです。ハヤシライス派として生きていきます。でも、熱い物でも汗をかくんだよなー。詰んだー。

「見ただけで汗をかく」という現象は、自己暗示の一種なのか、はたまた条件反射のいわゆるパブロフ・ワンワン状態なのかは分かりませんが、まったくもって困りもの。汗をかくだけじゃなくて、食べた気分になってお腹もいっぱいになればいいのに。そうすれば、食費を馬券に回せるんですけどね。

残念な結果に終わった凱旋門賞。レース前のサトノダイヤモンドに太陽の画像をずーっと見せていたら、「いい天気だ! 良馬場だ!」と勘違いして好走してくれた可能性もあるのでは? やってみる価値は…まあ、ないですね。

ただ、いい意味での自己暗示はアスリートにとっても実力を出すために大切だといいます。先週のレッドファルクスは、「俺は歴史的なスプリンターだ…歴史的なスプリンターだ…」と何度も頭の中で繰り返していたのかもしれません。

正直、ここまで強いとは思いませんでした。直線を向いたところで「この位置からは頭まで届かない! ②着か③着で来い!」と自分の馬券至上主義・マイ馬券ファーストな考えを持っていたら、坂上で一気に先頭へ。届くんかーい!

G1になってからはサクラバクシンオーロードカナロアに続く3頭目のスプリンターズS連覇。歴史に名を残しました。今年のJRA賞最優秀短距離馬は、セイウンコウセイサトノアラジンとの争いになりそうですが、成績の安定感でレッドファルクスが有利かも。来年はフェブラリーS参戦のプランもあるようで、まだまだ楽しませてくれそうです。でも、休み明け&末脚勝負の馬だけに、やはり取りこぼしが心配。人気になるようなら、懲りずにまた②着・③着付けでw

②着のレッツゴードンキは、「最内から抜け出す競馬が理想」という先週の当コラムがそのまま岩田騎手に伝わったようなレース運びを見せてくれました。「やった!」僕もそう思ったし、岩田騎手もそうだったでしょう。ゴールに飛び込む直前、外を見た岩田騎手。そのときの悲しみは如何ばかりか。岩田騎手! 100点満点の騎乗でしたよ! 相手が悪かったっす。

③着・ワンスインナムーンもよくがんばりました。前半3ハロン・33秒9、4ハロン・44秒8という楽ではないペースを自ら刻んでゴール直前まで踏ん張りました。石橋脩騎手の腹をくくったような気持ちのいい逃げ。まあ、それがレッドファルクスの決め脚を招いてしまった面は否めませんw

勝ち馬の末脚は衝撃的でしたが、スノードラゴンの④着好走にもびっくり。9歳にして大健闘。この馬のつかみどころのない感じが割と好きなんですよねぇw

気になったけど最後に消した馬「特選馬」ダイアナヘイローは4番人気でブービー⑮着。4連勝で重賞を制した勢いで乗り込んできましたが、今回は跳ね返されてしまいました。まだまだ4歳。これからです。スノードラゴンの半分も生きていませんw

今回馬券に入れた馬の成績は、レッドファルクス①着、レッツゴードンキ②着、メラグラーナ⑦着、ダンスディレクター⑧着、セイウンコウセイ⑪着、ファインニードル⑫着、モンドキャンノ⑭着。馬連ならね…。そう馬連なら…。えーっと払い戻しは1760円。悪くなかったのにね…。



今週から東京&京都開催。「競馬の秋」の開幕です。それがいきなり3日間開催で、しかも月曜日には盛岡でマイルチャンピオンシップ南部杯まであります。なんてステキな3日間! ショッピングモールの宣伝文句みたいになってしまいましたが、上手に仕事の締め切りをごまかしながら楽しみたいと思います!

今種のターゲットレースは毎日王冠! 主役がはっきりしているレース! そして少頭数! 主役の扱いさえ間違いなければ的中に近づけるはず。まずは読者の皆さんから届いた毎日王冠の狙い馬」をご紹介しましょU! 「しましょう」と打とうとしてキーボードをミスタッチしたら、若者っぽくノリのいい感じの表記になったので、そのまま残してみました!

ハカセセブンさん
グレーターロンドンを中心にします。東京は得意ですし、鞍上も好成績で、斤量56キロなので、期待大です。G1馬も出ますが、重賞級の力は持っていると思うので、この斤量なら勝てる可能性もあると思います。3連複の軸として買いたいと思います」

シンゲンさん
グレーターロンドンを狙います。メンバーを見ると、積極的に逃げたい馬はおらずスロー濃厚。馬群一塊から直線叩き合いなら、この馬の出番です。ほとんどのレースで上がり33秒台をマークする切れと56キロの恵量ならチャンスだと思います」

グレーターロンドンは一昨年の10月から5連勝をマーク。安田記念も④着と健闘しました。5歳ながらここまで8戦しかしていないので、まだまだ伸びしろはあるはずです。今回は逃げ馬のいない組み合わせ。しかも少頭数。スローが濃厚。時計のかかる展開で、さらに瞬発力勝負になれば実績馬に一泡吹かすことは可能かもしれません。ちょっと気になることを言えば、この馬、爪に不安があるんですよね。4か月の休みを挟んだ今回、重めが残らないかやや不安。当日の馬体重をチェックしたいですね。

モグリキャップさん
リアルスティールが本命! 理由は好きだから。自分は温泉街で休養中だし、2着でも無問題!」

海外G1勝ち馬がここから始動。ドバイターフを鼻出血で直前回避したため、今年はまだ1戦のみ。その中山記念が⑧着というモヤモヤの残る結果だったため、ファンの皆さんはこの秋シーズンに存在感を見せて欲しいのでは? ただ適性やら好走条件やらが何となく分かりづらいキャラクター。東京芝1800mは問題ないはず。そうすると精神面に課題があるのか? 能力的には勝っても不思議ではないですが…。

万爆ノリさん
「並みいるG1馬に挑むが、ここは馬券内にということであればアストラエンブレムが堅いのではないかと思う。3連単マルチの軸に!」

オープン特別とG3で3走連続で1番人気・②着と、馬券の軸としてはこれ以上ないキャラを発揮しているアストラエンブレム。このあたりでいよいよ初重賞制覇の可能性もありそうですが、今回は相手が自分史上最強。アストラエンブレムにとっては修羅の国にやってきたような気分かもしれません。でも、逃げ馬のいない組み合わせ。先行力を生かしてハナを奪う作戦もありそう。相手なりに走れる安定感も魅力。一角崩しどころか、一発大ホームランまであるか?

それでは展開を予想しましょう! ハナはアストラエンブレム(馬番4番)もしくはヤングマンパワー(馬番9番)とみます。ソウルスターリング(馬番1番)のハナも考えましたが、先々を考えると逃げる競馬を経験させたくないはず。

ソウルスターリング(馬番1番)、ダイワキャグニー(馬番3番)、リアルスティール(馬番8番)あたりが先行。

中団にはマカヒキ(馬番2番)、グレーターロンドン(馬番7番)など。

後方待機はヒストリカル(馬番5番)、サトノアラジン(馬番12番)。

いかにもペースが落ち着きそうなメンバー構成。アストラエンブレム(馬番4番)とヤングマンパワー(馬番9番)がダチョウ倶楽部的「どうぞどうぞ」でハナを譲り合う形になりそうです。ヤングマンパワー(馬番9番)は瞬発力勝負を避けたいとみますが、逃げた場合でもこのメンバーを相手にハイペースを作りたくないはず。スプリンターズSで肉を切らせて骨を断つ逃げを見せた石橋脩騎手ですが、今回は馬が違います。

ソウルスターリング(馬番1番)が引っ掛からなければ、各馬がじっくり構えて淡々と流れそう。そのまま4コーナーを回り、直線を向いて用意ドン。金曜の夜から朝にかけて、東京は大雨が降りましたが、今日・土曜日の時点で芝は稍重まで回復。明日のメインレースの頃には良への回復もありそう。そうなると開幕週、落ち着いたペース、少頭数、東京の乾きかけの芝コースと、内有利の満貫です。内を通る馬・狙う馬を見つけたいですね。

それでは買い目を発表します! 1枚目は、3連単でソウルスターリング(馬番1番)②着付け流し・マルチ無し。相手はダイワキャグニー(馬番3番)、アストラエンブレム(馬番4番)、リアルスティール(馬番8番)、ウインブライト(馬番11番)、サトノアラジン(馬番12番)の5頭。

2枚目は、3連単でソウルスターリング(馬番1番)③着付け流し・マルチ無し。相手はダイワキャグニー(馬番3番)、アストラエンブレム(馬番4番)、リアルスティール(馬番8番)、ウインブライト(馬番11番)、サトノアラジン(馬番12番)の5頭。

懲りずにソウルスターリング(馬番1番)の取りこぼしを拾いに行く馬券ですw 今回の自信度は65%20点×各100円で計2000円を2枚! 2枚合わせて4000円! 残った2000円は来週に持ち越します!

ソウルスターリング(馬番1番)にここまで触れていません。オークスの鮮やかな勝ちっぷりと勝ち時計の速さと、今回の53kgの軽量を考えれば、あっさり勝たれても不思議ではありません。ただ、やはり古馬G1級との初対戦ですし、落ち着きそうなレースの流れもこの馬にはやや不安。前日最終オッズで単勝2.0倍ほどの信頼感はないと思うんですけどねぇ。なにより馬券的妙味がありません。

ダイワキャグニー(馬番3番)は穴で狙ってみました。勝ったプリンシパルSは1頭だけ抜けている印象の強い競馬。ダービーは⑭着と案外な競馬でしたが、東京で3勝を挙げているコース巧者。時計のかかる展開になれば一発があるとみました。

ウインブライト(馬番11番)も今回、あまり人気がありません。皐月賞⑧着、ダービー⑮着とG1戦線では力を出せませんでしたが、スプリングSを強い競馬で勝っています。皐月賞はハイペースが合わなかった。ダービー皐月賞の疲れが残っていた。そうみるのは身勝手でしょうかw

サトノアラジン(馬番12番)は末脚比べなら今回のメンバーでも一番かも。1800mもギリギリ対応できそうなイメージがあります。流れが落ち着きそうなので頭までは難しいかもしれませんが、③着なら十分ありそう。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」グレーターロンドン(馬番7番)。先ほど挙げた仕上がりへの不安とともに、1800mの距離も少し心配。

3日間競馬はPATやお小遣いの残額との戦いでもあります。初日を乗り切って残り2日。なんとかかんとか、マイルチャンピオンシップ南部杯までたどり着きたいと思います。皆さん、一緒にがんばりましょうね!

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現在の回収率…113.4%(目標100%)
特選馬の成績…[5.1.0.30]

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