阪神JFは「強い馬が強いレースをする」はず!?
2017.12.9
11～12月は良績の3連複!
どうも! 先週からの持ち越し金400円に加えて、アポロケンタッキー出走取消のため1400円を余らせてしまった馬迷男・八木たかおです!
いい匂いです。僕の枕ではありません。僕の部屋の畳の話です。畳替えをしたんです。僕の枕の匂いはオヤジと同じ匂い…かどうか分かりません。そんなの嗅ぎ比べしないし。ただ、イメージ良く思われたいですから、いい感じの匂いというか香りということにしておきましょう。今、「香り」といえばパンダの赤ちゃん・香香と書いてシャンシャン。いいですね。僕の枕の匂いはパンダの香り。…結果、獣の匂いです。
新しい畳になった自宅は、いい旅館や和食屋さんのような匂い。畳屋さんがお風呂も温泉が出るようにしてくれたり、美味しいご飯を毎日作ってくれればいいのに。
読者の皆さんは畳替えの経験はありますか? 僕は実家でも畳替えの経験がないんですよね。でも、実家は今の団地に住み始めてから約40年。さすがに畳も傷むだろうし、僕の記憶がないだけで、どこかのタイミングで行ったんでしょうか? でも、全然記憶がないんだよなぁ。宇宙人にさらわれてUFOの中で畳替えの記憶だけ消されたのかなぁ。
というわけで、恐らく人生初の畳替えだったのですが、自発的ではなく、ある日、偶然すれ違った大家さんに「畳替えしますか? 費用はこちらで出しますから」と言われたのがきっかけ。その言葉を聞いた瞬間は、「時間を作るのは大変だし、部屋を片付けなきゃならないんだろうから、絶対めんどくさいよなぁ」と思ったのですが、そこはこういうお仕事。めんどくさいことに突っ込んでいきます。こういうコラムやネットラジオなどのネタになります。何より初めてのことをするのは大事。実際に体験しないと分からないことがたくさんありますから。
僕の自宅は賃貸マンションの和室6畳二間の計12畳。畳屋さんが、先端がフック状になった道具…調べてみると「敷き針」や「手カギ」と呼ぶらしいんですが、それで畳を引っかけて12枚を次々と床からはがす姿はかっこよかったです。「その道具、買います!」と思いました。「ほら、どんなしつこい畳もこの通り!」実演販売を見ている気分。
そして、新しい畳を入れた後に、畳屋さんがローラーのような道具で畳の表面をグリグリ。イメージとしては、切れないピザカッターのようなもの。これも調べたら「折り目消しローラー」と呼ぶそうなんですが、こちらはその作業をする理由も分からないレベル。「畳を押さえつけてるんだろう」と思っていたら、畳表の折じわを消す為の道具なんだそうです。折じわを消すためにグリグリ。「楽しそうなので、それもください!」つーか、畳表に折じわなんかあったんですね。見ていても分かりませんでした。新たな発見の連続。畳替えは思ったよりもエンタテインメントでした。
「思ったよりも」と言えば、畳をはがして床板がむき出しになった和室はとんでもない廃屋感。畳は人が生活している証でもあったんですね。そんな畳替えビフォー・アフターの画像は、僕のツイッターやインスタグラムなどのSNSにアップしていますので、興味のある方はどうぞ。
そして「思ったよりも」強烈な末脚でチャンピオンズCを制したのが、ゴールドドリームです。…はい、きれいにつながりました!
中団から1頭だけ伸びてきての差し切り勝ち。スタートだって特に良いわけではなく「今はこれが精一杯」という、「ルパン三世 カリオストロの城」の名シーンを思い出させる程度のもの。それをムーア騎手が追いながら切れ込んでいき、1コーナーを回ったところで中団後方のインを確保。4コーナーでスムーズに外へ出して、前ががら空き。後は追うだけ。
そうは言っても、コパノリッキーが作ったペースは1000m通過61秒6というG1ではスローな流れ。結果を見ても②着から④着まで先行した馬が占めたのですから、先行馬有利だったはず。フェブラリーS勝ちの実力を認めて馬券に入れましたが、あんなに強いとは…。ムーア騎手の好騎乗はもちろんですが、馬も良くなっていたんでしょうね。今後も単勝や3連単の頭で狙うべき馬かもしれません。スタートに不安があるので、流れに乗れないままレースを終えてしまうこともありそう。
テイエムジンソク&古川騎手とコパノリッキー&田辺騎手の直線の追い比べも見ごたえがありましたね。つい、「20年ぶりG1」が懸かる古川騎手を応援してしまいましたがw あと一歩だったのに、ムーア騎手が許さないんだよなぁ。
コパノリッキーは速めのペースでレースを引っ張っていくイメージがあったのですが、今回のレース運びを見ると、どうやら逃げに引き出しができたようです。レース後に気づいてしまいました…。「速めのペースで流れるので、差し・追い込みにも注意」と思っていたのに、真逆の結果に。イメチェンにやられました。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」のアウォーディーは4番人気で⑤着。以前よりも戦闘力が下がっているとみたのですが、近走同様にひと押しが足りず。大崩れしないところは立派なんですけどねぇ。
今回馬券に入れた馬の成績は、ゴールドドリーム①着、テイエムジンソク②着、ケイティブレイブ④着、カフジテイク⑦着、ノンコノユメ⑨着、グレンツェント⑩着、サウンドトゥルー⑪着、ロンドンタウン⑮着、アポロケンタッキー出走取消。
3連複流しの軸に据えたケイティブレイブが④着という、よくあるヤツ。そして「プライベートでは単勝と3連単1着付けも買っておこうかな…」と密かに期待していたロンドンタウンが出走馬の中で最下位。ま、これもよくあるヤツ。
回収率は99.8%とまたしても100%割れ。…なんだ、かなりいいじゃない。毎週、ここで回収率を報告するたびに、なぜかホッとしてしまいますw 我ながら、なんて上昇志向の薄い人生…。でも、あと少しで目標に手が届きます! ホンマにもうひと押し! ムーア騎手、僕を押して!
本来ならチャンピオンズCは5600円分を購入する予定でしたが、アポロケンタッキー出走取消により1400円が浮いてしまいました。余った1400円と先週からの持ち越し金400円も加えて、今週は総額7800円の勝負です!
今週のターゲットレースは「阪神JF」! 実は僕、このレースと相性がいいんですよ。昨年はモーリスが勝った香港Cを狙いましたが、おととしは①着メジャーエンブレムと②着ウインファビラスのワイドを的中! 3年前は①着ショウナンアデラ、②着レッツゴードンキ、③着ココロノアイの3連単を的中!
理由を考えてみても、胸に手を当ててみても、思い当たる節はないのですが、強いて言えば「余計なことを考えない」ということかもしれません。過去のレースを観て「強いな」と思える走りを見せてくれた馬を素直にピックアップしているのが、好結果につながっているのかも。2歳牝馬戦だけに「何か起きるかも…」と考えたくなりますが、この時期だけに出走馬同士のレベルに大きな力量差も存在するはず。邪念を心から追い出すのです! 何も起きないのだ! 強い馬が好走するのだ! 自己暗示をかけるのに必死です。
それでは読者の皆さんから届いた「阪神JFの狙い馬」をご紹介しましょう! 皆さんも邪念を追い出していますか? それとも邪念の塊?
5頭ボックスさん
「ここはロックディスタウンからです。前走から間隔は空いたけど問題はないでしょう。3連単の頭で勝負です」
はっしーさん
「ロックディスタウンです。札幌2歳Sで好走した牝馬はG1でも好走してます」
ロックディスタウンは2戦2勝。しかも、牡馬相手に1800メートル戦を2連勝です。新馬戦が瞬発力勝負で、札幌2歳Sは早めに前を捕まえに行くレース運び。まったく質の違う流れに対応したところにも、センスの良さと能力の高さを感じます。さらに、新馬戦で②着に負かした相手がタイムフライヤー。これなら株価…今はビットコインの方がタイムリーかもしれませんが、とにかく右肩上がり。
気になる点を挙げれば休み明け、距離短縮、折り合いですかね。意外とあるなぁw よっしゃ、初輸送もつけましょう! 距離短縮に関しては、スタートから速めの流れを経験したことがないだけに戸惑うかもしれません。でも逆にスローな流れだと、今度は折り合いがちょっと不安。札幌2歳Sでは1コーナーあたりで、首を上げる場面がありました。今回は大外18番枠。前に壁を作りづらい枠から、どんなレースをみせてくれるのでしょうか。
ブルーさん
「狙い馬はラッキーライラックです! まだキャリア1戦で臨んだ前走が好位からしっかり伸びて大人びた勝ち方で完勝! ペース次第で前目に流れにのれそうなこの馬は軸にピッタリです! ロックディスタウンはルメール騎手で恐らく1番人気でしょうが過大評価されすぎの気がします」
万爆ノリさん
「ここは2歳の休み明けの有力馬ではなく、順調かつ素直な性格で、普通に強い競馬をしたラッキーライラックに軸として期待します。無敗の馬達で減点材料が一番少なく思います」
たーもーさん
「ラッキーライラック。今週こそ地味な(失礼)騎手にも出番があるのでは? と思います」
ラッキーライラックも2戦2勝。新馬戦とアルテミスSは共に馬群から抜け出すときにいい脚を使っているのが印象的でした。その一方で、2戦とも抜け出してから、案外伸びていないように見える点はちょっと不満。ソラを遣っているのかもしれません。でも、先行して、いい脚を使えているのですから、レース自体は上手そう。あっさり勝っても不思議ではない1頭です。
てぃむさん
「ここはリリーノーブルで! 人気してない川田Jなら買えます! 」
阿波の虎さん
「出目競馬で穴狙いがすぎてますかね? 今週の出目はおとなしく7番リリーノーブルからの1頭軸にしました。相手なりに走りそうですが人気にもなりそうですね。三桁の配当だけはご勘弁を。そうなった時撃沈してますよ」
リリーノーブルも2戦2勝。この馬は競馬が上手なイメージです。新馬戦は好スタートから控えて追走。直線で外へ持ち出し、後続を突き放す完勝。白菊賞もスタートを決めて、遅い流れでも折り合いバッチリ。馬群の内々を追走し、直線で逃げ馬の内を突いて抜け出す操縦性の高さ。他馬を一瞬で突き放す瞬発力もあります。
中1週のローテーションは気になりますが、白菊賞は直線でムチを使わず、最後は流す余裕がありました。あれなら余力を残せたのでは? また、この中間にはカイバ食いが良いという陣営のコメントもありました。回復も早いのかもしれません。この馬も有力とみます。
ハカセセブンさん
「ソシアルクラブに期待します。新馬戦の豪快な末脚は忘れないです。血統的にも超良血馬で、キンカメ産駒は阪神外回りに合います。今回は、オープン、重賞勝ちしてる馬もいますが、中心でいいと思います。G1であの末脚を見たいと思います」
すばる豪さん
「ソシアルクラブが本命です。過剰人気と言われますが、新馬戦の内容、馬体、血統、枠順の面からみて舞台は揃いました。メンバー的に勝ちきれると見ています」
1戦1勝で、抽選を潜り抜けたソシアルクラブの新馬戦は衝撃的な末脚でした。直線半ばで馬の間を抜けることができず、立て直して外へ持ち出す厳しい展開。あれ、届きますか? まあ、届いたんですけどw 出遅れ、そして直線一気。他の有力馬と比べて粗削りなのは否めませんが、デビュー2戦目の超良血馬。2戦目の上積みは大きいでしょうから、そこに期待する手はあります。ただ、その新馬戦で降した馬の中から、まだ勝ち上がった馬がいません。レースのレベルを疑ってもいいかも。
母母ビワハイジ、母ブエナビスタと母娘3代同一G1制覇が懸かる一戦。ビワハイジの頃は阪神3歳牝馬Sでしたけどね。世代限定戦ですから、走れるチャンスは生涯一度だけ。相当な大記録です。こういう馬が勝つと、来年は盛り上がるんですけどね。
余談ですが、僕が脚本を担当している、騎手を目指す少女たちの物語「ガールズジョッキー」の主人公・陽吉愛菜(ひよし えな)の名前は、東京競馬場の所在地・日吉町とブエナビスタからの創作。そんな関係で、「ガールズジョッキー」的にはこの馬に勝って欲しいという思いもありますw
シンゲンさん
「コーディエライトがあまり人気がなくて面白いと思います。新潟2歳Sで3着だったテンクウは次走の重賞でも4着と好走。人気の有力馬に差し馬が多く、2歳戦ということもあってペースは落ち着くとみてます。マイルCSでレーヌミノルを4着と好走させた今年好調の和田騎手。同じダイワメジャー産駒の同馬をもう一つだけ上の着順にもってきてもらいましょう」
コーディエライトは前々走・新潟2歳Sと前走・ファンタジーSを2戦連続②着。現状は逃げて結果が出ているので、今回も逃げたいところ。ところがサヤカチャンが最内に入ったことハナに立てるかどうか微妙な状況。そしてこの馬、苦しくなると左へ張るそうなんですよね。なので現状は左回りの方がベター。右回りである上に、ハナ争いのライバルがいる今回は、厳しい戦いになるとみます。
それでは展開を予想しましょう! ハナ争いはサヤカチャン(馬番1番)、ラスエモーショネス(馬番5番)、コーディエライト(馬番17番)の3頭。最終的にはサヤカチャン(馬番1番)がハナを取り切るとみます。
ラテュロス(馬番2番)、グリエルマ(馬番3番)、マドモアゼル(馬番6番)、リリーノーブル(馬番7番)、ラッキーライラック(馬番11番)、モルトアレグロ(馬番16番)あたりが先行グループ。
中団にマウレア(馬番4番)、トーセンブレス(馬番8番)、ソシアルクラブ(馬番12番)、ロックディスタウン(馬番18番)あたり。
後方待機はナディア(馬番15番)。
ペースはハナ争いがどこまで続くのかによると思うのですが、1000m通過59秒くらいで流れるとみます。そこそこ速くなりそうですが、今日・土曜日の阪神は前に行った馬が好走していた印象。中団以降になりそうな馬はやや割り引いた方がいいかもしれませんね。
それでは買い目を発表します! 1枚目は3連複でマウレア(馬番4番)1頭軸流し。相手はサヤカチャン(馬番1番)、リリーノーブル(馬番7番)、ラッキーライラック(馬番11番)、トーセンブレス(馬番8番)、ソシアルクラブ(馬番12番)、ロックディスタウン(馬番18番)の6頭。15点×各500円で計7500円!
2枚目は3連複でマウレア(馬番4番)&ラッキーライラック(馬番11番)&ロックディスタウン(馬番18番)を300円! 2枚合わせて7800円です!
今回の自信度は80%! 比較的、人気サイドの馬が馬券に入りました。2戦2勝のマウレア(馬番4番)を軸に抜擢。馬群を割ってくる勝負根性と切れる末脚に期待しました。前走・赤松賞はスタートがイマイチでしたが、新馬戦は抜群の出脚を見せました。互角に出てくれれば長い直線で馬群を割って伸びてくる姿がみられるはず!
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。サヤカチャン(馬番1番)は前走・アルテミスS②着の粘りがお見事。今回もハナに立てれば、先行有利の馬場を味方にいい粘りをみせてくれるはず。
トーセンブレス(馬番8番)は新馬戦が大きく出遅れて、直線でも内にヨレながら、大外からぶっこ抜く派手な勝ちっぷり。前走・アルテミスSは⑥着に敗れましたが、1番人気だっただけに早めに押し上げるレースとなりました。ただ、スタートは少し向上。人気を落としている今回は、前走よりも自分のレース運びに徹することができるはず。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はコーディエライト(馬番15番)。右回り、ハナに立つのが難しそうな組み合わせ、外枠。この3つのハードルはさすがに飛び越えられないような気がします。
阪神JFも楽しみですが、明日・日曜日は香港国際競走もありますね。海外レースの馬券を買うことも、もはや当たり前のことになりました。何より明日は阪神最終レースの後に、まだ香港マイルと香港Cの馬券を買えることがうれしいですw 「最終の最終の最終」までガッツリ楽しみましょう!
「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey
文化放送 超! A&G+サイト
http://www.agqr.jp/
現在の回収率…99.8%(目標100%)
特選馬の成績…[5.1.1.38]
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