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再度回収率100%超え! 朝日杯FSで連勝なるか!?
2017.12.16

11~12月は良績の3連複!

どうも! 馬迷男八木たかおです!

クリスマスと有馬記念まで10日を切りました。徐々に年末感が漂い始めているものの、正月はまだまだ先という感もあります。年末感が加速するのは、やはりクリスマスが終わってから。今から大掃除や正月の準備を始めると“早仕掛け“のそしりを受けかねません。

「まだよ、まだよ…」とじっくり溜めて、クリスマスと有馬記念が終わったところから一気にスパート! そして届かず! 大掃除は年内に終わらず、正月の準備もほとんどできていない状態で、「紅白歌合戦」や「笑ってはいけない」の放送が始まってしまうのです。これも年末年始恒例。

僕の本職である放送作家はこの時期、いわゆる「年末進行」というやつの真っ最中。正月に休むために、隔週2本録りの番組を3本録りにしたり、レギュラー番組の代わりに放送する特別番組を収録しています。そんなわけで普段よりちょっと多めに働いています。

で、大体年末のこの時期になると、麻雀のお誘いが届くんです。人はなぜ年末になると麻雀を打ちたがるんでしょうね? 考えてみたんですけど、恐らく普段麻雀をする時間のない人が「あー、今年はまだ麻雀をしてないなぁ…」と思って、「年内に一度くらいは…」と積極的に取り組むからではないでしょうか? 時間を作るのも大変ですけど、麻雀には「メンバーを4人集める」というハードルがありますしね。麻雀を打てる人も徐々に減っているようですし。

そんなわけで今週の水曜日に今年初めて麻雀を打ってきました。麻雀を打つのは4年前の年末以来だと思うのですが、今の全自動卓って進化してるんですね! 牌がせり上がってきた時には、もうドラ表示牌がめくれているんですよ! 最初は卓が壊れているんじゃないかと思いました。技術の進化に目を奪われました。

一方、この日集まった、僕を含むメンバー4人は全員久しぶりに麻雀を打つ人ばかり。「えーっと、どっち回りでツモるんだっけ?」から始まり、役が成立していないのに手牌を開く(いわゆるチョンボ)、上がった時に違う役を言うなど、珍プレーの連続。極めつけは、4人で打ち進めているときに「あれ? ここの山の牌が1枚ないんだけど…」という状況が度々発生。誰かが間違ったところからツモって誰も気がつかなかったのです。もうめちゃくちゃw 競馬で言えば新馬戦のようなぐちゃぐちゃ感がありました。珍プレーの連続に、多分、側で見ている方が楽しめたんじゃないですかねw

それにしても間違ったところからツモる手口は鮮やかでした。メンバーの中にキャッツ・アイがいたとしか考えられないような完全犯罪。実は意外と僕自身がキャッツ・アイだった可能性も否定できません。学生の頃は毎日のように打っていたのになぁ。いろいろ忘れちゃうものなんですね。

さて先週のターゲットレースは阪神JF。キャリアの浅い馬たちの争いでしたが、レースがぐちゃぐちゃになることもなく、スムーズに展開したのではないでしょうか。

勝ったラッキーライラックは過去2走よりも後ろのポジションからの競馬になりましたが、中団から上がり3ハロンで出走馬中最速タイとなる33秒7の末脚を披露。先に抜け出していたリリーノーブルをしっかり捉えました。ここまでの2戦は先頭に立つとソラを遣うような場面もありましたが、今回はしっかり伸び切りました。一躍、来春の主役候補へ。

レースが終わった瞬間は、「あれ? 石橋脩騎手はG1初制覇?」と思ったんですが、2012年の天皇賞・春ビートブラックで勝っていましたね。失礼しました。

②着リリーノーブルも操縦性の高さとセンスの良さを発揮。大崩れの少ないタイプかもしれません。今後も馬券の軸として頼りになるかも。

僕が馬券の軸に据えたマウレアもよく伸びたのですが、先着2頭には及ばず③着。それでも勝負根性の一端を見せてくれたのではないでしょうか。馬体の小さい馬だけに、今後の成長に期待しましょう。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」コーディエライトは単勝6番人気で⑬着。最内のサヤカチャンではなくラスエモーショネスがハナを奪うという意外な展開になりましたが、いずれにせよ現状は逃げた方がいいような気がしました。

今回馬券に入れた馬たちの成績は、軸のマウレアが③着。相手のラッキーライラック①着、リリーノーブル②着、トーセンブレス④着、ソシアルクラブ⑧着、ロックディスタウン⑨着、サヤカチャン⑭着。

1番人気に支持されたロックディスタウンが意外な大敗。先週の当コラムで細かい不安点を列挙しましたが、まさにその不安点が全部当たってしまった感じ。メン・タン・ピン・イーペイコウ・ドラ1で満貫! そんな敗戦でした。

そして馬券は見事に的中! 3連複21.6倍を500円分購入し、払戻金10800円をゲットしました! いいですね、煩悩の数の100倍の払い戻し金ですよw これで回収率は101.0%に浮上! 目標をまたしても超えてきました。的中したのに、ドーンと儲けず最後の最後まで引っ張っております! 「つーか、買い目をもう少し絞れたのでは?」と自問自答。あと2戦ですから購入する金額は1万2000円。これをイーブンで乗り切れば、当コラム初の回収率100%達成です。必要なのは1万2000円以上の払い戻し!



それでは、その払い戻しを夢見て、今週のターゲットレース・朝日杯FSへ挑みましょう! 今年からホープフルSがG1に昇格した関係で、朝日杯FSの位置づけも今後変化していくと思っていました。朝日杯FSは距離適性の短めの馬&関西馬が中心に。そしてホープフルSは距離適性の長めの馬&関東馬が中心に。2週間前までは…。ところが、藤沢和雄厩舎の2騎が参戦。なるほど、直線の長い阪神コースを求めて出走する関東馬もいるわけですね。

レースの位置づけの変化は今後の傾向から判断するとして、まずは目の前のレースに集中です。読者の皆さんから届いた朝日杯FSの狙い馬」のメッセージをご紹介していきましょう! 先週の阪神JF同様、上位人気になりそうな馬たちの能力比較がポイントになりそうですが、読者の皆さんはどう判断したんでしょうか?

そらぱぱさん
「中心はダノンプレミアムです。前走上がり4位ですが、阪神1600はディープ産駒の得意とするところ。もう少し脚をためれば、上がりの早い脚を繰り出せるとみています。前につけるなら枠不問ですし、後ろから行くなら真ん中から外枠がいいと思います。川田ジョッキーの手腕で2週連続の日本人ジョッキーのG1制覇してもらいたいです」

シンゲンさん
ダノンプレミアムに自信の◎です。無敗のオルフェ産駒対決が注目された先週の阪神JFでもディープ産駒がきっちり馬券に絡みましたし、産駒と相性の良いコースです。最内枠を引けたのも脚質的にプラスでしょう」

ダノンプレミアムは新馬戦とサウジアラビアRCを無傷の2連勝中。2戦とも好スタートからスムーズに先行し、余裕たっぷりに抜け出すレース運び。大物感たっぷりです。今回も上位争いは必至の1頭でしょう。不安があるとすれば最内枠。内で揉まれるようなレースになった時には、大トビの馬だけに苦労するかも。ちょっと気になるんですよねぇ。

ピロミさん
ダノンスマッシュを狙いたいです。オルフェーヴルに続いてロードカナロア産駒G1勝利を期待したいです」

はんぺんさん
ダノンスマッシュから穴ぐさを絡めた3連複フォーメーションを買いたい」

ダノンスマッシュは新馬戦で②着に敗れましたが、未勝利ともみじSを連勝して3戦2勝。3戦すべて1400m戦でマイル戦の経験が無いのは不安材料。しかし、道中で溜めて末脚を使うレース運びのできる馬。距離延長にも対応できそうです。徐々にレースも上手になっているようなので、今回も期待していいのでは? ロードカナロア産駒の初重賞・初G1タイトル獲得はこの馬かもしれません。

サイレンススズカ最強!さん
「僕の狙いはケイアイノーテックです。休み明けデイリー杯で3着、負けはしたけどG1に向けていい叩き台やったと思います。阪神に変わって4年目、穴をあけるのはデイリー杯負け組。調教もよく、上積み大!」

オグリは三冠馬さん
ケイアイノーテックを狙います。阪神マイルはディープの庭。先行から粘り込みを」

ケイアイノーテックは6月3日に阪神芝マイル戦の新馬戦を勝ち、JRAでこの世代最初の勝ち上がりとなった「一番星」。新馬戦のあと、ひと息入れて、5か月の休養明けとなった2戦目のデイリー杯2歳Sで③着。2戦目の馬体重が新馬戦よりもプラス22kgと大幅に増えていました。成長分もあるでしょうけど、やっぱりちょっと太かったのでは? それでも③着に好走したことを評価すべきかもしれません。今回は中4週での出走。叩いた上積みがある上に、絞れてくれば当然、前走以上のパフォーマンスが期待できそうです。

にゃぎたんさん
「3連複の軸はホッカイドウ競馬から移籍してきたダブルシャープに致します。地方出身の馬が中央のG1にチャレンジ、これだけで地方ファンは胸熱です。さらにオペラオー世代を知るファンとしては、渡辺厩舎の馬に和田竜二騎手が乗る、これも胸熱です。さらにダブルシャープの祖母・レールデュタンはこのレースを勝ったメジロベイリーやメジロブライトの母で、往年の菊花賞馬・ナスノコトブキに繋がる血統を持つ名牝。名門メジロ牧場と伝統ある那須野牧場が作り上げたダブルシャープは、多くの競馬ファンの夢を背負って走ってくれると信じています」

色気無しババアさん
「渡辺薫彦厩舎に和田竜二騎手、ナリタトップロードのファンだった自分としてはダブルシャープを応援したいですね」

ナリタトップロードの主戦が調教師となり、自厩舎の馬にテイエムオペラオーの主戦を起用する。当時、想像していなかったドラマですね。そして、月日の流れを感じさせます。ダブルシャープクローバー賞勝ちがあり、札幌2歳Sで③着。勝ったロックディスタウンとの着差はクビ+アタマですからその能力はかなり高そう。前走・サウジアラビアRCは⑥着。終始力んで走っていたように見えましたが、他馬と接触したのが原因だったとか。「折り合いさえつけば」と思う反面、気性的な不安も感じます。今回も16頭立ての多頭数。しかも外枠。ごちゃつかないように外の進路を選択するとコースロスが生じますし、和田騎手の手綱捌きに注目です。

ハカセセブンさん
タワーオブロンドンを中心にします。京王杯2歳Sは余裕の勝ちっぷりで、1600でも大丈夫だと思います。パワフルな馬ですから、道悪でも問題ないと思います。阪神でも勝ってますし、ルメールマジックに期待します」

タワーオブロンドンはデビューから4戦3勝。唯一の敗戦となった1500mのクローバー賞も勝ったダブルシャープから0秒1差・4分の3馬身差の2着ですから、ほぼパーフェクトな数字。ただ、その負け方は一旦交わしたダブルシャープに内から差し返されたもの。4コーナーで大外を通る距離ロスはありましたが、ちょっと物足りない内容でした。時計のかかる展開も向かなかったのかもしれませんが、あのレースを見ると距離延長を大歓迎するタイプではないのかも。勝ってもまったく不思議ではないんですけどねぇ。

ちとせレトリーバーさん
「このレースは最もキレる馬を買いたい!ということで…問答無用でステルヴィオです!」

前走・サウジアラビアRCで②着と好走したステルヴィオ。その上がり3ハロンタイムは33秒5とダントツ。すさまじい切れ味でした。前走といい、前々走・コスモス賞(①着)といい、ゲートは悪くないのに、そのあとポジションが後ろ目に。これが、この馬のパターンなんですかね? 直線の長い阪神芝外回りは向きそうですが、追い込んで届かずのパターンもありそう。逆に頭まで突き抜けるには、展開の助けが必要かもしれない気がします。

それでは展開を予想しましょう! 逃げ候補はフロンティア(馬番2番)とアサクサゲンキ(馬番6番)、ケイティクレバー(馬番15番)の3頭。主導権争いは微妙ですがアサクサゲンキ(馬番6番)とみます。

ダノンプレミアム(馬番1番)、ケイアイノーテック(馬番5番)、カシアス(馬番11番)、アイアンクロー(馬番13番)あたりが先行グループを形成。

中団はタワーオブロンドン(馬番3番)、ヒシコスマー(馬番7番)、ファストアプローチ(馬番8番)、ムスコローソ(馬番9番)、ステルヴィオ(馬番10番)、ダノンスマッシュ(馬番12番)、ダブルシャープ(馬番14番)など。

後方待機はライトオンキュー(馬番4番)。

どうしても逃げたい馬がいないだけにペースは落ち着くのではないでしょうか。遅めのミドルペースくらいで流れて、3コーナー過ぎから人気馬が徐々に進出。馬群を割って抜け出るには難しい展開となり、4コーナーで馬群を上手に捌けた馬が台頭する流れとみます。

それでは買い目を発表します! 3連複でダノンスマッシュ(馬番12番)の1頭軸流し。相手はダノンプレミアム(馬番1番)、タワーオブロンドン(馬番3番)、ケイアイノーテック(馬番5番)、ヒシコスマー(馬番7番)、ファストアプローチ(馬番8番)、ステルヴィオ(馬番10番)の6頭。15点×各400円で計6000円です!

今回の自信度は70%! 人気馬の中でマイル戦の経験の無い馬が数頭いるので、正直、どこまで信用していいのか分からないんですよねぇ。

軸に抜擢したダノンスマッシュ(馬番12番)もマイル戦未経験の1頭。勝った前走・もみじSは1400m戦でありながら、前半3ハロンが36秒4というスローな展開。そのレースでばっちり折り合って、これまでで一番強いレース内容を見せたのですから、ペースが上がりそうにない今回も展開に対応できるはず。1400m戦しか経験がないのは不安ですが、操縦性の高さを武器に健闘して欲しいと思います。

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。ヒシコスマー(馬番7番)は穴っぽいところで狙ってみました。重賞に挑戦した前々走・デイリー杯2歳Sは⑧着。しかし前走・万両賞(500万下)の勝ちっぷりが鮮やか。抜群の末脚で他馬をねじ伏せました。今回、相手はグッと強くなりますが、イチかバチかの末脚勝負を挑んで欲しいところ。外からドカーンと伸びてくれば高配当。

ファストアプローチ(馬番8番)は未勝利勝ちのあと、前々走・札幌2歳Sと前走・芙蓉Sを2戦連続②着。堅実なのか、甘いのか。現状は決めつけられませんが、あまり人気がないようなので押さえてみました。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」フロンティア(馬番2番)。落ち着いた流れが予想されるだけに、前へ行きそうなこの馬は気になります。でも、デイリー杯2歳Sで対戦したケイアイノーテック(馬番5番)との比較でちょっと見劣るような気がしました。今回はケイアイノーテック(馬番5番)が逆転するとみて、フロンティア(馬番2番)を馬券から消しました。できる限り買い目を絞りたいですもんねぇ。

朝日杯FSの頃になると毎年取り沙汰されるのが、武豊騎手のJRA全G1制覇の偉業達成なるかという話題。ところが今年はホープフルSがG1に格上げとなったため、武豊騎手の偉業も一歩後退。ゴールが動くのはかわいそうですよねぇ。いっそ今後数年は朝日杯FSホープフルSをG2に格下げしてみましょう! 「武豊騎手、自動的にJRA全G1制覇!」 その後、ほとぼりが冷めた頃にG1へ再格上げすれば、みんながハッピーになれるのでは? 偉業達成の瞬間、見たいですよね。まあ、武豊騎手は全然喜んでくれないと思いますけどw

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現在の回収率…101.0%(目標100%)
特選馬の成績…[5.1.1.39]

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