少頭数の弥生賞は、買い方を工夫してみます!
2018.3.3
どうも!
馬迷男・
八木たかおです!
先日の仕事場での会話。長年一緒に仕事をしている年下のディレクターに
「ちょっと聞いてくれ。実は新ドラマのストーリーを考えたんだ」と相談。僕の大好きなスポーツ分野のドラマです。そのストーリーはですね…
ある選手が本人の努力、そしてコーチや周囲の人々のサポートによって、オリンピックで金メダルを獲得。そして4年後、次のオリンピックで連覇を目指すも、不運なことに大会直前に大けが。ぶっつけでオリンピックに出場することになり、ファンや関係者、そして本人も不安を抱えて氷の上に…「氷」って言っちゃった…不安を抱えて試合に臨み、見事金メダルを獲得。
「…という感動のドラマってどう思う?」 話を聞いたディレクターの反応は
「そんなこと、あり得ないでしょ。もっとリアリティのあるストーリーを考えないと。八木さん、才能ないっすよ」。で、
「現実で達成するなんて羽生くんってすごいね!」と改めて2人で納得。
そのほかにも新ドラマのストーリーを2人で出し合いました。たとえば、日本のプロ野球で投げれば160キロ、打てばホームラン20本以上という規格外の能力を発揮し、メジャーでも大活躍する天才野球選手の話。あとは、中学生なのに名人に勝っちゃう天才棋士の話。まあ、ドラマにならないくらいに出来過ぎた物語は現実の中で起きるからこそ人々を驚かせるわけで、作品…要するに「作り話」だとご都合主義にしかなりません。
競馬界でも先週、作り話のような事態が頻発。引退される調教師たちの管理馬が勝ちまくりました。最後の勝利で
尾形充弘調教師は
通算800勝達成。
小島太調教師は
騎手時代と合わせて通算1500勝。
目野哲也調教師は土曜・阪神メインの
仁川S、
福島信晴調教師は
阪急杯を勝利。誰だ、こんな都合のいい脚本を書いたヤツは! 御年70歳の名伯楽たちが大暴れ! ドラマや映画だったら
「おじいちゃん、もうそれくらいにしたら?」とかわいい孫娘にたしなめられるレベル。
そりゃ最後ですから管理馬を多数出走させることは毎年恒例ですし、仕上げも普段以上に入念になるでしょう。また、ファンとしても有終の美を飾って欲しいとも思うわけですが、引退・勇退される調教師の皆さんって例年、こんなに勝ちましたっけ? それもメインレースや重賞まで? 中継を見ていて、
「これはひょっとして…」と思い、
阪急杯は最後に消そうとした
ダイアナヘイローを馬券に入れて的中。福島信晴調教師に
「お疲れさまでした。ありがとうございました」と素直に言える心境にw プライベートでも、気になったけど最後に消した馬
「特選馬」と戯れています。
2018年の2月最終週はなかなか強烈な印象の週末でした。来年も思い出して、
「そう言えば…」と馬券に入れてしまいそう。吉と出るか、凶と出るか。1年後のお楽しみw
「心のタイムカプセル」です。忘れずに掘り返せますように。
なので、
中山記念も馬券を購入した後に、
小島太厩舎の管理馬・
ディサイファの馬券を買い足すべきかどうか、激しく悩みましたがパス。我ながら好判断。でも、馬券はハズレ。
「特選馬」の今年初の馬券圏内好走を許してしまいました。
アエロリットが馬体重プラス18kgと発表された時には
「しめしめ…」とほくそ笑んだんですけどね…。開幕週らしい、先行力の生きる展開が向いたようです。陣営のレース後コメントによると、左回りの方が反応が良いそうなので、目標の
ヴィクトリアマイルでも馬券に入れるべきかもしれませんね。人気でしょうけど。
勝った
ウインブライトは長くいい脚を使うこの馬の良さを発揮。中距離戦線のG1で大仕事をやってのける可能性もあるかもしれません。もっとも適していそうな中山芝1800mのG1が無いのは残念。来年は適距離のレースを求めて、
ドバイターフ(芝1800m)に登録してもいいかもしれませんね。
今回馬券に入れた馬たちの成績は、
ウインブライト①着、
マルターズアポジー③着、
サクラアンプルール④着、
ペルシアンナイト⑤着、
ヴィブロス⑧着、
マイネルハニー⑩着。
馬券の軸に据えた
サクラアンプルールは直線で差し切りそうな勢いでしたが、もうひと伸びがありませんでした。昨年と比べて休養が長かった分ですかねぇ。
マルターズアポジーがどんなペースで逃げるのかを気にしていたのですが、
1000m通過が59秒2。この馬にしては特別速くもないペースでした。今さらですが、
「さすが柴田善臣騎手!」と絶賛しておきますw
結局、G1ホース3頭が揃って敗戦。
ペルシアンナイトの⑤着は出遅れが大きく響いた印象。問題は
ヴィブロスの⑧着。休み明けの分なのか、それとも中山が合わないのか。僕の中で、右回りの急坂コース苦手説が浮上しています。このひと叩きで、
ドバイターフでガラッと変わってくれることを期待しましょう。
そんなこんなで僕の馬券がハズれているのに、
「ガールズジョッキー」の3人は好調です。今週は、
ももすけこと
石橋桃さんが応援した
ウインブライトが勝利。これで
「ガールズジョッキー」チームは2連勝。
「…まあまあやるやないか」と負け惜しみを言うしかありません。
「僕より当てるな!」とあんなに言ったのに…。乳首ドリルのように
「すんな!」って言ったのに…。そう言えば今日・土曜日は桃の節句・
ひな祭り。3連勝で
「桃の季節に桃が満開!」なんてこともあるかも。文字面にすると普通のことを言っていますがw 馬券に入れておくか…。
ちなみに
チューリップ賞は「桃の季節にライラックが満開」。
阪神JFの上位3頭で順当な決着でした。
ラッキーライラックを筆頭とするこの3頭vs.
アーモンドアイの対決というのが
桜花賞の図式になりそう。これは楽しみ。
さて今週は日曜の重賞は
弥生賞のみ。でも、好メンバーが集結し、G1級の注目度! 重賞がひと鞍だけでも寂しさを感じさせません。牡馬クラシック戦線を占う重要な一線を読者の皆さんはどう見ているんでしょうか?
「弥生賞の狙い馬」に関するメッセージをご紹介していきましょう!
ストーンピットブルさん「弥生賞は前走マイル以下の距離を走っていた馬がスピードに乗れて断然有利な傾向が過去を振り返っても出ています。特に朝日杯組! 過去にはエアスピネル・リオンディーズ。朝日杯組ではないけど去年人気薄で前走マイルのマイスタイル。今年は言うまでもなく
ダノンプレミアムで決まりでしょう!! 」
てぃむさん「お久しぶりです。しかし人気どころは凄いメンツが揃いました。自分なら
ダノンプレミアムから。ただ安そうなので見るだけにするつもりです」
阿波の虎さん「うっかりするとトリガミになりますね。見学料のつもりで
ダノンプレミアムを軸にして三桁配当はパスして3点だけいきます。この馬は強いよ。レースも巧い。ヒヤヒヤしないね、出目競馬でもビッタリですよ」
シンゲンさん「
ダノンプレミアムから買います。前走を快勝してるディープ産駒3頭が人気の中心でしょうが、完成度は同馬が一枚上と見ます。新馬戦は1800でしたが、あと1ハロン程度ならこなせそうですし、開催2週目で傷みの少ない馬場も先行するこの馬にプラスでしょう」
ダノンプレミアムは3連勝で
朝日杯FSを完勝。逃げられそうなくらいの好スタートから控えて内々を回り、早め先頭から後続を突き放す勝ちっぷり。あの機動力は小回り中山コースでは大きな武器ですし、2週目の馬場も確かに味方しそう。
不安要素はやはり
距離延長。馬体はマイラーっぽい雰囲気があるように思えるので、2000mは歓迎できないとみますが、現時点の完成度の高さで押し切る可能性もありそうです。
ミノッチさん「無敗のクラシックホース誕生に期待がかかる弥生真ですね。私は
ワグネリアン頭で買おうかと思います。3戦すべて異なる条件を克服しての勝利は完成度の高い証かなと思いますので!」
万爆ノリさん「無敗のまま進むのは
ワグネリアンと見ます。あの末脚で少頭数なら、とりこぼす確率は低いと見ます。ダノンプレミアムの強さはわかりますが優等生過ぎないかな? ならヤンチャなワグネリアンでしょ(笑)」
ワグネリアンが今年のダービー馬です! 唐突に宣言しましたw 東スポ杯を現地観戦した時に刷り込まれてしまったんですよ。卵から出てきたばかりのひな鳥が最初に見たものを親と思い込むアレです。目の前であの豪快な勝ちっぷりを見せられるとねぇ。目を閉じると、5月27日、馬場の真ん中を堂々と伸びてくるこの馬の姿が浮かびます。このパターン、たまたま
ドゥラメンテで3年前に成功したので調子に乗っていますw でも早めにダービー馬を見つけるのって、競馬の楽しみのひとつですよね。不発に終わり、
「心のダービー馬」となることもありますが…。
ワグネリアンの魅力は、長くいい脚を使えるとともに、抜け出すときの速さも併せ持っている点。東京のような広いコースであれば、その能力は如何なくなく発揮できるはず。ただ先行力に欠ける分、中山コースでは不利かもしれません。
ダービー馬だけど、弥生賞馬・皐月賞馬ではないかも…。
しかし、このメンバーに入っても能力上位であることは確実。そして少頭数は好材料。相手を
ダノンプレミアム1頭に絞って、4コーナーをスムーズに捌ければ、相手に距離不安があるだけに差し切りも可能とみます。
ジャーニーマンさん「
オブセッションに期待します。今年のダービー馬はこの馬だと思った直感を信じます」
オブセッションは新馬、
シクラメン賞を2連勝。
シクラメン賞は出負け気味のスタートから、直線だけで他馬を置き去りにしてレコード勝ち。粗削りな分、伸びしろもたっぷりのはず。しかし、ゲートがあまり上手ではなさそうな点はちょっと心配。今回は相手が一気に強化されるので、ゲートで後手を踏むと大きな不利になるかも。
やんしーさん「
ジャンダルムを軸にします。ダノンプレミアムと2頭の叩き合いですね」
ジャンダルムは競馬が上手な印象があります。前走の新設G1・
ホープフルSでは、好スタートからスッと中団まで控えて、道中から4コーナーまで外々を回る展開で②着。大崩れの少ないタイプで、切れ味勝負よりは少し上がりのかかる展開が理想かもしれません。こうして書いていると、鞍上も含めて、なんだか
エアスピネルとキャラが被りますw 機動力と操縦性の高さでどこまで。
5頭ボックスさん「ここは強い馬が揃ったが、あえて
リビーリングから勝負。初戦、二戦目と素質を感じる走り。伸びしろも大きそうなので自信もって勝負します」
逃げ切り勝ちを収めた新馬戦は最後の直線でずーっとスタンドの方を見ていた
リビーリング。まさに幼稚園のかけっこのようでしたw あれで勝つんですから、逆に言えば能力が高いということなんでしょう。前走・
セントポーリア賞は北海道競馬所属の
ハッピーグリンに差されての②着。控える競馬を試してみましたが、力んで
戸崎騎手がなだめるのに苦労するシーンがありました。あのレース運びで②着ですから、前走もまた、逆に能力の高さを証明。今回はハナを主張するはず。相手は一気に強くなりますが、先手を奪っての粘り込みに注意したいと思います。
それでは展開を予想しましょう! 逃げるのは
リビーリング(馬番4番)。それを見る形で
ダノンプレミアム(馬番9番)、
サンリヴァル(馬番10番)などが先行。
中団に
オブセッション(馬番1番)、
ジャンダルム(馬番3番)、
ワグネリアン(馬番8番)あたり。
後方待機は
トラストケンシン(馬番7番)。
昨年の最優秀2歳牡馬から芝初挑戦の馬、初出走の馬までいるバラエティ豊かなメンバー。各馬の位置取りを予想するのも難しいですが、常識的には実績のある馬たちが上位と考えるべきでしょう。
リビーリング(馬番4番)が逃げると想定しましたが、逃げた新馬戦のラップは1000m通過が63秒フラット。力んだ不利があるとはいえ、
セントポーリア賞で地方所属馬に差し切られたのですから、瞬発力勝負は避けたいはず。ミドルペースに近い逃げになるとみます。
ダノンプレミアム(馬番9番)は楽に追走しながら、後続を警戒して仕掛けることになりそうです。問題は仕掛けのタイミングですが、
川田騎手が距離不安を感じていれば、早めの仕掛けはないはず。展開の利は
ダノンプレミアム(馬番9番)にありそうですが、果たして…。
それでは買い目を発表します! 1枚目は3連複で
ワグネリアン(馬番8番)の1頭軸流し。相手は
オブセッション(馬番1番)、
ジャンダルム(馬番3番)、
ダノンプレミアム(馬番9番)、
サンリヴァル(馬番10番)の4頭。6点×400円で計2400円。
2枚目は3連単で
ワグネリアン(馬番8番)①着流し。相手は
オブセッション(馬番1番)、
ジャンダルム(馬番3番)、
ダノンプレミアム(馬番9番)、
サンリヴァル(馬番10番)の4頭。12点×300円で計3600円。
2枚合わせて計6000円です! 今回は3連複だけだとトリガミの可能性も高いので、3連単も購入。
馬券の軸は、ダービー馬(仮)の
ワグネリアン(馬番8番)。ただ先ほども書いた通り、小回りが向くとは思えないので、ここは勝ち切れるかどうか…。でも、ダービー馬(仮)と見込んだ馬なので期待します! なんとかしてね!
ここまで触れていない馬が1頭馬券に入っています。
サンリヴァル(馬番10番)の前走・
ホープフルSは先行勢に厳しい流れとなり、上位を差し・追い込みが独占。そんな中、先行して④着に粘ったところに、地力の高さを感じました。前走よりはペースが楽になるはず。同距離・同コースの
芙蓉S勝ちも魅力です。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
リビーリング(馬番4番)。少頭数の単騎逃げになりそうなので、かなり怖い存在なのですが、オッズ的にこの馬まで手を拡げられません。
「まだまだ若さがありそうだし、初の右回りだし…」と自分に言い聞かせています。
そして、絶好調の
「ガールズジョッキー ラジオステークス」応援馬のご紹介です!
推奨者
| 推奨馬 |
推奨理由 |
石橋桃さん(ももすけ) |
リビーリング |
「戸崎騎手が中山芝2000mで好成績」 |
長久友紀さん(がっきゅ) |
ダノンプレミアム |
「昨年の最優秀2歳馬を信頼」 |
和多田美咲さん(わっちゃん) |
ジャンダルム |
「武豊騎手と池江調教師のコンビに期待」 |
戸崎騎手って中山芝2000mで好成績なんですか? 僕は直線1000m以外はコース・距離と騎手の相性をほとんど気にしないので、
ももすけに言われて
「へー」と思いました。つーか、
リビーリング(馬番4番)を
「特選馬」に指名して
「桃の季節に桃が満開」を完全無視。あのくだりは何だったのか!?
弥生賞後に後悔しませんように…。
そうそう、もうひとつ、ドラマのストーリーを考えたんですよ!
兄弟騎手として活躍した弟が調教師となったデビュー戦で、兄に騎乗依頼して見事に初勝利を挙げるという兄弟愛の物語です。世の中はドラマに溢れていますねw
「ガールズジョッキー」公式サイトhttps://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント@grjockey
文化放送 超! A&G+サイトhttp://www.agqr.jp/
2018年の回収率…218%(目標100%)
特選馬の成績…[0.1.0.1]
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