厳しいレースになりそうなNHKマイルCは、スタミナを重視!
2018.5.5
どうも!
馬迷男・
八木たかおです!
今週の水曜日、日本武道館で
「オザケン」小沢健二さんのライブを観てきました。ある程度の年齢の読者さんはご存知でしょうが、若い読者の中には知らなかったり、
「名前ぐらいは…」という方もいるかもしれませんね。25年ほど前、「渋谷系」ミュージックの旗手として、音楽だけでなくカルチャーをけん引していました。
ウイニングチケットや
ナリタブライアンが
日本ダービーを勝っていた頃です。
武道館の中は、かつての若者たちが大勢。平たく言うと、40代以上のおじさん・おばさんだらけ。馬でいえば、先日引退した
カレンミロティックくらいの年齢の人たち。まあ、僕も含めてなんですけどね。
カレンミロティックはお疲れさまでしたけど、まだまだ引退したくないなぁ。サラブレさん、お仕事ください。待ってます。
で、オザケンが「OKよ」的なコメントを出していたらしいので、会場は小学生、幼稚園・保育園、それより小さい子を連れた親子の姿も多数。武道館ライブってこれまで何度も見てますけど、あんなに子供たちがいるのは初めて。3月に行った福山雅治さんのライブも比較的、年齢層高めでしたけど、お子さんはほとんど見かけませんでした。「にこにこぷんファミリーコンサート」とまではいきませんが、かなりの数。
「にこにこぷん」ってもう古い? 今は何? 「ガラピコぷ~」?
イコピコの全弟ですか? 時々、NHKにも出入りしてますけど、ノーマークですみません。そもそも「おかあさんといっしょ」って何ですか。おとうさん差別ですか。ちょっと話は逸れますが、ハンドソープの「キレイキレイ」って何ですか。人を汚いみたいに言わないでください。いちゃもんって無限に言い続けられますねw
(編注:「おとうさんといっしょ」もあります)オザケンライブでは25年前の曲から最新曲までをたっぷり披露してくれました。懐かしい曲が聴けるのはうれしいことですね。そして音楽によって脳が刺激されたのか、大学生だった当時の記憶がよみがえります。大阪のJR茨木駅近くのワンルームマンションに住んでいたこと。台所が狭くて電子レンジを置く場所がなかったので、枕元に置いていたこと。2018年に「酔っ払いキャラ」や不倫騒動でまさかの話題の人になった高橋由美子のポスターを貼っていたこと。近所に安くて美味しいハンバーグ屋さんがあって、よく通っていたこと。近所の定食屋さんでは、定食の味噌汁をプラス50円でかけうどんに変更できたこと。朝から夕方までパチンコを打ち、夜は大阪駅から近いホテル内にあったお好み焼き店でアルバイトしていたこと。大学にはまったく行かなかったこと。どうでもいい記憶の扉が、フルゲート18頭のスタートのようにバカバカ空きました。
楽しい記憶ならいいんです。同時に嫌な記憶も思い浮かぶんですよ。酔っぱらった同じマンションの住人と口論になったこと。バイトしていたお好み焼き店の店長が嫌な奴だったこと。当時付き合っていた彼女と部屋で別れ話をして、その子が帰った後、テレビで
阪神3歳牝馬Sを見て
ヤマニンパラダイスを「強いなぁ」と思ったこと。まあ、四半世紀も前のことですし、心のかさぶたが分厚く育っているおかげで、思い出して凹み直したり、嫌な気分になることはありませんが、思い出す必要もないわけです。そっとフタをしておけばいいところがガバガバ開きますw
こういうことって音楽に限りませんよね。たとえば競馬もそう。
「あのレースの頃は…」「あの馬が走っていた時に…」 当時の記憶と勝手に紐づけされて、時々ひょっこりと脳裏に浮上してきます。今人気の、ひょっこりはんのように。できれば楽しい思い出と一緒に思い出したいものですね。でも、そううまくいかないのも人生。
今年の
天皇賞・春を僕は数年後あるいは数十年後、
「オザケンの武道館ライブに行って、思い出さなくていいことをたくさん思い出したんだよなぁ…」と記憶することになるんでしょうかw 同時に10度目のG1挑戦でついに栄冠に手が届いた、苦労人ならぬ
「苦労馬」レインボーラインのこともしっかり記憶しておきたいです。
先に抜け出した
シュヴァルグランを目標に内へ潜り込み、クビ差の勝利。
岩田騎手お得意のイン突き炸裂の好レースでした。現在は、球節後面(こうめん)の腱・じん帯の損傷を疑って検査を行い、経過観察を続けているそうなので、早い回復と復帰を祈ります。
シュヴァルグランは2年連続の②着。先週、マークする相手がいないことを不安材料として挙げましたが、まさにその通りの展開となりました!
いいぞ、たかお! よく見えている! 3連複馬券の軸としてもいい結果でした。
③着の
クリンチャーは前走・
阪神大賞典(③着)で引っかかっただけに、
三浦騎手が折り合いを重視して乗っているように見えました。最後はスタミナを生かしてじわじわ伸びたんですが、切れ負けした印象。スタミナを最大限発揮するには目標になることを覚悟して早め先頭が理想的なはず。前走の敗戦によって積極的に勝ちにいく戦法を封じざるを得なかったように思えます。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」トーセンバジルは⑥着。2周目の坂の下りで馬群の外から一気に前へ迫った時は、僕の馬券的に
「アカン!」と思いましたw 直線もよく頑張っていましたが、最後は一杯に。見せ場たっぷりでしたね。力があると思いました。
今回馬券に入れた馬は
レインボーライン①着、
シュヴァルグラン②着、
クリンチャー③着、
チェスナットコート⑤着、
アルバート⑧着、
サトノクロニクル⑫着、
ガンコ⑭着。人気馬同士の組み合わせの3連複なので自慢にはなりませんが、わずかでもプラスになったので良しとしましょう。さあ、ここから再び連勝街道へ! GW渋滞に巻き込まれないように!
今週は
NHKマイルC。時々とんでもなく荒れるレースで、今年も馬券的におもしろい一戦になりそうですが、難易度は高そう。ここは、読者の皆さんの
「NHKマイルCの狙い馬」メッセージを参考にさせていただきましょう! いつも読者の皆さんが教えてくれた狙い馬の過去のレース映像を見ていると、本当に馬券に役立つんですよね。それが今年の好調につながっているのかもしれませんw 今週もお世話になります!
ハカセセブンさん「
タワーオブロンドンを中心にします。東京のマイルは少し長いような気がしますが、前走トライアルは最速の上がりで勝ってますし、東京の良馬場は速い時計を持っている方が有利と見て、中心にしました。枠も丁度いいですし、期待します」
シンゲンさん「
タワーオブロンドンを軸にします。力量的に混戦と見ているので、この馬の安定性を買います。今年から施行時期が変わったアーリントンCが有力馬を送り込む良いステップレースになったことを証明してくれるでしょう」
ミノッチさん「絶好枠に入った
タワーオブロンドンで仕方ないかな~と思ってます」
人気を集めそうな
タワーオブロンドンは前走・
アーリントンC①着。中団後方からいい脚を長く使っての差し切り勝ちで、
朝日杯FS③着の実力を見せつけました。直線を向いて進路がなさそうに見えましたが、こじ開けてきたのは立派。今回の4枠7番という枠も内すぎず、外すぎず、競馬がしやすそうです。総合力は高そうなので、注意すべきはスパッと切れる馬の一撃かもしれません。あと、
ルメール騎手がこの馬にとってマイルは長いと考えているようなコメントを出していますが、大丈夫なんじゃないですかね? 素人が名手に口を出すのもなんですがw ただ、距離不安からくる仕掛け遅れには、馬券的にも注意したいところ。
ジャーニーマンさん「
パクスアメリカーナから行きます。ホエールキャプチャの全弟なので確実に血統人気はしそうですけど、カシアス陣営が控える事を示唆しているので、テトラドラクマがつくりそうな持続力勝負の流れに1番合いそうなのはこの馬かなと思います。前走はスタートでインディチャンプに内に押し込まれて不本意な馬群内での競馬を強いられて、直線でもインディチャンプに前をカットされる相当苦しい競馬をしてるので、力負けではないと思います」
馬券ハンターさん「米国血統、特に父か母父フレンチ系。ニュージーランド組は着順ひっくり返し。荒れる雰囲気ですね。デムーロで人気しそうなギベオンと前走勝ったミスターメロディは人気しそう。◎
パクスアメリカーナ。同コースを全姉も勝ち、ある意味、東京千六スペシャル血統。POG指名馬でもあるので贔屓目込みで◎」
アーリントンCで惜しくも②着に敗れたのが
パクスアメリカーナ。レースが上手な馬という印象がありますね。
アーリントンCは最内枠から内々にこだわる競馬。直線も内の空いたところを突いて伸びました。ただ、コースロスが少なかったことは確実ですから、あのレース運びで
タワーオブロンドンに負けているとどうなんでしょう。立ち回りの上手さでどう迫るか。
万爆ノリさん「
ケイアイノーテックの頭に賭けます! 人馬ともに初G1制覇!」
バンカフェさん「3連系で美味しい、7、8番人気くらい? の
ケイアイノーテック。運を引き寄せた藤岡騎手。天皇賞からの入れ替わりのドラマが」
ケイアイノーテックは前走・
ニュージーランドTが1番人気で②着。ちょっとスタートで出負けし、道中で徐々にポジションを上げて、直線でしっかり脚を使いました。後方にいた
カツジに差し切られましたが、一番強い競馬をしたのはこの馬かも。他馬と五分に出れば、好勝負も可能なはず。ただ、あんまりスタートは上手じゃないみたいですねw
AJさん「毎年の傾向なんだけどこのレースはとにかく米国型ノーザンダンサー系が強いレース! ヴァイスリージェント系やストームバード系、ダンチヒ系、あとはダイワメジャー、キンシャサなどのスピード型のサンデー系が強い!
ギベオンは母父がヴァイスリージェント系で、前走の毎日杯も上がり2位で好内容、ミルコだし人気でもこれが軸かなぁ」
ギベオンは今回人気を集めそうな1頭。前走・
毎日杯②着でしたが、負けた相手は
日本ダービーでも人気になりそうな3連勝中の
ブラストワンピース。相手が悪かったかもしれません。その
毎日杯は、先に抜け出した
ブラストワンピースに迫ろうとして逆に突き放される内容。ちょっと物足りませんが、距離短縮は好材料なのでは? 初のマイル戦のペースで戸惑わなければ、末脚炸裂の場面がありそう。
パンチョさん「
プリモシーン! 桜花賞の事は忘れ、ビビらずインで脚ためて直線勝負だぞ~戸崎!!」
プリモシーンは
桜花賞で出遅れた上に、直線では前が壁になる展開。⑩着大敗も仕方ありません。でも、⑩着とはいえ、勝った
アーモンドアイから0秒9差、②着の
ラッキーライラックとは0秒6差。
アーモンドアイを別格とすれば、着順ほど負けていません。スムーズに運べれば、巻き返せるはず。
北陸の夢追い人さん「
ロックディスタウンです! 荒れるイメージのあるレースなのでこの馬から行きたいと思います」
ロックディスタウンは新馬戦、
札幌2歳Sを2連勝と華々しいデビューを飾りましたが、3戦目の
阪神JF⑨着、4戦目の
フラワーC⑬着と大敗が続いてしまいました。行きたがる気性の馬のようなので、距離短縮は歓迎でしょうが、ちょっと手が出しづらいところ。能力は高いはずなんですけどねぇ。
阿波の虎さん「先週も一息足らずの4着止まり。人気よりは上位にくれば仕方がないね。今週の出目競馬の狙い目は16番の
ミスターメロディ。外枠が嫌われたか、芝の走りにまだ疑問符があるのか、予想だにしない位の低評価にほくそ笑みます。この馬強いよ」
ミスターメロディは初の芝のレースとなった前走・
ファルコンSを快勝。好スタートから先行し、直線では早め先頭から押し切り勝ち。強さを見せつけました。初のマイル戦は気になりますが、底を見せていない点は魅力。狙っておもしろそうです。
トムさん「応援する馬は
デルタバローズです! 前走はもうワンテンポ仕掛けが早かったら勝っていてもおかしくなかったと思います。前走は決してフロックではありません」
デルタバローズは前走・
ニュージーランドTで9番人気③着。勝った
カツジ、②着
ケイアイノーテックと0秒1差の好走を見せました。ただ、このレースの4コーナーから直線を見てみると、
デルタバローズがインからスムーズに他馬を捌けているのに対し、
ケイアイノーテックは4コーナーで馬群の外を回っています。走った距離の差が歴然としている状況で、追い比べで
ケイアイノーテックに敗れたことを考えると、
ケイアイノーテックを上とみるのが筋のような。ただ、この馬は今回がキャリア4戦目。前々走・
京成杯⑬着は距離が長かったと考えれば、上積みに期待する手はありそう。
色気無しババアさん「牝馬が3年連続で連対していますので、その中でも人気なさそうな
アンコールプリュを狙ってみたいですね」
桜花賞で⑪着だった
アンコールプリュ。直線で内に入りましたが伸びず。切れた時の脚は強烈ですから、直線で外へ持ち出すことが、自慢の末脚を発揮する条件かもしれませんね。
そして今回は、意外…と言ったら失礼ですが、そんな馬が最多の支持を集めましたよ!
5頭ボックスさん「ここは
フロンティアに期待。前走は少し距離が忙しそうに見えた。今回は内枠で脚をためて直線で弾けそう。ウチパクならやってくれそうな気がします!」
穴馬野郎さん「
フロンティアを狙う。完全なサウスポーでコーナー一つの競馬場では複勝率100パーセント。前々から粘り込む」
ピンクカメオさん「軸は
フロンティアにします。一筋縄ではいかないと考えています」
1103さん「短距離G1はダイワメジャーには気をつけたい、ということで
フロンティアを。枠も良い。前走も良かった」
新潟2歳Sの勝ち馬
フロンティアは前走・
ファルコンS③着。最後はいい脚で伸びてきました。ここまで5戦して2勝③着1回。負けた2戦は共に右回り。サウスポーの予感がプンプンしますねw 2枠4番の好枠を生かし、直線で内から脚を使うことができれば大仕事の可能性もあるとみます。
それでは展開を予想しましょう! 逃げるのは
テトラドラクマ(馬番3番)とみます。
カシアス(馬番15番)も前走・
ニュージーランドT(⑦着)で逃げていますが、今回は
京王杯2歳S(②着)のような控える競馬を選びそう。
リョーノテソーロ(馬番6番)、
パクスアメリカーナ(馬番10番)、
デルタバローズ(馬番14番)、
ミスターメロディ(馬番16番)あたりが先行グループを形成。
中団に
フロンティア(馬番4番)、
プリモシーン(馬番5番)、
タワーオブロンドン(馬番7番)、
ギベオン(馬番9番)、
ケイアイノーテック(馬番11番)など。人気馬が多いですね。
後方待機は
アンコールプリュ(馬番12番)。
テトラドラクマ(馬番3番)が
アルーシャと競り合いながらレースを引っ張った前走・
クイーンCは前半800mが46秒0という締まった流れ。今回も速めのペースでの逃げになるとみます。道中でスタミナを消耗しながら、直線で切れ味を求められる厳しい展開になりそう。
長めの距離で結果を残してきた馬に有利なのでは?それでは買い目を発表します! 3連複で
ギベオン(馬番9番)1頭軸流し。相手は
テトラドラクマ(馬番3番)、
フロンティア(馬番4番)、
プリモシーン(馬番5番)、
タワーオブロンドン(馬番7番)、
ケイアイノーテック(馬番11番)、
ミスターメロディ(馬番16番)の6頭。
15点×各400円で計6000円です!厳しいレースになるとみて、マイルよりも長い
毎日杯で②着好走がある
ギベオン(馬番9番)を軸に抜擢。速いペースのレースは初めてなので、戸惑わず追走できればチャンスはあるはず。
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。
テトラドラクマ(馬番3番)の逃げは脅威。
クイーンCは速いペースで引っ張って、
フィニフティ以下を封じました。3か月の休養を挟んでの出走となるので、やや評価を下げましたが、注意したいと思います。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
パクスアメリカーナ(馬番10番)。前走・
アーリントンC②着は距離ロスのない立ち回り。恵まれた面があったとみて、馬券から消しました。
そして、
「ガールズジョッキー ラジオステークス」の3人の応援馬もご紹介しておきましょう。先週は
ももすけ・石橋桃さんの応援馬
レインボーラインが勝ち、
わっちゃん・和多田美咲さんの応援馬
ミッキーロケットが④着、
がっきゅ・長久友紀さんの応援馬
チェスナットコートが⑤着。3頭がそろって掲示板に入りました。いいところ突いてくるでしょ?
ミッキーロケットなんて、
「内からやられた!」と思ったもんなぁ。
「ガルジョ」3人の応援馬
推奨者
| 推奨馬 |
推奨理由 |
石橋桃さん(ももすけ) |
デルタバローズ |
「ニュージーランドT3着に注目!」 |
長久友紀さん(がっきゅ) |
パクスアメリカーナ |
「父クロフネがこのレースの勝ち馬! 全姉ホエールキャプチャも東京マイルに実績あり!」 |
和多田美咲さん(わっちゃん) |
ミスターメロディ |
「初の芝のレースで重賞勝利! 初のマイル戦も楽しみ!」 |
先週書いた通り、
かきつばた記念、
かしわ記念と馬券でやられて、仕事をしながらお小遣いを減らすというゴールデンウィークを送っていますw
兵庫チャンピオンシップでちょい巻き返したので、
NHKマイルCで大逆転を!
「2018年は、いいゴールデンウィークだったなぁ」 そんな記憶を脳に刻み込めますように!
「ガールズジョッキー」公式サイトhttps://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント@grjockey
文化放送 超! A&G+サイトhttp://www.agqr.jp/
2018年の回収率…175.6%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.0.9]
メッセージはこちらからお願いします。 ※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
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