オークスはあの馬で決まり!? ならば馬券は思い切って…
2018.5.19
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
今回は珍しく競馬の話題から。「そんな競馬コラムってどうなの?」って自分でも思わなくもないですがw というのも、「これって馬券必勝法になるんじゃないの?」って出来事に気づいたからですよ! いやぁー、これは袋閉じにした方がいいんじゃないかなぁ。「馬迷男がついにたどり着いた究極の馬券術!」みたいな感じで。このコラムを今回だけ、有料にしてもいいんじゃないですかね?
今日(土曜)、競馬中継を見ていたら、騎手変更のお知らせがありました。東京第5レースで、ボウルオブチェリーの鞍上がボウマン騎手(56.0kg)から柴田善臣騎手(56.0kg)に変更になるという内容。お知らせでは「検査のため」と言っていましたが、何の検査? ボウマン騎手は直前の第4レースにも騎乗していました。シシハクトに乗って⑫着。「落馬も無かったし、どうしたんだろう…」 まあ、当然そう思いますよね?
落馬以外にもいろいろと怪我の可能性があるのが騎手というお仕事。ゲートで馬が暴れた際に手足を挟まれたなんていう話はよく聞きますし、何なら馬から降りる時に足を捻っちゃうこともありそう。もちろん体調が良くないことだってあるでしょうね。「馬に揺られているうちに、気持ちが悪くなって…」 馬酔いってあうのかなぁ。その体質、騎手には向いてなさそうだけどw
その後、第6レースもボウマン騎手は乗り替わり。ヒロノライデンがボウマン騎手(56.0kg)から横山典弘騎手(56.0kg)に。「2レース続けて乗り替わりとは、只事じゃなさそう。このまま、あとのレースも乗り替わるのかな」と。
そう思っていたのですが、第7レースはもともと騎乗馬がなく、第8レースから復帰。第8レースを1番人気のウォリアーズクロスで勝利。そして第10レース是政特別も1番人気サトノティターンで制しました。さらに、メインのメイSも2番人気サトノアーサーで③着。検査を受けた人とは思えないほど、馬券に絡みまくりました。
まあ、ボウマン騎手に何事もなかったことは喜ばしいことですし、第8レースでウォリアーズクロスから入ったのに②着の9番人気グラスブルースが抜けたことはよくあること。「もし自分がボウマン騎手の立場だったら…」と考えてみたのです。怪我や体調悪化で検査を受けることになった時、人気馬に騎乗する第8レースまでに戻って来たいと考えませんか?
検査を受けている時点では最終的にどれくらいの人気になるかは分かりませんが、1番人気に支持されるほどですからボウマン騎手も当初から勝ち負けを意識していたはず。僕なら検査をしてくれる人に「第8レースまでには復帰したいんです」とお願いしますw 逆に、体の異変に気づいた時も「人気の馬には乗りたい」と考えて検査を早めに受けたり、後回しにするかも。
今日(土曜)のボウマン騎手のケースは、8レース以降4回騎乗して[2.0.1.1]。1番人気の2頭で見事に勝利を収めています。馬券格言としては「検査から復帰した騎手が人気馬に騎乗したときは馬券に必ず入れろ!」 これです。でも、これ、どうやって検証しますかねw どなたか検証してもらえませんか?(編注:その後、ボウマン騎手は病気のために日曜の全レースで乗り替わりとなりました)
そんな馬券必勝法を1ミリも考えていなかった先週は、ウインズ広島で観戦していました。広島カープの試合を観戦するため、金曜から2泊3日で今年初の広島遠征を行ったのですが。土曜の天気が良かったので、日曜朝、ホテルをチェックアウトして外に出た時、曇り空なのに地面が濡れていた時には驚きました。「夜に雨が降ったの!?」 東京は雨の降り始めが当初の予報より早かったとか。広島の地面を濡らした雲が第一陣として、東京に到着していたのかもしれませんね。その後、広島では僕がマツダスタジアムに到着する11時前に再び雨が降り出して、試合前に雨天中止が決定。することが無くなった僕のような野球難民がウインズ広島に複数いました。レプリカユニホームを着ていたり、応援グッズを持っていますから、すぐに分かります。
雨天の決戦となったヴィクトリアマイルは、ジュールポレールがリスグラシューの追撃をハナ差抑えて勝利。昨年のこのレース③着の雪辱を果たしました。ゴール直後、馬上の武豊騎手と幸騎手の間で「どっちや!?」「わかりません」という会話があったとか。大接戦でした。
僕が馬券の軸にしたアエロリットは外目の4、5番手を追走し、4コーナーで先頭に並びかける積極的な競馬。直線では③着に入ったレッドアヴァンセに交わされてからも差し返しそうな脚をみせていましたが、外から伸びてきたジュールポレールとリスグラシューにも一気に交わされてしまいました。雨が降ることはまったくの想定外。アエロリットにとっては良馬場の方が良かったですよね。良なら勝ってたなぁ。少なくとも馬券圏内にはいたなぁ。ジュールポレールを馬券に入れていただけに未練たらたらです。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」になったソウルスターリングは⑦着。中団でレースを進め、4コーナーでは勝ったジュールポレールの後ろというまずまずのポジション。そこから伸び負けしてしまうのですから、本調子ではないようです。ファンの多い馬なので、復活が待たれます。
今回馬券に入れた馬の成績はジュールポレール①着、リスグラシュー②着、アエロリット④着、ミスパンテール⑤着、アドマイヤリード⑧着、デンコウアンジュ⑫着、ラビットラン⑬着。③着が抜けるのは2週連続なのでは? 先週のNHKマイルCは③着レッドヴェイロンが抜け。今週はレッドアヴァンセが抜け。どうも東京サラブレッドCさんとの相性がよくありません。いえいえ、逆に言えば、馬券格言的には「『レッド』を見たら馬券に入れろ」です。今週もいるなぁ…。どうしようかなぁw
その今週はオークス。簡単ですねw ①着はアーモンドアイです。あの桜花賞を見たら、能力が図抜けていることは明らか。オークスは2400mに合う血統よりも能力の高さを重視していいレース。父ロードカナロアから来る距離不安なんて考えません。当コラム連載史上、もっとも早いタイミングでの軸馬発表ですw
ただ、前日最終オッズで単勝1.7倍の圧倒的人気馬から入るのですから、相手をどう絞るかが焦点。読者の皆さんの「オークスの狙い馬」を参考にさせていただきましょう!
ブラックドラゴンさん
「アーモンドアイから流します。あの強烈な末脚を見たら軸にするしかないでしょう!」
ヨンボさん
「アーモンドアイから穴ぐさ3頭へ流します」
僕と同じご意見の方からメッセージをいただきましたw どんな勝ち方をするのかを見に、明日は東京競馬場へ出かけるつもりです。
北陸の夢追い人さん
「やはりラッキーライラックでお願いします! 上位2頭は安泰な気はするのでこの馬からにしたいです」
いちひでさん
「久しぶりに2歳女王がオークスを。と言うことでラッキーライラックに期待します」
ブラックさん
「ラッキーライラックのリベンジに期待します。アーモンドアイ、サトノワルキューレを厚めに穴ぐさを絡めて三連複を考えます」
シンゲンさん
「ラッキーライラックを軸にします。桜花賞と同様に白帽ですが、包まれないように苦慮した前回とは異なり、今回は後入れの偶数枠・長距離をロスなく回れる点で吉と出そうです。アーモンドアイの勝ちっぷりから、あっさり2冠達成も考えられますが、ある程度前に行ける分ラッキーライラックが軸向きかと思います」
桜花賞でほぼ完璧な競馬を見せたラッキーライラック。例年ならこの馬が桜花賞馬だったかもしれません。これまで5戦して4勝・②着1回。しかも牝馬王道路線を歩んできてこの成績ですから、能力は一枚上のはず。相手は強いですが、馬券から外せませんよね。
はるぱぱさん
「人気2頭は強いと思いますが、穴っぽいところでパイオニアバイオを狙いたいです。相手なりに走りそうですし、お母さんのアニメイトバイオにも馬券でお世話になったので応援の意味も込めて一票」
やっちゃんさん
「パイオニアバイオからいきます。サトノと接戦をしてたのに このオッズ差はないのでは! 人気馬が差しならば 前目にいけるパイオニアバイオの方がいいでしょう。後で牽制しあってるうちに あらあら(笑) ありますよ! 」
ジャーニーマンさん
「このメンバーで波乱の要素があるのかな?と思いつつも前走の内容がフロック視されそうなパイオニアバイオを買おうかと思います。頭の高い走法で瞬発力勝負には向かないのと、中山向きではなかったり、イン有利の馬場で外枠を引かされたり、未勝利を勝ったときも外が全然伸びない馬場で外を回して勝ったような馬なので、前走は不利な外枠だった事以外はようやくまともに走らせてもらえたレースだったと思います。近年のオークスで穴を空けるパターンは去年のモズカッチャンのように必要以上に過小評価されてたパターンくらいしか無いので、今年はこの馬かなと思います」
パイオニアバイオは1勝を挙げるのに8戦を要しましたが、未勝利勝ち直後の前走・フローラSで②着に入り、オークスの優先出走権を獲得。フローラSは勝ったサトノワルキューレの豪脚に目を奪われますが、この馬もいい脚を長く使いました。サトノワルキューレとはクビ差。しかも外から2頭目だった15番枠から東京芝2000mのレースで②着に入ったのですから、高く評価してもいいはず。前日最終オッズで単勝9番人気54.8倍なら狙う価値は十分ありそう。
単複職人さん
「リリーノーブルです。桜花賞ではインベタから抜け出したラッキーライラックに外目から迫り、最後の最後には明らかに脚色が勝っていました。人気どころで決着しそうですが、一頭選ぶならここから」
あるかなさん
「リリーノーブルを軸にします。ちまたではアーモンドアイ&ラッキーライラック&サトノの3強と言われてますが、桜花賞での3強の中では距離が延びていいのはこの馬かと」
リリーノーブルも2歳時から牝馬王道路線を歩んできた一頭。この世代の牝馬ではトップクラスです。ラッキーライラックに先着したことはありませんが、その着差は③着のチューリップ賞で0秒4差、同じく③着の桜花賞では0秒1差と縮まっています。特に桜花賞ではラッキーライラックがほぼ完璧なレース運びを見せていただけに、それに迫ったリリーノーブルの上昇度はオークスでの逆転を感じさせます。不安はチューリップ賞の道中で見せていた行きたがる面。折り合いがつくかどうか。好走のカギはその1点だと思います。
阿波の虎さん
「天気がどうなのかな? 迷っています。1枠の川田君にいくか? 出目競馬のセオリーで8番のサトノワルキューレからか? 結果8番からにします。但しいつものように三桁配当は買いません。せめてヒモ荒れに期待します」
サトノワルキューレは前走・フローラSで豪脚を披露して勝利。前々走・ゆきやなぎ賞で②着に降したエタリオウが青葉賞で②着に好走したのですから、サトノワルキューレの評価も上がります。ただ、近2走、出遅れているんですよねぇ。能力は認めますし、馬券にも入れたい一頭ですが、その点はちょっと心配。
ツムツムツムラーさん
「ここはやっぱりPOGでも指名しててデビューから応援しているオールフォーラヴ。内枠からスルスルと頑張って欲しい」
オールフォーラヴは前走で忘れな草賞を勝って檜舞台へ。オークスだから檜舞台っていう表現は違うのかもしれませんが、とにかく晴れの舞台へ。ここまで3戦2勝・②着1回。敗れた前々走・アルメリア賞は直線で他馬と接触する場面がありました。接触が無くても勝っているかどうかは分かりませんが、勝ち馬との着差は縮まっていたはず。なんなら度外視して「隠れ連勝馬」として扱うこともできそう。忘れな草賞は中団追走から勝負どころで自ら動いて、早め先頭から押し切る好内容。今回は相手が一気に強くなりますが、侮れない1頭かもしれません。
ハカセセブンさん
「マウレアに期待します。東京は得意そうですし、枠も内枠に入りました。2400ですから、ある程度バラけると思いますので、問題ないと思います。ディープ産駒ですから、距離も大丈夫だと思います。後は、馬場がどこまで回復するかだと思います」
マウレアもこの世代の牝馬のトップクラスの1頭。桜花賞⑤着からの巻き返しを狙う一戦になりますが、報道によるとこの中間、歯替わりがあったそうです。永久歯が生えてくるのが遅く、飼葉食いが落ちた時期があったとか。今は飼葉食いが戻ったそうですが、順調でなかったことは確か。デビューから徐々に馬体を減らしている馬ですから、当日の馬体重に注意したいですね。
まんぞうさん
「レッドサクヤを軸にします。赤松賞のレースでバチバチ馬群に揉まれながらも勝馬から僅差に迫った点が印象的で、相当根性あるんだなと。近親に府中G1実績馬がいることも血統面で期待値アップ。新オークス男(もう誰も覚えてない? )こと福永騎手のスムーズなエスコートで3着以内に食い込んでくれると信じてます」
はい来ました。今週の「レッド」ですw G1で2週連続③着に入っているんですから、東京サラブレッドCの会員さんたちも「次は自分の馬が!」と盛り上がっているのではないでしょうかw 前走・桜花賞は⑦着。上位馬との差を感じる敗戦でしたが、今回は東京コースの経験があることは好材料。前々走・エルフィンSを勝った時のように長くいい脚を使えれば、好走のチャンスはがあるかもしれませんね。
5頭ボックスさん
「内枠に入り確信しました! ここはヨシトミ鞍上、トーセンブレスで勝負。間違いなく距離も合っているはず。強気の大勝負で!」
章真さん
「トーセンブレス本命でいきます!府中の直線が合うと思います」
残念ながら左前挫跖のため、出走取消。桜花賞④着馬ですし、折り合いに不安はないですし、切れる脚がありますし、出てくれば怖い存在だったんですけどねぇ。
それでは展開を予想しましょう! ハナはサヤカチャン(馬番12番)。2番手にランドネ(馬番14番)。ハナ争いはなく、この並びですんなり決まりそうです。
その後ろにラッキーライラック(馬番2番)、カンタービレ(馬番5番)、ロサグラウカ(馬番17番)、オハナ(馬番18番)などが位置取り、先行グループを形成。
中団にリリーノーブル(馬番1番)、マウレア(馬番3番)、オールフォーラヴ(馬番6番)、レッドサクヤ(馬番10番)、パイオニアバイオ(馬番11番)あたり。
後方待機はサトノワルキューレ(馬番8番)とアーモンドアイ(馬番13番)。
サヤカチャンが前走・スイートピーS(⑥着)で逃げた際に作ったペースは1000m通過61秒3。今回も同じくらいか、それよりも遅いペースになるとみます。後続にとっては折り合い面が試されそう。勝負どころでパイオニアバイオ(馬番11番)などの長くいい脚を使うタイプが押し上げていくことになりそうですが、基本的にはスローの瞬発力勝負になるのでは?
それでは買い目を発表します! 今回は3連単で勝負! 1枚目は3連単でアーモンドアイ(馬番13番)①着付け流し。相手はリリーノーブル(馬番1番)、ラッキーライラック(馬番2番)、カンタービレ(馬番5番)、オールフォーラヴ(馬番6番)、サトノワルキューレ(馬番8番)、パイオニアバイオ(馬番11番)の6頭。30点×各100円で計3000円。
2枚目も3連単でアーモンドアイ(馬番13番)①着付け流し。相手はリリーノーブル(馬番1番)、ラッキーライラック(馬番2番)、サトノワルキューレ(馬番8番)の3頭。6点×各500円で3000円。2枚合わせて6000円です!
力が抜けているとみているアーモンドアイ(馬番13番)を馬券の軸に。3連複だとトリガミ必至なので、今回は3連単にしてみました。スローペースでも他馬より一枚上の末脚で突き抜けてくれることを期待します。
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。カンタービレ(馬番5番)は前々走で未勝利戦を完勝し、続く前走・フラワーCも早めに抜け出すレース運びで2連勝。②着がトーセンブレスですし、2頭で③着以下を突き放した点も評価したいところ。前走で長距離輸送も経験。上位人気陣が折り合いやスタートに不安があるだけに、レース運びの巧さで一角崩しがあるとみました。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はマウレア(馬番3番)とレッドサクヤ(馬番10番)。
マウレア(馬番3番)は世代上位の存在ではありますが、中間の歯替わり報道は不安材料。
レッドサクヤ(馬番10番)は気になる「レッド」の馬ですが、やっぱりこのメンバーに入ると見劣りすると思うんですよねぇ。3週連続で「レッド」にやられるのは怖いですけどw
そして、「ガールズジョッキー ラジオステークス」の3人の応援馬もご紹介しておきましょう。彼女たちもG1シーズンの盛り上がりを肌で感じているようで、番組のトークがときどき妙なテンションになっていることがありますw 競馬2年生の彼女たちにも春競馬のクライマックスとなるこの2週間を楽しんでもらいたいと、競馬29年生は思います。
「ガルジョ」3人の応援馬
| 推奨者 | 推奨馬 |
| 推奨理由 | |
| 石橋桃さん(ももすけ) | オールフォーラヴ |
| 「ディープインパクト産駒! 2000m以上で真の力を発揮!」 | |
| 長久友紀さん(がっきゅ) | サトノワルキューレ |
| 「フローラS勝ち馬は昨年も好走! 距離経験も有利!」 | |
| 和多田美咲さん(わっちゃん) | リリーノーブル |
| 「世代上位! ルーラーシップ産駒で2400mもいい感じ!」 | |
今回は妙な馬券必勝法を考案しましたが、すべての馬と関係者の皆さんが無事な上で競馬が行われることがもちろん理想。今後誰かが「検査のため」に乗り替わるようなことがあれば、無事を祈りつつ、その後の騎乗馬の人気をチェックすることにします!
明日の東京は好天に恵まれそうですね。素晴らしいレースが見られますように!
「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey
文化放送 超! A&G+サイト
http://www.agqr.jp/
2018年の回収率…148.4%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.0.11]
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