大混戦! でも、ダービーって「情」で買うレースでしょ?
2018.5.26
どうも!
馬迷男・
八木たかおです!
この1週間は、アメフトの話題で持ちきりでしたね! こう書くと、何か良いことがあったように思えますw
日本大学といえばそもそも学生の多い大学ですし、マスコミ業界にも出身の人は多数。石を投げれば日大出身者に当たるくらい。石を投げると危ないですね。じゃあ、アメフトボールを投げれば当たるくらい。あるいは闇雲に誰かの後ろからタックルしてもほぼ日大出身者。タックルも危ないですからやめておきましょうw
アメフトのようなコンタクトスポーツの経験はありませんが、高校の時にクラスの男子の間で
「ジャンピング・ニー・バット」が流行ったんですよ。当時の人気プロレスラー・
ジャンボ鶴田選手の必殺技。「ジャンピング・ニー・バット」とは、助走してジャンプしながら相手を膝で蹴り飛ばす技。かつての人気キックボクサーの
沢村忠選手の得意技「真空飛び膝蹴り」と同様です。
誰かと話していたり、廊下を歩いている友達の背後から助走をつけて、背中目がけて闇討ちで「ジャンピング・ニー・バット」。今考えると何がおもしろいのかさっぱり分かりませんw でも、こういう謎の行為が流行るのが思春期男子の特徴。女子からも
「男子ってバカね…」という目で見られがち。だって、バカなんだからしょうがない。
そんな「闇討ちジャンピング・ニー・バット」はやられると痛いし、大変危険ですが、大怪我をする男子が出なかったのは幸い。瞬発力がアスリート並みに長けていたり、体重が100kg近くのような体格の良い同級生がいなかったことが良かったのでしょう。アメフト選手にやられると、あの世が近づきます。つい思い出してしまいましたが、今回の悪質タックル問題とは威力が雲泥の差。
今回の問題によって、アメフト自体のイメージも悪くなってしまったかもしれません。すべてのアメフト関係者が憤ったり、悲しんだりしている問題だと思いますので、せめて今後のアメフト界やスポーツ界の浄化につながって欲しいと思います。タックルを受けた選手には早期の復帰をお祈りしますし、タックルをした選手にも救済があればと願うばかりです。
アメフトのボールといえば、あの独特の形。
そういえばアーモンドに似ているかも…。そんな不謹慎なサイン馬券などまったく関係なく、
オークスは
アーモンドアイが快勝! スタートを五分に出て、6番手あたりを追走。
桜花賞や
シンザン記念と全く違うポジションだっただけに、
「引っかかったのか?」と思いましたが、そんなことはなく折り合って追走。そして直線では出走馬最速の上り3ハロン33秒2の末脚を繰り出して差し切り。あんな競馬もできるんだなぁと感心。
②着
リリーノーブル、③着
ラッキーライラックと終わってみれば、
桜花賞の上位3頭が
オークスもそのまま上位独占。ドラクエの呪文でいえば
「しかし、なにもおこらなかった!」というパルプンテのようなオークス。まあ、
桜花賞上位組がそっくりそのままという
オークスも数年に一度ありますので、今回はそれでした。やはり
オークスは
「桜花賞上位馬から入るのが本筋で、無理な穴狙いは不要」。覚えておきたいと思います。
リリーノーブルは初めて
ラッキーライラックに先着。骨折が判明しましたが、幸い
「ごくごく軽いもの」という陣営のコメントがありましたので、秋には戦線復帰できるのでしょう。いい休養にして欲しいです。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」となった2頭、
レッドサクヤは④着、
マウレアは⑤着。ここ2週連続で東京サラブレッドCの「
レッド」の馬が抜けて馬券が外れていたので、気になっていたのですが、今回もやってきましたw
「アーモンドアイがリリーノーブルを交わす! ③着は!? ラッキーライラックか!?」と思った刹那、その後ろに
レッドサクヤ!
「アカン! アカンでー! そこは差したらアカンでー!」 ③着と④着の着差は1馬身4分の3ありましたが、体感的にはハナ差くらい。びっくりしたー…。さすが
桜花賞⑦着馬。じっくりと構えて乗ったことも良かったようですね。
中間の歯替わりが心配された
マウレアは今回、馬体重がマイナス2kg。最後はいい脚を使っているのですが、前に及ばず。馬体維持に苦労した春を乗り越え、秋にはさらにパワーアップした姿を見せてもらいましょう。
サヤカチャンが1000m通過59秒6というハイペースで逃げましたが、やや離れて人気馬が追走していたあたりが理想ラップだったのかもしれません。
今回馬券に入れた馬たちの成績は、
アーモンドアイ①着、
リリーノーブル②着、
ラッキーライラック③着、
サトノワルキューレ⑥着、
パイオニアバイオ⑦着、
オールフォーラヴ⑨着、
カンタービレ⑬着。今回は
アーモンドアイ1強とみて3連単で勝負したところ、600円分的中。
「特選馬」も④着、⑤着に入って掲示板独占ですw 馬券的にも、エンタテインメント的にもすばらしい結果になりました。
さあ、1強
オークスが終了し、混戦の
日本ダービーヘ! 今年も競馬の祭典がやってきました。皐月賞が荒れた結果になった上、大本命不在でのレースとなったため、
ダービーも難解に。現状は馬券に入れたい馬が両手に余りますw 読者の皆さんから届いた
「日本ダービーの狙い馬」のメッセージを参考にさせていただきましょう!
シンゲンさん「
ダノンプレミアムから買います。不安要素もありますが、近年のダービーは1枠がかなり有利です。相手も内枠の馬を中心に買う予定です」
パンチョさん「弥生賞の楽勝ぶりをみると
ダノンプレミアムで行ける。距離も大丈夫でしょ。怪我明けの状態は正直わからんわ」
ブラックさん「
ダノンプレミアムから三連単フォーメーションです」
ダノンプレミアムを狙う読者さんが多数。
弥生賞の勝ちっぷりをみると、やむを得なかったとはいえ
皐月賞回避が悔やまれます。恐らく能力的にはこの世代の中で抜けた存在。約3か月ぶりの出走も問題はないはず。気になるのは折り合い面。距離延長を歓迎できるタイプではなさそうなだけに、そこは不安材料。とは言え、馬券からは消す勇気もありません。人気になっているだけに、馬券的な扱いが難しい1頭です。
ジャーニーマンさん「
ブラストワンピースから行きます。ペルシアンナイトやモズカッチャンなどいいハービンジャー産駒はハービンジャー産駒らしい欠点を持ち合わせていない馬が多いですが、そういう意味でこの馬は急激な進路変更が出来たり、馬群に突っ込んで行っても全くスピードが落ちなかったり、距離短縮ローテで楽に先行出来たりとハービンジャー産駒らしさがまるで無い相当いい馬だと思います。あの馬体の完成度の低さでこれだけのレースが出来るとなるとかなりの器かもしれません」
ミノッチさん「帰ってきた大本命対波乱の皐月賞組対別路線組という大混戦のダービーで、どっから入っても面白そう。なので、前走でギベオンに完勝している
ブラストワンピースを軸に馬券を組み立てようかなと思ってます。ギベオンを物差しにするならこの馬も相当の能力なのでは? と期待を込めて」
ブラックドラゴンさん「今回は悩みますね。3連複は
ブラストワンピースで行きたいと思います」
ブラストワンピースは新馬戦、
ゆりかもめ賞、毎日杯という非王道路線で3連勝して本番へ。今回と同距離・同コースの
ゆりかもめ賞は中団からレースを進めて、直線で馬の間をすり抜けるように先頭に立ち②着に0秒7差をつける圧勝。そして
毎日杯は一転して先行策から坂上で後続を突き放すレース運び。この時、負かした②着馬が後に
NHKマイルCで②着となる
ギベオンですから、この馬の能力は相当なもの。このメンバーに入っても勝ち負けに持ち込める可能性は十分ありそうです。
茶太郎さん「
ジェネラーレウーノから行こうかなと考えてます。折り合い面で不安はありますが、皐月賞は一番頑張ったのではと考えてます」
ベルカンプ315さん「皐月賞では前3頭で競るかたちなり、ハイペースとなりながらも3着に粘った
ジェネラーレウーノを狙います。京成杯から皐月賞に直行したローテーションからも上積みも見込める。後はこのまま人気にならない様に祈るのみ」
前に行った3頭と後続グループの2つに分かれる特殊な競馬になった
皐月賞。その前に行った3頭の中で、唯一残ったのが
ジェネラーレウーノです。稍重のコンディションながら1000m通過59秒2という厳しいラップを作ったのは、前に行った3頭。逃げた
アイトーンは⑧着、
ジュンヴァルロは⑮着と失速しているだけに、
ジェネラーレウーノの踏ん張りは高く評価できるはず。
今回も後続に追走で脚を使わせるような厳しいペースが、この馬にとっては理想の展開でしょう。東京コース向きの脚質というイメージはありませんが、未勝利戦勝ちは東京芝2000m。自慢のスタミナで栄冠への道を切り開くことはできるでしょうか。
北陸の夢追い人さん「悩ましい感じですが
ゴーフォザサミットにします。人気もそこそこに蛯名ジョッキーの初栄冠に期待です!」
ゴーフォザサミットは
青葉賞勝ちで本番への切符を入手。7番手あたりから徐々に進出。直線は外へ持ち出し、坂上で②着以下を突き放す強い競馬でした。距離実績は大きな武器。折り合いに不安がなさそうな点もいいですね。
3走前に④着に敗れた
共同通信杯は出負けして最後方からの競馬。出走馬最速となる上り3ハロン33秒2の脚で前に迫りました。このレースの内容からも、やはり距離は延びて良さそう。本番で勝ち切れない
青葉賞組ですが、混戦に乗じることができれば歴史を変えられるかも。25度目の
ダービー挑戦となる
蛯名騎手の悲願達成にも注目ですね。
サマヤナさん「
ステイフーリッシュで勝負! 京都新聞杯は強かったです。馬体を維持できていれば勝負になると思います」
ステイフーリッシュの前走・
京都新聞杯(①着)はこれまでのイメージと違う2番手追走から、早めに抜け出して後続を封じる強い競馬でした。ひと皮剥けた感がありましたねぇ。そもそも昨年12月の
ホープフルSで③着に好走した馬ですから、機動力を身につけた今はもっとやれてもいいはず。ただ、馬券的にはなかなか手が回らない馬でもあります。買うなら軸にするのが美味しいかもしれませんね。
阿波の虎さん「一年の経つことの早い事。私の記憶に残っているヒカルイマイからもう何年経ったことやら!? 毎年楽しみに待ってヒカルイマイを捜していますが、今週も1枠に川田君がはいりましたが? 出目競馬からは全くの人気薄の4番
アドマイヤアルバが浮かびます。なんとかなるはずです。馬主さんも同郷ですのでとりあえず一票です」
京都新聞杯で②着だったのが
アドマイヤアルバ。後方からのレースとなりましたが、馬群の外を捲るようにして4コーナーで前に取りつき、勝ったステイフーリッシュに迫りました。ここまで馬券圏外の無い馬だけに、相手なりに走れる馬かもしれません。今回は相手が一気に強くなりますが、未知の可能性に賭ける手はあるかも。超人気薄なので、大万馬券をもたらすかもしれませんよ。
そして今回、読者の皆さんの支持をもっとも集めたのはあの馬です! やっぱりそうなのかなぁ…。
5頭ボックスさん「
ワグネリアンから行きます。外枠は厳しいかなと思いますが…広い府中なら確実に前走より上積みがあるはず。福永騎手も何度も悔しい思いをしてるのでここで初制覇すると信じます!」
ツムツムツムラーさん「ここまで来たなら
ワグネリアン! 8枠17番は買いづらいですが先週のオークスのアーモンドアイの様な走りをして欲しい」
ハカセセブンさん「再度
ワグネリアンを中心にします。大外枠はかなり厳しいと思いますが、レース前半はゆったりと走るのがこの馬のペースだと思うので、枠関係なしに、後ろからの競馬になると思います。後は、流れることを祈りつつ、福永騎手の手腕とワグネリアンの差しに期待します」
たーもーさん「
ワグネリアン。正直枠順見てあ~あ、と思ったのですが、中途半端な枠よりは、腹を括ってやり易いかな、と」
僕が以前から
「今年のダービー馬」と言ってきた
ワグネリアン。
東京スポーツ杯2歳Sを圧勝し、3連勝を決める姿を現地で見て
「これだ!」と思ったわけですが、その後、
弥生賞②着、
皐月賞⑦着と2連敗。中山コース向きの脚質ではありませんし、
皐月賞は位置取りが後ろ過ぎたかもしれません。敗因は明確。広くて左回りの東京コースがベスト! そんな仮説を唱えながら、応援するしかないかもしれませんw 8枠17番も厳しいですよねぇ…。
それでは展開を予想しましょう! この組み合わせならハナは
ジェネラーレウーノ(馬番16番)になりそう。
ダノンプレミアム(馬番1番)、
ブラストワンピース(馬番8番)、
ステイフーリッシュ(馬番10番)、
エポカドーロ(馬番12番)、
サンリヴァル(馬番18番)あたりが先行グループ。
中団に
キタノコマンドール(馬番5番)、
ゴーフォザサミット(馬番6番)、
オウケンムーン(馬番9番)、
ジャンダルム(馬番11番)、
グレイル(馬番13番)、
エタリオウ(馬番14番)、
ステルヴィオ(馬番15番)、
ワグネリアン(馬番17番)。
後方待機は
タイムフライヤー(馬番2番)。
ジェネラーレウーノ(馬番16番)は
葉牡丹賞で逃げ切り勝ちした時のラップが1000m通過62秒0。ただ、ペースはもっと速い方が良いはず。2番手追走だった
京成杯の1000m通過が59秒7くらいでしたから、
1000m通過60秒ちょうどくらいのペースとみます。
勝負所で
ダノンプレミアム(馬番1番)などの先行グループが、
ジェネラーレウーノ(馬番16番)に迫り直線へ。先行グループにとっては底力が試される厳しい競馬。中団以降の差しも届きそうですが、G1ともなればなかなか前が止まりません。
基本的には先行有利とみていいのでは?それでは買い目を発表します! 3連複で
ワグネリアン(馬番17番)1頭軸流し。相手は
ダノンプレミアム(馬番1番)、
キタノコマンドール(馬番5番)、
ゴーフォザサミット(馬番6番)、
ブラストワンピース(馬番8番)、
オウケンムーン(馬番9番)、
エポカドーロ(馬番12番)の6頭。15点×各400円で計6000円です!
初志貫徹! いえ、そんなかっこいいものではありませんw ここで
ワグネリアン(馬番17番)から別の馬に乗り換えて好走されたら、めちゃくちゃ後悔するじゃないですか!
「先行有利」とみてるんですから
ブラストワンピース(馬番8番)や
エポカドーロ(馬番12番)を軸にすることも考えました。でも、
ここは計算よりも「情」を優先。
日本ダービーって、そういうレースでしょ?
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。
キタノコマンドール(馬番5番)は人気先行感がありますが、かなりの素質の持ち主のはず。キャリア3戦目の
皐月賞は後方の位置取りとなり、末脚を伸ばすも⑤着まで。ただ、あの厳しい経験が今回に生きるはず。
皐月賞よりももう少し前めのポジションで競馬ができれば。
オウケンムーン(馬番9番)は
皐月賞で5番人気に支持されながら⑫着。今回は人気が急落しています。でも、
皐月賞は稍重の馬場コンディションの上に、出負けして後方の位置取りになる厳しいレース。
共同通信杯の勝ちっぷりが良かっただけに、あの一戦で評価を落とすなら、逆に買いとみました。
皐月賞馬
エポカドーロ(馬番12番)も意外と人気がありません。この馬の立ち回りの上手さは大きな武器。今回も
戸崎騎手がドンピシャのタイミングの仕掛けを見せてくれることに期待。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
ステルヴィオ(馬番15番)と
ジェネラーレウーノ(馬番16番)の2頭。
ステルヴィオ(馬番15番)は
皐月賞のときも
「距離適性と外枠が気になる」として
「特選馬」になったんですが、今回も理由は同じ。
オークスで同じ
ロードカナロア産駒の
アーモンドアイが勝ったことで距離不安が払拭されたと考える人もいるかもしれませんが、僕は別の考えです。
オークスは牝馬限定ということもあり、距離適性よりも能力で結果が出せるレース。一方、
ダービーは距離適性の裏付けも必要とみています。
ジェネラーレウーノ(馬番16番)は怖い1頭なんですが、先ほども書いた通り、東京コースに向いているとは思えないんですよねぇ。スタミナ自慢は認めるだけに、ハイペースだと怖いんですけど。あと逃げるよりは、2番手くらいの方が競馬をしやすいタイプなのでは?
そして、
「ガールズジョッキー ラジオステークス」の3人の応援馬もご紹介しておきましょう。彼女たちは競馬2年生ですから、人生2度目の
ダービーです。1年間の勉強の成果があって、
ダービーの価値も少しは分かってきたみたいでした。JRAのCMみたいに
「去年出ていた馬が1頭もいない! レイデオロがいない!」とか思っていないはずw
「ガルジョ」3人の応援馬
推奨者
| 推奨馬 |
推奨理由 |
石橋桃さん(ももすけ) |
ステルヴィオ |
「ステルヴィオのことも、日本ダービーの勝ち方も知っているルメール騎手に期待!」 |
長久友紀さん(がっきゅ) |
ダノンプレミアム |
「勝率の高い1番枠! ディープインパクト以来となる無敗のダービー馬へ!」 |
和多田美咲さん(わっちゃん) |
ジェネラーレウーノ |
「田辺騎手のエスコートで粘って欲しい!」 |
結果的にですが、
「ガールズジョッキー」3人娘が応援する馬、2頭が
「特選馬」になっていますw 2年生に負けたくはないんですが、あっさり負けちゃうのも競馬w 惚れた弱みの「情」で応援する
ワグネリアン(馬番17番)をじっくり見守りたいと思います! それでは皆さん、明日は良いダービーを!
「ガールズジョッキー」公式サイトhttps://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント@grjockey
文化放送 超! A&G+サイトhttp://www.agqr.jp/
2018年の回収率…161.9%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.0.13]
メッセージはこちらからお願いします。 ※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
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