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馬迷男の挑戦

回収率100%崖っぷちの戦い! ここは得意な(?)レースで…


どうも。馬迷男八木たかおです。

広島へカープの応援に来ています。今年3度目の広島遠征。我ながら熱心ですw

西日本豪雨の被害を考慮し、カープはオールスター直前の対阪神3連戦の中止を決断。昨日(金曜日)の巨人戦は西日本豪雨の発生後、初めての試合。16日ぶりのマツダスタジアムでの試合となりました。

試合前には両チームの監督・選手が呼びかけた募金が行われ、それに参加しようと思ったら行列が長い長いw 僕が並んだ時点で、行列の最後尾は球場内コンコースを半周していました。半旗が掲げられ、試合前には黙祷。トランペットや鳴り物を使った応援も自粛されるなど、独特の雰囲気の中で行われた試合でした。

その試合は2回までに7点をリードするも、追いつかれ、10回表に1点リードを許し、その裏に下水流選手の逆転サヨナラツーランが飛び出す劇的すぎる展開。もっと楽に勝てただろうにw でも、地元・広島の方々の中には喜んでくれた方が多かったのではないでしょうか。下水流選手がヒーローインタビューのお立ち台で語った通り、「勝利の報告ができてよかった」のでしょう。試合後は、僕も汗と涙で顔がぐちゃぐちゃw 汚いおっさんが一丁上がり。

よくスポーツ選手たちが「見ている人たちに勇気を与えられれば…」というコメントを出しますが、言っている本人もそんな簡単なことではないのは分かっていると思うんですよね。「被災された方々にメッセージをお願いします」なんて求められても、何を言っても軽い言葉になります。そうは言っても、聞く側も聞かないと仕事になりません。みんな、全力で仕事をするしかないんですよね。

広島では、宿泊するホテルの近くのコンビニへ行くと、運送に支障が出ているために並んでいる商品が少なくて棚がスカスカ。ホテルのテレビをつけると、給水がどこで行われているとか、どこの施設がお風呂を無料開放しているといった、災害情報が一日中、画面の下に流れています。電車内や球場内では、「大雨、大丈夫やったか?」「次に何かあったら、どこそこへ避難しようと思うとるんよ」なんていう会話が、聞くともなく耳に入ってきます。東京にいると報道の量が減り、なんとなく落ち着いてしまったような、そして別世界の出来事のような気がしてしまうような状況ですが、そんなわけはないんですよね。

今回の西日本豪雨の発生で、6月18日に発生した大阪府北部地震の印象も薄くなってしまいました。そのほかにも、数々の災害がこの国で、世界中で、起きていることを忘れないようにしたいです。僕たちが忘れても、苦しんでいる方が大勢いるんです。ひとりひとりができることは限られていますが、最初にできることは覚えていること、気にしていること、忘れないことなのかもしれませんね。

あとね、僕が広島へ来るとよく訪れるアナゴ飯の名店があるんですが、いつもは1時間以上待つのが当たり前なのに、昨日(金曜日)は20分で入店できました。観光客が減っているという話も聞きました。僕は現地の人たちに迷惑をかけない上で、現地でお金を使うことも大事なことだと思っています。なので、広島遠征を中止にしませんでしたし、少ない金額ですが募金しましたし、美味しいものをいろいろ食べてお金を使いました。これも立派な支援活動…のはず。

さて、先週は重賞が函館記念だけだったので、やむを得ずターゲットレースに。3連単57万1480円の波乱の決着。今年の「サマー2000シリーズ」は大荒れが続きますね。このあとの小倉記念札幌記念新潟記念もできれば買いたくないですw 暑いですし、夏競馬はおとなしくひっそり過ごすのがオススメかもしれません。まあ、重賞を買わなかったとしても、その資金で替わりに他のレースをがっつり買ってしまうので使うお小遣いの金額は変わりません。JRAさん、安心してください! 買っています! とにかく明るい安村さんは、もはや懐かしい感がありますねw 2度目のブレイクを待ちましょう。

函館記念を勝ったエアアンセムは7歳にして重賞初勝利。2歳時にホープフルSを勝っている馬ですから、いつでも重賞を勝てそうに思いますが時間がかかりました。好スタートから1コーナーでは内ラチ沿いの4番手。このポジションをとれたことが最大の勝因かもしれません。4コーナーもいい手応えのまま、どこからでも抜け出せそうな雰囲気。直線では、先に抜け出していたエテルナミノルをしっかり捉え、後続の追撃も封じて快勝。藤岡佑介騎手の好騎乗ですかね。札幌記念はメンバーがもうワンランク強くなりそうですが、今回のようなレース運びができれば十分戦えそうです。

気になるけど最後に消した馬「特選馬」サクラアンプルールが②着。この馬も道中は中団の内ラチ沿いで我慢。4コーナーをスムーズに捌きながら外へ持ち出し、前に迫りました。エアアンセムに及ばなかったのはポジションとハンデの差が理由でしょうか。休み明けは走らないイメージがあったのになぁ。天皇賞・秋⑧着はG1だし、不良馬場だったからともかくとして、昨年の函館記念も⑨着。あ、でも、今気づいたんですが、昨年の函館記念も重でした。休み明けじゃなくて、道悪が苦手だったのかも。大迫半端ない「言うといてやー」のやつです。

③着のエテルナミノルにはびっくり。13番人気での好走でした。このところ大きな着順が続いていたのですが激変しました。まあ、愛知杯で重賞を勝っている馬ですから能力はあるんですよね。滞在競馬や洋芝適性によってガラリと変わる馬がいるのも北海道シリーズのおもしろいところ。おもしろいけど、そんな馬はなかなか買えませんねw

今回馬券に入れた馬たちの成績は、エアアンセム①着、ブレスジャーニー④着、スズカデヴィアス⑤着、トリコロールブルー⑥着、ナイトオブナイツ⑧着、ブラックバゴ⑩着、マイネルハニー⑭着。軸に据えて期待したトリコロールブルーは差しては来ましたが、前に届かず。今回は勝ったエアアンセムから0秒4差。③着だった前走・鳴尾記念は勝ったストロングタイタンから0秒5差。現状は重賞になるとワンパンチ足りないのかもしれませんね。レース前に気づきたかった…。

先週の敗戦によって、回収率は103.1%へ低下。オークス以来、的中がなく、今週も外すと目標としている100%を割り込みます。でも、大丈夫。まだまだ7月。焦る時期ではありません。長い1年、こういう時期もあります。ここで横浜DeNAベイスターズのラミレス監督がいつも言っている言葉をご紹介しましょう。「Tomorrow is another day」。訳すると「明日は違う日やで」。勝っても負けても切り替えが大切ということです。そう、切り替え、切り替え! あー、今週も当たる気がするなぁー! 切り替えが上手すぎると、「記憶を失っているのでは?」と不安になりますねw



さてさて、今週の重賞は中京記念函館2歳S。どちらにしようか迷ったんですけど、今週は函館2歳Sを選択。どちらも難しいレースなのは確かなんですが、この異常な暑さの中、馬も通常通り能力を発揮するのは難しいのでは? 名古屋方面も暑そうですし、しかもハンデ戦。ならば、少しでも涼しい函館のレースの方が、馬が期待に応えてくれそう。そんな気がしたものでw

それでは今週も読者の皆さんから届いた函館2歳Sの狙い馬」をご紹介! 今回はちょっと変わったことが起きていますよ。

ハカセセブンさん
ナンヨーイザヨイを中心にします。前走は新馬戦でしたが、時計は良かったと思いますし、函館、岩田騎手は相性が良く、一つ抜けた馬だと思いますので、期待は十分です」

シンゲンさん
「人気になりそうですが、ナンヨーイザヨイを買います。過去10年、函館2歳Sは函館芝1200を勝ち上がった馬が必ず1頭は絡んでいます。今年は7頭該当し、うち3頭は岩田騎手鞍上で勝ち上がっています。その中でナンヨーを選んだわけですから、勝てる見込みは十分あると思います」

ブラックさん
「馬券の軸はナンヨーイザヨイにします。勝てるかはわかりませんが、岩田ジョッキーなら馬券内には持ってきてくれると見ています」

ナンヨーイザヨイに最多の票が集まりました。前日最終オッズでは単勝2番人気。読者の皆さんが人気馬をこんなに推すなんて珍しい現象ですw それだけオッズが読みにくいということなんでしょうね。

函館芝1200mの新馬戦を1分9秒4で完勝。開幕週とは言え、レヴァンテライオンのレコードに0秒2と迫るタイムは優秀。しかも、2番手に控える競馬ができたのも好印象。正しい経緯は分かりませんが、岩田騎手がこの馬を選んだ感があるのも魅力。大崩れはないとみますが、どうでしょうか?

阿波の虎さん
「難しいレースの選択ですね、何がくるのかサッパリです。こういう時こそ出目競馬の出番です。12番ラブリロンリロンスからにします。体も小さな馬ですが いつものように出目競馬に賭けました。絡めばいい配当を期待します」

ラブリロンリロンス、変わった名前ですねw JRAサイトで確認してみると、「魅力ある孤独なロンス」という意味。「ロンス」は人名だそうですが、誰やねん! さらにネット検索。1920年代から30年代にかけて自転車のロードレースで活躍したジョルジュ・ロンスというベルギー出身の選手の名前が見つかりました。これは正解なんでしょうか? 正しい馬名の由来をご存知の読者さん、情報をお待ちしています。

そのラブリロンリロンスは函館芝1000mの新馬戦を勝ち上がり。ゲートが開いた瞬間に1馬身のリードを奪うロケットスタートでした。そのまま逃げて、4コーナーで他馬を引き寄せると、直線を向いたところで再びポーンと他馬を引き離す瞬発力も見せています。なかなかやりますねw 今回もハナを奪えるとおもしろいかもしれません。

夏の暑さのせいか、読者さんのメッセージも減りがち。あと、狙い馬にたくさんの馬の名前を書いて送ってきてくれる方もいますが、どれが狙い馬か分からないので1頭に絞っていただけますでしょうかw 暑い時期ですから、気の向いたときにメッセージを送っていただけるとうれしいです。受け取った僕は、読みながら汗と喜びの涙をダラダラ流しながら、暑苦しい顔で読みますねw

それでは展開を予想しましょう! 逃げそうなのは4頭。新馬戦で函館ダート1000mを逃げ切っているラブミーリッキー(馬番1番)とヒストリコ(馬番14番)。そして、新馬戦で福島ダート1150mを逃げ切っているホールドユアハンド(馬番15番)。さらに先述のラブリロンリロンス(馬番12番)。このうち、前走の映像を確認する限りは、ラブミーリッキー(馬番1番)とヒストリコ(馬番14番)、ホールドユアハンド(馬番15番)は二の脚の速さでハナに立っています。ならば、ロケットスタートができるラブリロンリロンス(馬番12番)がハナかもしれません。ただ、前回のロケットスタートがたまたまだった可能性もありますがw

先行グループはガイセン(馬番2番)、スズカカナロア(馬番3番)、アスターペガサス(馬番6番)、ロードワンダー(馬番9番)、ナンヨーイザヨイ(馬番11番)、ホールドユアハンド(馬番15番)、ニヴィアン(馬番16番)など。

中団にカルリーノ(馬番5番)、トーセンオパール(馬番4着)、イチゴミルフィーユ(馬番7番)あたり。

後方待機はレコードチェイサー(馬番13番)かなぁ…。

もしもラブリロンリロンス(馬番12番)がポーンと先制してしまえば、無理な競り合いも生じず、前半3ハロンは35秒を切るか切らないかくらいの落ち着いたペースになるとみます。そんなペースになれば、4コーナーである程度の位置にいないと前に届かないかもしれません。

それでは買い目を発表します! 1枚目は3連複のナンヨーイザヨイ(馬番11番)1頭軸流し。相手はガイセン(馬番2番)、スズカカナロア(馬番3番)、カルリーノ(馬番5番)、アスターペガサス(馬番6馬)、エムティアン(馬番8番)、ラブリロンリロンス(馬番12番)、レコードチェイサー(馬番13番)の7頭。21点×各200円で計4200円!

2枚目もナンヨーイザヨイ(馬番11番)1頭軸流し。相手はガイセン(馬番2番)、スズカカナロア(馬番3番)、カルリーノ(馬番5番)、アスターペガサス(馬番6番)、ラブリロンリロンス(馬番12番)の5頭。10点×各100円で計1000円!

2枚合わせて5200円! 残った800円は来週に持ち越します

偉そうなこと言っていいですか? 僕は函館2歳S得意なんですw 正しくは得意なイメージがあるんです。今、広島なので昔の当コラムのデータが手元にまったくないのですが、ひょっとしたら昔に一度的中したのかもしれません(編注:昨年、12番人気②着のウインジェルベーラを拾い、3連複275.1倍を的中しています!)。

でも、2歳の早い時期の1勝以上クラスの予想に関しては、大きな柱を持っています。それは逃げて勝った馬を軽視すること。逃げて勝ち上がった馬は、逃げられなかった時にどうなるか分かりませんし、控える競馬をした経験は、この時期の2歳にとって大切だと思うんですよね。ナンヨーイザヨイ(馬番11番)は新馬戦を2番手追走から直線で末脚を伸ばして快勝。この経験は今回も生きるはず。

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。ガイセン(馬番2番)は福島芝1200mの新馬戦を勝ち上がり。逃げられそうなほどの好スタートからスッと控えて、直線で脚を伸ばすレース運びはセンスを感じました。

スズカカナロア(馬番3番)は前走・函館芝1200mの新馬戦で離れた2番手追走から、直線じわじわと伸びて勝利。「じわじわ」に見えたのは馬場状態が稍重だったせいかも。中1週の強行軍をクリアできれば。

未勝利を勝ち上がってきたカルリーノ(馬番5番)は新馬戦、未勝利戦とも函館芝1200mを走って、どちらも上がり3ハロンでメンバー中最速のタイムを記録。切れ味を発揮できれば、ここも好勝負。ただ、ペースが落ち着く可能性もありそうなんですけどね。

アスターペガサス(馬番6馬)は人気の一角。前走・新馬戦は内々の3番手から徐々に前に迫って、しっかり末脚を伸ばすおしゃれな競馬。セクシー。このセンスの高さは魅力。ナンヨーイザヨイ(馬番11番)との差はテンの速さだけ。

穴で狙うなら、北海道競馬の2頭、エムティアン(馬番8番)とレコードチェイサー(馬番13番)。人気馬が1戦1勝だけに、キャリアが生きることもありそう。2戦以上で無理のなさそうなローテーションの2頭を狙う作戦です。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」ホールドユアハンド(馬番15番)。今回、逃げられないと思うんです。なぜなら前走・新馬戦でホールドユアハンド(馬番15番)が記録したテンの3ハロンは33秒0。この夏の福島開催で、先週までに行われたダート1150mでもっとも遅いんです。逃げ切り勝ちしただけに、ハナを取れなかった時は未知数。しかも、ハナを取れる可能性が低く、人気を背負いそうということであれば、馬券から消したくなります。

昨日(金曜日)、マツダスタジアムで1人のカープファンの方と出会いました。内臓の病気で手術し、おととい(木曜日)に抜糸したそうです。「でも、見たかったので」 そう言ってマツダスタジアムにやってきたファンの方の笑顔を見て、「バカだなぁ」と思う一方で「すごいなぁ」と思いました。その人にとって、昨日は忘れられない試合になったかもしれません。生きる勇気、選手たちの全力プレーが確実にファンに伝わっていますよ! あとは、その人が疲れて寝込んでいないことを祈るばかりw 手術明けに4時間を超える試合観戦はアカンw

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2018年の回収率…103.1%(目標100%)
特選馬の成績…[1.5.0.19]

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