馬迷男の挑戦
レース展開予想は好調なのに…
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
「運動した方が健康のためにはいいんだろうなぁ。面倒だし、汗をかくからしないけど」 そんなメンタリティーの持ち主ですし、「マラソンやランニングなんて膝の軟骨をすり減らすだけの愚行だ!」という考えの持ち主でもあるので、運動することはまずありません。去年の夏は友人と公園で久しぶりにキャッチボールしたら10分でバテました。「野球選手ってすごい!」と低レベルで感動。
日々の運動といえば、意識的に早歩きすることくらい。汗かくけど。あと、最近買い替えたスマホに万歩計機能が入っていて、頼んでいないのに1日の歩数を計測してくれます。一日1万歩以上歩いた方が健康には良いと言われてますよね。これまで「1万歩」ってどれくらいなのかイメージが湧かなかったですし、自分でもあまり歩いているイメージがなかったんですが、意外と歩いているみたいです。1週間のうち5日くらいは1万歩を突破しています。仕事の打ち合わせや収録などのためにあちらこちらに出かけていると、割とあっさり1万歩を達成します。「毎日1万歩」に本当に効果があるかどうかは分かりませんが、歩かないよりは歩いた方が良い気がします。
先日、僕が担当している「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」という生放送番組に「predia」というアイドルグループがゲスト出演してくれて、新曲をライブで披露してくれたのですが、生放送終了後にスマホを見たら、歩数が爆発的に増えていました。ライブ中に体を揺らしていたのがカウントされてみたいです。これはノーカウントで。
そんな僕ですから、先日の「24時間テレビ」で「ANZEN漫才」のみやぞんさんがトライアスロンをやり切ったことは、単純に「すごい!」と思っています。スイム1.55キロ、バイク60キロ、ラン100キロの総距離161.55キロ。チャリティーランナーに関しては毎年、「チャリティー番組なのに、何のために走るの?」とか「この距離って何の意味があるの?」とか思っちゃいますが、自分ができないし、やろうとは思わないことをした人への称賛は惜しみません。
今回の「24時間テレビ」はチャンネルのザッピングの途中に5秒くらいしか見なかったし、その時は「仮面ライダー」などの名作を生んだ漫画家・石ノ森章太郎さんのドラマを放送中。結局、一瞬もみやぞんさんの姿を見なかったわけですが、翌日、日本テレビの各番組がトライアスロン挑戦と舞台裏を放送していたので、何となく見ていました。
見ていて気になったのが、みやぞんさんが挑戦中に梅干しを20個食べたという話題。そのVTRでは「水分と共にミネラルもしっかり補給」的な「コンディションに気を使ってますよ」感を出していましたが、いくらなんでも食べ過ぎでは? トライアスロン中に出ていくミネラルと梅干20個分のミネラルって、バランスはとれてるの?
みやぞんさん自身が梅干しが大好きだということもあったようですが、「もっと効果的なミネラル補給の方法があるでしょ」って思ったんですよねぇ。今回のトライアスロンでどれくらいのミネラルがみやぞんさんの体内から失われることが想定されていたのかは知りませんが、なんだかケアが雑っぽい。余計なお世話かもしれませんが、みやぞんさんの高血圧が心配。
調べてみたら、競走馬用にも汗で失われたミネラルを補給するためのサプリメントがありました。粉末状で水に溶いて飲むタイプのものが見つかりました。「競走馬 サプリメント」で今すぐ検索! そうそう、こういうやつ。みやぞんさんもその手のドリンクを飲んでいたかもしれませんが、そんなドリンクを飲んだ上で梅干し20個なら、なおさら心配。
まあ、「他人の心配をする前に、ちょっとは運動しろよ」という話なんですが、クーラーの効いた涼しい部屋で「大人のスポーツドリンク」ことお酒を飲みながら、他人や動物の運動を見るのが大好き。おつまみに梅干しを食べることもあります。そんなスタイルで観戦した先週のキーンランドCは僕の馬券的には大変惜しい結果に。
馬券の軸にしたナックビーナスが逃げの手に出ました。ゲートを出た直後からモレイラ騎手が押していましたから、当初からの作戦だったみたいですね。昨年のこのレースでも逃げましたが、昨年のペースが良馬場で前半3ハロン33秒5。今年は稍重で前半3ハロン33秒7。馬場状態を考慮すると、同じくらいか少し速めだったでしょうか。でも、昨年は③着で、今年は②着以下に2馬身半差の完勝。力をつけてますね。今回の勝利で優先出走権を獲得したスプリンターズSでも好走が期待できそう。
意外なことにモレイラ騎手はJRAの重賞初勝利。海外で騎乗するため日本にいなかった週もありましたが、この夏は計8日間の騎乗で31勝。JRA全国リーディング25位。これだけ勝ちまくってるんですから、もうとっくに重賞は勝っているような気になっていましたw 今年の秋も日本で騎乗するようですから、秋のG1の馬券はモレイラ騎手から買わざるを得ないかも。でも、人気になるんだろうなぁ。
②着は4番人気だった3歳馬ダノンスマッシュ。騎乗した北村友一騎手がレース後に「相手が強化され、まだ緩さが残る中でよく走っている」とコメントした通り、まだまだこれからの馬。大健闘です。
その北村友一騎手、コメントの中で「またモレイラ先生にやられました」と発言。現在、北村友一騎手が31歳で、モレイラ騎手は33歳。2歳差でも「先生」と呼んでいるんですかねw 北村友一騎手は夏の小倉リーディングを快走中だし、モレイラ騎手は札幌リーディングがほぼ手中。謎の師弟関係はこの夏、馬券的にも重要でした。
軸馬が勝ち、4番人気で2着のダノンスマッシュもしっかり押さえているのに、③着の9番人気・ペイシャフェリシタが抜け…。先週、読者さんに狙い馬として挙げてもらってたのになぁ…。「ここ2走、大きな着順が続いていますが、4走前には阪急杯で勝ったダイアナヘイローから0秒1差の⑤着があります。重賞でも通用する能力は持ち合わせているはず。札幌芝は[1.2.0.3]と実績あり。コース適性に期待して、一発を狙ってもおもしろそうですね」なんて書いてたのになぁ…。手が回らなかったなぁ…。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」のトゥラヴェスーラは6番人気で⑦着。葵S②着同着の末脚は評価するものの、直線が短くなることに不安を感じていたのですが、今回はやや出負け気味のスタートから道中で早めに上がっていく戦法。福永騎手も直線の短さが気になっていたのかも。4コーナーから直線の入り口にかけて、大外から捲りながら前につけたときは「おおっ!?」と思いましたが、そこから伸びず。現状はまだまだ器用さがなく、溜めて直線一気がベターなのかもしれませんね。
今回馬券に入れた馬たちの成績は、ナックビーナス①着、ダノンスマッシュ②着、キャンベルジュニア④着、レッツゴードンキ⑤着、デアレガーロ⑧着、ムーンクエイク⑨着、ヒルノデイバロー⑭着。
どうしても逃げたい馬が少ない組み合わせだっただけに、33秒台半ばくらいのペースと予想していましたが、まさにそんな展開に。先に抜け出す馬にアドバンテージあり、とみてナックビーナスを軸にしましたが、その通りに、先行した馬たち同士での決着。展開はばっちり読めてたんですけどねぇ。
キャンベルジュニアか、レッツゴードンキが、もう少しがんばってくれてたらなぁ。でも、ダノンスマッシュとペイシャフェリシタの②着争いとは差がありました。残念…。
さて、今週は新潟記念と小倉2歳S。馬券的にはどちらも難しそう&厄介そうなレース。できれば回避したいくらい。一応、検討するデータが2歳馬よりも多い古馬による新潟記念をターゲットレースにしましたが、今日(土曜)は新潟も小倉も道悪。馬場状態が馬券の難しさに更なる拍車をかけます。明日(日曜)の新潟競馬場周辺は晴れ時々曇りの予報になっていますが、どこまで乾くでしょうか?
そんな難解なレースのヒントをいただきましょう! 読者の皆さんから届いた「新潟記念の狙い馬」をご紹介! 今年のサマー2000シリーズは、七夕賞と函館記念が大荒れで、小倉記念と札幌記念が堅めの決着。穴を狙うか、人気馬から入るか、センスが問われそうです。センス、持ち合わせてないですけどw
ブルーさん
「狙い馬はブラストワンピースです! 今回は恐らく1番人気で古馬相手、休養明けと条件は楽ではないです。ただダービーも直線スムーズさを欠いて僅差の5着と悲観することはありません。秋に向けての始動戦がここなのは過去の馬のローテからもよく分かりませんがハンデ54キロなら勝ちきってほしい!」
阿波の虎さん
「新潟記念は欲をすてて1番ブラストワンピースから入っていけそうです。但し3桁配当は買いません。菜七子ちゃんにも頑張ってもらったら嬉しいね」
ダービー⑤着馬が新潟記念から始動。あまり例のないローテーションですが、陣営のコメントを読むと、左回りを求めたことや菊花賞との間隔を考慮しての参戦のようです。右回りの毎日杯を勝っていますが、この馬の名を高めたのが東京の500万下・ゆりかもめ賞。陣営は左回りの方が向いていると判断しているんでしょうね。
古馬との力関係は走ってみないと分かりませんが、ハンデ54kgは恵まれた感があります。メンバー的にも、このあたりで好走しておかないと、秋以降の期待が萎んでしまいそう。でも、圧倒的な1番人気になりそうだけに、この馬から入ると、手を広げられませんね。
万カツさん
「グリュイエールでしょう! 藤原厩舎・戸崎騎手のコンビ、ハンデの手頃さからして3連系の軸に持ってこい!」
シンゲンさん
「グリュイエールを軸にします。前走・エプソムCで3着でしたが、その時の4着は次走の七夕賞で1番人気に推されたサーブルオール、5着は函館記念を制したエアアンセムと、なかなかの相手に先着してます。長い直線大歓迎のディープ産駒で手ごろな55キロのハンデなら勝ち負け出来ると思います」
素質馬が長い休養期間を経て、開花の兆し。約2年1ヵ月ぶりの出走だった前々走・府中Sを快勝し、前走・エプソムCは③着。重賞でも戦える地力を見せました。その前走から今回は斤量が1kg減ってハンデ55kgになるのは好材料。前走は重での好走でしたが、どちらかといえば良馬場の方が良さそうなイメージ。馬場は今日(土曜)よりも乾きそうですし、人気でも馬券に入れておかなければいけないかもしれませんねぇ。
読者の皆さんの狙い馬が人気を集めている馬に偏りました。今年の新潟記念は堅いのかな? それでは馬券は当たらなくても、こちらは当たることがある、レース展開を予想します!
逃げそうな馬が何頭かいます。マイネルハニー(馬番2番)とマイネルミラノ(馬番7番)の兼ね合いが気になるところ。より内枠にマイネルハニー(馬番2番)が入りましたが、5走前・ディセンバーSを2番手追走から勝っていますから、今回はマイネルミラノ(馬番7番)がハナに行くのでは? いずれにしても同馬主だけに激しいハナ争いはないはず。
その後ろで、ブラストワンピース(馬番1番)、ベアインマインド(馬番3番)、ストーンウェア(馬番8番)、エンジニア(馬番11番)、スズカディープ(馬番12番)、セダブリランテス(馬番13番)などが先行グループを形成。
中団にメートルダール(馬番5番)、レアリスタ(馬番9番)、グリュイエール(馬番10番)あたり。
後方待機はショウナンバッハ(馬番4番)とメドウラーク(馬番6番)。
新潟芝外回りの2000mですから、瞬発力が求められることになりそう。ただ、ペースはそれほど上がらないとみます。すると、先行できて、そこそこの脚が使える馬が有利なはず。そんな馬は…
それでは買い目を発表します! 3連複でブラストワンピース(馬番1番)1頭軸流し。相手はマイネルハニー(馬番2番)、ベアインマインド(馬番3番)、メートルダール(馬番5番)、ストーンウェア(馬番8番)、グリュイエール(馬番10番)、エンジニア(馬番11番)の6頭。15点×各400円で6000円。
先行できるし、ハンデも手ごろ。ブラストワンピース(馬番1番)を素直に信頼します。
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。マイネルミラノ(馬番7番)は、先行からの粘り込みを警戒。
ベアインマインド(馬番3番)は軽ハンデ50kgが魅力。新潟芝外回りコース2戦して1勝、②着1回と適性が高そう。上がり3ハロン33秒台前半の脚も使えます。
メートルダール(馬番5番)は左回りの瞬発力勝負は歓迎のはず。ハンデ57kgは楽ではありませんが、馬券圏内突入の可能性は十分とみます。
ストーンウェア(馬番8番)も左回りの瞬発力勝負で買いたい1頭。ハンデ54kgならばいい脚を使えそう。
エンジニア(馬番11番)は準オープンを勝ち上がったばかりですが、前走・マレーシアCは最後までいい脚を長く使いました。新潟コースは初めてですが、向いていそうな気がします。相手は強くなりますがハンデ54kgでなんとか。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はセダブリランテス(馬番13番)。実績は上位ですが、今回は8か月の休み明け。馬体重520kgを超える大型馬だけに割引したいですねぇ。しかもトップハンデ57.5kg。不安材料があるのに人気になりそうなので、思い切って消します。
他人の運動を見るのが大好きな僕が今、個人的に注目しているのは、2つの記録達成。今日(土曜)の朝の第1レース前の時点でJRA通算4000勝まであと10勝に迫っている武豊騎手(※土曜に3勝を挙げてあと7勝になりました)と、通算2000本安打まであと8本に迫った千葉ロッテ・福浦和也選手、どちらが先に達成するのかが気になります。武豊騎手は先週までに48勝。このペースだと4000勝達成は10月初めくらい? 華のある人ですから、G1で決めるかもしれませんね。
一方、福浦選手は今シーズン140打数30安打という成績。代打の切り札的存在ですが、最近は指名打者での先発起用が増えています。すると福浦選手の方が先? でも、千葉ロッテは今シーズンの残り試合が今日(土曜)の試合前の時点で31試合。もし福浦選手が調子を落とすようなことがあると、記録達成が来年のシーズンに持ち越す可能性まで! これは目が離せません!
武豊騎手と福浦選手のどちらに賭けるか、どこかの海外ブックメーカーが受けてくれないかなぁw 読者の皆さんはどっちが先だと思います?
「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey
2018年の回収率…87.7%(目標100%)
特選馬の成績…[2.5.1.23]
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