勝ち馬を馬券の軸にできているのに…

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

プロ野球の今シーズンもいよいよ大詰めですね｡各チームそれぞれのファンが､優勝へ向け､CSへ向け､来シーズンへ向け､熱い声援を送っています｡

わが広島カープは今日(土曜)の試合前の時点でマジック3｡早ければ明日(日曜)にも優勝が決まるという状況｡最大の問題は､明日､麻雀のお誘いを受けていること｡まさかXデーとぶつかるとは! こんなことなら誘いを断ったのに! でも､今から断ると他の3人に迷惑かけちゃうしなぁ…｡あー､明日､お腹痛くならないかなぁ! 本当に痛くなったら嫌だけどw 選手たちが戦っているように､ファンも戦っているのです､スケジュールと｡

先週､神宮球場で東京ヤクルトスワローズさんと広島カープの試合を観戦してきました｡観戦中に気づいたのは､1塁側スタンドで赤い服を着ている人の多さ｡1塁側はホーム･ヤクルトさん側｡そこにカープファンが多数入り込んでいるようです｡カープの優勝が決まる可能性もあった日程ですから､より多かったのだと思います｡メジャーリーグのエンゼルスやカージナルスのファン､はたまたフェラーリ愛好家の可能性も否定できませんが､状況を考えると恐らくカープファン｡あとウォーリーにしては多すぎる｡探すまでもない｡

｢この状況､いいのかなぁ…｡同じカープファンとして恥ずかしいなぁ…｣って思ったんですよ｡僕は相手チーム側の席に座るときは､カープグッズを身につけなかったり､応援を控えるべきという考えです｡

以前､カープの試合観戦に訪れた際､マツダスタジアムでは1塁側スタンド､他球場では3塁側に座っているにも関わらず､真後ろで応援されて､ちょっと嫌な思いをしたことがあるんですよね｡しかも､どちらも1人で大声を出して応援するタイプの人｡周囲から浮きまくりのタイプ｡四面楚歌を楽しむタイプの人だったのかなぁ｡

昨年､間違って東京ドームの巨人･カープ戦の1塁側席チケットを取ってしまった際は､巨人ファンの皆さんに囲まれながら､赤いものを身につけず､手拍子などの応援もせずに観戦していました｡カープにタイムリーヒットが飛び出した時には右腕を振り上げようとピクッ! と動いてしまいましたが､なんとかこらえました｡手はお膝の上! お口はチャック! あの日の44歳児(当時)はお利口さんでした｡

カープファンが多数入り込んだ神宮1塁側スタンドの写真を撮り､自分のTwitterで｢どう思いますか?｣と問題提起してみたところ､実に様々なご意見が寄せられました｡僕と同じで｢ダメだ｣という考えの人もいれば､ヤクルトファンの中にも｢いいんじゃない?｣という人がいたり｡｢カープファンとヤクルトファンの友達同士が一緒に観に行くときはどうするんだ?｣とか｡その考え､意外となかった! いつもカープファンの友人と一緒に行くから! ゲートでパッチンをくらったような､自分の考えの狭さにびっくり｡

僕自身の結論としては､やはり相手側スタンドでの応援は避けたいんですよねぇ｡真後ろから､ひとり応援団の洗礼を浴びた経験からw 相手チームのファンに不愉快な思いをして欲しくないし､余計なトラブルも避けたいのです｡

サッカーやバスケなど他の競技でも､応援するチームのサポーター､ブースターごとに座席が分けられていますが､考えてみると競馬って特殊ですよね｡競馬場やウインズなどで､隣同士で｢そのまま!｣｢差せ!｣と別々の馬を応援しながらも､トラブルになったり､嫌な思いをすることはほとんどありません｡最近は勝負服デザインのTシャツを着ている人も見かけますから､｢自分の馬券の軸と違う馬の勝負服を着やがって!｣なんてプリプリ怒ることもありません｡

まあ､スタンドを応援する馬の枠順に合わせて最大18ブロックに分けるのも大変ですがw 1番人気の馬の応援スタンドは激混み｡逆に人気薄の馬の応援スタンドはガラガラ｡｢あの人たち､あの馬から買ってんの!?｣という好奇の眼差しを向けられることも｡そんな少数派スタンドにいる時の気持ちは､クイズ番組の〇×問題で×を選んだ人が圧倒的に少なかった時のような絶望感に近いかもしれません｡

贔屓チームの違いはあれど､球場に詰めかけるのは､野球に興味を持ったり､野球を愛する気持ちを持った人ばかり｡まずは同じ｢野球好き｣として､相手チームのファンを尊重する気持ちを持ちたいものです｡

先週は3日間開催｡連日､競馬場に多くの｢競馬好き｣が詰めかけたようです｡僕も月曜日の中山に一口出資している馬が出走したので観に行きたかったんですけど､仕事のため断念｡ちなみに僕の出資馬は追い上げてアタマ差の②着という悔しい敗戦でした｡そして､メインレース･セントライト記念はゴール前で③着と④着がハナ差で入れ替わっため､馬券がハズレ｡これも悔しい｡もし現地に行っていたら10倍悔しい月曜日になっていたかもしれませんw

勝ったジェネラーレウーノは先行した馬たちの中で自分だけが残るという､実にこの馬らしいレース運び｡タニノフランケルの作ったペースは1000m通過60秒9でしたが､先行した馬たちにとってはタイム以上に厳しい流れだったのかもしれません｡スタミナを見せつけて勝利したジェネラーレウーノ｡菊花賞へ向けて視界良好ですね｡

②着は単勝1.9倍の圧倒的支持を集めたレイエンダ｡最後はよく追い込んできましたが､ジェネラーレウーノに及ばず｡それでも3連勝は伊達ではないところを見せつけました｡今回の敗戦で天皇賞･秋へ向かうプランは厳しくなったかもしれませんが､次走も注目ですね｡

｢よっしゃ当たった! うわ､やめて!｣僕にとってはそんなゴール前でしたw ③着グレイルと④着ブレステイキングが逆なら馬券的中だったのに､グレイルはノーマーク｡レース映像を見直してみると､通った所の差が大きかったかもしれません｡馬群の外を回ったブレステイキングに対し､グレイルは終始内々｡最後の直線でグレイルは外へ持ち出してそこから再加速｡復活の兆しかもしれませんよ｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣タニノフランケルは7番人気で⑫着｡スタートはあまり良くなかったようですが､ハナを奪って1000m通過60秒9の逃げ｡1000m通過した後にペースを上げて大逃げの形に持ち込み､一時は2番手のジェネラーレウーノに10馬身ほどのリード｡｢え!? やられた!?｣と思ったんですが､脚が保ちませんでした｡いいスピードを見せましたし､今後の成長に期待ですね｡

今回馬券に入れた馬たちの成績はジェネラーレウーノ①着､レイエンダ②着､ブレステイキング④着､コズミックフォース⑦着､ゼーゲン⑩着､ギベオン⑬着｡このところ､勝ち馬を軸にできているのに相手がいません｡ジャンヌ･ダルクが｢フォローミー!｣と叫んでいるのに誰もついてこない状態｡みんな､ちゃんとついて行ってあげて!


今週は､今年のダービー馬と皐月賞馬が出走する神戸新聞杯に､昨年のダービー馬と皐月賞馬が出走するオールカマー｡どちらも気になりますが､菊花賞の参考のため､神戸新聞杯をよりマークすることにしました｡まずは読者の皆さんから届いたメッセージ｢神戸新聞杯の狙い馬｣をご紹介! ダービー馬と皐月賞馬の一騎打ちか? それとも一角崩しがあるのか?

ハカセセブンさん
｢エポカドーロを中心にします｡雨の影響はあると思いますので､前残りかなと思います｡クラシックも実績上位ですし､期待します｣

いちひでさん
｢エポカドーロかなぁ｡あの皐月賞とダービーでの先行力は魅力ですねぇ｡ワグネリアンは乗り替わりだし2着か3着になりそうな予感がします｣

阿波の虎さん
｢虎は終戦しましたが､競馬は此処からですね｡今週はヒダカBUのエポカドーロを出目競馬に関係なく応援します｡頑張ってもらったら嬉しいね｣

エポカドーロは皐月賞を勝ち､ダービー②着｡この世代のトップクラスの実力馬であることは疑う余地がありません｡逃げても控えても競馬ができる上､安定感も抜群｡馬券には入れおかなければならない1頭ですよね｡

ただ､2400mが向いているとは言えない血統背景｡これは僕の持論ですが､成長するに従って本質が出てくることもあると思っています｡人間が年齢を重ねると､より親に似てくることがあるように｡ひと夏を越して､母方の短距離の血が出てくるようであれば､この距離は厳しくなりそうですが…｡

シンゲンさん
｢エタリオウを狙ってみます｡ダービー出走馬が多いですが､意外にも阪神2400を経験してる唯一の馬｡デビューから2000m以上を使われていますし､距離適性ではメンバー上位なのではないでしょうか｡勝ち味に遅い点をデムーロ騎手の腕でフォローしてもらいたいです｣

北陸の夢追い人さん
｢ここは敢えてエタリオウにします｡前哨戦なのでここで来て貰いましょう｡逆に期待します!｣

エタリオウは未勝利を勝った後､500万下と青葉賞を4戦連続で②着し､ダービーで④着｡安定感を評価すべきか､詰めが甘いのか｡相手なりに走れている点は立派だと思うのですが…｡阪神芝2400mの経験は､500万下のゆきやなぎ賞②着｡その時の勝ち馬はサトノワルキューレですから､相手が強かったのかもしれません｡今回はM･デムーロ騎手との新コンビ｡力強い相棒とコース経験を味方につけて､｢フォローミー!｣とばかりに突き抜けるシーンはあるでしょうか?

たーもーさん
｢この頭数では紛れも起きにくいでしょうし､ワグネリアンは崩れないと思います｣

G1ホースが3頭出走してきただけに､他馬が敬遠した印象がある10頭立て｡ダービー馬･ワグネリアンがここから再始動です｡ただ､今回は馬よりも騎手が気になってしまいますね｡落馬負傷の福永騎手から藤岡康太騎手へ乗り替わり｡先週の時点で福永騎手が｢乗る｣と言っていましたから､｢頭蓋骨骨折でも乗れるの!?｣と驚いていたんですが､やはり無理のようですね｡落馬事故の後も騎乗を継続していましたが､かなり危険だったのでは? 走った時の衝撃が頭に響くのは良くないだろうな､とは素人でもなんとなく分かります｡

ワグネリアンはダービーで意表を突く先行策からの勝利｡今回は陣営がポジションを取りにいくのではなく､出たところでのレース運びになるというコメントを出しています｡その言葉通り､前進気勢の強い馬だけに､このあとの菊花賞のことを考えると押して出ていくことはなさそう｡しかも鞍上はテン乗り｡慎重に回ってくることになりそうです｡すると､馬券の頭から…というわけにはいかないのかな?

ブルーさん
｢狙い馬はメイショウテッコンです! 正直あまり荒れそうには思えないんですが､少頭数で恐らく流れが落ち着きそうな気がします ! この馬が恐らく逃げそうで､なかなかしぶとい! 地味なタイプでそんなに人気することはなさそうなので馬券内を期待します!｣

メイショウテッコンは前走･ラジオNIKKEI賞で56kgのトップハンデを背負っての勝利｡3番手追走から4コーナーで前に並びかけて後続を封じる強い競馬｡ただ､道中､内々を回るレース運びが功を奏した面もあったように思います｡相手は一気に強くなりますが､2連勝中の魅力はあります｡少頭数だけに､前々で上手く立ち回る競馬が理想かもしれませんね｡

ジャーニーマンさん
｢ゴーフォザサミットからです｡前走の札幌記念はレース間隔を考えて合わない事を承知で使った節がありますし､直線の長い2400mへの距離延長ローテはベストだと思います｣

ゴーフォザサミットはひと足早く札幌記念から始動して､勝ったサングレーザーから0秒6差の⑦着｡前々走･日本ダービーも⑦着ながら勝ったワグネリアンと0秒4差｡大きく負けていません｡青葉賞を②着エタリオウに2馬身差をつけて完勝した馬ですから､距離は他馬よりも向いているはず｡叩き2戦目の上積みもありそうですから､穴で狙うとおもしろそうですね｡

それではレース展開を予想しましょう! 逃げるのはメイショウテッコン(馬番6番)｡2番手はエポカドーロ(馬番8番)とみます｡競り合いはなく､ポジションはすんなり決まりそう｡

ステイフーリッシュ(馬番4番)､ビッグスモーキー(馬番7番)､ハーベストムーン(馬番10番)が先行グループを形成｡

中団にエタリオウ(馬番2番)､ゴーフォザサミット(馬番1番)､ワグネリアン(馬番3番)､アドマイヤアルバ(馬番9番)｡

後方待機はタイムフライヤー(馬番5番)｡

序盤はゆったりとしたペース｡しかし､エポカドーロ(馬番8番)は瞬発力勝負を避けたいはずなので､道中で前をつつく､あるいはハナを奪い取ってペースを上げるとみます｡3コーナーあたりからペースアップする展開なのでは?

それでは買い目を発表します! 3連単でエポカドーロ(馬番8番)①着付け流し｡相手は､ゴーフォザサミット(馬番1番)､ワグネリアン(馬番3番)､タイムフライヤー(馬番5番)､アドマイヤアルバ(馬番9番)の4頭｡12点×各500円で計6000円です!

少頭数ですからワグネリアン(馬番3番)＆エポカドーロ(馬番8番)2頭込みの3連複だとトリガミの可能性が大｡そこで思い切って3連単で勝負です! エポカドーロ(馬番8番)が先行力と安定感で押し切ってくれることを期待｡母方の血が目覚め始めることを心配していますが､走ってみないと分からないので､そこには目を瞑ります｡杞憂で終わりますように…｡

ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡タイムフライヤー(馬番5番)はホープフルSを勝った後､3連敗｡本来の能力を発揮できていない感があります｡今回は立て直しての一戦｡松田国英調教師も強気のコメントを出していますし､復活するなら今回では?

アドマイヤアルバ(馬番9番)はダービー⑨着ながら上がり3ハロンの脚は出走メンバー最速の33秒4｡能力の一端を見せました｡ダービーは最後方からのレース運びでしたが､もう少し積極的なレースで末脚を生かせれば上位進出を期待できるとみました｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はエタリオウ(馬番2番)｡本当は馬券に入れたい1頭なんですけどねぇ｡ただ､3番人気は人気になり過ぎている感があります｡鞍上込みの人気でしょうか｡ダービー④着は馬群の中からボウマン騎手が上手くエスコートして抜け出したもの｡ならば､大外を回らざるを得なかった他馬たちに逆転の余地があるとみます｡

さて､以前にも書きましたが､個人的に注目している武豊騎手のJRA通算4000勝と千葉ロッテマリーンズ･福浦選手の通算2000本安打､どちらの達成が早いか問題｡本日福浦選手がついに2000本目を放ち､武豊騎手に先んじて大記録を達成しました!

さらに､昨日の時点で横綱･白鵬が通算1000勝と秋場所優勝へ王手をかけ､本日1000勝目＆秋場所優勝を達成しました! 突然現れたなぁw

さらに我が広島カープもマジック3! 武豊騎手､福浦選手､横綱･白鵬､広島カープの熱い戦いから目が離せません! この目線で見ている人はあまりいないと思いますがw もちろん神戸新聞杯とオールカマーにも注目! オールカマーはエアアンセムを狙ってみます!

｢ガールズジョッキー｣公式サイト
https://girlsjockey.jp/

｢ガールズジョッキー｣公式ツイッターアカウント
@grjockey

2018年の回収率…79.2%(目標100%)
特選馬の成績…[2.5.1.26]

※投稿いただいた内容は､今後､弊社雑誌､書籍､ウェブ､その他の媒体へ掲載･収録させていただくことがあります｡ご了承ください｡