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馬迷男の挑戦

エリザベス女王杯は迷いに迷った末に…


どうも! 馬迷男八木たかおです!

日本シリーズは第6戦で終了。福岡ソフトバンクホークスの選手、関係者、ファンの皆さん、日本一おめでとうございます! 我が広島カープはまたしても悲願の日本一ならず…。

甲斐キャノンが唸りを上げてカープのランナーの足を封じ、丸選手のバットは湿ったまま。カープ攻撃面の二大ポイント「足攻」と「繋ぎ」にきれいにフタをされてしまいました。先週も書きましたが、盗塁の失敗が多いのはシーズン中から気になっていました。そして丸選手の三振の多さも。大舞台で弱点がきっちり露呈してしまった印象。

投手陣、打撃、守備、すべてにおいて完敗の日本シリーズ。でも、下を向くのは負けた瞬間だけ。これからはカープもソフトバンクさんのような強いチームを目指すのです。挑む目標があるのは素晴らしいこと。来シーズン以降もソフトバンクさんに胸を借りましょう。

先週末の僕は、日本シリーズ第6戦後のセレモニーが終了し、とぼとぼと広島市内のホテルにチェックイン。ホテルフロントに到着した時、日本人男女と外国人男女の2組がチェックイン手続き中でした。4人ともソフトバンクさんのユニフォーム姿。外国人男女は老夫婦という感じ。4人が立ち去り、次に僕がチェックインの手続きをしていると、エレベーターを待っていた4人の会話が少し聞こえました。そして耳に飛び込んできたのが外国人の女性の「グラシアル イズ マイ サン」という言葉。それくらいの英語なら僕でも分かります。

マジか!? さっき、追加点となるホームランを打ったばかりで、キューバ代表メンバーでもある選手のご両親がここに!? そのお母さんに言いたい。「美味しんぼ」に登場する京都の商売人・京極さんの名ゼリフ風に「なんちゅう息子を産んでくれたんや…」 そんな英語力はないけど。

英語の教科書って各社から出ていて、学校によって採用されるものが違いますよね。僕の通っていた中学校は「ニューホライズン(New Horizon).」というタイトルのものを使っていました。1年生の最初のページは「Hi,Ken!」「Hi,Mike!」というあいさつから始まっていたような記憶があります。で、2人の会話に登場するのが「私のおじさんはグッドテニスプレイヤー」だとか、「私のいとこは日本語が得意だ」みたいな内容。子供ながらに「こいつら、身内自慢ばかりだな…」と思っていました。しかし、まさか大人になって「グラシアル イズ マイ サン」という英語の教科書に登場しそうなフレーズに出会うとは! 現実は教科書よりも奇なり。

内容をすべて競馬の内容にした英語のテキストがあれば、少しは「英語の勉強をやり直してみよう」という気になりますかね? 「あの馬が1番人気だ」とか、「僕の馬は少し引っかかってしまった」とか「3連単の馬券を当てるのはとても難しい」とか、そんな内容。あるいは「僕の馬が一番強い」とか、「ダービーを勝ったら騎手をやめてもいい」とか、「祭りだ、祭りだ、競馬の祭りだよ」とか、競馬関連の名言を英語のテキストにするとか。家でテキストを開きつつ、グリーンチャンネルやラジオNIKKEIを見聞きする競馬&英語の講座番組。関係者の皆さん、いかがですか? 企画書、書きますよw

日曜は日本シリーズ第7戦が無くなったので、おとなしくホテルの部屋のテレビで競馬中継を視聴。ウインズ広島へ行く手もあったのですが、気が滅入っていて出かける気にならず。引きこもりの初期症状が出ていました。その日曜に行われたのがJBCの3競走。「JBC」を略さずに言うと「Japan Breeding farms' Cup」。はい、リピート、アフタミー。

3競走いずれも見応えがありましたが、当コラムで予想したのはクラシックケイティブレイブが中団追走から徐々にポジションを上げ、直線で早め先頭から押し切りました。近走よりもポジションが後ろだっただけに、道中は「どうかな?」という目で見ていたのですが心配無用。先行力があるけど、中団から末脚を伸ばす競馬もできる。器用になりましたね。ただ、現在のダート界の図式を考えると、これでルヴァンスレーヴゴールドドリームの2強への挑戦権を獲得した印象。チャンピオンズCでの激突に期待しましょう。

②着は3歳馬のオメガパフュームケイティブレイブに4分の3馬身差まで迫った末脚で地力の高さを証明。まだ3歳ですから、今後が楽しみですね。

馬券の軸に据えたサンライズソアが③着。道中でテイエムジンソクに絡まれたため、厳しい展開になりましたが、よく粘ってくれました。結果的には、テイエムジンソクを行かせて2番手からレースを進めた方が良かったのかも。まあ、テイエムジンソクのスタートダッシュがあまりよくなかっただけに、仕方なかった面もあります。

「前が止まらない展開かも…」と思っていたのですが、前に行った馬で掲示板内に残ったのはサンライズソア1頭。テーオーエナジーも一瞬、「おおっ!? 残っちゃう!?」と驚かせてくれる粘りを見せていましたが⑦着。差し、追い込みの競馬になりました。この結果を演出したのもテイエムジンソクだったかもしれません。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」サウンドトゥルーは7番人気で⑤着。毎回しっかり伸びてきますねw 僕の馬券的には、最後は③着争い。粘るサンライズソアvs.内のサウンドトゥルー&外のノンコノユメ。怖かった…。

今回馬券に入れた馬たちの成績は、ケイティブレイブ①着、オメガパフューム②着、サンライズソア③着、ノンコノユメ④着、オールブラッシュ⑩着、センチュリオン⑪着、アポロケンタッキー⑬着、テイエムジンソク⑭着。的中したものの、盛大にガミりました…。こんなにきれいに上位人気3頭で決着するとは…。でも、当たらないよりは当たった方がマシ。これをきっかけに、年末へ向けて調子を上げていきましょう! 昨日(金曜)、渋谷を歩いていたらすでにデパートの前にはクリスマスツリーが飾られていました。早くない?



今週は牝馬の頂上決戦・エリザベス女王杯。「頂上決戦」なんですけど、アーモンドアイディアドラヴィブロスがいません。まあ、アーモンドアイはさらに上のレベルの馬だと思いますが、ちょっと寂しいですね。先週のJBCクラシックルヴァンスレーヴゴールドドリームが不在でしたし、今年のG1級レースは主役になれそうな馬が欠ける傾向。その分、馬券がおもしろく&難しくなってますね。

まずは読者の皆さんから届いたメッセージエリザベス女王杯の狙い馬」をご紹介。上位拮抗ながら伏兵も多そうな組み合わせ。これは買い目の点数が増えてしまいそうですw メッセージを参考にして、できれば絞っていきましょう!

てぃむさん
「ミルコの逆襲! モズカッチャンだ!」

池添さん
モズカッチャン

モズカッチャンは昨年のこのレースの女王様。現在の牝馬の中でもトップクラスの存在であることは言うまでもありませんね。ドバイ遠征以来の復帰戦となった前走・札幌記念は③着。スタートがイマイチで最後方からの苦しい競馬を克服してのものだけに価値があるのでは? 先着を許したのはサングレーザーマカヒキ天皇賞でも上位人気に推された馬たちを相手に回して、ゴール前の脚勢はこの馬が一番だったように見えました。

問題は体調ですよね。熱発で府中牝馬Sを回避して、本番を迎えることになりました。1週前追いがピリッとしなかったようで心配しましたが、最終追いで状態が上昇した印象があります。ならば、昨年の女王様を信頼してもいいかも。「カレーもいいけど、ハヤシもね!」的に「ルメールもいいけど、ミルコもね!」的な手綱さばきに期待ですね。

まんぞうさん
レッドジェノヴァ本命。前走、ペースの上がった坂の登り降りで置いていかれ、コーナーを利して追い上げるも直線では前が壁。普通ならここで白旗上げるところ、馬群を突き抜け勝ち馬とコンマ1秒にまとめた走りが圧巻。京都外回りはクリアしたし2000m戦を主戦場としていることから1ハロン短縮でより走りやすくなるはず。イン突きを苦にしないことは前走で証明済みで、池添もその強みを十分活かした騎乗をしてくれるだろう」

5頭ボックスさん
「ここは池添騎手、レッドジェノヴァ!! 京都大賞典を見ても京都2200は合いそう! シンボリクリスエス産駒でロベルト系、エリザベス向きの血統? 内からスルスルと抜けて来そうなイメージです♪ 」

レッドジェノヴァは前走・京都大賞典サトノダイヤモンドと半馬身差の②着。これをどう評価すべきか迷ってるんですよねぇ。2年前のサトノダイヤモンドと半馬身差なら即決で本命にしたくなるんですが、本調子を取り戻していない状況。確かに厳しい展開を克服しての好走ですし、アルバートシュヴァルグランにも先着した点は評価すべきかもしれませんね。でもねぇ、内々をロスなく回った面もあるし、他馬よりワンテンポ遅らせた仕掛けがハマった印象もあります。どうしようかなぁw

ハカセセブンさん
リスグラシューに期待します。成績も安定してますし、モレイラ騎手ですから、3連複なら中心でいいかなと思います」

シンゲンさん
リスグラシュー軸にします。その年の秋華賞馬がいない年は古馬が勝つケースが多く、府中牝馬Sを使って叩き2戦目の同馬は、古馬勢の中で一番理想的なローテです。2200以上では連対歴はありませんが、オークスで5着まで来ていますし、一昨年の覇者クイーンズリングも女王杯を勝つまでは最長1800の勝利経験しかなかっただけで、気にしすぎなくても良いのでは。2頭とも3歳時の成績がオークス連対せず→秋華賞連対→女王杯連対せず、と似通っていて、狙って面白いと思います」

今年はマイル戦を中心に使われているリスグラシュー。1800mの前走・府中牝馬Sもゴール前でディアドラの強襲に遭いましたが②着。安定してますねぇ。能力は高いのですから、そうなると問題は距離克服のみ。重馬場で行われた昨年の秋華賞が②着ですから気にしなくていいかもしれませんね。あと、鞍上のモレイラ騎手にいつも騙されちゃう! 天皇賞・秋の時もサングレーザーは距離がどうなの?」なんて思って「特選馬」にしたら、最後までもたせるんだから! 学んだ! モレイラ騎手が乗る馬に距離は関係ない! 馬券に入れますw

八百屋。さん
カンタービレです。 毎年の様に馬券になる、秋華賞3着以内馬。乗り替わりでCデムーロなら、迷わず本命です。 久しぶりの兄弟ワンツーの予感です」

ブルーさん
「狙い馬はカンタービレです! 前走はそれまでの逃げ好位からの競馬から一転差してきました! 脚質に幅が広がったのは大きいです。そして古馬との斤量差とC.デムーロの手腕込みで馬券内を期待します!」

カンタービレ秋華賞③着からここへ。その秋華賞は中団後方から末脚を伸ばす、これまでのイメージとは異なるレース運び。オークスで⑬着と崩れていますが、秋華賞のようなレース運びができれば距離克服は可能かもしれませんね。ただ、本質的には1800mあたりがぴったりのような気がするのですが、どうでしょうか? C・デムーロ騎手がどう乗ってくるのか、注目しましょう。

俺の名を言ってみろぉさん
コルコバードです。戦績を見ると13戦して馬券圏内を外したのは1度だけ。重賞初挑戦、関西遠征も初ですが相手なりに走るタイプなら大崩れしないと思います。16番枠でも先手を主張するタイプでもなく13戦全てで上がり3位以内なら末脚に賭けてみても」

たーもーさん
コルコバードの単複で。 積極的に前目を走り、早めに仕掛けて4コーナー先頭なら、と思います」

コルコバードは2000m以上の長丁場を中心に使われてきているだけに、距離には何の不安もなさそうです。末脚の安定感も魅力。前走の丹頂Sは先に抜け出した勝ち馬リッジマンを捉え切れず②着でしたが、前々走の準オープン・湾岸Sは逃げ込みをはかるケンホファヴァルトをしっかり捕まえての勝利。中山の坂を上り切った後に素晴らしい伸びを見せました。相手は一気に強くなりますが、自慢の末脚はここでも通用しそうです。道中の位置取りと仕掛けどころがポイントになりますねぇ。

フラスコさん
「八木さん久しぶりの投稿になります。エリザベス女王杯は追ってしぶとい脚のフロンテアクイーンはどうでしょう? 頭は難しくても2、3着ならと3連複にはもってこいの馬だと思います」

久々のメッセージ、ありがとうございます! お帰りなさいませ! 読者の皆さんがいつでも帰って来られるように、たとえ馬券が当たらずともしぶとく連載を続けていきたいと思っていますが、フロンテアクイーンもなかなかしぶとい馬。昨年のヴィクトリアマイル⑧着のあと、近7走連続で馬券圏内。近4走は重賞ですから、合わせ技1本的に重賞初タイトルをプレゼントしたくなる堅実さ。2000m以上の距離にも一昨年のフローラS④着、オークス⑥着、紫苑S③着というまずまずの実績がありますから、安定味に期待する手はありそうです。初重賞がG1…なんてシーンはあるでしょうか?

阿波の虎さん
「先週は思い描いたレースにならず。今週はあれやこれやと迷ってしまいました。また4着5着かも? 狙い目は6番アドマイヤリードからにしました。果たして直線を割って伸びるかな? 外国人ジョッキーに上手く乗られるのかな?」

アドマイヤリードは昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬。小さな体で馬の間を割って伸びた脚が印象的でした。他馬の馬体に隠れて見えなかったもんなぁ。そんな根性娘が最近は苦戦中。勝ち馬との着差はそれほど大きくはないんですけどねぇ。前走・府中牝馬Sは勝ったディアドラから0秒6差の⑦着。メンバー中3位の上がり3ハロン32秒7の脚を使えているので切れ味は健在。あとは距離克服がカギになりそう。楽ではないかもしれませんが…。

そして混戦ムードの中、もっとも支持を集めたのはあの馬! いや、人か?

いちひでさん
「やっぱりノームコアかなぁって。 ルメールまだまだ連勝続いてるし」

カクテルさん
ノームコアからいきます。3歳ですが、紫苑ステークスの勝ち方に惚れました。ただ枠が…。でも頑張ってほしいです」

スーパーブラックさん
ノームコアから馬券購入します。 穴は、ワンブレスアウェイかな?」

ノームコアは前走・紫苑Sを完勝。直線入口でルメール騎手が促した時の反応の早さとその後の伸びは他馬を圧倒していました。疲れをとるために秋華賞を回避しましたが、もし出走していたらかなり人気を集めていたんでしょうね。

今回は、その紫苑S以来の出走。前走より1ハロン延びる点は問題なさそうなタイプに思えます。課題は体調面と初の長距離輸送ですかね。能力はこの世代の牝馬の中では上位のはずですから、通用しても不思議はありません。

…と思ったら、前日売り最終オッズで単勝1番人気! いや、それは人気し過ぎではw 鞍上ルメール騎手の勢いと相まって人気を集めているんですかねぇ。

それではレース展開を予想しましょう! ハナ候補は、プリメラアスール(馬番4番)とクロコスミア(馬番9番)の2頭。今回はクロコスミア(馬番9番)がハナに立つとみます。

先行策はレッドジェノヴァ(馬番5番)、モズカッチャン(馬番7番)、ノームコア(馬番13番)など。

中団にフロンテアクイーン(馬番2番)、カンタービレ(馬番8番)、リスグラシュー(馬番12番)、コルコバード(馬番16番)、ミスパンテール(馬番17番)あたり。

後方待機はアドマイヤリード(馬番6番)。

逃げるクロコスミア(馬番9番)の理想的なペースは、やや遅めのミドルペースのはず。プリメラアスール(馬番4番)が競りかけてくることはなさそうな気がするので、中盤までは落ち着いたペースで進むとみます。有力馬の多くが距離だったり、状態だったりに一抹の不安を抱えているだけに、強気に仕掛けていく人馬はいないかも。

3コーナー過ぎから有力馬が徐々に進出。長くいい脚を使えるタイプに向く展開になるのでは?

それでは買い目を発表します! 3連複でモズカッチャン(馬番7番)軸1頭流し。相手は、フロンテアクイーン(馬番2番)、レッドジェノヴァ(馬番5番)、カンタービレ(馬番8番)、クロコスミア(馬番9番)、リスグラシュー(馬番12番)、ノームコア(馬番13番)の6頭。15点×各400円で計6000円です!

上位拮抗ムードゆえにどれを軸にすべきか迷いに迷いましたが、昨年の勝ち馬モズカッチャンにたどり着きました。もし凡走した場合、「やはり熱発の影響が…」なんていうコメントが出そうなだけに、本当は別の馬から入りたいところ。でも、他馬もそれぞれウィークポイントを抱えています。ならば、この馬の実績と底力を信用しましょう!

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。クロコスミア(馬番9番)は昨年の②着馬。その昨年は1000m通過62秒0というスローペースを2番手で追走から、直線で早め先頭に立ち、押し切るかというシーンを演出しました。スローペースに助けられた面はあるでしょうが、このコース・距離も合っていそう。そして今年はハナに立てそうですから、昨年よりペースが速くなっても粘りを発揮できるのでは?

気になったけど最後に消した馬「特選馬」コルコバード(馬番16番)。距離適性や末脚の切れを考えると、確かに怖い1頭なんです。ただ、今回は初の重賞出走。しかもG1。「いくらなんでも…」と思うんですよねぇ。

日本シリーズの最中、人気バンド「いきものがかり」が活動を再開しました。読者の皆さんの中にもファンの方がいるのでは? 昨年1月から「放牧」として活動を休止していたわけですが、今回、活動再開に先立って「集牧」を宣言。「そんな言葉あるの?」って思って調べてみたら、あるんですね。競馬で「放牧」という言葉には慣れていますが、「集牧」は知りませんでした。まだまだ知らない言葉がたくさんありますねぇ。英語を学びたい気持ちもありますが、日本語の勉強も必要のようです。馬券上手になるために競馬の勉強も必要だし、人生は勉強し続けないといけないんだなぁw

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2018年の回収率…71.1%(目標100%)
特選馬の成績…[3.7.1.30]

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