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馬迷男の挑戦

弥生賞はスローペースとみて、先行力と折り合い面を重視!


どうも! 馬迷男八木たかおです!

JRAでは昨日(金曜)付けで女性騎手への永続2kg減量制度(重賞・特別以外)がスタート。この対象となるJRA唯一の女性騎手・藤田菜七子騎手は土日の小倉で自身最多となる17鞍の騎乗になりそうです。明日(日曜)8Rにアラスカノオーロラを出走させる小島茂之調教師は、先週の小倉に使う予定を菜七子騎手が3kg減になる今週に変更させたとか。3kg減はデビュー時と同じ条件ですが、騎乗依頼の数が増えていることが彼女の成長ですね。

「最近、上手くなったんじゃない? 馬上で安定してるように見える」なんて、僕も素人目で偉そうに評価していたわけですが、これからはさらに馬券的に気になる存在になりそうです。この制度、先に導入されていたフランスでは女性騎手たちの成績が上昇したと聞きます。今回の制度で女性騎手はデビューから50勝以下は4kg減。今年デビューの新人騎手の中に女性がいないのは寂しいですが、来年以降のデビューを目指して競馬学校に在籍している女性騎手候補生たちには励みになりそうです。女性騎手候補生たちが頑張る「ガールズジョッキー」脚本担当としては、女性の皆さんにぜひ頑張っていただきたい。いよいよ3月10日(日)に発売となる「ガールズジョッキー」ピクチャードラマDVD Vol.3では熱い模擬レースが展開されています! さりげないPR!

ただ、これまではなかったプレッシャーも出てくるはず。レース結果によって「2kg減なのに勝ち切れないのかよー」なんて声も上がりそう。菜七子騎手には今まで以上に人気馬でしっかり勝つことが求められるはず。トップジョッキーとして活躍しているのは、そんな人たちばかりですからね。菜七子騎手にも次のステージへ進んでもらいましょう。

ところで女性騎手や新人騎手には減量制度がありますが、調教師にはありませんねw 新規開業調教師の方々は「俺も減量欲しいなー」と思っているのでは? 新人調教師の皆さんの厩舎経営がスムーズに波に乗れるよう、JRAさんに一考して頂いてもいいのでは? 女性調教師も永続2kg減にしたらエエねん。新人女性騎手が新人女性調教師の馬に乗ったら合わせて-6kgにしましょう。そんな馬が逃げるのだったら、馬券に入れないわけにはいきません。でも、新人女性騎手の体重管理が大変になるかな? まあ、こちらは言うだけなので、食べたい物を食べて、飲みたい物を飲みながらワーワー言いますw

そんな斤量の影響を感じさせたのが、先週の中山記念「ここが本気!」と捉えて5番人気ウインブライトを馬券の軸にしたのは大正解! 好メンバー相手に勝ち切れるかどうかまでは分からなかったので馬連にしたのですが、そこはまあ良し。

ただ②着の6番人気ラッキーライラックが鮮やかに抜けました…。「53kgとは言え、牡馬のG1ホースに交じると見劣るかなぁ」と考えていたのですが、石橋脩騎手が2番手追走から直線早め先頭の積極的な競馬を選択。マルターズアポジーの1000m通過が58秒2。少し離れた2番手だったラッキーライラックの1000m通過は59秒ちょうどくらいだったでしょうか。ミドルペースから早め先頭の粘り込み。53kgの軽量を活かし切った印象です。「早め先頭の手があったよね…」とレース後にへこみましたが、2番手追走を読めなかったのだから仕方ありません。馬連24.7倍…。ついたなぁ…。

③着の2番人気ステルヴィオはメンバー中最速タイの上り3ハロン33秒5の脚でよく追い込んできましたが差し届かず。斤量57kgや休み明けの影響がありましたかねぇ。

4歳牡馬は55kgで出走できますが、ステルヴィオはG1馬ですから57kg。一方、ラッキーライラックもG1ホースですが、2歳G1は斤量増の対象にならないため53kgでの出走。ラッキーライラックアーモンドアイがいなければ桜花賞オークスを勝っていたかもしれませんから「G1級のG1馬」。ちょっとややこしいw この4kg差が今回の②着争いに大きく響いたようです。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」スワーヴリチャードは4番人気で④着。メンバー中で最も重い58kgの斤量もさることながら、前走から+14kgの馬体重524kgはデビュー以来で最も重い数字。ここを叩いて次走に期待ですね。

今回馬券に入れた馬たちの成績は、ウインブライト①着、ステルヴィオ③着、エポカドーロ⑤着、ディアドラ⑥着。

エポカドーロにとっては時計がちょっと速すぎたかも。上位馬が33秒台の末脚を使う展開も向かなかった気がします。

ディアドラはポジションですかね。開幕週の馬場で、自分より前にいる馬が止まりませんでした。33秒8の末脚を使いながらも、差せた馬は逃げてバテたマルターズアポジー1頭だけ。



やはりと言うべきか、やっぱりと言うべきか、当コラムの2019年は連敗スタート。ミッションクリア制度を導入しながらも、何の動きもありません。動かざること山の如し。クラシックのトライアルも始まり、本格的な春の訪れを感じさせますが、僕も早く冬眠状態から目覚めたいです。

今週は日曜の重賞が皐月賞トライアルの弥生賞のみ。週中から「チューリップ賞が日曜なら、ダノンファンタジー①着付けの3連単で、馬券もミッションクリアも狙いやすいのに…」とタラレバの春一番を吹かせていますが、やむを得ません。まずは読者の皆さんからいただいたメッセージ弥生賞の軸馬」をご紹介しつつ、来るべき皐月賞に思いを馳せましょう!

サブロウさん
ニシノデイジーで。ハービンジャー産駒で馬体成長しながら安定した成績を残せるのは成長力が高いと思います。デムルメは強力ですがデビューから手綱取る勝浦Jに期待です」

北陸の夢追い人さん
ニシノデイジーです。軸ならこの馬で大丈夫でしょう。少頭数だし当てにいくって感じがありありではあるけど」

ニシノデイジー札幌2歳S東京スポーツ杯2歳Sを勝ち、ホープフルSは③着。キャラクターは地味な印象ですが、3歳世代ではトップクラスの実績の持ち主です。ただ、その分、本賞金はたっぷり持っていますから、ここは皐月賞へ向けての叩き台。仕上げの状態が気になりますね。正直、ふんわり仕上げで勝ち切れるほどの迫力は感じないのですが…。

俺の名を言ってみろぉさん
ブレイキングドーンです。前走のG1は5着ですが、2度目の東上なら前走以上が期待できそう。福永騎手と中竹厩舎のコンビは2年前の優勝馬カデナと同じ。新馬戦と京都2歳Sは共に6枠で、今回7枠ならスムーズにレースが出来そうです」

ハカセセブンさん
ブレイキングドーンを中心にします。日曜日の天候と馬場を予想してこの馬にしました。阪神で稍重で勝ってますし、力のいる馬場は合っているのかなと思います。前残りの不安はありますが、福永騎手が上手く騎乗してくれると思います」

ブレイキングドーンは前走・ホープフルSで⑤着。勝ったサートゥルナーリアから0秒6差で、③着だったニシノデイジーからは0秒3差。直線では内を通った馬に切れ負けした印象ですが、直線入口で先頭をうかがうレース運びの巧さはなかなかのもの。今回はコースと距離、さらに輸送も経験済みというアドバンテージを抱えています。上手な立ち回りから粘りを見せることができれば、上位進出は可能では?

5頭ボックスさん
「ここは期待を込めてのカントル頭勝負です! 調教も良さそうで鞍上デムーロなら大丈夫なはず!! 皐月に向けて頑張ってほしいです」

海王賊さん
カントルとMデムJに期待してます!!? (POG馬)だから頑張って貰いたい!!」

昨年の日本ダービーワグネリアンの弟カントルがここに出走してきました。お兄さんは3連勝で弥生賞に乗り込みましたが、先行したダノンプレミアムに振り切られて、追い込み届かずのの②着。器用さの差が出たレースでしたねぇ。さて、弟は?

カントルはここまで4戦2勝。お兄さんと比べるとかわいそうですかね。前走・セントポーリア賞は3番手追走の先行策からの抜け出し。徐々に競馬が上手になっているみたいですね。今回は相手が一気に強くなりますが、素質の良さに期待する手はあるかも。

阿波の虎さん
「今週は8枠10番の池添騎手にのりましょうか。メイショウテンゲンから。3連複でトリガミにならないようにしないとね」

はしろーさん
メイショウテンゲン

メイショウテンゲンは未勝利勝ち後に挑戦したきさらぎ賞で勝ったダノンチェイサーから0秒8差の⑤着。重賞の壁に跳ね返された形になりました。未勝利を勝った時のように、中団から切れ味を発揮するレース運びが向いているんでしょうか。内から外へ大きく寄れながらも差し切った粗削りな面には魅力を感じますけどねぇ。ちなみに前日最終オッズで単勝7番人気36.2倍。余程手を広げない限りトリガミの心配はなそうですねw

シンゲンさん
ラストドラフトを軸にします。あくまで皐月賞トライアルの弥生賞はスローになることが多く、今年も出走馬を見ると流れが落ち着きそうな感じです。ならば、この馬の先行力がモノをいうのではないでしょうか。本番でサートゥルナーリア騎乗が決まってるルメール騎手なら次走よりも目の前の勝利を獲りにくるはずです」

新馬勝ち直後に重賞勝利というエリートコースに乗ったラストドラフト京成杯では、すんなり先行して2番手に付けると、1000m通過61秒1のスローペースでもしっかり折り合いました。4コーナーで人気のランフォザローゼスが外から併せて来ましたが、それを直線で振り切る好内容。今回も逃げ馬不在でスローペース濃厚。折り合える点は大きなアドバンテージになるとみています。

ツムツム津村ーさん
サトノラディウス! 持ちタイムがメンバー中1位! 鞍上の武豊騎手が継続騎乗だし。個人的には相性悪いけどココは頑張って欲しいと思う!」

サトノラディウスはここまで3戦2勝。前々走・葉牡丹賞③着時のタイムは1分59秒8。なかなか優秀です。でも、その葉牡丹賞の②着は京成杯ラストドラフトに封じられたランフォザローゼス「じゃあ、ラストドラフトの方が上では?」という計算もできますが、そういう計算が成り立たないのも競馬ですよね。

でも気になるコメントがあるんです。「ここでどれだけやれるか」と仰っているのが管理する国枝栄調教師。あんまり強気な感じではないんですよね。

それでは展開を予想していきましょう! 逃げ馬不在。最内枠のラストドラフト(馬番1番)がハナに立つとみます。

ニシノデイジー(馬番2番)、サトノラディウス(馬番4番)あたりが先行策。

中団にカントル(馬番3番)、ヴァンケドミンゴ(馬番6番)、ブレイキングドーン(馬番8番)など。

後方待機はナイママ(馬番9番)。

ラストドラフト(馬番1番)が2番手から押し切った京成杯の1000m通過は61秒1。今回もこれと同じくらいのゆったりとしたペースになるのでは? そうすると求められるのは折り合い面と器用さ。

それでは買い目を発表します! 馬単で強弱を付けます。

ラストドラフト(馬番1番)→ニシノデイジー(馬番2番)2000円
ラストドラフト(馬番1番)→サトノラディウス(馬番4番)1500円
ラストドラフト(馬番1番)→ブレイキングドーン(馬番8番)1500円
ラストドラフト(馬番1番)→ヴァンケドミンゴ(馬番6番)1000円
以上、満額6000円勝負です!

ラストドラフト(馬番1番)が先行力と折り合いを発揮して3連勝するとみました。相手は4頭。筆頭はニシノデイジー(馬番2番)ですが、叩き台仕様の仕上げでしょうから、他馬もピックアップ。

ここまで触れていないヴァンケドミンゴ(馬番6番)は穴で狙ってみたい1頭。藤岡健一調教師「前走はソエを気にしていた影響もあった」とコメント。今は治まっているそうですし、去年の皐月賞②着のサンリヴァルの全弟ですから中山芝2000mは合うかも。人気薄ですし、馬券に入れておきました。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」カントル(馬番3番)。前日最終オッズは単勝3番人気。中山芝2000mは兄ワグネリアンが苦労した舞台。そのお兄さんよりもやや迫力に欠ける戦績ですから、ここは割り引きました。走っても③着までとみて、今回は馬単勝負。

週中のスポーツ紙などは女性騎手の永続2kg減の話題で盛り上がっていましたが、僕が気になったニュースがもうひとつ。アメリカのニューヨーク地区で、3歳馬による芝の三冠レースが創設されるんですって。既存のベルモントダービー・米G1(芝2000メートル)に加え、サラトガダービー(芝1900メートル)とジョッキークラブダービー(芝2400メートル)を新設。"ターフ・トリニティ"の名称でシリーズ戦となるそうです。ジョッキークラブダービーは9月初めに行われるそうなので、菊花賞ではなくこちらへ、そして凱旋門賞へ転戦という日本馬も出てくるかもしれませんね。それにしてもG1レースを2つ同時に作っちゃうなんて大胆だわ! さすがUSA!

最後にお知らせ! 冒頭でもご紹介しましたが、僕が脚本を担当している「ガールズジョッキー」ピクチャードラマDVD Vol.3が3月10日に発売されます! 今回はショートアニメーション映像も収録! キャラクターの声を担当している声優さん、石橋桃さん、長久友紀さん、和多田美咲さんによるお渡し会イベントも3月10日の発売日に開催します! 整理券などの詳細は公式ホームページをご覧ください! 女性騎手候補生たちの熱い模擬レースを描いておりますよ!

「馬迷男」2019年ミッション一覧
ミッション 達成状況
東京or中山で馬券的中 未達成
京都or阪神で馬券的中 未達成
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中 未達成
函館or札幌で馬券的中 未達成
3連単的中 未達成
馬単的中 未達成
外国人騎手以外の単勝的中 未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中 未達成
海外レースの馬券的中 未達成
払戻5万円以上の馬券的中 未達成
3週連続的中 未達成
年間回収率100%以上 未達成
特選馬の複勝率25%以下 未達成

2019年の回収率…00.0%
特選馬の成績…[0.0.0.2](複勝率0%)

「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/

「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey

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