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馬迷男の挑戦

金鯱賞はきちんと道悪実績も考慮して……


これでとどめだ! くらえ! クレッグインパクトソイルテスターーー!! どかーん! どうも! 馬迷男八木たかおです!

今週月曜日のJRAさんの定例会見で芝コースのクッション性を示す数値を将来的に公表することが発表されました「クレッグインパクトソイルテスター」という測定器を使うのだそうです。ネット記事でこのニュースを読んだ時の第一印象は「特撮ヒーローの必殺技みたいな、いかつい名前の機械だなぁ」

現在、土木工事の他、海外競馬、サッカー、ラグビー、ゴルフ、クリケットなどの会場で使われているという「クレッグインパクトソイルテスター」。コースに落とすと、硬さの度合いとなる着地の際にかかる反発力を表してくれるそうです。芝の馬場で70から90G。畳で70G、人工芝で180G、車道に使われているダスト舗装なら630Gだとか。単位の「G」は「衝撃加速度」らしいのですが、文系人生&物理苦手なので何がなんやら。要するに「クレッグインパクトソイルテスター」を落っことした時の衝撃と思えばいいんですかね?

「そこのかわいいお嬢さん、ハンカチーフとクレッグインパクトソイルテスターが落ちましたよ」「あら、私ったら! どうもありがとう、親切なお方。あら、クレッグインパクトソイルテスターが90Gを示しているわ。なんて硬い馬場なのかしら…。お馬さんたちの脚が心配…」「お優しいんですね」 馬場の上で繰り広げられるロマンス。関係者以外は、馬場は立ち入り禁止。あと、地面に向けて落っこちるのはクレッグインパクトソイルテスター本体丸ごとではなくて、本体を地面に設置した後に、ガイドパイプの中を通る部品だとか。

現在、「良」「稍重」「重」「不良」と合わせて馬場の含水率が発表されていますが、近い将来、馬場の硬さの数値も発表されることになるみたい。つまり、「良でちょっと柔らかめ」「重で硬め」みたいな判断ができるようになるんでしょうね。ラーメン店の選べる麺の硬さみたいw 今でも「この馬には力のいる柔らかい馬場が向く」「今の硬い馬場は向かない」などの関係者コメントを見かけますが、これが数値化されるわけです。わー、予想ファクターがまた増えるのかあ。ありがたいけど、頭がパンクしないかしら。

そもそも今でさえ、「あ、しまった! そこ、考えるの抜けてた!」なんてことがあります。たとえば先週の弥生賞「え? 馬場状態は重まで悪化するの!?」想定外でした…。あんなに雨が降り続くと思っていなかったし、道悪適性を一切考慮していなかったんですよねぇ。ただ、キャリアの少ない馬ばかりでしたから、道悪経験のある馬も少なかったので、こんな場合はどう予想すればいいんでしょう?

勝ったのは8番人気のメイショウテンゲン。スタートはあまり良くなかったように見えましたが、中団を追走し、外々を回りながら4コーナーで先頭に並びかける積極的なレース運び。レースの上がり37秒0自身の上がり36秒7という消耗戦を制しました。坂上でやや脚が鈍ったようでしたが粘り強かったですねぇ。

レース後、「お母さんのメイショウベルーガも道悪が得意だった」なんて話を見聞きして、「そうだったのか…」と思ったものの、なかなかそこまで予想ファクターに入れるのは厄介かも。で、改めて、メイショウベルーガの成績を調べてみたら芝の重・不良は[1.0.0.1]。勝ったのは1000万下条件のかもめ島特別で、着外はローズS⑤着。なんか、それほど道悪が得意って感じはしないんですけど…。いずれにせよメイショウテンゲンはこれで皐月賞への切符をゲット! 厳しいレースだったので、お疲れが出ませんように。

②着シュヴァルツリーゼ、③着ブレイキングドーンも後方のポジションから、4コーナーと直線で外を回った2頭。シュヴァルツリーゼは新馬勝ち直後の重賞レース&道悪という厳しい条件でしたが、メンバー中最速の上がり36秒2で差し込んできました。馬場状態がまったく違うデビュー以来の2戦で、どちらもメンバー中最速上がりを記録したことも立派。勝ったメイショウテンゲンとの1馬身半差は4コーナーでの位置取りの差かもしれませんが、能力はかなり高いのかも。次は良馬場でみたいですねぇ。

ブレイキングドーンは先着2頭には伸び負けしましたが、内の2頭ニシノデイジーカントルをゴール前で交わして③着浮上。新馬戦は稍重で勝っていますし、福永騎手がレース後に「今日のような馬場は上手」とコメントしていたので覚えておきましょう。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」カントルは3番人気で⑤着。中山芝2000mは兄ワグネリアンが苦労したコースなので評価を下げたのですが、4コーナーで最内を通り、ニシノデイジーとの併せ馬で互角の勝負を見せました。お兄さんよりは小器用かも。でも、この馬も良馬場の方が能力を発揮できそう。

今回馬券に入れた馬たちの成績は、ブレイキングドーン③着、ニシノデイジー④着、サトノラディウス⑥着、ラストドラフト⑦着、ヴァンケドミンゴ⑨着。

馬単で勝負しましたが、軸にしたラストドラフトが沈みました…。最内枠からすんなりハナに立ちましたが、道悪がこたえたかもしれません。それに4コーナーで内を空けて回っていましたし、上位3頭はいずれも4コーナー&直線で外を回った馬たち。あれ以上、外に出すのもなかなか難しそう。今回はかわいそうでした。クレッグインパクトソイルテスターであの日の芝コースの内側を計測したらやわやわだったのでは?

そうそう、乗り替わりもありましたね。ルメール騎手がケガをしたために田辺騎手へ乗り替わると朝イチで聞いた時は「はっ!?」となりました。こればっかりは仕方ない。ルメール騎手にはケガを早く治していただきたい。そして、先週の土曜日の中山1レースで起きた、ルメール騎手が乗っていた馬に起因した落馬事故によって負傷した北村宏騎手も早く回復しますように。

もうひとつ、そうそう。先週チラッと書いた、先週日曜の小倉8レースは女性騎手永続2kg減量制度に合わせて出走するレースをずらした小島茂之厩舎のアラスカノオーロラが勝利。中団追走から直線で藤田菜七子騎手の左ムチに応えて末脚を伸ばし、②着に1馬身4分の1差をつける快勝。「見ろ! これが2kg減の威力だーーー!」という特撮ヒーロー風の藤田菜七子騎手の絶叫が脳内で聞こえました。平場戦隊ナナコンジャー。あんな勝負気配のレースもなかなかないんですから、「ターゲットレースは日曜小倉8レース!」という手もあったかなぁw 単勝280円は1点買いなら美味しい。



今年はまだ当たり馬券にたどり着けていません。早く初日が欲しいですが、焦ってもしょうがないので、どっしり構えていきましょう。失敗を繰り返さないように、まずはここで明日のお天気のコーナーですw えーっと、お天気情報サイトを確認すると、重賞が行われる阪神競馬場と中京競馬場の周辺は明日午前6時以降の降水確率が高め。ふーん。花粉症に悩んでいる方には朗報かも。馬券を買う方にとっては悲報。

日曜日の重賞はフィリーズレビュー金鯱賞。キャリアの少ない3歳牝馬限定戦の方が馬券的にはおもしろそうですが、予想しやすいのは古馬たちの一戦。そんな理由でターゲットレースを金鯱賞にしたんですが、今週も雨っぽいですから、3歳牝馬限定戦なんて馬券が当たる気がしません。このレース選択は我ながら成功…のはず。あとは、道悪が得意な馬を見つけられるといいんですけどねぇ。まずは読者の皆さんからいただいたメッセージ金鯱賞の軸馬」をご紹介!

藤本淳さん
エアウィンザーで行きます。レジェンド武豊は今年乗れてるよね。騎乗数を絞って中途半端な騎乗はしてないよね。豊さんヨロシクお願いします(^○^)」

一生懸命やっていても「中途半端な騎乗」なんて言われちゃうんですから、騎手って大変な商売w 今年の武豊騎手は、今日(土曜)の時点で27勝。川田騎手(31勝)、ルメール騎手(29勝)に次ぐリーディング3位。そんな武豊騎手が騎乗するエアウィンザーが前日最終オッズで単勝1番人気に支持されています。前走・チャレンジCを勝ち4連勝中。母エアメサイアの良血が目覚めた感があります。武豊騎手とはデビューから4戦連続でコンビを組んでいましたから、今回の乗り替わりも問題ないはず。

道悪経験は一度だけ。一昨年11月、重の京都芝2000mで行われた1000万下平場の②着。そのレースを勝ったのは、後に小倉大賞典小倉記念を勝ち、いまや「小倉の王」の座につきつつあるトリオンフ。相手が強かったし、自身も本格化前だったということかも。G1ホースがいるメンバーに入ってもヒケは取らないはず。好勝負を期待。

たかっさんさん
「軸はダノンプレミアムです! 休み明けで古馬相手にどこまでやれるかですが圧倒的スピード能力で押し切ると思います!」

ダノンプレミアムが昨年の日本ダービー(⑥着)以来、約9か月ぶりに復帰してきます。デビューから4連勝。弥生賞で後のダービー馬・ワグネリアンを寄せ付けなかったレース運びから、スピードを生かせるこれぐらいの距離の方が向いていそうな気がしますね。ただ、明日は道悪が予想されます。ダノンプレミアムのスピードが生きるレースになるかどうかは微妙。稍重では2戦2勝ですけどねぇ。その上、蹄の不安で休んでいた馬ですから、仕上がり具合も気になります。馬体重が気になるなぁ。

ブラックドラゴンさん
「やっぱり安定感だったらリスグラシューで行きます!!? でも騎手が…」

馬券王子さん
リスグラシューです。 近走は脱皮した感じの強い走りです。ハーツクライの成長力も後押しし、軸には間違いないと思います。問題は鞍上ですが…。左回りも好材料と考えます」

昨年のエリザベス女王杯を勝ち、ひと皮むけた感のあるリスグラシュー。続く昨年12月の香港ヴァーズもクビ差の②着。国際G1級の能力を見せました。道悪も得意っぽいですよね。これまでに稍重と重で3戦して②着3回。その3戦が桜花賞(稍重)、秋華賞(重)、ヴィクトリアM(稍重)といずれもG1というのもすばらしい成績。シュタルケ騎手との初コンビで、どんなレースを見せてくれるんでしょうか。馬場状態を考慮すると、馬券には入れておかないといけないですよねぇ。

シンゲンさん
アルアインを狙ってみます。左回りの成績が今一つですが、2走ともG1で一応掲示板を確保。全くダメでもなさそうですし、今回装着するブリンカーの効果にも期待です」

一昨年の皐月賞アルアインは右回り[4.3.2.5]に対し、左回り[0.0.0.2]。大きな差があるように思えますが、左回りの2戦は日本ダービー⑤着と天皇賞・秋④着。うーん、悪くない感じ。

重以上の道悪は[1.1.0.2]。デビュー2戦目の500万下・千両賞を勝ち、昨年2月にはG2の京都記念で②着。こなせないことはなさそう。初ブリンカーで集中すれば、上位進出は可能な能力の持ち主。この馬としては上がりのかかる展開が理想かもしれませんが、今回は展開も向くかも。

万爆ノリさん
「非G1馬を推す! ここはコース重賞勝ちのギベオンで勝負」

ギベオンは昨年12月に今回と同距離・同コースの中日新聞杯で重賞初勝利。今回は相手が一気に強くなりますが、距離・コース実績は魅力ですねぇ。昨年のNHKマイルCで②着好走していますから、G1級のメンバーに入ってもヒケはとらないはず。

にゃぎたんさん
「和田竜二に戻ってきたモズカッチャン。54キロならチャンスありかも」

モズカッチャンは前走・有馬記念⑧着。レース後にM・デムーロ騎手「距離が長かったかも」とコメントしていたと記憶しています。今回の距離短縮はこの馬にとって歓迎のはず。3走前・札幌記念③着、前々走・エリザベス女王杯③着ともうひと押しのレースが続いていますが、54kgがその「もうひと押し」になるんでしょうか? ただ、重以上の道悪成績は[0.0.1.1]。こなせるけど、得意ではなさそう。

ハカセセブンさん
タニノフランケルを中心にします。重馬場の予想でありますし、前残りの可能性が高いです。穴狙いで勝負します」

中山金杯③着、小倉大賞典②着と重賞での好走が続くタニノフランケル重以上の道悪成績は[2.0.1.0]。大歓迎かもしれません。ただ、今回は自身のキャリアの中で最強のメンバー。しかも、先行馬の多い組み合わせ。すんなりハナに立ってマイペースでどこまで。展開の助けも欲しいですね。

阿波の虎さん
「少頭数のレースのわりにオッズが読み難いメンバーが揃い思案しています。横山騎手に期待して6枠9番からの3連複1頭軸でムイトオブリガードに賭けてみるかな。馬名の通り(どうもありがとう)って言えると嬉しいけどね。ガンバレ 横典♪」

ムイトオブリガードは前々走のアルゼンチン共和国杯で②着好走。前走・日経新春杯は⑥着ながら勝ったグローリーヴェイズから0秒4差。G2でも好勝負を続けています。芝では道悪経験がないんですが、父キングカメハメハ・祖母シンコウラブリイなら親の適性を受け継いでいれば「道悪の鬼」の可能性もありそう。今回は相手が一気に強くなるんですが、道悪を味方にできればおもしろそう。人気もないですしw

俺の名を言ってみろぉさん
スズカデヴィアスです。2017年の3着馬で当時と同じ4枠。金鯱賞はキングカメハメハ産駒の好走が目立つのも好材料。同馬は今年で8歳ですが昨年の年明けから左回りのコースでは33秒台の末脚を繰り出しており決め手があります。休養明けと高齢が嫌われるようなら妙味もありそう」

前日最終オッズでしんがり13番人気のスズカデヴィアスも推されています。昨年5月に新潟大賞典を勝って以来、いい末脚を使って届かずのレースが続いています。稍重では未勝利勝ちや白富士S②着がありますが、重以上の道悪になると[0.0.1.2]。苦戦している感は否めません。

それでは展開を予想していきましょう! ハナはタニノフランケル(馬番5番)でしょう。これを行かせて最内枠のダノンプレミアム(馬番1番)、アルアイン(馬番10番)も先行。

エアウィンザー(馬番8番)、モズカッチャン(馬番12番)なども先行態勢。

中団にギベオン(馬番7番)、ムイトオブリガード(馬番9番)、リスグラシュー(馬番11番)あたり。

後方待機はショウナンバッハ(馬番2番)とサトノワルキューレ(馬番3番)。

タニノフランケル(馬番5番)が良馬場で行われた前々走・中山金杯③着の際に逃げて作ったペースが1000m通過59秒9。今回は馬場状態もあって、その時よりも遅いペースが予想されます。しかし、後続は強力。ダノンプレミアム(馬番1番)とアルアイン(馬番10番)が早めにやってきそう。上がりはかかり、道悪適性が問われるレースになるとみます。

それでは買い目を発表します! 3連複でエアウィンザー(馬番8番)1頭軸流し。相手は、タニノフランケル(馬番5番)、ムイトオブリガード(馬番9番)、アルアイン(馬番10番)、リスグラシュー(馬番11番)、メートルダール(馬番13番)の5頭。全10点×各600円で計6000円の満額勝負です!

4連勝中のエアウィンザー(馬番8番)を軸に。力強い走りを見れば、道悪もこなせそうな予感。道悪になりそうなので、当該距離よりも長い距離で実績のあるスタミナを備えた馬を狙いたいところ。エアウィンザー(馬番8番)は1000万下条件ながら2200m戦を勝っているので、その点も信頼できそう。

タニノフランケル(馬番5番)は2000mまでしか好走実績がありませんが、すんなり逃げられそうなので警戒。

ここまで触れていないメートルダール(馬番13番)を穴で狙います。今回と同距離・同コースの中日新聞杯を一昨年は勝ち、昨年は⑤着。コース実績と上がりのかかる展開で一発を期待します。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」ダノンプレミアム(馬番1番)。長期休養明け、蹄の不安、道悪。この3つの不安により評価を下げました。本質はマイラーのような気もするんですよねぇ。

最後にお知らせ! 冒頭でもご紹介しましたが、僕が脚本を担当している「ガールズジョッキー」ピクチャードラマDVD Vol.3がいよいよ明日発売です! 女性騎手候補生たちの熱い模擬レースを描いております! 今回はショートアニメーション映像も収録! キャラクターの声を担当している声優さん、石橋桃さん、長久友紀さん、和多田美咲さんによるお渡し会イベントも明日開催です! 整理券などの詳細は公式ホームページをご覧ください!

「馬迷男」2019年ミッション一覧
ミッション 達成状況
東京or中山で馬券的中 未達成
京都or阪神で馬券的中 未達成
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中 未達成
函館or札幌で馬券的中 未達成
3連単的中 未達成
馬単的中 未達成
外国人騎手以外の単勝的中 未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中 未達成
海外レースの馬券的中 未達成
払戻5万円以上の馬券的中 未達成
3週連続的中 未達成
年間回収率100%以上 未達成
特選馬の複勝率25%以下 未達成

2019年の回収率…00.0%
特選馬の成績…[0.0.0.3](複勝率0%)

「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/

「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
@grjockey

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