馬迷男の挑戦
NHKマイルCは簡単､簡単! この春最大のサービスレース!
どうも! 馬迷男･八木たかおです!
ゴールデンウィーク終盤ながら､｢令和｣を迎えた初の週末ですね｡｢令和初的中｣を目指している方や､すでに｢初的中｣を果たした方も多いのではないでしょうか? 僕は5月1日に行われたダート交流重賞･かきつばた記念の馬券を当てて､｢令和初的中｣を済ませました! ちなみに翌日の兵庫CSの馬券を外して｢令和初不的中｣も経験しました! 時代が変わっても粛々と馬券を買って､当たった外れたを繰り返すのみ｡
時代の変わり目を迎えるにあたって､様々なメディアで｢平成｣を振り返る企画が多数展開された影響か､ふと自分の競馬キャリアも｢平成｣と共にあったことに気づきました｡僕が友達の影響で競馬を見始めたのは平成2年･1990年のこと｡
アイネスフウジンが勝った日本ダービーを見たのは､友達の家で麻雀をしている時の合間｡オグリキャップが武豊騎手との初コンビで完勝した安田記念を見て､その強さに驚愕したことも覚えています｡でも､肝心の"最初に見たレース"を記憶していないんですよねぇw 平成2年最初のG1はアグネスフローラが勝った桜花賞｡でも､桜花賞も､ハクタイセイが勝った皐月賞も､テレビ中継は見ていなかったような気が…｡
SNSをやっていると､自分がアップした画像やコメントなどが｢5年前の出来事｣などと表示されたり､｢今日はTwitterを始めて4周年の記念日です｣などと通知されたりします｡普段そういう記念日を意識することはありませんし､特にこだわりもないのですが､今思えば､｢競馬を見始めた記念日｣は覚えておきたかったですね｡まあ､平成2年の時に30年後も競馬を見続けているなんて思っていませんでしたけどね｡あ､そうか! 今年で競馬を見始めて30周年なのか! ほとんど進歩してないなぁw
もう1年早く見始めていれば､オグリキャップ､スーパークリーク､イナリワンの3強対決を体感できたんですよね｡まさに痛恨の出遅れ｡でも､そんなことを言えば､シンボリルドルフだって見たかったし､トウショウボーイ､テンポイント､グリーングラスのTTG時代も経験したかったと思うんですよねぇ｡
まだ競馬を経験していない若者たちにアーモンドアイという名馬の存在を教えてあげることは競馬ファンの責務のような気がしてきました｡その人がいずれ､未来の競馬ファンになり､｢『令和』は競馬と共に歩んだなぁ｡最初に見たのはアーモンドアイが勝ったあのレース…｣などと思い出してくれるかも｡時代を超えながら､人は競馬に限らず､バトンを受け渡していくのでしょうね｡我々､現役の競馬ファンも｢令和｣の競馬をたっぷり楽しんでいきましょう!
でも､その前に平成最後の惨敗を振り返るという辛い作業が待っていますw 天皇賞･春を勝ったのはフィエールマン｡彼もまた｢令和｣に羽ばたくスーパーホースですね｡
どスローの瞬発力勝負となった昨年の菊花賞よりも速いペースで流れた場合､スタミナ面で不安があるかも､と考えた結果､評価を下げたのですが､終わってみれば完勝｡スタートはやや出負け気味でしたが､中団を確保｡最初の1000m通過が59秒8という速いペースになったので｢しめしめ｣と思ってみていたのですが､その流れの中で4コーナー先頭から押し切り勝ち｡"平成の大横綱"貴乃花のような横綱相撲でした｡
"平成の怪物"松坂大輔投手はプロデビューした平成10年､当時オリックス･ブルーウェーブにいたイチロー選手から3打席連続三振を奪い､｢自信が確信に変わった｣などと語りましたが､今年の天皇賞･春は僕にとって｢しめしめ｣が｢おやおや?｣に変わった一戦｡フィエールマンってやっぱり強かったのね｡そこは確信に変わりました｡
凱旋門賞にも登録があるそうなので期待が膨らみます｡でも､サートゥルナーリアも出走してきた場合､鞍上はどうなるんですかね? "平成の〇外2強"グラスワンダーorエルコンドルパサーの二択を迫られた的場均･現調教師の"平成競馬最難の選択"級の苦悩が繰り返されるかもしれません｡ルメール騎手や陣営には申し訳ないですが､そこも楽しみのひとつ｡
グローリーヴェイズ＆戸崎騎手はフィエールマンとクビ差の②着｡｢惜しい｣というよりは､あそこまで迫れば勝ちたかった｢悔しい｣レースになったのではないでしょうか｡4コーナー先頭のフィエールマンに外から併せて､③着以下を6馬身離したのですから､グローリーヴェイズも強い内容｡まだ4歳ですし､今後の成長も期待できそうです｡
終わってみれば"平成の名馬"であり"平成の名種牡馬"であるディープインパクト産駒のワンツー｡ディープインパクト産駒って天皇賞･春に良績がないことで有名だったのに､"平成最後"に結果を出すなんてズルイw
パフォーマプロミスは前2頭には水を開けられたものの､エタリオウとの叩き合いを制して③着確保｡レース後に骨折が判明してしまいましたが､早い時期の復帰を祈りましょう｡しぶいベテランホースとして､今後も活躍してもらわなくては｡
気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣カフジプリンスは9番人気で⑦着｡直前の阪神大賞典②着が気になったんですが､良馬場では苦戦するかなと思って評価を下げました｡レース自体の上がり3ハロンタイムが34秒8で､カフジプリンスの上がり3ハロンタイムは36秒8｡やはり末脚勝負は苦手なタイプのようです｡ただ今後も､道悪の時はマークしておきたいですね｡
今回馬券に入れた馬たちの成績は､フィエールマン①着､グローリーヴェイズ②着､エタリオウ④着､ユーキャンスマイル⑤着､チェスナットコート⑥着､リッジマン⑧着､クリンチャー⑩着､メイショウテッコン⑪着｡"平成最後のホームラン"を広島カープのバティスタ選手のようにかっ飛ばそうとしたのですが､軸が大敗し､③着も抜け｡"平成最後の空振り三振"に終わりました｡
W軸の1頭･チェスナットコートは中団からの競馬で⑥着｡バテている印象はありませんでしたが､伸びることもありませんでした｡このメンバーに入ると､もう一段のパワーアップが必要かもしれませんね｡
W軸のもう1頭･メイショウテッコンは期待通り先行してくれましたが⑪着｡レース後の福永騎手のコメントによると､外からのプレッシャーがきついレースになったそうです｡距離も長かったかなぁ｡
人気のエタリオウは最後方からの競馬を選択｡先頭に立つとソラを遣う面を考慮しての位置取りだったとは思いますが､前が止まらない馬場状態では厳しかったかもしれませんね｡
さて､今週は日曜日に国内でNHKマイルC､アメリカでケンタッキーダービーとG1が2鞍｡マスターフェンサーの挑戦には注目ですが､有力馬オマハビーチが取り消して混沌とした状況｡馬迷男ミッション｢海外レースの馬券的中｣を早くクリアしたいところですが､今回は国内に専念です｡…｢国内に専念｣って､かっこいいw 海外にも選択肢があるってことですもんね｡競馬ファンに海外の選択肢が生まれたことも平成競馬の変化｡
それでは読者の皆さんから届いたメッセージ｢NHKマイルCの狙い馬｣を紹介していきましょう! 2強か? あるいは1強か? それとも伏兵の台頭か? 有力馬ががっつり人気を被りそうですから､スタンスをしっかり決めて馬券に入りたいですね｡
ハカセセブンさん
｢グランアレグリアを中心にします｡桜花賞は完勝､好調ルメール騎手ですから期待十分です｡牡馬相手も経験済みで朝日杯FS3着でしたから､問題ないと思います｣
ブラックさん
｢馬券の軸はグランアレグリアです｡ 馬券内は鉄板とみているので､相手探しのレースとみました｣
ブラックドラゴンさん
｢やっぱりグランアレグリアからいきたいと思います｣
桜花賞を圧勝したグランアレグリアがオークスを回避してここへ｡圧倒的支持を集め､前日最終オッズでは単勝1.5倍｡まあ､そうなりますよねw
東京芝マイルで2戦2勝｡桜花賞でも4コーナーで馬場の3分どころを回りながら､追い出されると内へとモタれていましたから､右回りよりも左回りの方がいいタイプかもしれませんね｡
気になるのは③着に敗れた前々走･朝日杯FSで先着を許した2頭が出走してくること｡中でもアドマイヤマーズは直線入口で馬体を急激に外から併せられて怯んだ相手｡どのような立ち回りでアドマイヤマーズを封じるのかが､ポイントになるかもしれません｡
シンゲンさん
｢グルーヴィットを狙ってみます｡前走ファルコンSは初の芝コースで上がり2位の脚を使って2着に好走｡今回は一線級のメンバーとの対戦ですが､乗れるレーン騎手の手腕に期待します｣
先週来日したと思ったら､新潟大賞典を7番人気のメールドグラースで勝つなど､いきなり5勝を挙げたダミアン･レーン騎手｡昭和生まれは｢ダミアン｣という名前だけで映画｢オーメン｣を思い出して､"昭和の恐怖"の記憶を引きずってしまうわけですが､レーン騎手は来日2週目にして早くも馬券に入れていないと恐怖を感じる名手です｡
今回騎乗するグルーヴィットはここまでの3戦がダートと芝の違いはあれど､すべて1400m戦｡マイル初挑戦が初G1｡常識的には厳しい戦いに思えますが､前日最終オッズで20.2倍の5番人気｡レーン騎手効果があるかもしれませんねw 相手は一気に強くなりますが､前走で初芝を難なくクリアしましたし､高い対応力をみせれば距離延長も克服可能かも｡
阿波の虎さん
｢今週は13番ファンタジストからにしました｡デビュー戦から30kgほど大きくなり左回りも大丈夫で人気もそこそこ｡出目競馬の軸です｣
ファンタジストの馬体重は新馬戦①着時が448kgで､前走･皐月賞⑬着時が480kg｡皐月賞こそ崩れましたが､それまでは馬体を増やしながら堅実な走りを見せてきました｡距離短縮は好材料のはず｡3走前に朝日杯FS④着がありますから､このメンバーに入っても能力は上位のはず｡適距離で大変身もありそうですね｡大変身といえば､高橋由美子さんの"20世紀最後の正統派アイドル"から飲酒＆不倫キャラへの変身も平成の出来事｡グッピー､好きだったんだけどなぁw
俺の名を言ってみろぉさん
｢ワイドファラオです｡前走は逃げ切り勝ちですが､2走前の中京マイルでは好位から抜け出す型で勝利｡内枠に先行馬が揃い､逃げるであろうグランアレグリアを目標に進められそう｡ヘニーヒューズ産駒は一度波に乗ると好走を続けるタイプが多くここでも侮れません｡鞍上の内田騎手はピンクカメオでこのレースを勝利しており勝ち方を知っているはず｣
前走･ニュージーランドTを逃げ切ったワイドファラオ｡クビ差降した②着馬メイショウショウブは､デイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズに4分3馬身差まで迫って②着に好走した実績がありました｡計算上は､このメンバーに入っても互角以上に戦えそうです｡人気もあまりありませんし､狙って面白い1頭かもしれませんね｡
淡路の傾奇者さん
｢マイネルフラップ軸で｡東京の直線で末脚炸裂期待します! 海外でG1初勝利をおさめた松岡騎手もプラスになると思います｣
クイーンエリザベス2世Cをウインブライトとのコンビで制した松岡正海騎手｡手綱さばきもさることながら､現地メディアのインタビューに流暢な英語を披露していたことも話題です｡あんなに英語を話せるとは､びっくりしましたねぇ｡｢令和｣は"世界の松岡"が誕生するんでしょうか?
"世界の松岡"が今回騎乗するマイネルフラップは前走･毎日杯⑤着｡休み明けの影響もあったかもしれませんが､前々走･シンザン記念が勝ったヴァルディゼールとクビ差の②着ですから､マイル戦の方が適性が高いのかもしれません｡これまで中団より後方の位置取りからの末脚勝負を見せてきた馬｡強い先行馬がいる今回のメンバーに入ると､ちょっと不利かも｡前崩れになれば浮上のチャンスが出てくるかもしれませんね｡
まんぞうさん
｢ケイデンスコール本命｡ 前走は前が壁になる絶望的な位置取りから直線中に持ち出し､上がり最速をマーク｡スムーズな競馬なら勝ち負けしてたに違いない｡左回りは重賞含む連対率10割｡ぶっちゃけ人気薄過ぎて笑える｡頭まで想定｣
ケイデンスコールは前走･毎日杯④着｡最内から一旦内を狙うも､立て直してコース半ばに持ち出さざるを得ませんでした｡スムーズならもう少し前に迫れていたかもしれません｡前日最終オッズでは単勝13番人気69.7倍｡もし勝てば大万馬券必至｡大外枠は不利に思えますが､どう克服するでしょうか?
それでは展開を予想していきましょう! 先行馬が多い中､何が何でも逃げたいのはイベリス(馬番4番)｡ワイドファラオ(馬番12番)は2番手｡
この2頭を見る形で､クリノガウディー(馬番1番)､グランアレグリア(馬番7番)､ロードグラディオ(馬番11番)､アドマイヤマーズ(馬番17番)などが先団を形成｡
中団にプールヴィル(馬番2番)､グルーヴィット(馬番6番)､ヴァルディゼール(馬番8番)､ファンタジスト(馬番13番)､ケイデンスコール(馬番18番)あたり｡
後方待機はマイネルフラップ(馬番5番)､カテドラル(馬番10番)､ハッピーアワー(馬番14番)､ヴィッテルスバッハ(馬番15番)｡
…などと書いていると､東京競馬場に雹が降り始めて､10レース以降が中止に｡雪や大雨､濃霧での中止は覚えていますが､雹での中止は初めての経験かも｡10RメトロポリタンSと12Rは取り止めで､プリンシパルSは来週に延期だとか｡日本ダービーまで日数がない中で1日でも延びるのは､出走権を獲得する勝ち馬にとって厳しい状況｡でも､天候には逆らえないですものねぇ｡
そして､今日降った雹､これから溶けるんですよね｡明日の馬場はかなり水分を含むことになるのでは? 天気予報サイトをチェックすると､東京競馬場がある府中市の明日の天気は晴れで最高気温は24℃｡風は穏やか｡さて､どこまで乾くんでしょうか? 水分が残るようであれば､先行馬が有利とみますが果たして｡
それでは買い目を発表します! 1枚目は､馬単で1着グランアレグリア(馬番7番)→2着アドマイヤマーズ(馬番17番)を4000円｡
2枚目は､馬単で1着2着アドマイヤマーズ(馬番17番)→グランアレグリア(馬番7番)を2000円｡
2枚合わせて6000円! 満額勝負です!
簡単､簡単w この春最大のJRAさんからのサービスレースw だって､この2頭の力が抜けています｡このメンバーの中に桜花賞を勝てる馬はいますか? ハイレベルの皐月賞で④着に入れる馬はいますか? 実力を素直に評価すれば馬単2点｡不確定要素としては今日降った雹による道悪ですかねぇ｡でも､気温がそこそこ上がるようですから､悪くても稍重くらいで走れるのでは? ③着以降は混戦とみて､馬単に資金を集中!
ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡人気馬2頭しか買っていないのになぜw
アドマイヤマーズ(馬番17番)は朝日杯FSでM･デムーロ騎手が勝負どころからずーっと追い続けてグランアレグリア(馬番7番)に並びかける競馬に持ち込みました｡今回もあの展開を狙うはず｡直線を向いて､先頭に立とうとするグランアレグリア(馬番7番)と並びかけようとするアドマイヤマーズ(馬番17番)｡この2頭の痺れる叩き合いが見られそうです｡"令和最初の名勝負"を期待｡
気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はヴィッテルスバッハ(馬番15番)｡前走･ニュージーランドTで大外を回って③着に押し上げた強烈な末脚は､東京なら威力倍増｡ゲートが互角ならより怖い存在です｡
｢令和｣の中央競馬は雹が降って波乱の展開｡でも､明日は人気馬2頭の馬単折り返しを買う手前､平穏に終わって欲しいと願いますw
そして､世の中の流行に乗ったわけではありませんが､令和元年5月1日に結婚しました｡いわゆる｢令和婚｣｡記念日を覚えない性分なので､｢この日なら忘れないだろう｣という日に婚姻届けを提出しました｡
相手の女性は､僕より2つ年下｡ゴールドシップ好きで､カープファンで､野球好き｡昨日(金曜)､メットライフドームで埼玉西武ライオンズvs.北海道日本ハムファイターズを観戦したのですが､僕が｢バッティング練習をしている杉谷選手に対するウグイス嬢の煽りを聴きたいからメットライフドームに行きたいんだけど､一緒に行く?｣と尋ねると､即答で｢行きたい!｣という人ですw 今後は嫁のためにも馬券を当てなければなりませんねぇw がんばろうーっと｡
｢馬迷男｣2019年ミッション一覧
| ミッション | 達成状況 |
| 東京or中山で馬券的中 | 未達成 |
| 京都or阪神で馬券的中 | 達成! |
| 新潟or福島or中京or小倉で馬券的中 | 未達成 |
| 函館or札幌で馬券的中 | 未達成 |
| 3連単的中 | 未達成 |
| 馬単的中 | 未達成 |
| 外国人騎手以外の単勝的中 | 未達成 |
| 1番人気以外を軸にして馬券的中 | 達成! |
| 海外レースの馬券的中 | 未達成 |
| 払戻5万円以上の馬券的中 | 未達成 |
| 3週連続的中 | 未達成 |
| 年間回収率100%以上 | 未達成 |
| 特選馬の複勝率25%以下 | 未達成 |
2019年の回収率…35.8%
特選馬の成績…[1.0.1.9](複勝率18.1%)
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