オークスは総合力重視! 上位争いに必ず顔を出すあの馬から!

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

我が広島カープが今シーズンは大変なことになっています｡約1か月前､4月16日の時点では4勝12敗｡今シーズンここまでの最大借金8を抱えて最下位に沈んでいました｡ところが今日(土曜日)の試合を終えた時点で23勝18敗1引き分け｡貯金5で2位｡首位を走る巨人とは1ゲーム差｡今年のチームは一体何がどうなっているのか? まったく分かりませんw

開幕から5カード連続負け越しの後､8連勝で勝率5割に一気に復帰｡ファンを大喜びさせたと思ったら､その後4連敗｡ファンを少し落ち込ませておいて､大型連休絡みの12連戦を6勝5敗1引き分けで乗り越えると､現在6連勝中｡出入りが激しいというか､ジェットコースター的というか…｡まあ､とにかく今はいい感じ｡

仕事先などでもカープの話題になることが多く､春ごろは｢今年のカープ､調子が悪いですね｣なんて言われることが多かったのですが､最近は｢やっぱりカープは強いですね｣と言われます｡いやぁ､どうなんでしょう? 本当に強かったら､春先の低迷はなかったと思うんですよね｡

負けている時はミスが目立ちました｡守備ではエラーや四死球絡みで失点し､攻撃ではボール球を振って､ストライクを見逃すチグハグさ｡｢巨人にFA移籍した丸選手の穴がどうたらこうたら…｣と専門家もあれこれと指摘していました｡

で､今なんですが､勝っているものの､やはりミスはあるんですよ｡現在の6連勝中も名手･菊池選手がトンネルの2点タイムリーエラーをしたり､送りバントを決められなかったり､投手陣の軸になるべき野村投手やジョンソン投手が四死球から崩れて失点し､早い回で降板したり｡

ただ負けが込んでいた時と違って､勝っているとミスが目立たなくなります｡ミスした当人は｢やっちゃったなぁ…｣とヘコんでいるんでしょうが､まさに結果オーライ｡最近､丸選手の穴を指摘する声も小さくなった気がします｡完全に埋まるわけがない巨大な穴なので､現在も攻守に影響は残っているんですが､｢勝つ｣ことであたかも克服できたかのような雰囲気です｡

ノムさんこと野村克也さんの言葉に｢勝ちに不思議の勝ちあり､負けに不思議の負けなし｣という言葉がありますが､まさにそれ｡ヘッドバンキングのように100兆回うなずけます｡敗因って比較的はっきりすることが多いのに､勝因ってよくわからなかったりするんですよね｡相手が勝手にコケてくれている時もありますし｡

と､こんなことをカープの試合を観ながら考えていたら､ふと思ったんです｡｢馬券もそうだよな｣と｡｢的中に不思議の的中あり､ハズレに不思議のハズレなし｣｡これ､僕が考えた名言ですから! ノムさんの名言にまったく引っ張られていませんし､影響も受けていませんから! 生きている間にひとつでも自分発の名言を作ろうと必死のパッチですw

馬券が外れる時の原因はいくつかあります｡まず､ひとつめは｢判断ミス｣｡主に馬の能力の見誤りです｡強いと思っていた馬がそれほどでもなかったり､｢ここでは無理かな｣と思っていた馬が実は能力を秘めていたり｡

ふたつめは｢アクシデント｣｡たとえば､レース中に不利があったり､出走前になんらかの影響を及ぼす出来事があったり｡馬が能力を出し切れない状況が発生した場合です｡

みっつめは｢手に負えない｣｡つまり馬券的に難しすぎる場合ですね｡同じメンバーで10回走ったらその10回とも結果が変わるようなケースです｡この場合は｢どう予想するのか｣ではなくて｢馬券を買わない｣が正解｡競馬ファンにはなかなか難しい判断ですが､馬券には忍耐の要素もあるようです｡

なぜ外れたのか､その理由に｢不思議の負け｣はないのですから､しっかりと見極めていれば､いずれ｢不思議の勝ち｣へ到達できるはず｡いや､むしろ｢勝ち｣の方からこっちへ近づいてきてくれることでしょう｡そうすればしめたもの｡今シーズンのカープのように一気の躍進を遂げる日がやってきます! ここまで的中は桜花賞の1回だけ｡回収率30.3%｡そう思わないとやってられません!

先週のヴィクトリアMも馬券はハズレ｡冷静に省みたところ､敗因はみっつめの｢手に負えない｣だったと思うのです｡先週こう書きました｡｢今回はこんなに難しいんだから満額勝負するレースじゃないかもなぁw｣ そう､僕は気づいていたのです! 自分の馬券力では手に負えないレースだと｡まあ､当コラムのルール上､パスはできないので､100円分を購入して5900円分を翌週に回すことが正解だったのです! なのに何を満額購入しているのかとw

勝ったノームコアの勝因は展開が向いたことにあるのでは? 今回は前半3ハロン33秒7ー4ハロン44秒8と速めの流れになって､1分30秒5の世界レコードで決着｡スピードだけでなくスタミナも求められるレースとなったことが､これまでマイルよりも長めの距離を主戦場としていたノームコアに味方したのではないでしょうか? レース後に骨折が判明したのは残念ですが､早い時期の復帰を祈りたいと思います｡

もちろん鞍上のレーン騎手のエスコートもお見事｡レーン騎手の追い方って上体を起こし気味で､日本の騎手とは少し違いますよね｡そのフォームにどんな秘密や効果があるのかは分かりませんが､そうした技術を輸入していくべきなんでしょうね｡

②着のプリモシーンは課題のスタートを決めて､中団から末脚を伸ばすレース運び｡よく伸びましたが､前に1頭いました｡悔しい結果だとは思いますが､能力は発揮できたのではないでしょうか｡

クロコスミアの③着確保にはびっくり! 直線半ばでは僕の馬券の軸だったラッキーライラックと馬体を併せる形になり､ラッキーライラックに1馬身ほど交わされたのに､そこから内を突いて差し返してきました｡あまり見ない差し返しだった上に､そんな芸当を逃げ馬だと思っていたクロコスミアにやられたことに驚きました｡クロコスミアを褒めるべきか､それともあの形で差し返されたラッキーライラックを不甲斐ないと嘆くべきか｡まあ､クロコスミアもエリザベス女王杯で②着2回の実績がありますから､今回のハイペース＆世界レコード決着でスタミナを生かせたのかもしれません｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣ミッキーチャームは6番人気で⑧着｡長距離輸送でテンションが上がることを心配していたのですが､今回の馬体重は前走､前々走と同じ446kg｡長距離輸送は一応クリアできたようですが､今回はハイペースに巻き込まれた形になったことが不運だったかも｡

今回馬券に入れた馬たちの成績は､ノームコア①着､プリモシーン②着､ラッキーライラック④着､アエロリット⑤着､ソウルスターリング⑨着､レッドオルガ⑪着､デンコウアンジュ⑫着､アマルフィコースト⑭着､フロンテアクイーン⑮着｡

クロコスミアが抜けた以外はまずまずいい線だったと思うのですが､軸のラッキーライラックが④着ではどうしようもありません｡ゴール前100mくらいの地点では｢もらった!｣と思ったんですけどねぇ｡いい夢見ました…｡クロコスミアの爆走＆差し返しはまったくの想定外｡あれは手に負えません｡



今週は3歳牝馬の女王決定戦オークス｡難しそうですが､先週のヴィクトリアMよりはちょっとマシかも｡今年は桜花賞馬グランアレグリアはNHKマイルCに回ったため不在ですが､それでも桜花賞組を上位とみるか､それとも別路線組の台頭があるとみるか｡その判断が馬券的中の大きなポイントになりそうです｡まずは読者の皆さんから届いたメッセージ｢オークスの軸馬｣をご紹介! 勝利へ導いていただきましょう!

ハカセセブンさん
｢ラヴズオンリーユーを中心にします｡忘れな草賞は最速の上がりで勝ってますし､馬番も外過ぎず良いところかなと思います｡デムーロ騎手も絶賛しており､期待します｣

3戦無敗のラヴズオンリーユーが前日最終オッズで4.0倍の単勝1番人気に支持されています｡新馬戦､白菊賞(500万下)､忘れな草賞とクラスが上がるにつれ､強さを増しているような気がする勝ちっぷり｡一線級との対戦はなく､長距離輸送も今回が初めて｡不確定要素は多いですが､通用しても不思議ではない能力の持ち主だと思っています｡でも､1番人気ってどうなんでしょうね? 人気になり過ぎ?

ブラックさん
｢コントラチェックを軸にします｡データからは危険ですが､レースを見返すと見所があり､ダメもとで軸にします｣

コントラチェックはフラワーCを完勝したものの､桜花賞を回避｡オークス1本に懸けてきました｡ここまでの5戦は逃げた時に3勝｡現状は逃げた方が能力を発揮できるのでしょうか? 今回は2枠3番と好枠を引き当てましたが､最内に逃げそうな馬が入りました｡ハナ争いと兼ね合いが最大のポイントになりそうです｡それともレーンマジックで控える競馬でも能力全開?

おおらかしゅんさん
｢シャドウディーヴァ｡東京コースはクロノジェネシスの次に得意｡また長距離も大丈夫そうだから万全ですよね｣

シャドウディーヴァは東京コース[1.3.1.0]｡ここまで6戦して前々走のフラワーC(④着)以外すべて2000mを使われてきた長距離志向の馬です｡今回は相手が一気に強くなりますが､距離経験とコース適性を武器に立ち向かうことになりそうです｡でも､ちょっと難しい戦いになりそうな気も…｡

ふじのっちさん
｢オークスでダイワメジャー産駒が馬券になっていないのは百も承知! 自分を信じてシゲルピンクダイヤから行きます! ジョディーとフェアリーポルカは抽選突破してほしかった2頭なので､ピンクダイヤから両馬へのワイドを買います｣

シゲルピンクダイヤの桜花賞②着は外枠と出負けを克服したもの｡ここまでの戦績でも能力の高さはみせています｡行きたがるタイプではないので距離はもつような気がしますし､この時期ですから能力の高さで通用することもありそう｡ただ､ゲートの不安定さが心配｡互角に出てくれれば､東京の長い直線は合いそうなんですけどねぇ｡

まんぞうさん
｢めちゃくちゃ悩みましたがエールヴォア本命｡ まず目に付いたのが脚質の柔軟性｡逃げでも差しでもある程度の結果を残せるのは操縦性が高いと判断｡次に距離延長の対応力｡マイル→10Fで対応出来たことが大きい｡あとは確かな末脚があること｡近年前走桜花賞で速い上がりを繰り出した馬がオークスで巻き返すことが多々ある｡惜しむべくは外厩へ短期放牧に出されなかった点か｡人気薄なので手広く流す｣

エールヴォアの桜花賞⑦着は見どころがあったのでは? 後方から上がり32秒9の脚で最内を突っ込んできました｡今回は距離延長で追走が楽になりそう｡コンビを組む松山騎手も2度目の騎乗｡長距離輸送もアルテミスS(③着)で経験済み｡穴で狙っておもしろそうな1頭です｡

阿波の虎さん
｢今週は出目競馬に合致したのが何と5枠2頭になりました｡枠での勝負してみます｡なかでも10番のカレンブーケドールからはワイドにも少し買ってみます｣

カレンブーケドールは前日最終オッズで単勝12番人気･64.0倍｡前走･スイートピーSが辛勝だったことが評価が上がらない理由かもしれません｡でも､前々走･クイーンCは勝ったクロノジェネシスから0秒2差の④着｡クロノジェネシスを物差しにすれば､なかなかの能力の持ち主のはず｡コース経験豊富で､その上､ディープインパクト産駒｡怖さはありますねぇ｡

そして今回､読者の皆さんからもっとも支持されたのはあの馬! 今年も桜花賞組が上位です! …本当ですかw

藤本淳さん
｢クロノジェネシスからいきます｡バゴの最高傑作が内枠から距離延長でスタミナと長く良い脚を見せてくれるでしょう｣

北陸の夢追い人さん
｢クロノジェネシスでしょうか｡王道路線の方が安定してると思います｡鞍上が経験不足なのは否めませんが頑張って貰いましょう｣

シンゲンさん
｢近頃ちっとも当たらないのでボックス買いを検討してますが､クロノジェネシスは必ず買いたいですね｡桜花賞組より別路線組が人気を集めそうなので狙って面白いのではないでしょうか｡G1でも好走している通り能力は確かですし､左回りでも2勝しており悪くないはず｡距離だけはやってみなくては分かりませんが､上手く噛み合えば､お姉さんに続いての戴冠もあると思います｣

俺の名を言ってみろぉさん
｢クロノジェネシスです｡桜花賞3着以内で､それ以前に芝1600以上で2勝以上していた馬はオークスでは崩れていません｡また牡馬混合の芝1800以上で2勝以上していた馬もオークスでは好成績を納めています｡GⅠでバゴ産駒だと一抹の不安もありそうですがノーザンファーム生産馬なら問題なさそう｡1枠は2戦2勝ですからいい枠ではないでしょうか｣

たかっさんさん
｢本命はクロノジェネシス! 安定感バッチリで去年のアイビーSの勝ちっぷりから､オークスはこの馬からと決めていました! 初志貫徹でいきます!｣

桜花賞③着のクロノジェネシスが支持を集めました｡デビュー以降､世代のトップクラスで戦ってきた馬｡東京コースは2戦2勝｡今回のメンバーで､もっとも減点材料の少ないのがこの馬かもしれません｡1枠2番と良い枠を引き当てましたから､内々で我慢して抜け出すレース運びが理想でしょうか｡

それでは展開を予想していきましょう! 逃げそうなのはジョディー(馬番1番)とコントラチェック(馬番3番)｡ここはジョディー(馬番1番)がハナで､コントラチェック(馬番3番)が2番手とみます｡

クロノジェネシス(馬番2番)､ダノンファンタジー(馬番8番)､ウインゼノビア(馬番9番)､メイショウショウブ(馬番17番)あたりが先団を形成｡

中団にシェーングランツ(馬番4番)､エールヴォア(馬番5番)､シャドウディ-ヴァ(馬番7番)､シゲルピンクダイヤ(馬番11番)､ラヴズオンリーユー(馬番13番)､ビーチサンバ(馬番16番)など｡

後方待機はフィリアプーラ(馬番18番)｡

ハナ争いはなく､ペースは落ち着くとみます｡淡々と流れて､3コーナー過ぎからペースアップ｡最後は瞬発力勝負｡この時期の3歳牝馬の一戦ですから､オークスは例年同様､スタミナよりも総合力の高さを重視したいと思います｡

それでは買い目を発表します! 3連複でクロノジェネシス(馬番2番)1頭軸流し｡相手はコントラチェック(馬番3番)､エールヴォア(馬番5番)､シゲルピンクダイヤ(馬番11番)､ラヴズオンリーユー(馬番13番)､ビーチサンバ(馬番16番)､メイショウショウブ(馬番17番)の6頭｡ 15点×各400円で計6000円! 満額勝負です!

クロノジェネシス(馬番3番)の総合力を支持します! 読者さんに強く背中を押された気分ですw 勝ち切るかどうかまでは分かりませんが､上位争いには必ず顔を出してくれるはず!

ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡ビーチサンバ(馬番16番)はここまで重賞戦線で大崩れなく走ってきた馬｡なかなか人気にならないタイプだけに､いつでも狙える安心感がありますw 今回も外枠を克服できれば上位争いしても不思議ではありません｡

メイショウショウブ(馬番17番)は大穴で狙う1頭｡牡馬を相手に重賞戦線で健闘してきた実績があります｡落ち着いたペースの中で､先行力を生かしての粘り込みに期待｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はダノンファンタジー(馬番8番)｡前日最終オッズで単勝4番人気に推されているのを見て､正直､心が揺れました｡しかし､この馬はスピード能力が前面に出ている分､距離延長が向かないと判断しました｡

さあ､カープは復調しているのに､僕は3月･4月のカープのような低迷を続けています｡｢負けに不思議の負けなし｣｡心に命じて､丁寧に敗戦を振り返っていれば､いつか花咲く時がくるのでしょうw でも､｢不思議の勝ち｣も大歓迎! 競馬の神様､いつでもウェルカムですよ!

｢馬迷男｣2019年ミッション一覧

ミッション	達成状況
東京or中山で馬券的中	未達成
京都or阪神で馬券的中	達成!
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中	未達成
函館or札幌で馬券的中	未達成
3連単的中	未達成
馬単的中	未達成
外国人騎手以外の単勝的中	未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中	達成!
海外レースの馬券的中	未達成
払戻5万円以上の馬券的中	未達成
3週連続的中	未達成
年間回収率100%以上	未達成
特選馬の複勝率25%以下	未達成

2019年の回収率…30.3%
特選馬の成績…[1.0.1.11](複勝率15.4%)

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