春のG1シーズンを終わらせない! 海外G1ベルモントSに挑戦!

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

今週､金融庁が｢老後の暮らしのため年金以外に2000万円の資金が必要｣という内容の報告書をまとめたことが話題になりました｡そりゃ､一般庶民からすれば｢どこにそんな金があるねん｣という話になります｡｢人生100年時代｣と言われていますが､長生きするのも痛し痒し…ということなんですかねぇ｡まあ､｢何とかなるやろ｣という希望的観測を持ってはいますが､競馬ファンが｢安心の老後｣を迎えるためには､WIN5で大きな配当を当てることが必須の時代となったようです｡競馬予想コラムでありながら､時事問題に触れる｢社会派｣気取りw

老後に不安はありますが､ちなみに100歳まで生きれば､僕の場合は第140回日本ダービーまで観られる計算｡それは楽しみw

｢何歳まで生きたいか｣は恐らく人それぞれ｡でも共通するのは｢健康｣でいたいということだと思うんですよね｡金融庁の報告書の内容も影響していると思いますが､最近､僕の中で｢健康｣への意識が高まっています｡というのも実は､同じ事務所に所属している放送作家の先輩が転んだ際に足を骨折して入院｡事務所全体でその先輩の仕事をバックアップしている状況なのです｡

そして幸か不幸か､その先輩がたくさん仕事を抱えているものですから､バックアップも多数必要w しかも､政治や社会問題を取り上げる番組､たとえばフジテレビ｢日曜報道 THE PRIME｣やTBS｢ビビット｣などを担当されているので､僕もバックアップする際にはいろいろと勉強しなくてはいけません｡まあ､なかなか大変ではありますが､勉強して知らない分野のことを知るのは楽しい作業ではあります｡

バックアップしつつ､｢自分もいつ､ケガをしたり､病気になったりするか分からないよなぁ…｣という漠然とした心配が頭をよぎる今日この頃｡｢健康｣のために何から手をつけていいのか分からないのですが､とりあえず野菜を食べていますw 酒の量を減らすのはなかなか困難｡

競馬界は人馬共々､一般社会よりも特にケガの危険性が高いですよね｡今週は大井競馬で大きな落馬事故がありました｡落馬事故に遭った騎手の方々､特に柏木健宏騎手の回復をお祈りしたいと思います｡また､安田記念のレース直後には川田騎手が1コーナーと2コーナーの中間地点でダノンプレミアムから下馬する場面がありました｡これまでほとんど気にしたことがなかったんですが､騎手や関係者､馬がどんな保険などに加入しているのかが気になっています｡騎手に限らずアスリートの保険ってどうなっているんでしょうね｡今度調べてみます｡

先週の安田記念は､皆さんご存知の通り､スタート直後にごちゃっとしましたね｡能力を出し切れなかった馬が数頭いたようですし､その中に1番人気アーモンドアイと2番人気ダノンプレミアムが含まれていましたから､どう受け止めていいのか難しい結果に｡｢これも競馬｣と自分を納得させるしかありませんねぇ｡

でも､G1初勝利を飾ったインディチャンプの走りはお見事! そして福永騎手もこの馬のことを知り尽くした好騎乗だったのではないでしょうか? ごちゃついた外を尻目に好スタートを決めて3番手をキープ｡内目の5番手で直線を迎え､そこから外へ持ち出し､さらに仕掛けを待って､アエロリットを捉えたのはゴール直前｡先頭に立つとソラを遣う面を見事にケアしていました｡

1分30秒9のレースレコードで決着したレースは､時計が速くて前が止まらない今の東京競馬場の傾向がモロに出た印象ですが､その傾向にインディチャンプはばっちりハマった気がします｡先行できて､末もしっかり｡僕が気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣に選んだくらいですから､そりゃ強いですw ｢気になるセンサー｣は反応しているのに､素直に買えないんですよねぇ…｡警戒していた以上に強さを感じました｡次はどんな走りを見せてくれるんでしょうか? 新たなマイル王として君臨して欲しいです｡

でも､一番強かったのはやっぱりアーモンドアイですかねぇ｡ごちゃつきに巻き込まれながらも､メンバー最速の上がり3ハロンタイム32秒4で追い込んで③着｡連勝が7で止まってしまったのは､カープの西川龍馬選手の連続試合安打記録が27で途切れたのと同じくらい残念ですが､秋にまた強いところを見せてもらいましょう｡西川選手は昨日(金曜)ノーヒット､今日(土曜)は1安打｡秋まで休んではいけませんよ｡

アエロリットは昨年と同じくヴィクトリアMから着順を上げました｡昨年は④着→②着で､今年は⑤着→②着｡昨年も今年も勝ち馬とはクビ差｡しかもゴール直前まで先頭だったのも2年連続｡合わせ技1本で安田記念のタイトルをあげたいくらいw

もう1頭の｢特選馬｣モズアスコットは⑥着｡直線でインディチャンプと馬体を併せる形になりましたが､そこから伸び負け｡インディチャンプとは通ったコースの内外の差もありましたし､この馬にはちょっと時計が速すぎかも｡昨年よりも0秒1速い､1分31秒2で走っているんですけどねぇ｡

今回馬券に入れた馬の成績は､アエロリット②着､アーモンドアイ③着､サングレーザー⑤着､ステルヴィオ⑧着､ペルシアンナイト⑩着､サクラアンプルール⑪着､フィアーノロマーノ⑭着､ダノンプレミアム⑯着｡

ダノンプレミアムの今回の結果はもちろん度外視できますよね｡1コーナーと2コーナーの間で馬が止まっているのを見た時は､すでに鞍やゼッケンが外された状態だったので､どの馬かはっきり分からず､毛色や体型からなんとなく｢ダノンプレミアムっぽいなぁ…｣と思ったのですが､異常はなかったようで何より｡そして無事だったからこそ言えることですが､僕の馬を見る目もなかなかのものw つーか､ダノンプレミアムの馬体がそれだけ素晴らしいということかも｡褒めるべきは僕の目ではなくダノンプレミアム｡


春のG1シーズンが終了してしまいましたが､まだまだ終わらせません! 今週のターゲットレースはアメリカ三冠の最終戦､ベルモントSです! 馬迷男ミッションの｢海外レースの馬券的中｣をクリアするチャンスは､こことみました! 10頭立ての少頭数! 日本は多くの地域で梅雨に入り､馬場状態の判断が困難! …もちろんアメリカの天気も､馬場状態の判断も困難ですがw JRAさんによりますと､日本時間の今日(土曜)午前9時の時点で､馬場状態はFAST(良)で､天気は曇り｡なるほど｡でも明日はどうなの? 旅行サイトで確認すると晴れっぽいんですけどねぇ｡教えて! 木原さん､そらジロー!

そして読者の皆さんにも海外競馬のヒントを教えていただきたいと思って､メッセージ｢ベルモントSの軸馬｣を募集したのですが､普段よりもメッセージの数が激減w 海外はやはり難しいんですよねぇ｡メッセージ数が少ない分､1通ずつ､1頭ずつ､がっつり分析していきましょう!

たーもーさん
｢これは､あれですね､タシトゥスで確実にミッション狙う作戦ですね｡自分も個人的に同じミッションに挑戦して楽しんでいるのですが､凱旋門､香港まで未達成だと苦しくなりますし､ここで当てたいですね! そんな自分の軸馬はバーボンウォーです｡スミス騎手お願いします!｣

おお! 同じミッションを楽しんでいただいているとは､とてもうれしいですねぇ｡僕は今シーズン､桜花賞しか的中していないので､僕よりもミッションクリア数は多いんでしょうねw お互い頑張りましょう! 今回は｢外国人騎手以外の単勝的中｣以外､狙えますよ!

バーボンウォーは前走･プリークネスSを2番人気で⑧着｡内目の8番手あたりを追走し､3コーナー手前で外へ持ち出すレース運びでしたが､伸びませんでした｡

ここ3戦､着順を落とし続けている点は気になります｡ただ､3走前のG2･ファウンテンオブユースステークスS②着は勝ったコードオブオナーと4分の3馬身差｡そして前々走･フロリダダービー④着も､3着のコードオブオナーと4分の3馬身差｡そのコードオブオナーがケンタッキーダービーで3位入線･②着繰り上がりですから､バーボンウォーの能力も高く評価できるはず｡

また､アメリカ三冠は1か月ほどで3戦する厳しいスケジュールで知られていますが､この馬の場合は前走が2か月半ぶりのレース｡余力に関しては十分ありそう｡叩いた上積みと､このレースを過去に3勝しているマイク･スミス騎手の手綱さばきに期待しましょうか｡

俺の名を言ってみろぉさん
｢イントレピッドハートです｡このレースと相性いいTapit産駒で同馬の調教師は過去10年で2勝しています｣

イントレピッドハートは今年2月にデビューし､キャリアはまだ3戦｡初の重賞挑戦となった前走のG3･ピーターパンSで5頭立ての③着に敗れましたが､②着に好走したサーウィンストンに直線で外から併せられた時に内へヨレていました｡真っ直ぐ走っていれば､前との差はもう少し縮まっていたかも｡

管理するトッド･プレッチャー調教師はこのレースを通算3勝､②着5回､③着3回! ベルモントSが得意なんですかねぇw 今回はイントレピッドハートとスピンオフの2頭出しです｡プレッチャー調教師の管理馬というだけで気になります｡

そして今回のメンバーにはタピット産駒が3頭｡それが人気のタシトゥスと先ほど名前の挙がったバーボンウォー､そしてこの馬｡タピットBOX馬券もおもしろいかもしれませんねw

それでは展開を予想していきましょう! 最内のジョービア(馬番1番)がハナでしょうか｡

タックス(馬番4番)､スピンオフ(馬番6番)､イントレピッドハート(馬番8番)､ウォーオブウィル(馬番9番)が先行｡

中団にエバーファスト(馬番2番)､バーボンウォー(馬番5番)､サーウィンストン(馬番7番)､タシトゥス(馬10番)｡

後方待機はマスターフェンサー(馬番3番)｡

全馬2400mは初距離｡序盤は慎重に､ゆったりしたペースで入るかもしれませんね｡3コーナー手前あたりでペースアップする展開が濃厚とみます｡勝負所である程度の位置につけて粘り込むのがアメリカの競馬という印象ですし､ベルモントパーク競馬場の直線は約330m｡中山競馬場並みに直線が短いコースだけに直線入口での位置取りがカギとなりそうです｡直線が短くても日本馬マスターフェンサー(馬番3番)は末脚にこだわるんでしょうか?

それでは買い目を発表します! 1枚目は､3連複でタシトゥス(馬10番)1頭軸流し｡相手はマスターフェンサー(馬番3番)､タックス(馬番4番)､バーボンウォー(馬番5番)､スピンオフ(馬番6番)､サーウィンストン(馬番7番)､イントレピッドハート(馬番8番)､ウォーオブウィル(馬番9番)の7頭｡21点×各100円で計2100円｡

2枚目は､3連複フォーメーション｡1頭目はタシトゥス(馬10番)1頭｡2頭目はタックス(馬番4番)､イントレピッドハート(馬番8番)の2頭｡3頭目はマスターフェンサー(馬番3番)､タックス(馬番4番)､バーボンウォー(馬番5番)､スピンオフ(馬番6番)､サーウィンストン(馬番7番)､イントレピッドハート(馬番8番)､ウォーオブウィル(馬番9番)の7頭｡11点×各300円で計3300円｡

2枚合わせて5400円! 残った600円は来週に繰り越します!

ケンタッキーダービー③着のタシトゥス(馬10番)に期待! 跳びの大きい馬だけに少頭数の大外枠は最高の枠かも｡プリークネスSを回避しているので､ローテーション的にも余力はあるはず｡海外のレースだけに馬券は手広く｡10頭のうち8頭買ってますw

ここまで触れていない馬が入っています｡日本馬マスターフェンサー(馬番3番)はケンタッキーダービーで鋭い末脚を発揮して⑥着｡中山で行われた伏竜Sでも②着に敗れているだけに､直線が短いコースは向かないかもしれませんが､少頭数は歓迎のはず｡

タックス(馬番4番)は前々走･ウッドメモリアルSで勝ったタシトゥスから0秒2差の②着｡前走･ケンタッキーダービー⑭着を度外視して､前々走くらいの走りでの馬券圏内突入に期待します｡

スピンオフ(馬番6番)も前走･ケンタッキーダービー⑱着はそれまでの実績から負け過ぎの印象｡度外視すると共に､｢2頭出しは人気薄｣の馬券格言で狙ってみます｡馬券格言は海を越えるのか?

サーウィンストン(馬番7番)は前走､今回と同じベルモントパーク競馬場で行われたピーターパンSで②着｡5頭立てのポツン最後方から追い込んだレース内容から､追い込み馬でありながら直線が短いのも苦にならないタイプかもしれません｡

ウォーオブウィル(馬番9番)はプリークネスS勝ちからここに駒を進めて二冠を狙う立場｡ただ､プリークネスSは最内枠から内々を回れた展開面の有利さがあったように思えます｡今回は外めの枠に入ったことと､中2週のローテーションから評価を少し下げてみました｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣は…10頭のうち8頭も買っているのですが､残った2頭のうちのエバーファスト(馬番2番)w 前走･プリークネスS②着は12番人気で後方追走からの激走｡ハマったとみますw フロックです! フロックに違いありません! 今回も好走されたらごめんなさい!

さて今回最大の喜びと驚きは､馬迷男ミッションを一緒に楽しんでくれている読者さんがいらっしゃったことですねぇ｡他にもいらっしゃるんでしょうか? 今からでもご一緒にいかがでしょうか? もちろん今年これまでのレースをさかのぼってクリアかどうかを確認して頂いて結構ですよ｡これも競馬の新しい楽しみ方になりそう｡リーチがかかったら｢リーチ!｣､全部クリアしたら｢クリア!｣というメッセージも送ってくださいね! 賞品は何も出ないと思いますがw

｢馬迷男｣2019年ミッション一覧

ミッション	達成状況
東京or中山で馬券的中	未達成
京都or阪神で馬券的中	達成!
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中	未達成
函館or札幌で馬券的中	未達成
3連単的中	未達成
馬単的中	未達成
外国人騎手以外の単勝的中	未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中	達成!
海外レースの馬券的中	未達成
払戻5万円以上の馬券的中	未達成
3週連続的中	未達成
年間回収率100%以上	未達成
特選馬の複勝率25%以下	未達成

2019年の回収率…24.6%
特選馬の成績…[2.1.1.13](複勝率23.5%)

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