アイビスSDは､不安点はあっても他の有力馬よりも好枠のあの馬!

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

大学生の頃､通学に片道約2時間かかっていました｡自宅の最寄駅から1時間半ほど電車に乗り､大学へ向かうスクールバスに乗って20分ほど｡なんやかんやで2時間です｡

当時は携帯も､スマホも､SNSも無い時代｡携帯ゲーム機も｢ゲーム＆ウオッチ｣と､その類似品くらい｡電車内での読書が捗ること､捗ること｡友達に｢おもしろい本､何かない?｣なんて聞いて､借りて読んでいました｡

その時に教えてもらったのが｢銀河英雄伝説｣という田中芳樹さんのSF小説｡銀河帝国と自由惑星同盟の二大陣営が戦うスペースオペラです｡本編全10巻と外伝5巻だったかな? 読んだなーw 累計発行部数が1500万部を超えているというベストセラーですし､アニメや漫画､舞台などにも展開していますから､ご存じの方も多いはず｡

名シーンや印象に残るシーンも数多くあるんですが､そのうちのひとつに､登場人物の一人が｢宇宙最強の台詞｣について語るシーンがあります｡どんな正論も､この一言にはかなわないという一言｡それは…｢それがどうした｣｡相手の発言の全てを認めず､何もかもを覆す一言ですね｡横綱･白鵬の上手投げのような破壊力｡これを言われたら､言い返すことは困難｡まあ､実際に日常会話の中で使ったら､場が険悪な雰囲気になることもありそう｡きっと使うことはないと思いますが､一応､覚えておいて損はないかもしれません｡

そして最近､宇宙で2番目に強いかもしれない…と思う台詞を聞きました｡｢それを言われたらなぁ…｣と思ってしまう一言｡｢冗談だった｣｡連日報道されている超有名芸能事務所の騒動に関連して､社長さんが会見で発言されました｡従来の発言の意味を一気に覆す点では｢それがどうした｣と同様の効果がありますが､｢すべってる｣と言われたり､批判されたりするので､きっと宇宙で2番目の強さ｡

まだまだ騒動は続きそうですが､自分の発言を｢あれは冗談でした｣と説明･解説しなければならない状況には陥りたくないものです｡確実に追い詰められているものw

あと､パワハラの危機に直面したくないなら､偉くなったり､出世したり､成長したりしないこと｡これ大事｡幸い､当方はサラリーマンではなく自由業｡出世することはありません｡でもなぁ､最近はディレクターさん達が全員僕よりも年下とか､プロデューサーも含めて現場で僕が一番年長という現場も出てきました｡怖い怖い! パワハラしちゃう! ｢それ､パワハラですよ!｣｢それがどうした!｣アカン｡火に油やw

ちなみに宇宙で3番目に強い台詞は､先日6歳になったばかりの僕の甥っ子も使うほど定着しつつある｢ちょっと何言ってるか分からない｣かなぁ｡使い勝手の良さは3強の中で一番かも｡｢それ､パワハラですよ!｣｢ちょっと何言ってるか分からない｣ やっぱり解決してないなぁw

｢それがどうした｣｢冗談だった｣｢ちょっと何言ってるか分からない｣｡競馬界ではTTGとか､BMWとか､3強時代がありましたが､今はこのSJT時代｡パワハラで訴えられることなく､そしてこの台詞たちを使わずに済むよう､乗り切っていきましょう｡

しかし､先週の函館2歳Sは｢冗談､冗談｣と言いたくなるような結果に｡気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣のビアンフェが逃げ切り勝ち｡ただでさえ｢あっちゃー…｣という結果なのに､その逃げがゲートで大きく出遅れながらハナを取り切っての逃げ切り勝ち｡えー､そんな勝ち方ありますか…｡

2戦目の未勝利戦が二の脚でハナを奪っての逃げ切り勝ち｡ゲートが速くない可能性があり､控えた競馬が未知数なのに単勝4番人気｡そんなわけで馬券から消したんです｡ゲートが速くないことは見切っていたんです! 1番人気のレッドヴェイパーと共に大きく出遅れた時は｢ほら! しめしめ…｣｡ なのに､そこから一気にハナへ｡他馬が積極的に行っても良かったんじゃないかなぁ｡そして想像以上の二の脚｡まさかの冗談のような二の脚｡

キズナ産駒が最初の世代で重賞ゲット! 今後は朝日杯FSあたりが大目標になりそうですが､兄姉はマイルでもちょっと長いかもという馬が多い血統｡ただ､あのゲートだと距離が延びた方がテンのペースが遅くなるので､ハナに立てそうですけどね｡ゲートを克服するか､精神面で成長するか｡課題は多そうですが､まだ2歳ですものね｡どんな馬に成長していくか､見守りましょう｡

②着は1頭だけ違う脚で後方から突っ込んできたタイセイビジョン｡阪神芝1400mの新馬戦を勝ってきた馬ですし､今回はちょっと距離が短かったかもしれませんね｡この先､距離が延びれば､さらに良いところが出そうな気がします｡

③着は11番人気だったプリンスリターン｡好スタートを決めて､控える競馬で粘り込み｡上手なレース運びでした｡この馬､馬券に入ってるのになぁ…｡

今回馬券に入れた馬たちの成績は､タイセイビジョン②着､プリンスリターン③着､パフェムリ④着､レッドヴェイパー⑤着､ブルーパピヨン⑥着､プリモジョーカー⑨着､アザワク⑫着､ゴッドスター⑭着､バブルガムダンサー⑮着｡

軸にしたパフェムリは直線で前が壁になって､内に切れ込みましたが④着まで｡ちょっとかわいそうなレースになってしまいました｡ビアンフェさえ上にいなければ当たってたんじゃないの? 軸馬が馬券圏内にギリギリ届かず､｢特選馬｣が出遅れながらも逃げ切り勝ち｡冗談､冗談｡ウソ､ウソ｡そう言って､先週の予想を無かったことにしたいです…｡そしてこんなメッセージも頂きましたよ｡

万爆ノリさん
｢毎週欠かさず楽しみに見ています｡今年はどーも当たりませんねぇ｡ ここのところのハズレを見ていて思ったんですが､当てに行って､ハズシてる｡焦り? みたいなものを感じます｡ 今年はワクワクする『指令』があるので､馬券を取ろうではなく､指令成功を暫く目指したらどうですか? 馬単とか単勝とか､今週もミッションクリアしてる函館札幌よりクリアしてない新潟､小倉で勝負するとか､当たらないときこそ違う側面から考えてみるのも手ではないでしょうか｡ 意見してスイマセン､頑張ってください! 応援してます!｣

当てに行ってるのはもちろんなんですが､｢置き｣に行ってるわけではないんですけどね｡どうもおもしろい外し方になってしまいます｡そういう体質なんですかねw でも､上手くいかない時ほど広い視野で物事を考えたいものです｡参考にさせてもらいます! ありがとうございます!



今週からは開催が変わり､新潟､小倉､札幌が開幕! 夏競馬本番! …と言っても､まだ梅雨明けしていない地域もありますし､台風も襲来中｡夏らしくないですね｡読者の皆さんも台風にお気をつけください｡…僕､土曜夜から日曜朝までお台場で仕事なんですよね｡ちょうど台風が来そうなタイミングだけど､ゆりかもめは動くのかなぁ｡帰ってこられるのかなぁw

本格的な夏が来る前に､夏の名物レース･アイビスSDがやってきてしまいました｡｢あわてんぼうのサンタクロース｣ならぬ｢あわてんぼうのアイビスSD｣｡さすがスピード自慢が集う直線1000m｡

｢馬迷男｣ミッション的に｢函館or札幌で馬券的中｣をクリアして､｢新潟or福島or中京or小倉で馬券的中｣が残っていますから､今週はアイビスSDをターゲットにしましょう｡僕は読者さんからのアドバイスをすぐに受け入れることができる柔軟性がありますw でも､枠順を見ると人気馬が内に集中｡あ…荒れるのか? まずは読者の皆さんからのメッセージ｢アイビスSDの軸馬｣をご紹介! 参考にさせてもらって激流の一戦を予想しましょう!

ハカセセブンさん
｢ライオンボスを中心にします｡直千は連勝中ですし､速い時計にも対応できると思います｡枠も悪くなく期待します｣

藤本淳さん
｢1番人気だと思いますが､ライオンボスではないでしょうか｡スピードの持続性が1000メートルにぴったりな感じです｣

たーもーさん
｢ライオンボスの単勝で｡雨が降っても問題ないと思います｡邁進特別で衝撃､韋駄天Sで確信｡そこからアイビスSDを楽しみにしていました｣

1000万下(現2勝クラス)とオープンを直千で連勝したライオンボスが3連勝＆初重賞勝利を狙ってここに登場｡ここを勝てばまさに直千の申し子ですね｡最近の2連勝はともに斤量53kg｡今回は一気に3kg増の56kgを背負います｡直千のタイム的にも､今回のメンバーに入っても見劣りしませんから､斤量克服が最大のカギかもしれません｡でも､530kg以上の馬格がある馬｡あまり心配しなくてもいいんですかね?

シンゲンさん
｢ダイメイプリンセスを軸にします｡内枠に入ってしまいましたが､それで少しでも人気が落ちるようなら逆に狙い目ではないでしょうか｡あとはデムーロ騎手の腕に期待です｣

ダイメイプリンセスは1枠2番に入ってしまいました｡昨年このレースを勝った時は､外から3頭目の8枠15番｡昨年とほぼ真逆の枠順です｡このところ大きな着順が続いていますが､直千は3戦3勝の舞台｡復活しても不思議ではないはず｡ただ､やっぱり枠がねぇw

俺の名を言ってみろぉさん
｢オールポッシブルです｡このレースは牝馬の活躍が目立ち､直線1000mが初めての馬の好走もあります｡同馬は全5勝中3勝が7月後半｡近走ふた桁着順が続いていますが､過去に2回13着から巻き返しています｡枠も8枠16番なら申し分ないでしょう｣

狙いたいのは外枠で先行力のある馬ですよね｡オールポッシブルはぴったり当てはまります｡このところ先行はできても､ゴールでは大きく離される厳しいレースが続いています｡外枠から気持ち良く行くことが好走の条件になりそうです｡

阿波の虎さん
｢17番フェルトベルクからいきます｡外枠有利は常識ですね｡穴目を見つけていつもの形でワイドにしました｡それほどの人気にはならないでしょう｡天気予報が気になりますが､良馬場が希望です｣

台風が来ていますし､天気の判断が難しいですよねぇ｡上陸しても､意外と降らないこともありますし｡フェルトベルクは今回が直千初体験｡前走で2勝クラスのフィリピンTを勝っているので､状態は良いはず｡先行力もありますね｡

直千だけに展開予想は困難｡テンのスピードはライオンボス(馬番11番)が一番速そうですけどねぇ｡

それでは買い目を発表します! 1枚目は､3連複でライオンボス(馬番11番)1頭軸流し｡相手はダイメイプリンセス(馬番2番)､ビップライブリー(馬番4番)､ミキノドラマー(馬番9番)､レジーナフォルテ(馬番10番)､ラインスピリット(馬番12番)､フェルトベルク(馬番17番)の6頭｡15点×各200円で計3000円｡

2枚目も3連複でライオンボス(馬番11番)1頭軸流し｡相手を絞って､ダイメイプリンセス(馬番2番)､ビップライブリー(馬番4番)､ミキノドラマー(馬番9番)､レジーナフォルテ(馬番10番)の4頭｡6点×各500円で計3000円｡2枚合わせて6000円満額勝負です!

ライオンボス(馬番11番)は斤量増も心配ですが､馬場状態も心配｡でも､他の有力馬よりは外目の枠に入れました｡馬券の中心はこの馬でいいのでは?

ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡ビップライブリー(馬番4番)は前々走･春雷Sを2番手からのレース運びで勝利｡先行力に期待します｡

ミキノドラマー(馬番9番)は前走･韋駄天S③着の好走もさることながら､鞍上･西田雄一郎騎手の直千との相性を買います｡

レジーナフォルテ(馬番10番)も先行力のある1頭｡昨年④着からもうひと押しがあってもいいはず｡

ラインスピリット(馬番12番)は最近の着順は大きいですが､先行力は見せています｡8歳ですが､ここでもうひと花｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はカイザーメランジェ(馬番7番)｡前走･函館SSは鮮やかな逃げ切り勝ちでしたが､楽にハナを奪える組み合わせでしたし､その時は例の飼料に禁止薬物が混入していた問題で頭数が減ったこともこの馬に向いたように思えます｡今回は速い馬がたくさん｡前走のようにはうまくいかないのでは?

今回の馬券は来週､｢冗談､冗談｣と言いたくなりませんようにw 大手芸能事務所のパワハラ問題が取り沙汰される中､我が広島カープでも緒方監督が野間選手をビンタするという事件発生｡期待の裏返しだとは思うのですが､やはり暴力はアカン｡奇跡の逆転リーグ優勝を果たして､こんなトラブルも数年後には笑い話として冗談にできるといいなぁ｡まあ､野間選手も悪いですが､そもそも平凡なフライを落球したDeNAのエスコバー投手が悪いと思うので､エスコバー投手も緒方監督にビンタされてください! 冗談ですw

｢馬迷男｣2019年ミッション一覧

ミッション	達成状況
東京or中山で馬券的中	未達成
京都or阪神で馬券的中	達成!
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中	未達成
函館or札幌で馬券的中	達成!
3連単的中	未達成
馬単的中	未達成
外国人騎手以外の単勝的中	未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中	達成!
海外レースの馬券的中	未達成
払戻5万円以上の馬券的中	未達成
3週連続的中	未達成
年間回収率100%以上	未達成
特選馬の複勝率25%以下	未達成

2019年の回収率…26.7%
特選馬の成績…[4.2.1.18](複勝率28.0%)

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