レパードSは新潟ダート! 先行力のある馬たちに注目!

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

最近はスマホが頼んでいないのにニュースを教えてくれます｡｢頼んでいない｣とは言うものの､恐らく僕の知らないうちにそういう設定がONになっているんでしょう｡で､スマホが教えてくれたこのところの驚きのニュースが原良馬さんとディープインパクトの急死でした｡どちらのニュースも､スマホ画面を見て｢うっ…｣と息が詰まりました｡突然の訃報はつらい…｡

僕は原さんに直接お会いしたことはありません｡多くの読者さんと同じく､テレビ中継に出演されている姿を拝見していました｡穏やかな口調の予想､好きだったんですよねぇ｡｢1人の人が亡くなることは､多くの情報を持つデータベースが無くなることと同じ｣と聞いたことがありますが､まさに原さんがお持ちだった競馬の知識と経験をすべて書き写したら何冊の本になるのか｡ハードディスクに取り込んだら何テラバイトになるのか｡心よりお悔やみ申し上げます｡

ディープインパクトに関しては､僕がここでその凄さや戦績を書かなくてもいいですよね｡最近競馬を始めた読者さん以外は皆さんそれぞれ､思い出が心に刻まれているはず｡僕がもっとも強く印象に残っているのは凱旋門賞ですかねぇ｡｢ディープインパクトでも勝てないのか…｣という思いになる反面､凱旋門賞制覇までの距離を具体的に示してくれたように感じました｡

ディープインパクトの7年前に挑戦したエルコンドルパサーの②着は｢すごい! よくやった!｣と､驚きと喜びの中で受け止めましたが､ディープインパクトは｢勝てるんじゃないか?｣と思わせての3位入線･失格｡日本国内で圧倒的なパフォーマンスを見せている馬なら､しっかり通用することを証明してくれました｡エルコンドルパサーや､ディープインパクトのレベルであれば何とかなる｡凱旋門賞を｢夢のレース｣から｢狙って勝てるレース｣に近づけてくれたのがディープインパクトだったのではないでしょうか｡

ディープインパクトは種牡馬としても大活躍でしたが､子供の中から後継種牡馬の中心となる馬が出ていないのは心配｡ここからは少ない残された産駒の中から超大物が誕生するのを期待しましょう｡やはり大本命は今年のセレクトセールで4億9000万円で取引されたタイタンクイーンの2019かしら? 競馬を楽しませてくれたディープインパクトに感謝の想いを抱きつつ､ここからはその子供たちに注目していきましょう｡

日本競馬の結晶にだけ感謝するのではなく､その他の馬たちにも感謝しないといけませんね｡｢アイビスSDで1枠空いたから､ちょっとそこの君､真夏の新潟競馬場で直線1000mを走ってくれないか? たったの1000mだし､みんな応援するからさ!｣ 絶対イヤです! 暑い中､頑張って走ってくれているお馬さんたち､ありがとうー!

幸いフルゲートとなり､僕に出走以来が届かなかった今年のアイビスSD｡当たり馬券も僕の手元には届きませんでした｡勝ち馬から入ってるのになぁ…｡

ライオンボスは好スタートからスムーズに外へ持ち出し､200m過ぎにはラチ沿いに到達｡負傷した鮫島克駿騎手から乗り替わった田辺裕信騎手の手がずっと動いていたので｢手応えが良くないのかな?｣と思いましたが心配無用｡ゴール前もしっかり伸びて直千競馬3連勝で初重賞勝利｡今後はどこを目標に? スプリンターズSかもしれませんが､成績を見る限りはこの馬にとって1000mから1200mへの距離延長はなかなか厳しそう｡今後のローテーションに注目しましょう｡

②着カッパツハッチは2枠3番からの好走｡レースの中盤以降は勝ったライオンボスよりもカッパツハッチの方が手応えが良さそうでしたが届かず｡これで2走連続､ライオンボスに4分の3馬身及ばずの②着｡でも､この馬の場合は1200mの方が良さそうなんですよね｡勝ち馬の得意な舞台＆不利な枠順でよく健闘したのでは?

オールポッシブルは9番人気で③着｡オープンに昇級して以降､大きな着順が続いていましたが､直千競馬で復活｡すんなり先行できましたし､枠順も良かったんでしょうね｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣のカイザーメランジェは7番人気で⑦着｡｢テンの速い馬が多いので､前走･函館スプリントSのような逃げは打てないかも｣と思って馬券から外したのですが､ゲートをポコッと出てしまい､まさかの最後方からの競馬｡自分の形ではないのに､最後はよく差し込んできました｡今回は度外視して､次ですね｡

今回馬券に入れた馬たちの成績は､ライオンボス①着､レジーナフォルテ⑤着､ダイメイプリンセス⑥着､フェルトベルク⑧着､ラインスピリット⑩着､ミキノドラマー⑬着､ビップライブリー⑮着｡

勝ち馬から入りましたが､②着と③着が抜け｡9番人気で③着に入ったオールポッシブルのように直千でガラッと変わる馬を見つけられるかどうかが､直千競馬の馬券で高配当に辿り着くためのカギですよね｡やはり外枠に入った馬＆先行力のある馬を狙っていくべきなんですかね?



さて､この土日はメインレースがすべて｢ディープインパクト追悼競走｣となりました｡今後｢ディープインパクト記念｣のような重賞を創設してもよいのでは? 日曜の重賞は小倉記念とレパードS｡いつものようにハンデ戦を回避して､3歳ダート重賞をターゲットレースにしました｡

まずは読者の皆さんから届いたメッセージ｢レパードSの狙い馬｣をご紹介｡毎年､世代トップクラスのダート馬が集まるレース｡今年のメンバーの中にも後に大活躍して｢砂のディープインパクト｣と言われるような馬はいるでしょうか? ｢砂のディープインパクト記念｣という重賞も作りましょうか｡天国にいるカネヒキリが｢それ､ワシの名前をつけんかい!｣と黙っていないと思いますがw

阿波の虎さん
｢ディープインパクトが急死したなんて信じられないね｡本当に残念です｡今週のレパードSは14番アッシェンプッテルを狙ってみます｡ジョッキーの城戸君にも期待してます｡エンパイアメーカーの血がピッタリです｣

混戦ムードの中で人気を背負いそうなアッシェンプッテルはメンバー中ただ1頭の牝馬｡ですが､前走･鷹取特別(2勝クラス)は牡馬に交じって②着に1馬身4分の3をつける快勝｡後方から4コーナーで外を回って上がっていき､先頭に立つレース運び｡いい脚を長く使いましたねぇ｡あの競馬が2勝クラスの牡馬相手にできれば､今回のメンバーでも通用しそう｡

ハカセセブンさん
｢デルマルーヴルを中心にします｡展開面の不安はありますが､JDD2着､UAEダービー4着と実力はありますし､メンバー的に連を外すことはないと思います｣

デルマルーヴルは未勝利勝ちの後､3連勝｡その後はもうひと押しのレースが続いていますが､この世代のダート馬では上位の実力の持ち主のはず｡ジャパンダートダービー②着の実力を発揮できれば好勝負必至です｡

てぃむさん
｢ヴァイトブリックを狙います｡今回は新潟滞在で体調も戻っているらしいので｣

ヴァイトブリックは前走･ユニコーンSが4番人気で⑪着大敗｡安定感のあるイメージだったので｢おやおや?｣という印象でしたが､ゲートがいまいちでしたし､陣営によると集中力を欠いて本来の雰囲気ではなかったとか｡ならば､逆に人気を落としている分､美味しい1頭かも｡巻き返しに期待する手はありそうです｡

俺の名を言ってみろぉさん
｢ハヤブサナンデクンです｡デビュー以来､馬券圏内を外していない堅実派｡逃げなくても勝負になる先行タイプで､初めての左回りでも新潟なら先行力を生かせそう｡メンバー中最小キャリアでも使い減りしていない分上積みも見込めそう｣

お笑いコンビ｢テツandトモ｣の｢なんでだろうー｣にちなんで名づけられたというハヤブサナンデクン｡｢『なんでだろうー』が『ナンデクン』になったの､なんでだろうー｣と思わなくもないですが､成績はここまで[2.0.2.0]と安定感は疑う余地がありません｡ただ､前走･鳳雛Sは③着ながら勝ち馬と②着馬に1秒3離される完敗｡｢③着｣を額面通り信じるべきではないかもしれません｡まあ､好走されて｢なんでだろうー｣となる可能性もありますがw

それでは展開を予想しましょうー! 新潟ダートなので､やはり展開予想が大切｡先行力は大きな武器になりますよねー｡

ハナに行きそうなのはアヴァンセ(馬番2番)､ワシントンテソーロ(馬番5番)､ブラックウォーリア(馬番7番)､ロードリバーサル(馬番12番)､ビルジキール(馬番15番)あたりですが､中でも前走で逃げ切り勝ちしているロードリバーサル(馬番12番)がハナを取り切るとみます｡

ヴァイトブリック(馬番4番)､ハヤブサナンデクン(馬番8番)､エルモンストロ(馬番11番)なども先行策｡

中団にブルベアイリーデ(馬番3番)､トイガー(馬番9番)､デルマルーヴル(馬番10番)､サトノギャロス(馬番13番)､アッシェンプッテル(馬番14番)あたり｡

後方待機はメスキータ(馬番1番)｡

人気馬が先団よりも後方に位置しそう｡ペースは序盤がゆったりで､3コーナーあたりから一気にペースが上がるパターンかも｡基本は先行有利とみて良さそうです｡

それでは買い目を発表します! 1枚目は､馬連でヴァイトブリック(馬番4番)から流します｡相手は､アヴァンセ(馬番2番)､ブルベアイリーデ(馬番3番)､ブラックウォーリア(馬番7番)､エルモンストロ(馬番11番)､ロードリバーサル(馬番12番)､アッシェンプッテル(馬番14番)､ビルジキール(馬番15番)の7頭｡7点×各700円で計4900円!

2枚目は､ヴァイトブリック(馬番4番)の単勝1100円! 2枚合わせて6000円満額勝負です!

ヴァイトブリック(馬番4番)の巻き返しに期待します｡従来の先行力を発揮できれば､ここでも勝ち負けできるはず! ゲートちゃんと出てね!

ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡アヴァンセ(馬番2番)は前走の1勝クラス平場を先行策から快勝｡今回は内枠を引き当て､さらに先行しやすいはず｡

ブルベアイリーデ(馬番3番)は前走･青梅特別(2勝クラス)をメンバー中最速の上がり3ハロンタイムで差し切って快勝｡新潟ダートだとその再現は難しいですが､ヒモに注意｡

ブラックウォーリア(馬番7番)は前走･インディアT(2勝クラス)をレコード勝ち｡その時がハンデ53kgだったので恵まれた面もあったかもしれませんが､先行力を警戒｡

エルモンストロ(馬番11番)は前走･ユニコーンSで⑤着に好走｡距離が延びて追走は楽になるはず｡

ロードリバーサル(馬番12番)は逃げ残りに注意｡

ビルジキール(馬番15番)はこのところ好調｡大外枠は楽ではありませんが､すんなり先行できれば｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はデルマルーヴル(馬番10番)とサトノギャロス(馬番13番)の2頭｡

デルマルーヴル(馬番10番)は実績を認めつつも､勝ちきれない面が不安｡③着までとみて､馬券から消しました｡

サトノギャロス(馬番13番)は3連勝中の怖い1頭｡ただ､ユニコーンSを禁止薬物騒動で除外になったために､今回は一気に400mの距離延長で1800m初挑戦｡これも③着までとみて｡

実は今､野球観戦のために広島に来ているのですが､コンビニで購入した九州スポーツにまたしても驚きの記事が｡ジャイアント馬場さんやアントニオ猪木さんと戦っていたレジェンドプロレスラーのハーリー･レイスさんが肺がんのため､76歳で亡くなったそうです｡最近お姿を見かけませんでしたが…｡好きだった人や馬たちが次々とあの世に旅立って行くのを見送るのは寂しいことですね｡でも､頂いた思い出を大切に抱えていきましょう｡この夏も｢危険な暑さ｣なのだそうです｡くれぐれもご自愛しつつ､競馬を楽しんでくださいね｡

｢馬迷男｣2019年ミッション一覧

ミッション	達成状況
東京or中山で馬券的中	未達成
京都or阪神で馬券的中	達成!
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中	未達成
函館or札幌で馬券的中	達成!
3連単的中	未達成
馬単的中	未達成
外国人騎手以外の単勝的中	未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中	達成!
海外レースの馬券的中	未達成
払戻5万円以上の馬券的中	未達成
3週連続的中	未達成
年間回収率100%以上	未達成
特選馬の複勝率25%以下	未達成

2019年の回収率…25.6%
特選馬の成績…[4.2.1.19](複勝率26.9%)

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