今年のキーンランドCは差してくる馬を警戒!

どうも! 馬迷男･八木たかおです!

僕の場合､家で作業をしていて｢ピンポーン｣とチャイムが鳴ると､大抵は宅配便｡配達員の方､この暑い中､お疲れ様です＆ありがとうございます｡パソコンやスマホで欲しい物を見つけて､ポチッとすれば早いと翌日に届きます｡なんて便利! 昔は仕事で必要になった本も､書店や図書館に電話して探したりしたものですが､今はネットで取り寄せた方が早いんですよね｡これは世の中の"進化"?

ただ､"進化"の一方で影響も｡書店の実店舗が減っているそうですね｡ネットで注文するようになれば､書店に足を運ぶ人が減るのは当然｡"進化"かと思いきや"変化"なのかも｡みんながハッピーになれる"進化"って､なかなか無いのかもしれませんねぇ｡

まあ､"進化"が新たな問題を生み出すことは様々な場面で見受けられること｡たとえば､家の中で｢あれ? 何を探してたんだっけ?｣という状況に陥ることがありますが､最近はそんな状況も"進化"しているように感じます｡

パソコンの前やスマホを手にした時に､｢あれ? 何を検索しようとしてたんだっけ?｣と考えることってありませんか? 僕は最近多いです｡こんな状況は､パソコンやスマホが普及していなかった時代にはなかったはず｡この小さい悔しさやイライラは人類がここ数年で抱えてしまったもの｡｢パソコンやスマホさえ無ければ…｣と思うほどではありませんが､やっぱり悔しいw

昨日はアマゾン･ドット･コムのサービスで､大規模なシステム障害が発生したようで､スマホ決済サービスで一部の利用者が支払いやチャージができなくなったり､オンラインストアで商品が購入できなくなったりしたとか｡これも世の中の"進化"が生み出した新たなトラブル｡スマホ決済を一切使わず､いまだに"できるだけ現金主義"の僕は｢やっぱり現金払いが安心やな｣と思ってしまいますが､｢いずれスマホ決済を使わないと生活しづらくなるんだろうなぁ…｣と覚悟しています｡で､重たすぎる腰を上げてようやくスマホ決済を導入した頃に､またシステム障害が起き､きっとこう思うんです｡｢好きでスマホ決済にしたわけじゃないんだけどなぁ…｣ "進化"するということは､新たなトラブルを受け入れなければならないということなのかもしれません｡"便利"だけを享受したいというのは都合が良すぎる考えなのかしら｡

ニュースによると､アマゾンのシステム障害は昨日の午後8時ごろ､ほぼ復旧したそうですが､アマゾンは｢影響範囲はわからない｣とコメント｡大きな声では言えませんが､実は当コラムにも微妙な影響が出ましたw はーい､アマゾンさーん! ここにも影響が出ましたよー! 全力アピールw まさかアマゾンさんも競馬予想コラムに影響が出たとは考えていないでしょうね｡影響の末端も末端のはずw

考えてみれば､馬券をネットで買えるようになったことも大きな"進化"｡JRAさん以上に地方競馬は大いにメリットを受けているようですし､この"進化"は大歓迎｡ただ､買いやすい反面､余計なレースに手を出して｢やめときゃ良かった…｣という新たな後悔を生み出している可能性も｡まあ､その後悔は慣れているので甘んじて受け入れましょう｡

先週の札幌記念も受け入れました｡アタマから買ったフィエールマンは③着｡やっぱり小回りだと戦力ダウン｡そんなこと分かり切っていたはずなのに､天皇賞･春の時の機動力に騙されましたw いいよ､いいよ｡超大箱･パリロンシャン競馬場の凱旋門賞で頑張って!

勝ったのは3番人気のブラストワンピース｡内々を追走して､直線ではちょっと進路が狭くなる場面もありましたが､そこをこじ開けて伸びてきたのはさすがG1ホース｡川田将雅騎手がテン乗りで結果を出したのはお見事ですし､画像で見ただけですが､これまで乗り続けてきた池添謙一騎手がレース後に馬を称えていた姿も素敵でした｡大阪杯､目黒記念と凡走が続きましたが､ここで復活｡凱旋門賞に弾みがつきましたね｡

昨年の覇者･サングレーザーにとっては惜しいレースに｡今年は先行策からブラストワンピースとクビ差の②着｡一番強い競馬をしたのはサングレーザーかも｡この秋も活躍を期待して良さそう｡

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣になったランフォザローゼスは､7番人気で⑭着最下位｡今回は相手が強いかもと思ったんですが､これは負け過ぎ｡故障が無ければいいんですけど｡今のところ､そんな情報は聞いていないので大丈夫かなぁ｡

今回馬券に入れた馬たちの成績は､ブラストワンピース①着､サングレーザー②着､フィエールマン③着､ワグネリアン④着､クロコスミア⑦着､クルーガー⑧着､ステイフーリッシュ⑨着｡

3連単で狙ってみたものの不発｡まあ､3連単の難しさも知っていますw 2番人気のワグネリアンは④着でしたが､両前脚を落鉄していたとか｡それでこの着順なのは､さすがダービー馬｡



今週の日曜重賞は新潟2歳SとキーンランドC｡新潟2歳Sは年末の2歳G1や来年のクラシックにつながることがある注目レースですが､キャリアの浅い馬たちのレースだけに出走メンバーの能力比較が困難｡今週はキーンランドCをターゲットレースにしておきました｡

まずは読者の皆さんから届いたメッセージ｢キーンランドCの軸馬｣をご紹介｡このレースだって､スプリンターズSを占う重要な一戦｡皆さんからヒントをもらいつつ､じっくり考えていきましょう!

ハカセセブンさん
｢ダノンスマッシュを中心にします｡函館SS除外により調整は難しかったと思いますが､調教はうまくいったみたいですし､札幌との相性も悪くなく､川田騎手の騎乗に期待したいと思います｣

たーもーさん
｢人気ですが､ダノンスマッシュから｡洋芝は問題ないでしょうし､先行出来るし､川田騎手にも合っていると思います｡馬単､三連単､函館or札幌の的中狙います｣

昨年このレースで②着だったダノンスマッシュはリベンジを狙う一戦｡その昨年は勝ったナックビーナスから2馬身半差をつけられる完敗でしたが､ナックビーナスに乗っていたのはモレイラ騎手｡あの着差にはマジック分が含まれているはず｡今回のメンバーなら実績上位｡目標は先でも格好はつけてくれそうです｡この馬から入れば､馬迷男ミッションもどれかクリアできそうですねw

シンゲンさん
｢リナーテを狙ってみます｡札幌は2勝していて得意舞台ですし､斤量も前走から据え置きの54キロ｡G3ですがかなりメンバーが揃っていて流れも向きそうで､大外枠もかえって競馬がしやすいでしょう｣

リナーテは前走のUHB賞を完勝｡札幌芝1200mは2戦2勝｡べストの条件かもしれません｡前走より相手は強くなりますが､勝って同斤量54kgは好材料｡外からドカーンと伸びてくる展開に警戒が必要かも｡

ブラックドラゴンさん
｢やっぱりここは､内枠に入った､しかも岩田騎手なのでナックビーナスから行きたいと思います｣

ナックビーナスは昨年のこのレースを逃げ切り勝ち｡ハナに立った時は驚かされました｡さすがのモレイラマジック｡で､今年は最内枠｡｢ボケて｣ならぬ｢逃げて｣のカンペが出ている気がしますw 連覇の可能性もありますよねぇ｡

俺の名を言ってみろぉさん
｢ハッピーアワーです｡デビューから4戦目のすずらん賞で勝利｡走破タイムこそ平凡ですが､約1年経過して久々の札幌芝1200でも成長したと見て期待します｡当日馬体重が大幅に増加していても成長分と考えます｡本馬場での調教も動いているようなので出たとこ勝負｣

ハッピーアワーは連対を外した3戦がすべてマイル戦｡1200m戦の今回は巻き返しがありそう｡すずらん賞を勝っていて､距離･コースにも実績あり｡相手は強いですが､中団くらいで流れに乗れれば末脚炸裂もありそう｡

阿波の虎さん
｢軸が間違っていて話にならず､11番人気の6着ならしかたないね｡今週も穴目になるかな? 10番のアスターペガサスからです｡2走前の13番人気の時はワイドもおいしくいただけましたが再度喜ばしてくれましょうか? オッズと相談してから3連複かワイドになるかな?｣

前走･函館スプリントSは2番手から②着に粘ったアスターペガサス｡スローペースに助けられた面もあったと思いますが､古馬相手に好走しました｡1200m戦では､4戦全てで連対と底を見せていない魅力もあります｡今回は斤量が前走から1kg増の53kgとなりますが､人気控えめなら馬券に入れる手はあるかもしれませんね｡

ブラックさん
｢ライオンボスを軸にしたい｡連勝の勢いで勝ちを狙ってほしい｡人気なければなおよしです｣

アイビスSDを制して新潟直千の王者となったライオンボスがここに出てきました｡ただ､1200mでは馬券圏内にも入ったことがないというメリハリの付きすぎている成績｡ジュリアン･ルパルー騎手がどんな作戦で乗ってくるのか楽しみです｡思い切っていくのか､それとも折り合い重視の控える競馬で挑むのか｡最内枠のナックビーナスと兼ね合いにも注目ですね｡

北陸の夢追い人さん
｢◎カイザーメランジェでお願いします｡前走時に狙ってなんにもならなかった馬ですがそれまでを評価してたのでまだ見限れないと思います｡前走の鬱憤も晴らして貰いましょう! ｣

カイザーメランジェは前走･アイビスSDで⑦着｡意外と直千は向いていないのかもしれませんね｡函館と札幌で､それぞれ1回ずつ走って1勝ずつというパーフェクトな成績｡"北海道の鬼"の可能性があるのでは? 今､なまはげの姿が思い浮かびましたが､なまはげは秋田ですねw 人気薄になりそうですから､穴で狙っておもしろいかも!

それでは展開を予想しましょう! ハナはナックビーナス(馬番1番)か､ライオンボス(馬番11番)か｡やはりライオンボス(馬番11番)がハナを取り切るような気がします｡実はライオンボス(馬番11番)､1200m戦で逃げたことがないので､ここは気持ち良く行かせるのでは?

セイウンコウセイ(馬番4番)､シュウジ(馬番8番)､ダイメイフジ(馬番12番)､ダノンスマッシュ(馬番13番)などが先団を形成｡

中団にデアレガーロ(馬番2番)､ペイシャフェリシタ(馬番5番)､ハッピーアワー(馬番6番)､タワーオブロンドン(馬番7番)､アスターペガサス(馬番10番)､ライトオンキュー(馬番14番)､リナーテ(馬番16番)あたり｡

後方待機はパラダイスガーデン(馬番15番)｡

昨年のナックビーナスの逃げのラップタイムは前半3ハロンが33秒7､前半4ハロンが45秒7｡この3～4ハロン目の12秒0が前残りの結果を生んだような気がします｡今年は昨年よりも速く流れて､息の入らない流れになるのでは? 先行勢もすぐにはバテないと思いますが､差してくる馬に警戒したいと思います｡

それでは買い目を発表します! 1枚目は､3連単でダノンスマッシュ(馬番13番)②着流し･マルチなし｡相手はナックビーナス(馬番1番)､セイウンコウセイ(馬番4番)､タワーオブロンドン(馬番7番)､アスターペガサス(馬番10番)､ダイメイフジ(馬番12番)､リナーテ(馬番16番)の6頭｡30点×各100円で計3000円｡

2枚目は､3連単でダノンスマッシュ(馬番13番)③着流し･マルチなし｡相手はナックビーナス(馬番1番)､セイウンコウセイ(馬番4番)､タワーオブロンドン(馬番7番)､アスターペガサス(馬番10番)､ダイメイフジ(馬番12番)､リナーテ(馬番16番)の6頭｡30点×各100円で計3000円｡2枚合わせて6000円満額勝負です!

ダノンスマッシュ(馬番13番)が勝ち切れないレースと見ました! 地力は認めても､本当に狙っているレースはまだ先｡仕上げに余裕がありそうです｡しかもペースは先行馬にやや厳しめ…のはず｡先頭に立ったところを差し馬の目標にされる展開になると予想します｡

ここまで触れていない馬が馬券に入っています｡セイウンコウセイ(馬番4番)は58kgでも重賞で好戦できる実力の持ち主｡多少のハイペースでもG1ホースの地力で克服できそう｡

タワーオブロンドン(馬番7番)は2度目の1200m戦｡ペースに慣れて､中団から差し脚を伸ばしてきそう｡

ダイメイフジ(馬番12番)は陣営コメントが｢今季一番の状態｣という強気モード｡UHB賞以上の脚を使えれば､ここでも馬券圏内突入の可能性があるのでは?

気になったけど最後に消した馬｢特選馬｣はデアレガーロ(馬番2番)｡やや掴みどころのない馬ですが､過去に札幌芝1200mは2回走って④着と⑧着｡重賞勝ちも京都芝マイルですし､スプリント戦ではもうワンパンチが必要かも｡

暑いのが苦手なので､部屋にいる時はエアコン付けっぱなしなんですが､エアコンも技術の"進化"の恩恵｡室外機で外の空気が温まってしまうのは"進化"の弊害ですねぇ｡そんな中､涼し気…というかむしろ凍り付くようなニュース動画を先日見ました｡

マイナス140度｡我が家のエアコン設定ではないですw ドバイの厩舎で､競走馬に世界初の凍結治療を行っているんですって｡冷却された液体窒素で満たされた空間に馬を入れて､炎症と組織損傷を和らげるんだそうです｡レース後の回復を促進する効果があるらしいですよ｡確かに人間のアスリートが凍結治療をしている映像を見たことがありますが､馬にも導入されているんですね｡ただお金はかかりそう｡さすがドバイ｡

そして､｢いいな｣と思ったのが､ニュース動画の最後に伝えられている一言｡厩舎のドアはカギが外されていて､馬がパニックを起こしたら逃げられるようにしているんだそうです｡馬にとっては､訳が分からないまま冷たい霧に包まれるんですから怖がっちゃう子もいそう｡新しい技術の導入にも､人の"気配り"は必要なんですね｡

｢馬迷男｣2019年ミッション一覧

ミッション	達成状況
東京or中山で馬券的中	未達成
京都or阪神で馬券的中	達成!
新潟or福島or中京or小倉で馬券的中	達成!
函館or札幌で馬券的中	達成!
3連単的中	未達成
馬単的中	未達成
外国人騎手以外の単勝的中	未達成
1番人気以外を軸にして馬券的中	達成!
海外レースの馬券的中	未達成
払戻5万円以上の馬券的中	未達成
3週連続的中	未達成
年間回収率100%以上	未達成
特選馬の複勝率25%以下	未達成

2019年の回収率…36.5%
特選馬の成績…[4.3.1.22](複勝率26.7%)

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