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馬迷男の挑戦

2020年連載スタート! フェブラリーSは“2強”に死角あり!


ご無沙汰しております! 馬迷男・八木たかおです! 今週から2020年の連載がスタートです! 今年も読者の皆さんの競馬ライフの箸休め的存在になれるようがんばります! 目指せ、最高の箸休め! 箸置きでもOK! なにとぞよろしくお願いします!

昨年は年間回収率29.4%という体たらく。youtuberの方々が「"体たらく"を回収率で表現してみた」という企画にしたのかと思うような惨敗に終わりました。野球の打率なら2割9分4厘。まずまずなんですけどねw

ま、そんな低空飛行の中でも2019年終盤にはちょっとした盛り上がりを見せたわけですが、その盛り上がりを担ってくれたのが「馬迷男ミッション」の存在。自分でも「あれ? コンプリートできるのでは?」と思うような、怒涛の追い込みでした。結局は、「3週連続的中」「3連単的中」「払戻5万円以上の馬券的中」「年間回収率100%以上」の4つのミッションがクリアならず。見せ場だけはしっかり作りましたねw

そして今年も編集部員さんから新たなミッションが届いています。早速ご紹介しましょう!

2020年馬迷男ミッション
ミッション 達成状況
G1的中
未達成
G2的中
未達成
G3的中
未達成
ハンデ戦的中
未達成
16頭立て以上のレース的中
未達成
3連単的中
未達成
年間回収率100%以上
未達成
特選馬の複勝率25%以下
未達成
的中率で広島・小園選手の
シーズン打率を超える
未達成

全9項目のミッションです。なるほど、今年はレースのグレードごとにミッションが設定されたわけですね。振り返ってみると、昨年は馬券的中したレースがわずか6レースで、その中にG2とハンデ戦がありませんでした「ハンデ戦は難しいから…」と回避してきたこともあるのですが、今年は難しい課題に取り組まなければならないようですね。

「3連単的中」「回収率100%以上」という昨年クリアできなかったミッションもしっかり残っています。この2項目、今年こそクリアしたいものです。

そして「的中率が広島カープ・小園選手のシーズン打率超え」というミッションが目を引きますw 以前、当コラムでは「的中率で堂林選手の打率を超えよう」という目標を自主的に掲げたことがありました。それが正式にミッションになって復活です。

カープファンとしては小園海斗選手に活躍して欲しいのですが、あまりに打ち過ぎるとミッションクリアが困難にw 「打って欲しいけど、打ち過ぎないで!」 あれですね。3連単の馬券を買っている時のような心境。②着・③着争いを見ながら「そこは差して! でも、先頭には立たないで!」 そんな複雑な思いを抱える1年になるのでしょうかw

小園選手は今年、プロ入り2年目。昨シーズンは打率2割1分3厘。規定打席にも達しませんでしたが、今シーズンは大きな飛躍が期待されます。実際、2月上旬にカープの宮崎キャンプを見に行ったところ、体がひと回り大きくなり、下半身のどっしり感が増していました。打球も昨年より鋭くなっていましたし、守備も捕ってから送球までが早くなっています。これは本格化の予感…

気になるのは、昨シーズンはヒザのケガに苦しんだ田中広輔選手とのショートをめぐるポジション争い。キャンプ・練習試合など、田中選手の動きが良いので、ここまでの他球団との練習試合と同様に、小園選手はサードに回ったり、菊池涼介選手を休養させる時のセカンドという起用になるかもしれません。そんな大変な状況の中、当コラムとも競争させられるなんて、かわいそうw 小園選手ご本人は知ったこっちゃないでしょうし、プレッシャーも微塵も感じないでしょうけどw

小園選手に活躍して欲しいのはもちろんですが、キャンプを見てきた中で、僕が今シーズンのブレイクをもっとも期待しているのは正隨優弥(しょうずいゆうや)選手。大阪桐蔭、亜細亜大学を経てカープに入団した、今年プロ2年目の右打ちの外野手です。とにかく打撃練習での打球がすんごい! 打球音も、打球の速さも他の選手よりもワンランク上。紅白戦でも逆方向のライトスタンドへ2ランを叩きこんでいました。外野のポジション争いもなかなか熾烈なので、代打での活躍もありそう。イチ押しです!

以上、カープキャンプレポートでしたw こんな感じで今年も「もっともカープ情報が手厚い競馬コラム」になっていくことでしょう。もちろん競馬もしっかり勉強していきますので、お付き合いお願い致します。

そして、今年の当コラムは「馬迷男ミッション」に加えて、もうひとつの課題が用意されました。題して、「馬迷男・一流馬券師への道」! テレビ番組でおなじみの"格付けチェック"を導入しました! まずは下記の格付け表をご覧ください。

「馬迷男・一流馬券師への道」
3連単(一流馬券師)
3連複(普通馬券師)
馬単(二流馬券師)
馬連(三流馬券師)
ワイド(競馬ビギナー)
単勝(競馬に興味ある人)
複勝(競馬を知らない人)
※緑地が現在のランク

基本ルールをご説明します。最も下のランク「複勝(競馬を知らない人)」からスタート。馬券が的中すると翌週からワンランク・アップ。購入する馬券の種類もワンランク難しいものに変化します。しかし、ランクアップしても3週連続で馬券をハズすと翌週からワンランク・ダウン。馬券の種類はワンランク易しいものになります。2020年の有馬記念が終了した時(今年はホープフルSではなく有馬記念がJRA開催最終日ですね)、いったいどのランクにいるのか? 「一流馬券師」になれるのか? 長い闘いの幕が今週、切って落とされます!

おもしろそうじゃないですか! って、最初見た時は思ったんですよ。でもね、3連単まで到達するのって結構大変なのでは? しかも「馬迷男ミッション」「3連単的中」がありますよね? 始まる前に泣き言を言うのもアレですけど、この1年、一度も3連単を購入できないまま終えて、もちろんミッションコンプリートならず、となる恐れもあるわけですよねw 「ごちゃごちゃ言わんと、馬券を当てたらええねん」 そんな編集部員さんの声が聞こえたような気がしますw わかりました! 今年は当てましょう!

補足しておきますと、複勝を好んで購入している方を「競馬を知らない人」と見ていたり、馬連を購入している方を「三流馬券師」などと見ているわけではありませんからね。あくまで、この馬券師格付けに挑む僕への評価ですw

僕は競馬を見始めたのが1990年ですから、今年で30周年。一応、いろいろなレースを観てきましたし、競馬の勉強もしてきたつもりですが、そんな節目の一年を「『競馬を知らない人』からスタートするのはどうなの?」とも思いますw でも、昨年の年間回収率が29.4%という情けない数字だったので、初心にかえったつもりで取り組んでいきますね。有馬記念終了時に「競馬を知らない人」ランクだったら、まったく知識と経験を蓄積できなかった"失われた30年"を生きてきたということでw

毎週の購入金額は昨年同様に上限6000円! 購入金額が6000円未満だった場合は、残した金額を翌週に持ち越し、翌週の馬券で全額使い切りとします。

そんなわけで、「馬迷男ミッション」と格付け「馬迷男・一流馬券師への道」の2本立てでお送りする2020年の「馬迷男の挑戦」をよろしくお願いします! 読者の皆さんもぜひ一緒に挑戦してみてくださいね。

そして当コラムの開幕戦は今年もフェブラリーSです! クリソベリルゴールドドリームが来週のサウジCに回り、オメガパフュームチュウワウィザードもいない一戦。新興勢力と期待された東海S勝ちのエアアルマスはレース後に骨折が判明。ややメンバーが薄くなった感は否めませんが、モズアスコットのダート転向がレースを盛り上げてくれています。"暫定ダート王決定戦"という雰囲気の一戦をまずはしっかり当てて、2020年の好スタートを!

それでは読者の皆さんから届いたメッセージフェブラリーSの狙い馬」をご紹介していきましょう! 今年も読者の皆さんにお世話になります!

ルパンパパさん
「単勝モズアスコットに尽きる」

阿波の虎さん
「今回は当てにいくなら12番のモズアスコットで仕方ない。5番の様子見ながら楽勝するのかな? 初っぱなからG1のミッション制覇です。今回も投稿しますのでよろしくお願い致します!!」

はい、こちらこそよろしくお願い致します! 実は2020年に入ってから、今週の連載再開まで僕のツイッターアカウント(@takaoyagi)で「馬迷男の当日予想」としてメインレースの予想をツイートしていたのですが、根岸Sモズアスコットの激走をまったく予想できず、馬券から消していましたw あいかわらずの馬券下手w

でも、初ダートが重賞で、しかも単勝3番人気の馬なんて妙味が無さすぎ。ダート適性を確信して、馬券の軸にするんだったらいいですけど、抑えに入れておくくらいだと、長い目で見ると損するような気がします。うんうん、根岸Sは買わなかったのがきっと正解。そう思い込みます。ちなみに根岸Sの馬券の軸はミッキーワイルド⑪着でした。

ただ、モズアスコット根岸Sの勝ちっぷりはケチのつけようがない完勝。出負けするもすぐに馬群に取り付き、外目を通りながら徐々に進出。直線で先に抜け出したコパノキッキングをあっさり捕らえて1馬身4分の1差。ダート適性が高くなければできない芸当。そして今回は、安田記念を勝っているマイルに距離が延びて、スタート地点は他馬が気にする芝。そりゃ今回も人気になります。

でも、今週の僕の格付けは「複勝(競馬を知らない人)」ですから、恐らく1番人気になりそうなモズアスコットの複勝なんて"置きにいった感"がすごいw それにモズアスコットって、なんとなく2戦連続で好走しないイメージがあるんですよね。管理する矢作芳人調教師「あちこちガタがきやすい馬」というコメントが今週の東スポに載っていました。もちろん出走してくるんですから、十分なケアを施しているはずですが…。

そしてもう1点、やはりゲートが不安。スタート地点の足元が芝に変わっても、不安がつきまといます。複勝を買うなら別の馬かなぁ…。

サブローさん
インティでいいと思います。東海Sはなるべく負荷をかけない豊Jで測ったように3着。前よりも気性が安定してきた感じがしますし、初物ハンターの豊Jですから令和初のフェブラリーはコレクションに欲しいでしょうし。敵はデムルメかなぁ…」

ハカセセブンさん
インティを中心にします。東海Sは、控える競馬を試しての3着は強いと思います。今回は、行けたら行くような気がしますので、インティの得意な流れに武騎手がもっていくと思いますので、複勝圏内なら信頼できると思います。連覇も期待したいと思います」

昨年の覇者インティが2連覇を狙って出走。前走・東海Sは控える競馬。それも2番手、3番手なんてものじゃなく、1コーナーから向正面にかけては6、7番手追走。他馬より2kg重い58kgを背負って、そこから③着に押し上げたのですから、やはり力は1枚上。

気になるのは作戦。逃げるのか、控えるのか。前走の内容が良かったとは言え、どちらかといえば逃げた方が良い馬のはず。でもねぇ、今回ひょっとすると逃げられないんじゃないかと見ているんです。ハナ争いのライバルに関しては、のちほど、展開予想のパートで。

藤本淳さん
「難解なフェブラリーSになりました。が、アルクトスでいきます。東京専用ではないと思いますが間違いなくコース巧者ですよね。インティをかわし、モズを振り切れ!」

前走、初交流G1の南部杯で②着と好走したアルクトス。オープンと重賞を3連勝した能力がダート一線級を相手に回しても通用することを示しました。ゴールドドリームモジアナフレイバーに先着したのは立派。

東京ダートは[5.1.0.0]。東京ダート・マイル戦にいたっては[4.0.0.0]! これは紛れもないコース巧者! しかも枠も良いかも。3走前・欅S①着も、前々走・プロキオンS①着も、前走・南部杯②着も、内からしっかり脚を伸ばしたもの。540kgを超える大型馬ですが、結構器用。今回も1枠2番から内目を回る得意のレース運びができそう。

今年のフェブラリーS"2強対決"のムードですが、その2強を差し置いて読者の皆さんからもっとも支持されたのはあの馬! "第三の男"の逆転なるか!?

シンゲンさん
「今年もよろしくお願いします。複勝ならサンライズノヴァを狙ってみたいですね。前走・武蔵野Sは5着でしたが、1頭だけ59キロを背負い、いつもと違う先行策だったことを考えれば、むしろ健闘したほうでは。今回はみな同じ斤量ですし、本来の末脚を活かす競馬に徹すれば上位に食い込むことも可能ではないでしょうか」

ジャーニーマンさん
「3度目の正直、というより3回目にして初めてサンライズノヴァを買おうと思います。過去の2回はこの馬にとって苦手な間隔を詰めての距離延長ローテになる根岸Sからのローテだったのが、今年は得意な休み明けで同距離ローテで出て来てくれるのでようやく買える材料が揃ったと見ていいでしょう。近2走を観ても脚質に幅が出てきて砂を被っても大丈夫になってますし、今が買い時です」

往生こきのしんさん
「松山騎手が今年乗れているのでサンライズノヴァを買いたいです」

サンライズノヴァは今回が3度目のフェブラリーS出走。2018年は④着、2019年は⑦着。2018年の武蔵野Sで3連勝を飾った後、馬券圏内に入れないレースが5戦続きましたが、前々走・南部杯で初の交流G1タイトルを獲得。まだまだ衰えていないことを証明しました。

前走・武蔵野Sは⑤着に敗れましたが、斤量59kgの影響もあったはず。東京ダート[6.3.0.5]、東京ダート・マイル戦[4.1.0.4]のコース巧者。57kgに戻れば善戦可能なはず。先週の時点で17勝を挙げ、リーディング5位と好調な松山弘平騎手との初コンビで新味に期待する手もありそう(編注:土曜も2勝を挙げ、京都牝馬Sサウンドキアラとのコンビで制しました)

それでは展開を予想しましょう! ハナはインティ(馬番5番)と見る向きが多いかと思いますが、僕が気になるのはワイドファラオ(馬番3番)。この馬、昨年のユニコーンSを勝った時が逃げ切り。しかも前半3ハロン・33秒9、前半4ハロン・45秒8という猛ラップ。

インティ(馬番5番)が昨年のフェブラリーSを逃げ切った時のラップは、前半3ハロン・35秒8、前半4ハロン・48秒0。もしワイドファラオ(馬番3番)&福永祐一騎手が行く気になれば、インティ(馬番5番)よりも速そう。しかも枠はワイドファラオ(馬番3番)の方が内。もちろんワイドファラオ(馬番3番)が控える展開も考えられますが、人気のインティ(馬番5番)に不確定要素があるとみます。立ち合いに注目ですね。

そんなハナ争いの後ろに控える先行グループにアルクトス(馬番2番)、サンライズノヴァ(馬番9番)、ケイティブレイブ(馬番15番)など。

中団はブルドッグボス(馬番1番)、タイムフライヤー(馬番4番)、ミッキーワイルド(馬番6番)、ノンコノユメ(馬番10番)、モジアナフレイバー(馬番11番)、モズアスコット(馬番12番)、ワンダーリーデル(馬番16番)あたり。

後方待機はキングズガード(馬番8番)。

ハナがインティ(馬番5番)か、ワイドファラオ(馬番3番)かでペースは大きく変わってきそう。地力の高い馬を頼って、買うしかありませんねw

それでは買い目を発表します! 複勝1点・アルクトス(馬番3番)! 6000円満額勝負!

モズアスコット(馬番12番)とインティ(馬番5番)があっさり好走したり、2頭で決まったりすることも考えられますが、「この2頭の複勝を買ってもねぇ…」というスケベ心が邪魔しますw ましてや不安要素があるとみているので、ならば別の馬。充実一路で大型馬なのに器用さを感じるアルクトス(馬番3番)が内から伸びてくるシーンに期待します!

気になったけど最後に消した馬「特選馬」サンライズノヴァ(馬番9番)。前々走・南部杯はいろいろ上手くハマった感があるんですよねぇ。それに「好調な松山騎手とのコンビで新味」なんて書きましたが、意外とテン乗りだと難しい馬かも。

さあ、ミッションと格付けの2本立てでお送りする2020年がスタートです! 気合いは入っていますし、明日はフェブラリーSだけでなく、ヒヤシンスSカフェファラオも楽しみなので、競馬場へ向かう予定。ただ、新型コロナウイルスがやはり気になりますよねぇ。競馬開催も心配だけど、開催中止も寂しい。

手洗い、うがい、しっかり食べて、しっかり寝る。やれることはこれくらい。あと、精神的にストレスを感じると体内の免疫力も下がるっぽいので、馬券が外れても落ち込まない! 「やっほー! ハズれたー! 当たる気なんてハナっから無かったぜー!」 「バカは風邪をひかない」と言われますが、新型コロナウイルスにも勝てそうな気がしてきましたw 読者の皆さんもご自愛くださいませ。それでは遅ればせながら、今年も1年よろしくお願い致します!

2020年の回収率…※%
特選馬の成績…[0.0.0.0](複勝率※%)
広島・小園選手のシーズン打率…シーズン開幕前


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