馬迷男の挑戦
マイルCSは3歳馬より古馬を重視して…!?
どうも! 馬券師格付け「一流馬券師への道」のランクを“3連単(一流馬券師)""の馬迷男・八木たかおです! 今週外すとワンランクダウンします。来週のジャパンCは3連単で勝負したいのになぁ…。
担当している番組が世の中で話題になるというのは、制作している側にとっては嬉しいものです。それなりに一生懸命作ってますから、褒められるとそりゃ嬉しい。僕に尻尾が付いていたら、ブンブン振り回していると思います。
あと、出演者さんに喜ばしいことがあって話題になる際も嬉しい。ご結婚とか、ご出産とか。こういう時は、番組を普段見たり、聴いたりしていない方が注目してくれて、「視聴率や聴取率が上がらないかしら。ぐふふ…」というイヤらしい考えも正直、頭の中に芽生えます。
僕は現在、TBSで平日朝8時から放送されている「グッとラック!」という番組を担当していまして、ご存じの読者さんもいらっしゃると思いますが、この番組にレギュラー出演して下さっていた女性フリーアナウンサーの方が先日、急きょ降板することが話題に。僕の担当曜日は月曜なので、女性フリーアナウンサーの方が出演していた曜日とは違うのですが、一報をネットニュースで見た時は「おお!? 何だ何だ!?」と、恐らく一般視聴者の方と同じ反応w
当初、女性フリーアナウンサーの言い分をネット記事で読んでいると「それは番組側がアカンなぁ…」となったのですが、その後に所属事務所が契約解消を発表。「所属タレントを守るはずの事務所がこの対応? これは一体?」と疑問が浮上。
第一報が伝えられた当日、僕の所属事務所のマネージャーが降板騒動とは別件で「グッとラック!」のプロデューサーと会った後に、僕に連絡してきました。そこで、僕が「あの一件、どうなってるんですかね?」と聞いたところ、現在も報じられていない出来事があったようで、「おお、なるほど…。そりゃ、所属事務所もマネージメントが難しいよねぇ…」と納得。当コラムで初公開の情報を書くわけにもいきませんが、いろいろあったようですw 一部で報じられていた、番組内での発言がどうこうということではないみたいですけどね。そして、宇宙ヨガはやってみたいw
女性フリーアナウンサー側と番組側、どちらにも言い分があるでしょうけど、どっちが正しいとか間違っているとかじゃなくて、こうした騒動があると番組のイメージは悪化しがちです。「せっかく最近、視聴率が上がってきたところなのになぁ…」とちょっと残念な思い。僕の関係ないところで発生したトラブルで視聴率が下がるのは勘弁して欲しいなぁ、というのが正直な心境です。
仮にこの騒動への注目によって視聴率が上がったとしても、そんな“炎上商法"は長く続けられませんから。すぐに飽きられますし、“炎上"のレートをどんどん上げていくなんて無理な話。僕らは粛々と良い番組を作っていくしかないのです。良いイメージを積み上げていくのは時間がかかるのに、良くないイメージがつくのは一瞬。まあ、番組作りに限らず、いろんなことに通じる話ですけどね。
先週のエリザベス女王杯はイメージに引っ張られて失敗…。「この馬が勝つときのパターンってって、内から伸びてくるイメージがあるんですよね」なんて書いたラッキーライラックが大外枠を克服して快勝しました。
中団やや後方のポジションから馬群の外を通って徐々に押し上げて、4コーナーでは3番手。そして早め先頭から押し切る横綱相撲。大外枠も、休み明けも乗り越えてのエリザベス女王杯2連覇となりました。あんなに強かったんですね…。恐れ入りました。馬券格言風に言えば「枠順は大切。でも、無視することも大切」。大外枠でなければ、当然、馬券の中心だったもんなぁ。
直線で外を通って伸びてきた2頭、②着サラキアと③着ラヴズオンリーユーはわずかに勝ち馬に及ばず。特にサラキアは長く良い脚を使いましたね。3歳時から世代の一線級で戦ってきた馬が、ここへ来て復活どころか、もう一段上のレベルに到達したような気がします。弟サリオスの活躍に刺激を受けたかのような復活ぶり。
牝馬って一旦成績を落とし始めると復活が難しいイメージがあったんですけど、これが調教技術の進化ってやつなんでしょうか。ラッキーライラックのように2歳から長く活躍する牝馬も出てきていますしね。自分の中に植え付けられた過去のイメージをアップデートしなくてはなりません。難しい作業だなぁw
気になったけど最後に消した馬「特選馬」になった2頭、リアアメリアは7番人気で⑦着、ミスニューヨークは13番人気で⑩着。
リアアメリアは、驚きの逃げを打ったノームコアを2番手で追走。レース運び自体はスムーズでしたし、勝ったラッキーライラックから0秒6差ですから、⑦着とはいえ大きく負けていません。今回の敗因は距離…ということでいいのでは?
中団からレースを進めたミスニューヨークは直線で伸び負け。4コーナーで上がっていく姿に「おお!?」と驚きましたが、現状はこのメンバーに入ると厳しかったかも。今後の成長に期待ですね。また、この馬にとっても距離が少し長かった気もします。
馬券の軸に抜擢したセンテリュオは⑤着。後方3番手のポジションから直線で脚を伸ばしましたが、勝ち負けに加われませんでした。戸崎圭太騎手はレース後、「最後は伸びてきたが、もっといいポジションでレースをしたかった」とコメント。うん、僕もそれが見たかったw でも、ポジションを取れないということは、総合力で上位の馬との差があったということなんでしょう。
そして、前走・オールカマー勝ちを評価しましたが、思い出してみると、あの頃の中山芝って外差し傾向でしたよね。馬場傾向にハマった分を差し引いて考えるべきでした…。
エリザベス女王杯の3連単は、①着ラッキーライラック1番人気→②着サラキア5番人気→③着ラヴズオンリーユー3番人気で210.5倍。これ、ラッキーライラックを信頼できた人には結構美味しい馬券だったのでは?
先週、ラッキーライラックを推奨してくれていた読者さんはWe Love STU!さん、お一人でした! お見事! おめでとうございまーす!
サラキアを推していた人はゼロ。ラヴズオンリーユーをハカセセブンさんとモフモフさんのお2人が推してくれていました。
エリザベス女王杯を外したことで回収率は99.6%に。目標の100%を再び割り込んでしまいました。…僕にしては高いなぁw でも、ここは「馬迷男ミッション」コンプリートを目指すためにも、もうひと踏ん張りですな!
ジャパンCがドリームレースになったことで競馬ファンのワクワクが止まりませんが、その前に行われる今週のマイルCSもかなり良いメンバーなのでは? この好メンバーも海外遠征が難しい状況になっている影響なんでしょうね。ありがたく楽しませてもらいましょうw
それでは読者の皆さんから届いたメッセージ「マイルCSの狙い馬」をご紹介!3歳から6歳までのマイルG1勝ち馬がズラリ。中でも春秋マイル制覇のかかるグランアレグリアが人気の中心となりそうですが、皆さんの狙いはいかに? 今週も3連単で勝負です!
シンゲンさん
「サリオスから買ってみます。サウジアラビアRCをレコード勝ち、朝日杯FSもレースレコードで勝利と、メイクデビューを含めてマイルは3戦3勝。それ以外の距離で先着を許したのは三冠馬コントレイルただ1頭だけ。大型馬で叩いた上積みは大きそうですし、強力な古馬勢相手でも期待出来ると思います」
ハカセセブンさん
「サリオスを中心にします。コントレイルと好勝負をしてきましたし、毎日王冠の余裕の勝ちっぷりは凄いと思います。阪神開催もプラスにはなると思いますが、強い牝馬もいますので、②着付で期待したいと思います」
往生こきのしんさん
「コントレイル以外には負けていないサリオスで」
たかっさんさん
「軸はサリオスです! グランアレグリアとの対決は楽しみですが、スプリンターズSは展開に恵まれましたね。圧巻のパフォーマンスに見えましたが、軽視します。 毎日王冠はそこまで強い相手はいなかったですが、力でねじ伏せた強い競馬でした」
サリオスは復帰戦となった前走・毎日王冠が強い内容。古馬との初対戦で、②着以下に3馬身差をつけて突き放す快勝でした。皐月賞②着、日本ダービー②着があるものの、適性距離はもう少し短いところだったようですね。
2歳時に朝日杯FS勝ちがあり、阪神芝マイルも経験済み。パワーがありそうなタイプなので、例年の京都よりも阪神の方が向いているような気もします。
大外枠…いやいや大丈夫でしょうw ただ、調教は併せ馬が上手くいかず、チグハグになった印象。大きく割り引く必要はないと思いますが、気にはなります。
We Love STU!さん
「グランアレグリアから3連単①着固定流しで行こうと思っています。桜花賞を勝った同じコースなので連勝もあると思っています」
ridさん
「今年は1番人気が来る年なので、素直にグランアレグリアです」
前走・スプリンターズSを豪快に差し切ったグランアレグリア。短距離路線で安定感を発揮していますが、ベストの距離はアーモンドアイすら敵わないマイルでしょう。安田記念のパフォーマンスは衝撃的でしたよね。
唯一、馬券圏内に入れなかったNHKマイルC⑤着(4位入線)は中4週での出走。今回も中6週と、この馬にとっては短い間隔での出走となります。気になるのは体調面ですが、陣営のコメントを読む限りは、この中間も順調のようです。
阪神コースは桜花賞と阪神Cを勝っていて問題無し。能力を出し切れば当然勝ち負けでしょう。
血統書付きのサラブレッドさん
「カツジ。前走のような先行策で、押し切って欲しい。池添騎手の念願である、父の調教馬でG1を勝って欲しい」
阿波の虎さん
「今週はあれやこれやと考えましたね。前走がマグレかも分からないけども馬券を頂戴した9番カツジからの御礼馬券です。巧く2番にプレッシャーをかけて脱け出せればね!? 相手も強くなって そうそうはと思いますが意外とやれるかもです」
カツジは前走・スワンSを11番人気で逃げ切って驚かせてくれました。前走は、前半3ハロン35秒5、1000m通過58秒0というスローペースに持ち込めたことが最大の勝因だったように思えます。
今回は恵まれた逃げは打てそうにない組み合わせですが、一昨年のマイルCSでは16番人気ながら追い込んできて④着好走。ハナにも、人気にも拘らないこの馬が突っ込んでくれば、仁川に嵐が吹き荒れるかもw 大一番に強い池添謙一騎手とのコンビも不気味…。
俺の名を言ってみろぉさん
「アドマイヤマーズです。1600のG1を3勝しており、いずれもこの時期。久々を叩かれ得意の1600なら期待大。鞍上の川田騎手もこのコースは得意にしておりアタマで狙ってみる価値はあります」
アドマイヤマーズのG1レース3勝は朝日杯FS、NHKマイルC、香港マイルで、朝日杯FSと香港マイルは12月に行われるレースです。これまで10月~12月は[3.0.1.1]。さらに、2月にも共同通信杯②着があります。気温が下がる時季にパフォーマンスを上げるタイプなんですかね? 能力は高いけどムラッ気のあるイメージの馬ですが、そのムラッ気は気温に由来しているのかも。じゃあ、ここ数日の小春日和は気になりますね。
前走・スワンS③着は、休み明け、斤量58kg、初距離、スローペースと難しいレースでした。むしろ、よく③着にまとめたと言えるかもしれません。今回はひと叩きして、定量57kgになり、G1勝ちのある阪神マイル。条件は大きく好転していますね。
ポンー21さん
「ヴァンドギャルド! 藤原英昭厩舎×戸崎騎手のコンビは勝負強いイメージ。 2015年ヴィクトリアマイルのように穴馬連れての大爆発に期待します!!」
前走・富士Sで初重賞タイトルをゲットしたヴァンドギャルドが、勢いに乗ってここへ挑んできました。今年の安田記念は⑩着とG1の壁に跳ね返された形になりましたが、好メンバーが揃った前走の勝ちっぷりを見るとパワーアップしているのかも。ただ、終始、馬場の良いところを通れたようにも思えて、判断が難しいところ。まずはスタートを決めたいですね。
アスカノロマさん
「ずばりタイセイビジョンです。7戦全て掲示板ですし、相手なりに走るイメージがあります。阪神コースも得意。グランアレグリアは強いですが、一発あってもいいポテンシャルを持っていると思っています」
タイセイビジョンは前走・富士Sで馬場の悪い内目を通って⑤着。しぶとく脚を伸ばしました。やや地味な存在ですが、朝日杯FS②着、NHKマイルC④着と同世代のマイルG1でも好走を続けている実力馬。直線で内からスパッと脚を使える展開になれば、馬券圏内突入もありそうな気がします。
あるかなさん
「アウィルアウェイを③着付けで買います。スプリンターズSでは③着固定で買ったもののグランアレグリアを軽視してハズレ。今回はグラン頭も買います!!」
アウィルアウェイは桜花賞⑩着以来、2度目のマイル戦。成績を見る限り、距離が長い気はします。後方待機から一発…という前走・スプリンターズS③着と同様のレース運びになりそうですね。前走は外差し傾向の馬場にピッタリはまりましたが、今回は果たして…。
では、展開を予想しましょう。逃げるのはレシステンシア(馬番2番)とみます。競りかける馬はいそうにないので単騎逃げ濃厚。
それを追って、ラウダシオン(馬番6番)、アドマイヤマーズ(馬番7番)、サリオス(馬番17番)などが先行グループを形成。
中団にグランアレグリア(馬番4番)、インディチャンプ(馬番8番)、タイセイビジョン(馬番13番)、サウンドキアラ(馬番14番)、ペルシアンナイト(馬番15番)、ヴァンドギャルド(馬番16番)あたり。
後方待機はブラックムーン(馬番10番)とスカーレットカラー(馬番11番)。
レシステンシア(馬番2番)がハナに立てば、仮に単騎逃げであっても淀みの無いペースで流れそう。3コーナー過ぎから有力馬が動き始める展開になると、スピードと共にスタミナも必要になりそうです。その上、直線では決め手も求められそうで、マイル王決定戦にふさわしい激闘になるのではないでしょうか?
では、買い目を発表しましょう! 1枚目は、グランアレグリア(馬番4番)①着軸流し・マルチ無し。相手は、レシステンシア(馬番2番)、ラウダシオン(馬番6番)、アドマイヤマーズ(馬番7番)、インディチャンプ(馬番8番)、スカーレットカラー(馬番11番)、タイセイビジョン(馬番13番)、サリオス(馬番17番)の7頭。42点×各100円で計4200円。
2枚目は、グランアレグリア(馬番4番)①着・サリオス(馬番17番)②着の2頭軸流し・マルチ無し。相手はレシステンシア(馬番2番)、ラウダシオン(馬番6番)、アドマイヤマーズ(馬番7番)、インディチャンプ(馬番8番)、スカーレットカラー(馬番11番)、タイセイビジョン(馬番13番)の6頭。6点×各100円で計600円。
3枚目は、グランアレグリア(馬番4番)①着・サリオス(馬番17番)③着の2頭軸流し・マルチ無し。相手はレシステンシア(馬番2番)、ラウダシオン(馬番6番)、アドマイヤマーズ(馬番7番)、インディチャンプ(馬番8番)、スカーレットカラー(馬番11番)、タイセイビジョン(馬番13番)の6頭。6点×各100円で計600円。
4枚目は、グランアレグリア(馬番4番)①着軸流し・マルチ無し。相手は、アドマイヤマーズ(馬番7番)、インディチャンプ(馬番8番)、サリオス(馬番17番)の3頭。6点×各100円で計600円。
4枚合わせて6000円! 満額勝負です!
グランアレグリア(馬番4番)の春秋マイル制覇達成とみました。安田記念のパフォーマンスを見ていると、この馬にマイルで勝てる馬はいないのでは? まだ手合わせをしていない3歳の有力馬がいますが、短距離戦とダート戦はパワーの面で古馬に一日の長があると考えます。まずはグランアレグリア(馬番4番)にスタートを五分に出てもらいましょう。
ここまで触れていない馬が馬券に入っています。レシステンシア(馬番2番)は単騎逃げの粘り込みを警戒。
ラウダシオン(馬番6番)は前走・富士Sで②着。古馬とも互角以上に戦えることを証明しました。ひと叩きした上積みと、武豊騎手とのコンビ復活に期待。
インディチャンプ(馬番8番)は実績と安定感が魅力。阪神芝も[2.1.1.1]ですから問題ないはず。
スカーレットカラー(馬番11番)は穴で狙いたい1頭。グランアレグリア(馬番4番)が強い競馬をした際に、レースが終わってから突っ込んでくるパターン。スプリンターズSで成功した作戦をもう一度w
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はサウンドキアラ(馬番14番)。最終的にはスカーレットカラー(馬番11番)との2択になったのですが、強いメンバーが揃ったここは、サウンドキアラ(馬番14番)の安定感よりは、スカーレットカラー(馬番11番)の決め打ちに期待しました。
今日(土曜)から今年最後の3日間開催。世の中では新型コロナウイルス感染拡大によって「我慢の3連休」なんて呼ばれていますが、家にいて、馬券を買ってればいいんですよね? 簡単やんw 以前にも書きましたが、競馬ファンは自宅待機に向いていますw 「競馬ファンは感染防止に大きく貢献している」。そんなイメージがつくといいですねw
「一流馬券師への道」
3連単(一流馬券師)
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3連複(普通馬券師)
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馬単(二流馬券師)
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馬連(三流馬券師)
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ワイド(競馬ビギナー)
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単勝(競馬に興味ある人)
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複勝(競馬を知らない人)
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2020年ミッション達成状況
ミッション | 達成状況 |
G1的中 | 達成! |
G2的中 | 達成! |
G3的中 | 達成! |
ハンデ戦的中 | 達成! |
16頭立て以上のレース的中 | 達成! |
3連単的中 | 達成! |
年間回収率100%以上 | 未達成 |
特選馬の複勝率25%以下 | 未達成 |
的中率で広島・小園選手の シーズン打率を超える |
達成! |
2020年の回収率…99.6%
2020年の的中率…3割8分5厘(39-15)
特選馬の成績…[0.5.3.37](複勝率17.8%)
広島・小園選手のシーズン打率…0割0分0厘(シーズン終了)
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