どうも! “馬迷男"八木たかおです! ここ最近､一気に春めいてきたようで､先週のグリーンチャンネルの中継を見ていると中山競馬場の外周は桜が咲いてピンク色｡でも､阪神競馬場の桜はまだ咲いていないようでした｡

で､当コラムは現在2つの作戦を検証中ですが､いまだ｢サクラサク｣とはならず｡…｢サクラサク｣の表現って､もう今の若い世代は分からないでしょうし､30年ほど前に大学受験を経験した僕の世代でも合格通知は郵送でした｡いちいち電報で合否を知らせてくれるなんて､めちゃくちゃ親切やん!

まずは｢牝馬限定戦は大きい馬作戦｣! 馬体重の重い馬を狙う馬券作戦です｡先週土曜の牝馬限定戦･フラワーCで馬券を購入してみました｡先週の反省を生かして､人気馬+重い馬の組み合わせで狙ってみましたが…｡

▲フラワーCは3→7→13で決着

ぐぬぬぬ…｡上手に5番人気①着のホウオウイクセルから入れているのに､大きい馬たちが結果を残せず｡

★フラワーC･上位馬の馬体重

着	馬名	人気	馬体重(重い順)
①	ホウオウイクセル	5	414kg(16)
②	エンスージアズム	2	416kg(15)
③	ユーバーレーベン	1	464kg(7)
④	イズンシーラブリー	3	424kg(13)
⑤	クールキャット	7	508kg(1)

ふた桁重い順……こんな言葉はありませんが､メンバー中最軽量だったホウオウイクセルをはじめ､軽い馬たちが上位を占めました｡

メンバー中で最も重かったクールキャットが直線大外からよく追い込んできましたが､⑤着までで馬券圏内まであと一歩｡③着ユーバーレーベンまで半馬身+ハナ｡もし③着に届いていたら､ホウオウイクセルとクールキャットのワイドは14.5倍～15.6倍となかなかの良い配当｡惜しいなぁ｡こういう馬券がひとつあると､当コラムの雰囲気も一気に春めくはずなんですけどねぇ…｡

ちなみに文末の｢今週の狙い馬｣で挙げたフラワーCの狙い馬たちの成績は､クールキャット⑤着､リフレイム⑩着､アビッグチア⑬着｡

今週はオープンクラスの牝馬限定戦はなく､日曜に3歳1勝クラスのミモザ賞があります｡ここで検証してみましょう｡何も馬券を買わないことには耐えられないのでw 出走予定馬を見ると､ナギサ､アイリッシュムーンあたりが重そうです｡

続いて､2つ目の作戦｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣を検証｡昇級戦となる馬は､勝った前走の上がり3ハロンタイムがメンバー中最速だった場合だけ狙うというものです｡

先週､対象になった馬の成績をチェックすると…｡

■ファルコンS

馬名	人気	着順	前走上がり
ヴィジュネル	10	⑦	1位

■スプリングS

馬名	人気	着順	前走上がり
ロードトゥフェイム	4	⑧	1位
ヴィゴーレ	9	⑮	1位

こちらの作戦も不発｡こんな馬券を買ってたんですけどね……｡

▲ファルコンSは1→4→13で決着

▲スプリングSは14→6→10で決着

スプリングSは①着ヴィクティファルスと③着ボーデンを拾えて､あとは狙った2頭が好走するだけだったんですが……｡

で､7番人気で②着に好走したアサマノイタズラは前走･水仙賞④着で上がり3ハロンタイムがメンバー中2位タイ｡今回の馬券作戦的にちょっと狙いづらいところ｡

今週は対象となりそうなレースが多いのですが､たとえばマーチSに出走予定となっているアメリカンシードの前走･アレキサンドライトS勝ちは逃げた上で､メンバー中2番目の上がり3ハロンタイムをマーク｡人気になりそうな気もしますが､昇級戦かつ前走上がり3ハロンタイム2番目まで対象を広げる手もあるかも……｡今週はちょっと手を広げてみましょう｡

さて､今週も当コラムの再開をお祝いしてくれる読者の方からメッセージが届きました! ありがとうございます!

コクリュウさん
｢馬迷男さん､お久しぶりです｡ ほんまに待ってましたよ｡よろしくお願いいたします｣

お待たせしていたようですみません｡こちらこそよろしくお願い致しますでございますよ｡皆さんの馬券検討に少しでもお役に立てるよう頑張ります! 今週あたり､当コラムも開花宣言したいものですw

冒頭で｢サクラサク｣いわゆる合格電報の話を書きましたが､ちょっと調べてみると各大学の地域色を反映させた文面が使われていたようです｡たとえば､北海道大学では合格なら｢エルムハマネク｣(エルムは招く)､不合格なら｢ツガルカイキョウ ナミタカシ｣(津軽海峡 波高し)｡青森県の弘前大学では合格なら｢ミチノクノハルキタル｣(みちのくの春来たる)､不合格なら｢ツガルノユキフカシ｣(津軽の雪深し)｡

ミチノクハルキタルだったら馬名みたいw あと合格にしても不合格にしてもちょっと分かりづらいw

今週金曜はプロ野球が開幕します｡我が広島カープが優勝した場合､合格電報ならぬ｢優勝電報｣が届くとうれしいかも｡｢コイハネル｣とか｡昨年のドラフト1位:栗林投手､ドラフト2位:森浦投手､ドラフト3位:大道投手のルーキー3投手をまとめて中継ぎに回すという“奇策"が奏功しますように｡

そして日曜は高松宮記念で春のG1シーズンが開幕! おっと､その前にドバイミーティングに日本馬が多数出走｡スポーツ界も一気に春めいてきました｡乗り遅れないように楽しみましょう!



※投稿いただいた内容は､今後､弊社雑誌､書籍､ウェブ､その他の媒体へ掲載･収録させていただくことがあります｡ご了承ください｡