馬迷男の挑戦
ダービー卿CT3連複52.1倍ゲット! 今週も作戦にぴったりの馬が…!?
どうも! “馬迷男"八木たかおです! 2021年の連載再開から約1か月、ついに今年の初的中が出ました! うーん、ちょっと長かったなぁ。大相撲の3月場所が終わってしまったので、気分としては千秋楽の後に初白星が出た感じw いやいや、そんなことはない! “中央競馬の千秋楽“はまだまだ先! ここから波に乗っていきますよー!
的中したのは、「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」に従った馬券で、ダービー卿CT(中山芝1600m)の3連複フォーメーションです。早速、的中馬券をご覧いただきましょう! どうぞ!
▲ダービー卿CTは9→11→2で決着
ダービー卿CTの3連複は、3番人気テルツェット-4番人気カテドラル-5番人気ボンセルヴィーソで52.1倍。まずまずの好配当。
前走・節分S(3勝クラス)をメンバー最速の上がり3ハロンタイムで勝利したテルツェットから入って正解。やや出負け気味のスタートでしたが、道中でじんわり追い上げ、直線も良い脚を使って突き抜けてくれました。4歳牝馬ということで軽ハンデ53kgも活きたかもしれませんね。
これで4連勝となったテルツェットですが、近3走が東京、新潟で、メンバー最速となる33秒台の上がり3ハロンで勝利。しかし、初のオープン挑戦となった今回はメンバー中3番目の34秒7。コースが違うので当然のことかもしれませんが、やはりクラスが上がると、「毎回メンバー最速上がり」というのは難しくなりますよね。その切れ味の裏付けとして、やはり前走の上がり3ハロンタイムは大いに参考になりそうです。
その上で、昇級馬はハンデ戦だと軽めのハンデになりがちなので、今回のダービー卿CTのように切れ味を活かせる展開・流れになれば上位進出は可能…ということになるのかもしれません。ちなみにマイスタイルが逃げて作ったペースは前半1000m通過57秒1。差し馬が台頭できる流れだったようです。
そして実は、この「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」が気になったきっかけは、3月7日(日)阪神11R・大阪城S(阪神芝外1800m)で14番人気ながら②着に爆走したアーデントリー。その大阪城Sもハンデ戦で、5歳牡馬アーデントリーのハンデは54kgでした。そして、メンバー中3番目の末脚で②着。このパターンはテルツェットと極めて似ています。
そこで、「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」は、昇級のオープン初戦がハンデ戦だった場合に相性が良いのかも、という仮説が浮上します。先々週の伏竜Sのような3歳限定の別定戦でも、前走の上がりタイムが優秀だった馬が上位を占めることがあるので、ハンデ戦に限定する必要はないかもしれませんが、ハンデ戦では今後も積極的に狙っていきたいところ。
おあつらえ向きなのが、日曜・阪神10Rの大阪-ハンブルクC(阪神芝外2600m、ハンデ戦)の登録があるヒートオンビート。前走・美濃S(3勝クラス)をメンバー最速の上がり3ハロンタイムで勝ち、ここがオープン昇級初戦。桜花賞の資金作りを狙いますw
さらに先週は、「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬がもう1頭いました。コーラルS(阪神ダート1400m)のイモータルスモークは10番人気。複勝でも5.4倍~8.2倍ついたので、「複勝で十分!」と思ったのですが、⑧着という結果に…。
▲コーラルSは8→7→15で決着
イモータルスモークのレースぶりを改めてチェックすると、まずまずのスタートから道中は中団の内ラチ沿いを追走し、4コーナーは最内の5番手あたり。しかし、そこから伸びず。コースロスはほとんど無かったように見えたので、今回は力負けだったかも。
このイモータルスモーク、前走・なにわS(3勝クラス)を確かにメンバー最速の上がりで勝ち上がったんですけど、なにわSはダート1200mでした。そもそも短距離戦は先行有利というのは一般常識。ダート・芝を問わず、短距離でドーンと差してきた馬って「前崩れの展開がハマったのでは?」と見ることもできますよね? ですから、「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」では、前走および今回が短距離戦の場合には当てはまりづらいのかもしれません。
“短距離戦"を何mに設定するかは難しいところですが、少なくともダート・芝とも1200m戦以下は対象から外して良いのではないでしょうか? たとえば、今週土曜・中山11RのニュージーランドT。前走が芝1200m戦で勝ち上がった馬は対象から外します。さらに日曜・中山11Rの春雷Sは芝1200m戦なので対象外とします。
続いては、「牝馬限定戦は大きい馬作戦」! 先週はオープンの牝馬限定戦がありませんでしたので、作戦に従って購入した馬券もありません。この作戦を検証するきっかけとなったのは昨年の阪神JFですが、いよいよその時の中心メンバーの再戦となる桜花賞となりました。
「体の小さい馬は大きい馬を抜く時に怯むことがあるのでは?」というのがこの作戦の根底にある仮説。さらに、先週の当コラムでは、この作戦に関して「阪神向き?」「直線の長いコース向き?」「2~3歳限定?」という3つの新たな仮説を立てました。今週は桜花賞、忘れな草賞、阪神牝馬Sと、阪神の牝馬限定オープンが3鞍。今週で何らかの方向性が見えてきそうです。
桜花賞登録馬の前走の馬体重をチェックすると、エリザベスタワー、ストライプ、ファインルージュ、ソングライン、ミニーアイルあたりが、馬体重が重そうです。
阪神JFで馬体重の重い順ベスト5に入って好走したソダシ、サトノレイナスは休み明け。この2頭も馬体重を増やしてくるかもしれません。当日の馬体重をチェックしつつ、馬券の買い方も悩みどころです。人気どころから馬体重の重い馬を絡める馬券もおもしろそうですが…。
ようやく当コラムもシーズン最初の的中が出ました。力士だと「初日が出た」なんて言いますし、初ヒットを打ったプロ野球選手は「シーズンが始まった気がする」なんていうコメントを出したりします。僕もやっと連載が再開した気がします。「これまで何をやってたんだ?」と言われそうですがw
昔から実家で競馬新聞を広げて当日や翌日の検討をしていると、オカンから「よく勉強するね!」と嫌味を言われたものですが、これまでいくつものオリジナル馬券作戦をあれこれと試してきました。これを数十年続けてきたのですから、我ながら根気がよいと思いますw
一方、根気がなくなったと思うのがゲーム。先日、スーパーマリオブラザーズのゲーム&ウオッチというものが発売されたんですよ。「スーパーマリオ」も「ゲームウオッチ」もどっちも懐かしいので、ついネットで購入。で、遊び始めたんですが、最初の面1-1をクリアすると「いやぁ、遊んだな!」と、もう満足w 昔は8-4までクリアしていたはずですが、そこまで続ける気力がありません。ゲーム、あんなに好きだったのになぁ…。
ま、改めて競馬はよく続いてるな、と自分に感心しましたw さあ、桜花賞です! 先週の大阪杯で負けた分を取り返しますよ!
★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
桜花賞の対象馬:エリザベスタワー、ストライプ、ファインルージュ、ソングライン、ミニーアイル
忘れな草賞の対象馬:テーオーラフィット、ビッグリボン、ステラリア、ファジェス、シャンブル
阪神牝馬Sの対象馬:リアアメリア、イベリス、デゼル、ギルデッドミラー
※当日の馬体重により、対象馬が変わる可能性があります。
「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦を重視、前走および今回が短距離戦の場合は除外
ニュージーランドTの対象馬:アヴェラーレ、ゲンパチミーティア、ワーズワース、ワザモノ
阪神牝馬Sの対象馬:デゼル
大阪-ハンブルクC(ハンデ戦):の対象馬:ヒートオンビート
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
桜花賞の対象馬:エリザベスタワー、ストライプ、ファインルージュ、ソングライン、ミニーアイル
忘れな草賞の対象馬:テーオーラフィット、ビッグリボン、ステラリア、ファジェス、シャンブル
阪神牝馬Sの対象馬:リアアメリア、イベリス、デゼル、ギルデッドミラー
※当日の馬体重により、対象馬が変わる可能性があります。
「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦を重視、前走および今回が短距離戦の場合は除外
ニュージーランドTの対象馬:アヴェラーレ、ゲンパチミーティア、ワーズワース、ワザモノ
阪神牝馬Sの対象馬:デゼル
大阪-ハンブルクC(ハンデ戦):の対象馬:ヒートオンビート
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