馬迷男の挑戦
2週連続的中! 作戦ダブル対象馬から“強気の3連単"で161.3倍ゲット!
どうも! “馬迷男"八木たかおです! サッカー界で有名な言葉に「ゴールはケチャップみたいなもの」という例えがあります。「出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出る」という意味です。
当コラムは先々週、ダービー卿CTで今年初の的中が出たと思ったら、先週の阪神牝馬Sもゲット! これで2週連続的中! しかも先週は3連単万馬券! 作戦対象馬の好走にあやかれるようになってきました! ケチャップでも、醤油でも、ソースでも、ラー油でも、なんでもいいからドバドバ出て欲しいw
阪神牝馬Sの的中馬券がこちら! 3連単フォーメーションで、勝ったデゼル1頭を①着に据えました。②着5頭で③着8頭。買い目を出来る限り絞りつつ、161.3倍にたどり着きました。上位4頭の着差がクビ+クビ+クビの大混戦という紙一重の的中。我ながら美しい馬券…。いつまでも見ていたい…。拡大コピーして、自宅にタペストリーとして飾っておきたい…。
▲阪神牝馬Sは10→4→1で決着
現在、2つの作戦「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」と「牝馬限定戦は大きい馬作戦」を検証中ですが、デゼルは両作戦の対象馬でした。これは当コラムにとって初の“ダブル対象馬"。「ならば、ここは強気で勝負!」と3連単のアタマに据えたのが大正解でした。
前走の初音S(3勝クラス)では、メンバー最速の上がり3ハロンタイムを記録して快勝したデゼルの末脚が、昇級初戦でも通用した結果となりました。
デゼルは単勝3.1倍の1番人気。前走で初音S(3勝クラス)を勝ってのオープン昇級戦でしたが、3歳時にはローズSで④着に好走していた馬。昇級戦でなければ、もう少し人気を集めていたかもしれないので、1番人気であっても美味しい馬だったかもしれません。今回の馬体重は12頭中4番目の476kgでした。
★阪神牝馬S・上位馬の馬体重
着 | 馬名 | 人気 | 馬体重(重い順) |
① | デゼル | 1 | 476kg(4) |
② | マジックキャッスル | 2 | 430kg(12) |
③ | ドナウデルタ | 8 | 450kg(11) |
④ | プールヴィル | 9 | 456kg(8タイ) |
⑤ | エーポス | 7 | 456kg(8タイ) |
話は変わって大阪-ハンブルクC。桜花賞直前の10レースだったこちらには、「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬・ヒートオンビートが出走していました。ハンデ55kgを背負い、昇級初戦ながら単勝1.8倍と支持を集めましたが、ゴール前でハンデ53kgのミスマンマミーアの急襲に遭いクビ差の②着。勝ったミスマンマミーアは上がり3ハロンタイム33秒0という切れ味を発揮して、阪神芝2600mのレコードタイム2分35秒1での勝利。これは相手が悪かったかも。
ただ、ヒートオンビート自身の上がり3ハロンタイム33秒5もメンバー中3位タイという優秀なもの。前走・美濃S(3勝クラス)をメンバー中最速の上がり35秒2で差し切った脚が、今回も通用しました。ちなみにこのレースも馬連6点流し・均等買いで的中しましたが、馬連5.3倍の決着でトリガミ……。こちらは作戦対象馬の好走を、上手に使うことができませんでした。
一方、ニュージーランドTで「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬となった4頭はワザモノ⑦着、ワーズワース⑬着、ゲンパチミーティア⑭着、アヴェラーレ⑮着でした。
先週「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」は、昇級となったオープン初戦がハンデ戦だった場合に相性が良いのかも……という仮説を立てましたが、今回もヒートオンビートが好走。昇級初戦ということで斤量に恵まれることもあるハンデ戦では、自信を持って狙っていけるようです。
さらに、デゼルの勝利も参考にすると、牝馬の場合は牝馬限定戦でも狙える可能性が出てきました。
ハンデ戦は定量戦・別定戦と比較して斤量の面、牝馬限定戦は牡馬との混合戦と比較して相手関係の面で狙える…という仮説を打ち立ててもいいのではないでしょうか? 今後積極的に狙っていこうと思います。先週はデゼル、ヒートオンビートが共に1番人気でしたが、いずれ人気薄も拾えることを期待して、検証を続けます。
今週行われるオープンのハンデ戦は福島民報杯(新潟芝外2000m)。ただ、登録馬に前走・3勝クラスを上がり3ハロンタイムでメンバー中1位もしくは2位だった馬がいません。あ、今年は福島民報杯が新潟で行われるんですね。
福島民報杯に登録のあるマイネルウィルトスは前走で壇之浦S(3勝クラス)を勝ち上がって、今回が昇級戦となるのですが、前走の上がり3ハロンタイムはメンバー中3位。惜しくも対象馬になりません。どれくらいの人気になるのか、現状では分かりませんが、人気になるようなら馬券から外すという、“逆対象馬"的な作戦もありそうです。
そして牝馬限定戦はありませんし、この作戦では芝・ダートとも1200m戦以下は対象から外しているので、京葉Sは当てはまりません。アーリントンCには該当馬がいますが、馬齢定量戦。該当馬がどんな走りを見せてくれるか注目します。
続いて、検証中の「牝馬限定戦は大きい馬作戦」! この作戦を検証するきっかけとなった昨年の阪神JFの中心メンバーが再び相まみえた桜花賞がありました。さらに忘れな草賞、阪神牝馬Sとオープンの牝馬限定戦が3鞍。何らかの方向性が見えてくるかも…と思ったのですが、どうだったでしょうか?
まずは桜花賞。着順と馬体重の重い順をチェックしましょう。
★桜花賞・上位馬の馬体重
着 | 馬名 | 人気 | 馬体重(重い順) |
① | ソダシ | 2 | 472kg(6) |
② | サトノレイナス | 1 | 474kg(5) |
③ | ファインルージュ | 8 | 488kg(3) |
④ | アカイトリノムスメ | 4 | 444kg(12) |
⑤ | アールドヴィーヴル | 5 | 422kg(15タイ) |
5番目に重かった1番人気サトノレイナスが②着。さらに3番目に重かった8番人気ファインルージュが③着に好走。3連単104.0倍と万馬券の立役者となりました。続いて忘れな草賞。
★忘れな草賞・上位馬の馬体重
着 | 馬名 | 人気 | 馬体重(重い順) |
① | ステラリア | 2 | 482kg(3) |
② | エイシンヒテン | 5 | 442kg(7) |
③ | ビッグリボン | 4 | 484kg(1タイ) |
④ | マジカルステージ | 6 | 428kg(9) |
⑤ | アサケレディ | 11 | 462kg(6) |
対象馬のうち、忘れな草賞はステラリアとビッグリボン、前述した阪神牝馬Sはデゼルが好走。
先週、「阪神向き?」「直線距離の長いコース向き?」「2~3歳限定?」という3つの新たな仮説を立てました。現状では「阪神向き」の色合いが強く、「2~3歳限定」の方が穴っぽいところを拾える傾向です。「直線距離の長いコース向き」に関しては来週からの東京開催でも調べてみたいですね。
先述の通り、今週はオープンの牝馬限定戦がありません。そこで今週は特別に、オープン以外の牝馬限定戦の結果に注目しましょう。中山・阪神・新潟の3場で未勝利~2勝クラスまで計13鞍あります。結構ありますが、ここで新たな傾向が見えてくればラッキー。
さて、先週の桜花賞、読者の皆様の馬券の結果はいかがでしたでしょうか? 僕は3連単でサトノレイナス①着付け流しの馬券を買っていました。当然、ソダシを押さえていましたし、③着のファインルージュも作戦対象馬として馬券に入れていました。中継を観ていて、ゴール前は声が出たんですけどねぇw
やはりソダシの注目度は高いようで、僕が一緒に仕事している女性陣からも「ソダシ、かわいい!」「ソダシに乗りたい!」なんていう声が聞こえました。そんな声を生温かい目と耳で聞き流しながら、「こっちはアイドルホースを素直に応援できるほど、真っすぐ育ってないんや…」と腹の中で情念を煮えたぎらせていましたがw まあ、普段競馬を観ない方々がソダシをきっかけで観てくれるようになるのは、競馬ファンとしてうれしいことです。
今週は皐月賞。ダノンザキッドとエフフォーリアの一騎討ちでしょうか? それとも他馬の台頭? 僕は他馬の台頭に期待したいと思っています。素直じゃないからw 皆さんも楽しい皐月賞デー、そして前日の中山グランドジャンプデーをお過ごしください!
★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
※対象レースなし(今週はOP以外の牝馬限定戦にも注目します)
「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外
アーリントンCの対象馬:グレイイングリーン、ショウリュウレーヴ、ジュリオ
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
※対象レースなし(今週はOP以外の牝馬限定戦にも注目します)
「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外
アーリントンCの対象馬:グレイイングリーン、ショウリュウレーヴ、ジュリオ
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