どうも! “馬迷男"八木たかおです! 今週は各地で気温が上がり､いきなり25度以上の夏日が記録されました｡体が対応するのも大変｡読者の皆さんにおかれましても体調を崩すことのないようご自愛くださいませ｡よく寝て､よく食べて､よく馬券を当てる｡馬券さえ当たっていれば､気分良く暮らせるはずw

そんな皆さんの馬券に少しでも役立つ情報をお届けするために､新馬券術｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣から検証していきましょう｡

先週のアーリントンCはグレイイングリーン､ショウリュウレーヴ､ジュリオの3頭が､昇級初戦で前走の上がり3ハロンタイムがメンバー中1位もしく2位ということで対象馬になりましたが､残念ながら馬券圏外｡馬券の方は勝ったホウオウアマゾンからしっかり入れていましたが……｡

▲アーリントンCは9→10→12で決着

前走の上がり3ハロンタイムが優秀ということで注目した3頭が､その末脚を発揮できませんでした｡重馬場でしたし､3頭それぞれに敗因があると思いますが､昇級して相手が強くなったことが根底にありそう｡

この作戦に関しては先週､｢ハンデ戦は定量戦･別定戦と比較して斤量の面､牝馬限定戦は牡馬との混合戦と比較して相手関係の面で狙える｣という仮説を立てました｡その反対に､｢定量戦･別定戦では､昇級初戦の馬は厳しい｣という仮説も浮上｡今回のアーリントンCでは､まさにその通りの結果になりました｡

さらに､対象になった3頭は4～6番人気と穴人気を集めていました｡｢前走勝利｣+｢前走上がりタイム優秀｣という要素は､迷った時に買い材料にしがちですが､実は避けた方が的中&好配当に近づけるのかもしれません｡先週の仮説｢人気になるようなら馬券から外すという､“逆対象馬"的な作戦もありそう｣が正しそうな雰囲気が濃厚となってきました｡

そして､先週はオープンのハンデ戦･福島民報杯(新潟芝2000m)で､まさかの結果が! 登録馬に前走･3勝クラスを上がり3ハロンタイム･メンバー中1位もしくは2位だった馬がおらず､対象馬はいなかったのですが､メンバー中ただ1頭の昇級初戦だった5番人気マイネルウィルトスが②着以下に大差勝ち!

マイネルウィルトスが前走･壇之浦S(3勝クラス)を勝ち上がった際の上がり3ハロンタイムはメンバー中3位｡いわば新馬券術“準"対象馬だったわけですが､見事な勝ちっぷり｡マイネルウィルトスは稍重以上の道悪だと､今回の福島民報杯の好走も含めて[2.1.3.1]となかなか優秀な成績です｡不良まで悪化した馬場への適性はあったでしょうし､ハンデ54kgもいわゆる“走りごろ"だった印象｡

確かに上がり3ハロンタイムがメンバー中3番目というのは､インパクトに欠けるので､次走での人気はやや控えめになりがち｡しかし､その分､好走すれば高配当が期待できそうです｡ハンデ戦に限ると､“前走上がり3位"には何らかの金脈があるかも…｡

今週はオープンで牝馬限定戦が2鞍｡福島牝馬S､フローラSに該当馬が出走しそうなので､積極的に狙ってみます｡なお､オープンのハンデ戦はありません｡

一方､牡牝混合の別定OPではオアシスS､マイラーズCが行われます｡仮説の通り､牝馬限定戦orハンデ戦以外で狙いづらいのであれば､このレースで該当した馬は思い切って外す手もありそうです｡

続いて､｢牝馬限定戦は大きい馬作戦｣! 先週はオープンの牝馬限定戦がありませんでした｡そこで､先週行われたオープン未満の牝馬限定戦まで検証するレースを広げてみました｡対象となったのは13レース｡馬体重が出走メンバー中5番目までに重かった馬は[5.6.5.49](複勝率24.6%)という成績でした｡

前回まで､この作戦は｢阪神向き?｣という仮説を立てましたが､先週も特筆すべき成績を残したのは､やはり阪神でした｡4レースで該当した馬は[2.2.1.15]で､単勝回収率163%､複勝回収率121%｡土曜8Rは6番人気②着ルーアン､10番人気③着エクスチェンジ､日曜5Rは9番人気①着のベルヴォーグが人気薄で好走しました｡

全3場で該当した馬のうち､5番人気以内の馬に限ると[4.5.4.11](複勝率54.2%)で､単勝回収率96%､複勝回収率も95%とまずまず｡ひょっとすると人気薄を拾うよりも､人気馬を買う時に役立つ馬券術なのかも? ｢馬体重5番目以内｣+｢5番人気以内｣に該当する馬を馬券の軸にする…といった買い方も考えられます｡

今週のオープンの牝馬限定戦は､フローラSと福島牝馬Sのふた鞍｡今週はこの2レースで馬体重が重い順の5頭のうち､5番人気以内に入った馬を馬券の軸に据える馬券作戦で狙ってみます｡また､先週までに立てた仮説｢阪神向き?｣｢直線の長いコース向き?｣｢2～3歳限定?｣も検証を続けます｡東京開催でどんな傾向が出るのかは楽しみなところです｡

さて先日､一緒にお仕事をしている若手の女性声優･相良茉優さんのオンライン･バースデーイベントの構成を担当しました｡彼女がデビュー直後に担当していたweb番組の構成もしていたので､デビューから5年ほど関わらせて頂いています｡相良さんにとってバースデーイベントは初開催だったそうですが､｢ずっと見てくれている八木さんにぜひ構成を…｣と相良さんからご指名を受けました｡ありがたい話です｡

当日は､相良さんもファンの方も楽しんでもらえたようです｡いろいろな企画が盛りだくさんで準備に大わらわ｡30分を超える長尺のオリジナル朗読劇の台本も執筆｡しかしギャラは安いw まあ､｢誕生日プレゼント｣だと思って､快く引き受けました｡一応､“物理的“な誕生日プレゼントとして､お肌のケアに使う美容クリームも渡したんですけどね｡

イベント配信が無事終了して､僕が｢じゃあ､帰りまーす｣と言った時､競馬に興味を持ち始めている相良さんから｢皐月賞､何が来るんですか?｣という難しい質問がw ｢うーん､強いのはエフフォーリアとダノンザキッドだと思うけど､馬場が悪くなりそうだから､穴を狙ってもいいかも｡俺が買いたいのは､アドマイヤハダル(④着)からグラティアス(⑥着)､ヴィクティファルス(⑨着)､アサマノイタズラ(⑯着)かな｣と､馬券圏内に入らなかった馬たちをずらっと推奨｡｢ありがとうございます! 参考にします!｣と笑顔を見せてくれましたが､本当に申し訳ないw

来年の彼女の誕生日には､皐月賞の馬券圏内の馬たちをプレゼントしたいものです｡｢あいつの予想当たらないから構成から外そう｣ってなるかもしれませんがw



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