どうも! “馬迷男"八木たかおです! 3度目の緊急事態宣言が東京､大阪､京都､兵庫の4都府県に発出されました｡ゴールデンウィークにお出かけや旅行を予定されていた読者さんもいるのでは? 残念ですけど､おウチで競馬を観ましょうね｡僕は先週も“おウチ競馬“で､新馬券術の検証に勤しみました｡

まずは｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣｡先週は福島牝馬Sのミスニューヨーク､そしてフローラSのオヌールとパープルレディーが対象馬でした｡

福島牝馬Sのミスニューヨークは3番人気⑨着で､上がり3ハロンはメンバー中2番目の33秒6｡末脚は昇級初戦の今回も発揮しましたが､馬券には絡めませんでした｡

新潟芝外1800mという条件ながら､逃げを打ったディアンドルがそのまま押し切る展開｡前半1000m通過60秒6というペースも､後方3､4番手の位置取りだったミスニューヨークには向かなかったかもしれません｡

さらに映像を見返すと､直線に入ったところで外へ出そうとするも被され､今度は内へ切り返すと､行くところ行くところで他馬に前に入られていました｡あれは厳しいなぁ｡⑨着だったとはいえ､勝ったディアンドルとは0秒5差｡着順ほど大きく負けていません｡直線がスムーズだったら…と思わせる内容でした｡新馬券術とは関係ありませんが､次走､人気を落とすようであれば狙い目かも｡

一方､フローラSの対象馬はオヌールが1番人気⑧着､パープルレディーが3番人気⑥着｡オヌールは33秒9､パープルレディーは上がり33秒5を記録するも､及びませんでした｡

勝ったクールキャットの上がりは33秒4で､パープルレディーとはわずか0秒1差でしたが､クールキャットが4角4番手だったのに対し､パープルレディーは13番手｡位置取りが大きく違っていました｡現状では力の差があったかもしれません｡

また､今月10日のニュージーランドTも､対象となった4頭がいずれも掲示板外に敗れています｡ここで仮説が発生｡新馬券術｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣は古馬戦の方が信頼度が高い?

検証開始(3月13日)以降の対象馬の成績を振り返ってみると､古馬戦は[2.1.0.5]で複勝率37.5%なのに対し､3歳戦は[1.3.3.19]で複勝率26.9%でした｡

まだ古馬戦のサンプルが少ないのですが､古馬戦は3勝クラスから昇級してくるのに対し､3歳戦は1勝クラスから昇級となります｡力量差は古馬戦の方が小さい､という仮説が立てられそうです｡

ならば､新馬券術｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣に関しては､従来の仮説｢ハンデ戦or牝馬限定戦で狙う｣に加え､｢古馬戦でより信頼｣という見方もできそうです｡現状は両方でデータを収集しますが､古馬戦を重視というスタンスにしたいと思います｡

今週対象馬がいそうなのは､古馬戦が吾妻小富士S(新潟ダート1800m)､3歳戦が青葉賞(東京芝2400m)､端午S(阪神ダート1400m)｡特に古馬のハンデ戦の吾妻小富士Sが狙い目になりそうです｡

続いて､｢牝馬限定戦は大きい馬作戦｣を検証! まずは先週のフローラS上位馬の馬体重をご覧ください｡

★フローラS･上位馬の馬体重

着	馬名	人気	馬体重(重い順)
①	クールキャット	5	506kg(1)
②	スライリー	14	422kg(14)
③	ユーバーレーベン	2	454kg(9)
④	メイサウザンアワー	6	496kg(2)
⑤	ウインアグライア	7	458kg(8)

先週､新仮説｢『馬体重5番目以内』+『5番人気以内』の馬を狙う｣が誕生｡人気薄を拾うよりも､人気馬を買う時に役立つ馬券術である可能性が浮上していました｡そして実際に購入したフローラSの馬券がこちら!

▲フローラSは15→12→3で決着

5番人気&重い順1番のクールキャット､4番人気&重い順5番のアンフィニドールの2頭から流した3連複フォーメーション｡相手は､馬体重の重い順5頭+｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣対象馬2頭+実績上位のユーバーレーベンの計8頭｡①着クールキャットから入れましたが､②着のスライリーが抜けてしまいました｡

ただ､新仮説｢『馬体重5番目以内』+『5番人気以内』の馬を狙う｣は､フローラSのような混戦の際､馬券の軸を決める後押しをしてくれそう｡今後も検証していきたいですね｡

一方､福島牝馬S上位馬の馬体重をご覧ください｡

★福島牝馬S･上位馬の馬体重

着	馬名	人気	馬体重(重い順)
①	ディアンドル	7	502kg(1)
②	ドナアトラエンテ	1	458kg(11タイ)
③	サンクテュエール	10	470kg(8)
④	フィリアプーラ	12	462kg(9タイ)
⑤	ムジカ	6	446kg(14タイ)

ここでも､馬体重が最も重かったディアンドルが逃げ切り｡｢牝馬は大きい他馬に対して怯むのでは?｣という､この新馬券術の根拠通りかもしれません｡

思えば､クールキャットも先行4番手からの抜け出し｡｢牝馬限定戦は大きい馬作戦｣は､ひょっとすると馬体重の重い馬が逃げ･先行しそうな際に狙えるのでしょうか? ｢大きい馬の逃げ･先行に注意｣｡これも仮説になりそうです｡

今週のオープンの牝馬限定戦はスイートピーSの1鞍だけですが､エリザベスタワー､グローリアスカペラ､ハーツラプソディ､ネクストストーリーは逃げもしくは先行しての好走歴があります｡位置取りにも注目しつつ､臨みたいと思います｡

さて､僕の知人で飲食店を営んでいる方々に話を伺うと､本当に苦労されているようです｡また､競馬をはじめとするプロスポーツも無観客での開催に戻りました｡

いろいろ思うところはありますけど､エライ人たちに怒っても仕方ないですからね｡頑張ってくれてるエライ人もいれば､実は頑張っているようで頑張っていないエライ人もいる気がしていますw まあ､僕のような庶民はやることは同じ｡マスク､手洗い､うがい､なるべく出歩かない､外食するなら1人で｡ここ1年以上外食してませんけどw

その分､好きなお店はお取り寄せなどで応援したいところ｡よし､決めた! 今週､馬券が当たったらお取り寄せだ!



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