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馬迷男の挑戦

中京記念3連複50.2倍的中! 新馬券術をアップデート!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 東京オリンピックが開幕しましたね。僕たち競馬ファンが慣れ親しんでいるグリーンチャンネルでも馬術競技が中継されるようなので、今大会をきっかけに馬術競技のルールを学ぼうと思っています。

さて、先週はこんな馬券が的中しました。中京記念の3連複50.2倍です。


▲中京記念は3→8→11で決着

5番人気のクラヴェル(③着)から流しましたが、これは実験馬券。先週は新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬が少なかったことから、前走がオープンのレースでメンバー中最速もしくは2位の上がりをマークした馬を狙ってみたのでした。クラヴェルは前走・マーメイドSでメンバー中最速の上がり34秒6をマークしての②着。ちなみに、中京記念が昇級戦となった馬はいませんでした。

今回のクラヴェルも、メンバー中最速の上がり33秒5をマーク。直線で最内に飛び込んで伸びてきました。今開催の小倉芝は超高速馬場で始まりましたが、3週目に入って“ほどほど"の馬場になったことで差し脚も威力を発揮できたようです。

前走で優秀な上がりをマークした馬は、次走で人気を集めるイメージがありますが、今回のように5番人気を拾えるのであればお得かもしれません。もう少し検証が必要ではありますが、今回の結果を踏まえると、新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」に関しては、前走が同級の馬も組み合わせる方法がありそうです。

なお、今週は対象馬がいません。来週以降に期待しましょう。

続いて、新馬券術「牝馬限定戦は大きい馬作戦」の検証です。先週は当たり馬券を手にできませんでしたが、注目したいのは18日(日)の小倉3R(ダート1000m)なんです。

このレースは、2番人気①着シゲルリジ、4番人気②着マーチャンフェイス、13番人気③着アシタバの決着となりました。アシタバがブービー人気(単勝168.8倍)だったこともあり、3連複651.0倍、3連単2370.1倍の大波乱。そして、このアシタバがメンバー中2番目の馬体重480kgだったんです。

馬体重上位5頭が6番人気以下だったので、この小倉3Rは先週までなら“購入見送り"のパターンに当てはまっていました。ところが、①着、②着が上位人気馬だけに、馬券を購入できた可能性もあります。このパターンをみすみす見逃すのは、実に悔しい。

そこで「牝馬限定の未勝利戦、新馬戦の狙い方」の流れをアップデートします。

■牝馬限定の未勝利戦、新馬戦の狙い方Ver2.0
[1]馬体重が1番重い馬が単勝9.9倍以内①着狙い

([1]に該当する馬がいない場合)

[2]1番重い馬が単勝10.0倍以上で2番目に重い馬が単勝9.9倍以内2番目に重い馬の①着狙い

([2]に該当する馬がいない場合)

[3]3~5番目に重い馬が1~5番人気該当馬を馬連・3連複の軸or複勝

([3]に該当する馬がいない場合)

[4]任意の馬から馬体重の重い馬上位5頭を含めて流すワイド・3連複・3連単

この修正により、①着馬、②着馬から入ることができれば、18日(日)の小倉3Rを獲れるかもしれないわけです。

ちなみにその小倉3R、③着アシタバと④着レーヴリアンがハナ差の接戦を演じましたが、実はレーヴリアンがメンバー中1番重い馬体重486kg。僅差の決着が入れ替わっていても的中の可能性を残していました。

今週の牝馬限定戦は、土日に函館で4鞍が組まれています。ここに照準を絞って狙っていきます。

最後に、「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週の函館2歳Sはポメランチェが狙い馬でした。ポメランチェが新馬戦でマークした芝1200mの持ち時計(1分7秒9)は次位以下を0秒6離した優秀なものでしたが、結果は⑦着。走破タイムも1分10秒6と、持ち時計より2秒7も遅いものでした。

スッとハナに立てなかった展開、新馬を勝った札幌と今回の函館の違いなど、様々な敗因が推測されますが、よく考えれば新馬勝ち→2戦目重賞の馬が能力を出し切れないケースは、しばしば見られる光景。今後も2歳重賞での検証を続け、今回と同様のケースが頻発するのであれば、2歳戦に関しては扱いを注意した方が良さそうです。

また、中京記念の狙い馬だったアメリカズカップは⑨着。走破タイムは1分47秒1で、芝1800mの持ち時計1分54秒4よりも1秒7遅いタイムでした。シンガリ12番人気だったので、「爆走したら……」と色気を持って馬券に挑んだのですが……。

アメリカズカップの持ち時計は、2018年5月の都大路S⑥着でのもの。3年以上前のレースでした。競走馬の能力は、3年の時を経れば変化するでしょうから、持ち時計を参考にする場合にはそれがいつ記録されたものなのかを考慮する必要もありそうです。

今週の上級条件のレースに登録がある馬の持ち時計を比較したところ、狙えそうなレースは下記のひと鞍です。

■越後S(新潟ダート1200m)
1位:1分9秒1(重)マラードザレコード
2位:1分10秒2(重)アスタースウィング
3位:1分10秒5(不)エアコンヴィーナ
3位:1分10秒5(不)シンシティ

越後Sマラードザレコードが2位以下を引き離しています。上記タイムは道悪ですが、良馬場の持ち時計もマラードザレコード(1分10秒0)が1位です(2位は1分10秒2のアスタースウィング)。

また、斤量の変化(1kg=0秒2)を考慮した“想定持ち時計"は、マラードザレコードが1分8秒5、アスタースウィングが1分9秒6、シンシティが1分10秒1、エアコンヴィーナが1分10秒9です。

マラードザレコードの持ち時計は2019年9月、アスタースウィングは2018年9月のもので、やや古めなのは気になりますが……。マラードザレコードアスタースウィングもマークしつつ、軸を決めたいと思います。

さて、最後は「文通コーナー2021」。今週のテーマは「好きな種牡馬」! 果たしてどんなメッセージが届いたのでしょうか。早速ご紹介していきましょう!

ぴーかんさん
「好きな種牡馬はステイゴールドです。現役の頃から応援していた馬ですが、種牡馬になってから、こんなに良い産駒をたくさん出すとは意外でした(笑)。そして、活躍した子ども達もオルフェーヴルやゴールドシップ、オジュウチョウサンなど、自分に負けず劣らずの個性派ぞろいです」

ステイゴールドに関しては、秘めていた高い能力を、種牡馬になってから産駒に伝えたイメージがあります。G1では今でもインディチャンプが活躍していますし、ウインブライトレインボーラインフェノーメノナカヤマフェスタドリームジャーニーマイネルネオスなどもステイゴールド産駒。「本気を出せば、俺だって子どもたちくらいは走れた」。そんなステイゴールドの声が想像できますw

ネギ坊主さん
「地味ですがサウスヴィグラスです! 私と相性が良く、ダートの短距離でちょくちょく良い配当を持ってきてくれます。ダートの短距離戦にサウスヴィグラス産駒がいたら、必ず買ってしまいます」

確かにダートの短距離といえば、サウスヴィグラス産駒という印象。もしくはヘニーヒューズ産駒。先週土曜の福島12Rでもサウスヴィグラス産駒ノアヴィグラスが逃げ切り勝ち。2番人気ながら単勝4.9倍という、まずまずの配当をもたらしました。直線平坦コースで開催される夏競馬では、特に産駒が活躍しているイメージもありますね。

めだか大学さん
「キタサンブラックを応援したいです。先週、産駒が初勝利を収めました! 現役時代に人気のあった馬なので、産駒が活躍すれば盛り上がると思います!」

キタサンブラック産駒としてJRA初勝利を挙げたコナブラックは、父も手掛けた清水久詞厩舎の管理馬。物語がありますねぇ。お父さんのスピードとスタミナを受け継いだ大物の登場を期待したいですね。

それでは来週の「文通コーナー」のテーマを発表します。テーマは「好きなレース条件」! たとえば、長距離レース好きとか、東京ダートのマイル戦が馬券の相性が良いなど、理由と共にメッセージを送ってください。

僕は京都芝外1800mが好きなんですよね。スタートからしばらく続く、長い向正面を使ったじわじわとしたポジション争いがたまりませんw その条件で行われるG3きさらぎ賞が持つ、クラシック候補登場のワクワク感もあります。改修工事が終わって、またあの“じわじわ"を早く見たいなぁ。

それでは読者の皆さんからのメッセージをお待ちしています! 涼しい場所で、のんびり書いて送ってくださいね!

★現在検証中の馬券作戦★
24日函館2Rの候補馬:ウインカンターレエアシュラブセリシア
24日函館7Rの候補馬:サクラカレントテーオーメアリーブラックアーシャ
24日函館12Rの候補馬:コンスタンティナソプラドールナリスペイシャクェーサー
25日函館1Rの候補馬:アルコローザソウルフルハートハートホイップ
※逃げ、先行馬を重視。当日の馬体重によって変わる可能性があります。

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
越後Sの狙い:アスタースウィングマラードザレコード

「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外
該当レースなし


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