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馬迷男の挑戦

ふたつの新馬券術のコラボで3連複133.7倍をトリプル的中!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 1回目のワクチンを打った数時間後に、この原稿を書いています。副反応などは今のところ出ていませんし、注射の痛みも全くと言っていいほど感じませんでした。でも、注射が与える緊張感が良くないw 大人になってもドキドキします。ワクチンって飲み薬にならないんですかね?

注射ではなく馬券の方では、先週は土曜の函館メイン、STV杯でドキドキしました。上位3頭が新馬券術対象馬での決着。馬券は3連複133.7倍をトリプル的中! 先々週の越後Sの3連複468.9倍のダブル的中に続いての“夏祭り"となりました! メダルラッシュならぬ万馬券ラッシュ!


▲STV杯は11→13→10で決着

①着の3番人気アラタと③着の1番人気ルビーカサブランカが、新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の対象馬。そして②着の11番人気ウィナーポイントが新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の対象馬でした。

まずは、2頭が馬券圏内に入った新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の検証から入りましょう。

勝ったアラタは、ハンデ55kgでメンバー中4位の上がりを使って押し切りました。また、仮説「『前走上がり最速』+『4コーナー中・外・大外』は期待度アップ」と仮説「ハンデ戦or牝馬限定戦で狙う」にも適合。期待通りの好走だったといえそうです。

ルビーカサブランカは前走が同クラスの出走馬からのピックアップで、前走・五稜郭Sに続いてメンバー中最速の上がりを記録しました。

実は、STV杯は②着が人気薄だったので、1番人気のルビーカサブランカが③着でも3連複133.7倍の決着となりましたが、馬連は174.7倍。3連複を上回るオッズとなっていました。

今回は3連複15点買い×3枚での的中でしたが、馬連6点買いであればもう少し購入金額を増やすこともできそう。今回の場合は、的中枚数が2枚に減っても、馬連&購入金額増の方が収支大幅アップだったわけです。

以前から課題となっていますが、前走が同クラス&上がりが優秀な馬は、やはりある程度の人気になりがち。買い方を工夫した方が回収率アップに繋がるかもしれません。

今週の上級条件のレースの登録馬をチェックすると、新潟日報賞ヴィジュネルが仮説「『前走上がり最速』+『4コーナー中・外・大外』は期待度アップ」と仮説「ハンデ戦or牝馬限定戦で狙う」に当てはまります。

また、エルムSヴェンジェンスは仮説「『前走上がり最速』+『4コーナー中・外・大外』は期待度アップ」に適合。1年以上の休み明けがどう出るかですが……このあたりを特に注目しましょう。

続いては、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証。STV杯②着の11番人気ウィナーポイント(馬番13番)がこの新馬券術対象馬でした。

馬券に入れる決め手となったのは“想定持ち時計"。持ち時計を記録した時のレースから、今回背負う斤量の変化を1kg=0秒2で計算するものですが、実際の持ち時計1位だったヒシゲッコウの1分58秒4に対し、ウィナーポイントは軽ハンデ50kgにより1分58秒1という計算になって逆転していました。

そこで先週の当コラムではウィナーポイントの一発に期待"としましたが、期待に応える好走。11番人気②着で穴を開けてくれました。

この新馬券術に関しては、越後S(新潟ダート1200m)で好成績を収めたことで、仮説「ダート、短距離、ローカルを狙い撃ち」が浮上していました。ところがSTV杯は函館芝2000m。ダートや距離ではなく、注目すべきはローカル、さらにハンデ戦なのかもしれません。

ローカル以外でも通用するかどうかは、秋競馬の開幕を待つことになります。ただ、新仮説「ハンデ戦で狙い撃ち」は、持ち時計と“想定持ち時計"の差が大きくなることがあるので、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」を強化できる可能性がありそうです。

■レパードS(新潟ダート1800m)
1位:1分50秒7(稍)レプンカムイ
2位:1分51秒5(稍)ホッコーハナミチ
2位:1分51秒5(不)テイエムマジック

■エルムS(函館ダート1700m)
1位:1分41秒3(重)トップウイナー
2位:1分41秒8(重)ウェスタールンド
3位:1分42秒4(稍)タイムフライヤー
3位:1分42秒4(重)ソリストサンダー

■札幌日経OP(函館芝2600m)
1位:2分36秒4(良)タイセイトレイル
2位:2分38秒3(良)ボスジラ
3位:2分38秒9(良)ゴースト

レパードSレプンカムイの持ち時計が抜けています。しかも、稍重で記録したもの。持ち時計2位に2頭が並んでいますが、記録したレースの馬場状態はテイエムマジックが不良馬場、ホッコーハナミチが稍重と異なります。ホッコーハナミチレプンカムイに次ぐ候補と考えていいかもしれません。

札幌日経OPは芝2600mという条件なので、登録メンバーでこの距離を経験している馬が少ないのですが、タイセイトレイルが持ち時計で次位以下に2秒近くの差をつけてダントツでした。

ただ、タイセイトレイルが持ち時計をマークした大阪-ハンブルクCはレコード決着。先週のクイーンSではメンバー1位の持ち時計だったシゲルピンクダイヤが⑩着に敗れていますが、その持ち時計も、レコード決着となったローズSで記録したものでした。同じレース名でも札幌と函館の違いがありますが、持ち時計2分38秒3を昨年の札幌日経OPでマークした、ボスジラを有力とみるべきかもしれません。

ところで、先週のSTV杯はふたつの新馬券術で3連複トリプル的中を果たしましたが、対象馬となっていたのは合計で4頭。もし4頭BOXの3連単を購入していたら、24点で1173.5倍の大ホームランでした。今後は新馬券術のコンボも考えていきたいと思います。

最後に、新馬券術「牝馬限定戦は大きい馬作戦」の検証です。こちらも何とか的中馬券にたどり着けました。1日(日)函館7R(1勝クラス、芝1800m)の3連単56.0倍です。


▲1日(日)函館7Rは9→1→3で決着

この馬券は、馬番3番のアインゲーブング(馬体重4番目)が前走は牡牝混合戦で⑧着ながら、前々走の牝馬限定戦では②着と好走しているので、今回のメンバーでも能力上位と推測。ただ1番人気だったため、3連単でヒモ荒れを狙い、馬体重の重い馬を含めて流しました。人気サイドの決着となりましたが、買い目を絞れたのでまずまず。

また、馬券は的中させられませんでしたが、31日(土)は函館2R(3歳未勝利、ダート1700m)でもウィズザワールド(馬体重5番目)が6番人気②着と好走しました。今週は牝馬限定戦のレースが土日で6鞍。重い馬を上手に拾っていきたいものです。

さて、相変わらず東京オリンピックの中継を観続けています。日本人選手に限らず金メダル候補がまさかの敗退で姿を消したり、ダークホースが金メダルを獲得したりしてますね。そんなスポーツの怖さ、一発勝負の怖さを目の当たりにすると、選手には悪いんですが「競馬なら単勝万馬券なんだろうなぁ」なんて思います。

それと同時に感じているのが“オッズ"の素晴らしさ。普段馬券を買っていると当たり前のように見ていますが、実は世間の期待を可視化するツールなんですよね。自分が普段よく見ていない競技だと、波乱が起きても、その度合いがよく分かりません。でも、払い戻しで「単勝2万円」と発表されると「おお、大波乱!」と分かりやすくなります。

今度の日曜・8日でオリンピックも終了。ここからは各競技の決勝、3位決定戦も数多く行われます。各国の選手の皆さんには悔いのないプレーを期待しましょう。そして、いつも厳しい世間のオッズにさらされている競馬関係者の皆さんには、「この週末もお世話になります」と感謝を述べたいと思いますw

★現在検証中の馬券作戦★
「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
エルムSの対象馬:ウェスタールンド(同級)、ヴェンジェンス(同級)
新潟日報賞の対象馬:シャワークライム(同級)、ヴィジュネルチュウワノキセキムーンチャイム(同級)、ルプリュフォール(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
レパードSの狙い:レプンカムイ
エルムSの狙い:トップウイナー
札幌日経OPの狙い:ボスジラ

「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
7日函館2Rの候補馬:オーケーパッションキーアクティヴデファイグラビティ
7日函館8Rの候補馬:コウソクカレンマーチリリーリキサンハート
7日新潟8Rの候補馬:アンフィニドールサトノフィオーレレミニシェンザ
7日函館12Rの候補馬:タイセイレフィーノバトーデュシエルメイショウツワブキ
8日函館2Rの候補馬:グラヴィテグリュレーヴミスハイローラー
8日新潟2Rの候補馬:アポロスマイルオーサムデイホウオウハイエスト
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。


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