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馬迷男の挑戦

8週連続的中達成! 札幌記念は意外な馬が狙い馬に?


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 先週はお盆だったというのに、広い範囲で大雨。しかも、肌寒いくらい気温が下がったりして、夏が終わったのかと勘違いするくらい。毎年毎年“異常気象"と言われているうちに、もはや何が“正常気象"なのか分からなくなってきました。気象に対する意識も、そろそろ変えていかないといけないのかもしれません。

先週は大雨によって馬場状態も変化。読者の皆さんも苦労されたと思いますが、新馬券術「牝馬限定戦は大きい馬作戦」がなかなか好調でした。まずは15日(日)の札幌8R(1勝クラス、芝1500m)で馬連24.7倍を的中しました。


▲15日札幌8Rは11→3→13で決着

②着ポレンティアが馬体重510kgでメンバー中最も重く、かつ5番人気。この馬から馬連で入ったところ、1番人気①着のサトノアイが相手でも24.7倍とスマッシュヒット。オッズが割れ加減だったのが好配当に繋がりました。

続いて、ちょっともったいなかったのが、15日(日)の新潟3R(2歳未勝利、芝外1600m)でした。


▲15日新潟3Rは12→1→14で決着

このレースは①着リアグラシアが馬体重2番目、②着ショウナンアメリアが3番目、③着ニシノラヴウインクが4番目と、重い馬が上位を独占しました。

馬券は2番人気ショウナンアメリアを軸にした馬連流しを選択して、単勝1.8倍の1番人気リアグラシアが勝ったため、3.0倍という人気サイドの決着。オッズを見て、追加で購入した“追い馬券“でなんとかトントンに持っていくのが精いっぱいでした。堅い決着とはいえ、もっと上手な購入方法があったかもしれません。

そのほか、馬券は的中しませんでしたが、14日(土)の札幌3R(3歳未勝利、ダート1700m)で馬体重5番目だったサツキティアラが8番人気①着、同日の新潟6R(2歳新馬、芝1400m)で2番目だったカルーナブルガリスが6番人気③着と、穴っぽいところも好走しました。

今週は牝馬限定戦が大量13鞍。狙うレースが多いのは嬉しい反面、回収率アップに繋がる基準や仮説を見つけ出して、狙うレースを絞る段階に入っているのかもしれません。

余談ですが、今週の札幌記念に出走予定で、「牝馬限定戦は大きい馬作戦」のきっかけとなったソダシに関して「背が伸びたみたい」というコメントが新聞に掲載されていました。各馬の体高の数字は発表されませんが、馬体重には注目したいと思います。

続いて、新馬券術「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」の検証。先週の対象馬の中では、小倉記念で「前走同級以上」に該当していたヒュミドールが5番人気②着と好走しました。馬券は的中しませんでしたが……。

ヒュミドールは前走のエプソムCでメンバー2位、今回も2位の上がりをマークしており、ここは持ち味の末脚を発揮できたようです。小倉記念は回復途上の稍重で、エプソムCは良馬場でしたが、直前に雨が降っていました。一般的に良よりも道悪の方が切れ味が削がれるイメージがありますが、馬場状態を気にしなくてもいいのかどうかは、今後の検証が必要です。

そして小倉記念のもう1頭の対象馬、ダブルシャープは4番人気④着と健闘するも、馬券圏内には一歩及ばず。前走の不知火S(3勝クラス)を勝ち上がっていますが、仮説「『前走上がり最速』+『4コーナー中・外・大外』は期待度アップ」には当てはまっていませんでした。

小倉記念を含め、最近の傾向を踏まえて「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」は「昇級戦」を取り、「前走の上がりに注目作戦」への変更を検討したいと思います。今回は一旦、過去のレースを参考にして買い方をまとめてみました。

■前走の上がりに注目作戦の狙い方
①前走が同級以上で上がり3ハロンが最速or2番目

②今回が昇級戦で前走の上がり3ハロンが最速+4コーナー通過位置が中・外・大外

※ハンデ戦、牝馬限定戦は昇級馬の期待度アップ
※前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※休み明けの馬は割引

狙う馬は①②の2パターンですが、①を②よりも上位と考えます。また、「※」の仮説を採用。ハンデ戦および牝馬限定戦では、定量戦、別定戦、牡牝混合戦よりも、昇級馬の上位進出の可能性が高いと判断します。

また、「休み明け」を前走からどれくらいの期間とみるかは判断が分かれるところですが、ここでは一旦“中13週以上"に設定したいと思います。

続いては新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は狙い馬のうち、博多Sベレヌスが3番人気①着と期待に応えてくれましたが、馬券は的中できず。

持ち時計はレオコックブルーが1分58秒0(良)で、ベレヌスが1分58秒4(良)。この2頭が3番目以下を1秒以上離していました。持ち時計におけるセーフティリードがどれくらいなのかは、以前から問題になっていましたが、今回ベレヌス①着、レオコックブルー⑤着と逆転。0秒4差は逆転可能な圏内と言えそうです。

今週、狙えそうなレースは下記の2鞍です。

■札幌記念(札幌芝2000m)
1位:1分56秒8(良)ユーキャンスマイル
2位:1分57秒5(良)ブラストワンピース
3位:1分57秒8(良)ペルシアンナイト

■日本海S(新潟芝2200m)
1位:2分11秒3(良)エヒト
2位:2分11秒9(良)トーホウバロン
3位:2分12秒2(重)エターナルヴィテス
3位:2分12秒2(重)サトノラディウス

札幌記念ユーキャンスマイルの持ち時計が抜けています。しかも、持ち時計をベースに斤量1kg変化=0秒2で計算する“想定持ち時計"ではユーキャンスマイルが1分56秒6、ブラストワンピースが1分58秒1、ペルシアンナイトが1分57秒8となり、ユーキャンスマイルがさらに突き放す形になります。

ユーキャンスマイルの持ち時計は19年天皇賞・秋で、後方から追い込んできました。秋の東京と札幌。馬場状態はまったく異なる印象ですが、どんな結果になるでしょうか。

一方、ちょっと悩んでしまうのが、持ち時計でエヒトが抜けている日本海S。持ち時計3位タイの2頭、エターナルヴィテスサトノラディウスは共に2年前に重馬場で行われたセントライト記念の時計。時計が速い秋の中山でした。

“想定持ち時計"では、エヒトが2分11秒3、トーホウバロンが2分11秒5、エターナルヴィテスサトノラディウスが2分12秒4。一応、エヒトトーホウバロンが3位以下をさらに離しますが、エターナルヴィテスサトノラディウスの2頭はセントライト記念の後に2200mのレースに出走していません。

馬券的にはエヒトトーホウバロンを上位と見つつ、エターナルヴィテスサトノラディウスにも警戒する作戦が必要になりそうです。

さて、先週の小倉競馬場は土曜が記録的な大雨によって、1日を通して芝・ダートとも不良だったのに、翌日曜の後半は芝が稍重、ダートが重に回復。水はけの良さに驚かされました。あれは馬場の進化の賜物でしょうか?

また、大雨の影響で、夏の高校野球は連日の順延。そのため日程消化とグラウンド整備が注目されています。雨が止んだ後、野球ファンにはおなじみの「阪神園芸」の方々が手際よく甲子園のグラウンドを“復活"させる様子はまさに名人芸。僕たちの知らない技術がたくさんありそうで、密着ドキュメンタリー番組を作りたくなりますw

天気に逆らえなくとも“異常気象"に屈しない人間の力、これからいろんな分野で大切になりそうですね。この週末も雨予報の地域があります。安全第一でお過ごしください。

★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
21日新潟2Rの候補馬:ジャストメイビーホウオウハイエストラブカプチーノ
21日札幌3Rの候補馬:イフィゲニアフェミニンラフルオリータ
21日小倉3Rの候補馬:ナリタローゼラガーイチバンレインボークラウド
21日札幌5Rの候補馬:新馬戦のため未定
21日小倉5Rの候補馬:新馬戦のため未定
21日札幌9Rの候補馬:アンジェリーブルヒューリットファーストソリスト
21日都井岬特別の候補馬:パタゴニアシャイニングフジハッピーオーサム
21日新潟12Rの候補馬:アルタグラシアカナリキケンペリトモレノレットミーアウト

22日小倉3Rの候補馬:アイソリズムナムラテスハッピーキララ
22日新潟4Rの候補馬:ショウナンカリプソスターオブエイジアロジモーリス
22日小倉8Rの候補馬:キオネヴェリテサンマルキャンディダノンシェネラメイショウフクイク
22日札幌8Rの候補馬:クリノイヴァンカファジェスマイタイムオブデイ
22日手稲山特別の候補馬:タピオカインザムービーフクノナルボンヌ
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。

「昇級戦は前走の上がりに注目作戦」
日本海Sの対象馬:エドノフェリーチェエヒト(同級)
札幌記念の対象馬:アイスバブル(同級)、ウインキートス(同級)、サトノセシル(同級)、ディアマンミノル(同級)、ブラストワンピース(同級)
薩摩Sの対象馬:サトノガイアメイショウササユリ(同級)、ロライマ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は除外 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
札幌記念の狙い:ユーキャンスマイル
日本海Sの狙い:エヒトトーホウバロン


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