どうも! “馬迷男"八木たかおです! 2021年の夏､読者の皆さんは思い出を作れましたか? 僕は先週土曜の夜に大事件に遭遇｡ノートパソコンの上にチューハイの入ったグラスをひっくり返し､画面が真っ黒になる瞬間を目撃しました｡結局､パソコンは復旧できず､データをすべて失いました…｡“思い出作り”どころか､電子記憶を失いましたが､何とか元気に生きていますw

新馬券術も元気｡先週も新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣で22日(日)の手稲山特別(2勝クラス､札幌芝1200m)の3連複85.6倍を的中しました｡


▲手稲山特別は14→4→16で決着

馬体重が516kgで､メンバー中で最も重かったタピオカが逃げ粘り､8番人気ながら③着好走｡スイートクラウンが1番人気①着､モンファボリが2番人気②着｡相手が人気上位馬でも好配当となりました｡

馬体重5番目以内の馬に加え､気になる馬が多くて相手10頭･3連複45点｡買い方がビッグな馬券になってしまいましたが､それでもこのレースに関してはプラス収支です｡

ただ見直してみると､タピオカの複勝が6.0倍ついたので､複勝狙いでも良かったかも｡あるいは3連複で万馬券の夢を狙いつつ､複勝も押さえる両面作戦という手もありましたね｡

さらに､22日(日)の小倉3R(3歳未勝利､ダート1700m)の馬連16.4倍もゲット｡


▲22日小倉3Rは15→7→4で決着

このレースは｢牝馬限定の未勝利､新馬戦の狙い方Ver.2.0｣の流れに沿って的中しました｡ジェムフェザーは470kgで馬体重5番目｡そして1番人気だったので､買い方の流れの｢[3]3～5番目に重い馬が1～5番人気｣に該当しました｡初のダートも問題ないとみて､馬連の軸に抜擢して正解｡②着に9馬身差をつける完勝でした｡


また､当たり馬券を手にできないレースも多かったのですが､先週も重い馬たちが牝馬限定戦で好走｡人気薄(6番人気以下)で馬券圏内に入った馬たちをまとめてみました｡11番人気や9番人気などの馬を馬体重だけで簡単に拾えるのは､なかなか理想的です｡


また､21日(土)の小倉3Rと札幌9Rは馬体重上位5番目までの馬が馬券圏内を独占｡13鞍あった牝馬限定戦のうち､5番目以内の馬が馬券圏内に入らなかったのは､21日(土)新潟12R､22日(日)新潟4Rの2鞍のみ｡もっと馬券が当たってもいい気がしますし､当たるべきだと思いますw

現状､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣は芝､ダート､そしてコースを問わずに結果を残しています｡今週の牝馬限定戦は11鞍で､そのうち特別競走は2鞍｡夏競馬も残り2週となりましたが､｢夏は牝馬｣ならぬ｢夏は牝馬限定戦｣で的中馬券に出会いたいと思います｡

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続いては､新馬券術｢昇級戦は前走の上がりに注目作戦｣の検証です｡まずはこちらの馬券をご覧ください｡22日(日)の薩摩S(3勝クラス､小倉ダート1700m)の対象馬だったサトノガイアが4番人気③着と馬券圏内突入｡複勝は3.0倍つきました｡


▲薩摩Sは10→4→3で決着

サトノガイアは､同コースの前走岩国特別(2勝クラス)でメンバー中最速の上がりを記録｡さらに4コーナーで大外を通っていました｡そして今回もメンバー中最速の末脚が炸裂｡不良馬場ということもあり､4コーナーで1～3番手につけていた馬が①着､②着､④着という前が止まらない展開の中､後方から割って入ってくれました｡

この結果を見ると､先週の時点で｢昇級戦｣を取ることも検討していましたが､もう少し様子を見ても良さそうです｡

なお､薩摩Sには前走が同級以上のレースで対象馬になったロライマがいましたが､こちらは14番人気⑫着｡その前走は勝ち馬と1秒3差で､勝ち負けには加わってはいませんでした｡

そこで新仮説｢勝ち馬との着差に注意｣が浮上｡上がりタイムが優秀でも､そのレースで勝ち馬との差が大きければ､対象馬から外す判断があっても良さそうです｡距離や芝､ダートによって“勝ち馬との差が大きい"と判断する基準は難しそうですが､1秒以上あれば気になるところです｡

ここまでの結果を踏まえ､狙い方をまとめると以下の通りとなります｡


さらに21日(土)の日本海S(3勝クラス､新潟芝2200m)では､このレースに2頭いた対象馬エドノフェリーチェ(馬番9番)､エヒト(馬番1番)のワイド2.5倍を1点で仕留めました｡


▲日本海Sは8→9→1で決着

｢仕留めた｣と言ってもエドノフェリーチェが1番人気､エヒトが2番人気ですから､あまり自慢になりませんw シンガリ10番人気で①着だったグレンガリーのおかげで､なんとか2.5倍になりました｡ただ､買い目を絞るという点においては良い馬券だったのでは?

今週も上級条件の各レースに対象馬が複数いますが､前走で大きい着差で敗れている馬､条件が異なる馬は､狙い馬から外すことにしたいと思います｡

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最後に新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣ですが､日本海Sで③着に入ったエヒトは持ち時計1位｡これも新馬券術のコラボといえるかもしれません｡

札幌記念はユーキャンスマイルに期待しましたが9番人気⑥着｡持ち時計はダントツでしたが､19年天皇賞･秋でマークしたもの｡やはり秋の東京と札幌では馬場状態が違ったようです｡今後は､持ち時計を記録した時の馬場状態にも気を配って､場合によっては割り引くことも考えていきます｡

今週､狙えそうなレースは下記の4鞍です｡

■小倉日経OP(小倉芝1800m)
1位:1分44秒7(良)ワイプティアーズ
2位:1分45秒1(良)モアナアネラ
3位:1分46秒2(良)ミスニューヨーク

■釜山S(小倉ダート1000m)
1位:56秒8(重)フリード
2位:57秒6(不)シンシティ
3位:57秒7(良)アスタースウィング

■朱鷺S(新潟芝1400m)
1位:1分19秒6(良)ヴェスターヴァルト
2位:1分19秒7(良)アンコールプリュ
3位:1分19秒8(良)ハーフバック

■長岡S(新潟芝外1600m)
1位:1分32秒2(良)ロードシャムロック
2位:1分32秒8(良)ウイングレイテスト
3位:1分32秒9(良)シンハリング

小倉日経OPは､持ち時計をベースに斤量1kg増減=0.2秒で計算する“想定持ち時計”では､ワイプティアーズとモアナアネラがともに1分45秒1､ミスニューヨーク1分46秒2｡ワイプティアーズとモアナアネラの2頭が抜けています｡

注目は朱鷺S｡持ち時計は上位拮抗のように見えますが､“想定持ち時計"だとダディーズビビッドが1分19秒3で一気に1位に浮上｡そのほかの馬はヴェスターヴァルト1分19秒8､アンコールプリュ1分19秒9､ハーフバック1分20秒2｡新たにガゼボの1分19秒7が上位に入ってきます｡

ダディーズビビッドの“想定持ち時計"は次位ガゼボと0秒4差ですが､大きな差がつきにくい芝の短距離戦という条件を考えれば､狙ってもおもしろそう｡

注意が必要かもしれないのが釜山Sと長岡S｡釜山Sはフリードの持ち時計がダントツですが､時計がべらぼうに速かった重馬場の小倉で記録したレコードタイム｡馬場状態の変化に注意です｡

長岡Sもロードシャムロックが抜けていますが､時計の速かった今春の阪神で出した持ち時計｡同日は2レースでレコードタイムが出ています｡

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さて､先週行われた注目の札幌記念はソダシの快勝でした｡｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣のきっかけの馬であることに加え､｢背が伸びたみたい｣という陣営コメントが新聞に掲載されていたので馬体重が気になっていました｡ソダシの馬体重は前走･オークスから変動なしの472kg｡あれ? 増えてなかったですね｡

でも､やっぱりソダシって大きくないですか? スタート直後と4コーナー手前あたりが分かりやすいと思うんですが､540kgで出走してきたブラストワンピースとほぼ同じ高さに見えるんですよ｡そんなことってあるんですかね?

いずれにせよ､ソダシを応援しているファンの皆さんにとっては､記憶に残る札幌記念になりましたね｡秋のG1戦線でどんな走りを見せてくれるのか､楽しみです｡

そう､記憶…｡今回､僕のパソコンから立ち上げることができなくなった電子記憶は約6ヶ月分｡考えようによってはわずか6ヶ月分｡傷は比較的浅いです｡

でも､実は3月初めにもノートパソコンにビールをぶちまけて買い替えたばかり｡だから約6ヶ月分なんです｡傷は浅くても､自分の行動に問題がありますねw 今後､気をつけますが､いつかまたやりそうな気が…｡データのバックアップをしっかりします!



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