どうも! “馬迷男"八木たかおです! やって来ました､秋のG1シーズン開幕! ただ､台風が近づいています｡先週も日曜の中京は芝･ダートが不良まで悪化して､神戸新聞杯をはじめ､各レースに大きな影響が出たように思います｡今週も馬場状態や台風の進路など､最新情報の確認がマストですね｡

先週の中山は小雨がパラついた時間帯もありましたが､土日全レースで芝･ダートともに良のコンディション｡26日(日)の中山10R内房Sで､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の対象馬ノーブルシルエットが1番人気で②着｡3連複85.4倍を仕留めました!


▲内房Sは3→10→12で決着

買い目を絞れて､我ながら結構上手な馬券だったのではないでしょうかw 1番人気から入りましたが､4番人気プリティーチャンスが①着､7番人気クリノフラッシュが③着に入り､好配当となりました｡プリティーチャンスはハンデ53kg､初ブリンカー､岩田望騎手が乗ると[3.1.0.0]と買いたい要素満載｡クリノフラッシュは稍重馬場での記録ながら､持ち時計1分49秒8が今回のメンバーでは1位でした｡

実はこのレース､新馬券術の対象馬はノーブルシルエットとデルマオニキスの2頭｡｢どっちから入るか……､それとも2頭軸か……｣と悩んだのですが､デルマオニキスは新聞を見ると､過去5走のうち前走を含む3走で出遅れ｡速い上がりを使える馬であっても､出遅れがちだったり､前半についていけないパターンもありますよね｡そこで｢軸ならノーブルシルエットかも｣という判断でした｡今後も速い上がりは使えるけど出遅れがちな馬の場合は､やや割り引きたいと思います｡

そして割り引くといえば､中13週以上の馬を割り引くべきかどうか､データ集めが続いています｡先々週までは8頭がいずれも馬券圏外でしたが､先週この基準に該当した馬は[2.1.0.4]でした｡

傾向に変化が見られた…ような気がしますが､果たしてそうなのか｡改めて中13週以上で連対した3頭を見ると､神戸新聞杯①着ステラヴェローチェ､内房S①着プリティーチャンス､桶狭間S②着サンライズラポールとなります｡

ステラヴェローチェはどうやら道悪の鬼のようですから､今回は他馬との道悪の巧拙の差が出た可能性も｡判断に迷うところです｡

そして内房S､桶狭間Sはハンデ戦｡4歳牝馬プリティーチャンスは53kg､4歳牡馬サンライズラポールは54kgでの好走でした｡中13週以上でもハンデ戦に軽めの斤量で出走してくる場合は､極端に割り引く必要はないのかもしれません｡もう少しデータ集めを続けます｡

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続いては､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証です｡先週は26日(日)中京3Rで､馬体重5番目+6番人気①着だったサウンドビバーチェの複勝3.9倍を的中しました｡複勝としてはまずまずの配当です｡


▲26日中京3Rは11→4→1で決着

現在開発を進めている｢牝馬限定高配当バージョン｣では､まず馬体重の重い馬上位5番目までをチェック｡その後､高配当を狙うため､その5頭の中から｢6番人気以下狙い｣もしくは｢単勝10倍前後狙い｣で馬券を購入するという流れを試しています｡今回の複勝は､その流れでの的中でした｡

悪くない……のですが､実はこのレースで痛恨の判断ミスを犯していました! サウンドビバーチェが勝っているのだから､複勝ではなく単勝で……などというレベルではありません｡実は10万馬券を取り逃したのです!

このレースは12頭立てと､比較的少頭数｡まず馬体重の重い馬上位5番目までをチェックし､軸候補は6番人気のサウンドビバーチェに決定｡その他の馬体重の重い馬4頭は自動的に馬券に入れるわけですが､さらに気になった馬が5頭も浮上｡サウンドビバーチェ1頭軸の3連複9頭流しは36点となります｡

そこで｢12頭立てで10頭も馬券に入れるのは､さすがに手を広げ過ぎかも｡トリガミの危険性も高まるし…｣と考えてしまい､複勝を購入｡結果､②着に馬体重1番目で11番人気だったルミネイトが爆走｡③着に気になった馬の1頭で5番人気だったミスボニータが入り､3連複は1031.7倍! うわー､2週ぶりの10万馬券を手にできていたかもしれないのに……｡馬連も458.0倍､ワイドでも①着&②着の組み合わせは116.0倍つきました｡馬連･ワイド9頭流しで入る手もあったんですよね｡

このレースの馬場状態は重馬場｡パワーがものをいうのか､馬体重の重い馬が普段以上に好走する可能性の高い状況下でした｡そこに気づいていれば…｡｢手を広げ過ぎ｣とか｢トリガミ｣とかを恐れない勇気も高配当狙いには必要だと学びました｡

さらに先週は､もうひとつ買い逃した痛恨の馬券がありました｡25日(土)の中京4R(ダート1400m)は7番人気①着馬が馬体重2番目､5番人気②着馬が1番目､3番人気③着馬が3番目｡購入が間に合わず締め切られてしまいましたが､馬体重上位3頭の決着で3連単1922.4倍に手が届いていたかも……｡

今週の牝馬限定戦は5鞍｡｢牝馬限定高配当バージョン｣の進化の方向は間違っていないようなので､あとは勇気と締め切りに間に合う早めの決断ですね｡そして馬場が渋れば､チャンス拡大のはず｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣です｡的中馬券を手にすることはできませんでしたが､狙い馬3頭のうち､オールカマーのウインマリリンが2番人気で①着でした｡

この新馬券術ではセントライト記念での不発を受けて､非根幹距離のレース､2～3歳戦での信頼性が課題となっていましたが､古馬たちによるレースの場合は使えるようです｡2歳戦および3歳の非根幹距離を外すことで､より成績を上げられるのではないでしょうか｡

今週､狙えそうなレースは下記の2鞍です｡

■シリウスS(中京ダート1900m)
1位:1分55秒9(重)ロードリバーサル
2位:1分56秒2(重)サクラアリュール
3位:1分56秒5(良)ケイティブレイブ

■白川郷S(中京ダート1900m)
1位:1分58秒4(重)ゲンパチルシファー
2位:1分59秒3(良)メイショウササユリ
3位:1分59秒5(稍)スズカロング

シリウスSは､持ち時計をベースに1kg=0秒2で計算する“想定持ち時計"をチェックすると､1分55秒9のロードリバーサルがトップで､2番目が1分56秒0のサクラアリュール､3番目が1分56秒6のケイティブレイブとなります｡なお､4番目は1分57秒2のアシャカトブ｡

ロードリバーサルとサクラアリュールが3番目以下を引き離していますが､持ち時計を記録したレースの馬場状態をチェックするとロードリバーサルとサクラアリュールが重なのに対し､ケイティブレイブは良｡0秒6差であれば､ケイティブレイブを上位2頭と同等､もしくはそれ以上と評価してもいいかもしれません｡ここはケイティブレイブを中心に､ロードリバーサルとサクラアリュールも一緒に狙ってみます｡

白川郷Sも持ち時計を記録した時の馬場状態に注意したいレース｡想定持ち時計は､トップが1分58秒6のゲンパチルシファー､2番目が1分59秒3のメイショウササユリ､3番目が1分59秒9のスズカロングとなりますが､それぞれの持ち時計を記録した時の馬場状態はゲンパチルシファーが重､メイショウササユリが良､スズカロングが稍重｡ メイショウササユリはまだまだ持ち時計を更新できる可能性がありそうです｡

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さて､今週は秋のG1シリーズの開幕戦･スプリンターズS｡今のところ､勝つのはダノンスマッシュか､ピクシーナイトと予想しています｡相手も絞れました｡アウィルアウェイ､エイティーンガール､ジャンダルム､モズスーパーフレア､レシステンシア｡

すでに展開も見切りましたw モズスーパーフレアとビアンフェがハイペースのハナ争いを演じて､レシステンシアがその直後｡ゴール前でダノンスマッシュorピクシーナイトが差してくる…という見立てです｡2頭の単勝がどれくらいつくかなぁ､と期待しています｡あわよくば3連単も｡

そしてフランスでは凱旋門賞! もちろんクロノジェネシス､ディープボンドには頑張って欲しいですし､ブルームに騎乗する武豊騎手が勝つところも見たいです｡でも､ハリケーンレーンは強そうですし､スノーフォールの巻き返しもありそうだし､アダイヤーも気になるし､その他の馬も…｡こちらは応援したい気持ちも混ざり込んで難解w

予想がビシッと早めに決まるのも気持ちいいですし､あれこれ悩む時間も楽しいのが競馬｡でも､馬券の締め切り時刻には十分ご注意くださいw “競馬の秋"の始まりを楽しんでいきましょうー!



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