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馬迷男の挑戦

3つの新馬券術すべてで的中ゲット! 今週はホームランを狙える馬を発見!?


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 11月3日に行われたJBCクラシックは船橋所属のミューチャリーが快勝! 同レース21回目にして、初の地方所属馬による勝利となりました。勝利騎手インタビューで吉原寛人騎手が「こんな日が来るんですね」と語っていたのが印象的でした。これも地方競馬関係者の皆さんの努力の賜物ですよねぇ。関係者の皆さん、おめでとうございます!

実は先週、当コラムにも「こんな日が来るんですね」と思う出来事が。タイトルの通り、3つの新馬券術すべてで馬券が的中! 当コラムのリニューアル後、初の快挙ですが、毎週こうありたいものです。必要なものはやはり研鑽ですねぇ。

今週は新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証から入ります。10月30日(土)の魚沼Sの対象馬だったアイコンテーラーが1番人気①着。3連単69.6倍、馬連5.7倍が的中しました。馬連はアイコンテーラー軸の6点流しだったので、人気どころを追加購入して正解でした。


▲魚沼Sは4→3→6で決着

アイコンテーラーは前走でメンバー最速、今回はメンバー2位の上がりで連勝。「前走上がり最速+4コーナー通過位置が中・外・大外は期待度アップ」にも適合していました。これで新潟では内回り、外回りを問わず4戦4勝。まさに“新潟の鬼"です。

②着だった3番人気ミスミルドレッドも今回が昇級初戦。前走はメンバー2位、今回はメンバー最速の上がりを使いました。③着は新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の狙い馬だった6番人気レザネフォール。④着馬にハナ差で競り勝ってくれました。

また、紅葉Sは対象馬のウイングレイテストが3番人気③着でした。この馬から入って3連複45.8倍が的中しました。


▲紅葉Sは13→10→3で決着

これ以外に、馬券は的中しませんでしたが、西脇Sケイアイロベージが1番人気③着、オータムリーフSスマートダンディーが2番人気②着と好走。いずれも人気ではありましたが、しっかり馬券圏内を確保してくれました。

この新馬券術では「一般的に末脚自慢は直線距離が長いコースの方が能力を発揮しやすいはず」という仮定の元に、対象となった馬のうち、前走よりも直線距離が長いコースを走った馬たちの成績を検証中。データを積み重ねていますが、傾向が見えてきた気がします。

秋競馬が開幕した9月11日以降の対象馬に関する、直線距離の長短の影響を更新します。対象馬は延べ87頭で、その成績は[10.13.9.55]。そして…。

■直線距離が長いコースを走った対象馬
[8.7.6.36](勝率14.0%、複勝率36.8%)

■直線距離が同じか短いコースを走った対象馬
[2.6.3.19](勝率6.7%、複勝率36.7%)

魚沼Sを勝ったアイコンテーラーは、前走に続いて新潟芝外回りコースへの出走。先々週の元町S(阪神芝外1600m)のエアファンディタに続き、「直線距離が同じか短いコースを走った対象馬」の2頭目の勝ち馬となりました。

この2頭は、いずれも前走で新潟芝外回りコースを走っていたのが共通点。「直線距離短縮で勝つのであれば、前走が新潟芝外回りコース」ということになるのでしょうか。この点は今後も注視します。

また、勝率に差がある一方で、複勝率はほぼ同じ数字になりました。ただ、今週から福島が開幕して、直線距離短縮となるケースが増えそうなので、どんなデータが出てくるのか楽しみです。

続いては、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。こちらの新馬券術では、古都Sメロディーレーンが4番人気①着。メロディーレーン軸で6頭に流した馬連12.3倍が的中しました。これくらいの配当をしっかり拾っていけると、回収率アップに繋がる気がします。


▲古都Sは3→4→2で決着

持ち時計をベースに1kg=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較では、3分3秒4のメロディーレーンが、2位を2秒7引き離していました。非根幹距離である上、長距離戦ということで距離経験のない馬も複数出走していたため、能力比較が難しいレースでしたが、この差は大きかったようです。もっと人気になるかと思いましたが、4ヶ月の休み明けだったためか、4番人気だったこともあってありがたい配当となりました。

また、先週は狙い馬のうち、前述した魚沼Sレザネフォールが6番人気③着、秋嶺Sエアコンヴィーナも5番人気②着と頑張ってくれました。しかし、秋嶺Sは7→5→13番人気と波乱の決着になったため、馬券は的中ならず。エアコンヴィーナの複勝2.6倍を押さえておくべきだったかも…。

魚沼Sは“想定持ち時計"1分59秒4のレザネフォールが、2位を0秒7リード。秋嶺Sは1分17秒3のエアコンヴィーナがトップで、2位の2頭に0秒5の差をつけていました。やはり0秒5以上の差があると、信頼度が上がるようです。

しかし、スワンSの“想定持ち時計"で2位に0秒8差を付けてダントツだったクリノガウディーは4番人気⑮着。短距離戦では圧倒的とも思える差でしたが、クリノガウディーの右回りでの馬券圏内は2歳時の朝日杯FS②着までさかのぼります。今回は持ち時計以外の要素が大きく影響したのかも。今後は持ち時計を重視しつつ、総合的な判断も念頭に置いて狙い馬を絞っていきます。

今週、狙えそうなレースは下記の4鞍です。

■神奈川新聞杯(東京芝1400m)
1位:1分20秒0(良)マサノアッレーグラ
2位:1分20秒5(良)アルディテッツァ
3位:1分20秒7(良)ソスピタ

■三陸特別(福島芝2600m)
1位:2分37秒4(良)モイ
2位:2分39秒0(良)リードザフィールド
3位:2分39秒5(良)ダブルフラット

■アルゼンチン共和国杯(東京芝2500m)
1位:2分28秒4(良)アイスバブル
2位:2分30秒3(良)ボスジラ
3位:2分31秒6(良)オーソリティ

■みやこS(阪神ダート1800m)
1位:1分48秒5(不良)クリンチャー
2位:1分48秒9(不良)オーヴェルニュ
3位:1分49秒1(良)ヴェンジェンス

この新馬券術では通常、3勝クラス以上のレースに絞って狙い馬を絞っています。神奈川新聞杯は2勝クラスのレースですが、持ち時計と“想定持ち時計"が大きく変化するハンデ戦ということで検討してみました。“想定持ち時計"比較では1分19秒4のマサノアッレーグラが、2位のアルディテッツァを0秒5リードしています。東京芝で[0.2.3.4]のマサノアッレーグラから入って、ホームランを期待しましょう。

三陸特別も2勝クラスのハンデ戦。“想定持ち時計"の順はトップが2分37秒4のモイ、2番目が2分38秒0のリードザフィールド。非根幹距離の芝2600mということを踏まえ、モイを控えめに狙います。

アルゼンチン共和国杯は非根幹距離の2500m戦とあって、“想定持ち時計"上位の馬たちのタイム差が大きな一戦となっています。トップが2分28秒6アイスバブル、2番目が2分30秒7のボスジラで、3位以下に大きな差を付けています。ここの狙いはアイスバブルボスジラの2頭となりそうです。

また、文末のまとめをご覧頂くと分かるのですが、「前走の上がりに注目作戦」アルゼンチン共和国杯に対象馬が多数います。馬券は「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」でも狙い馬に挙がったボスジラから入る手も考えられます。

みやこSの“想定持ち時計"比較は1分48秒3のクリンチャーがトップ。2位のヴェンジェンスを0秒8リードしています。ただ、ヴェンジェンスは持ち時計を良馬場で記録していて、その持ち時計は一昨年のみやこS(①着)で出したもの。一昨年は京都、今年は阪神の違いがありますが、クリンチャーに加えてヴェンジェンスも狙い馬にします。

続いて、新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」の検証です。31日(日)のおけさ特別の3連単34.7倍が的中しました。


▲おけさ特別は8→2→11で決着

このレースも当初、「牝馬限定高配当バージョン」の流れに従って軸馬を探していましたが、馬体重1番目のタマモパッションは前走の1勝クラスで6馬身差をつける完勝。しかもダート1800mの持ち時計もメンバー1位タイ。そこで2番人気のタマモパッションを①着付けにしたところ、上手く抜け出して2連勝。

安定感のあるピクシーメイデンが3番人気②着。馬体重2番目のフラーレンが1番人気③着でした。2番人気→3番人気→1番人気の決着でしたが、臨機応変に対応できました。

しかし、大魚を逃したレースも…。アルテミスSは馬体重3番目で6番人気(15.8倍)だったミントを①着付けにした3連単流しと、馬連流しで勝負しましたが、結果は⑦着。

勝ったのは馬体重4番目で7番人気だったサークルオブライフ。②着に馬体重5番目で2番人気のベルクレスタ、③着に馬体重2番目で8番人気のシゲルイワイザケが入り、馬体重5番目までの馬が馬券圏内を独占して、3連単1642.3倍、馬連48.7倍の波乱となりました。

ミントが乗り替わりだったのに対し、上位3頭はいずれも3戦連続で同じ騎手が騎乗していました。「2歳馬のレースだけに、継続騎乗の騎手の方が特長やクセを掴めているかも」という推測ができていれば…。このあたりは、馬券作戦の基本。新馬券術開発に取り組みながらも、基本を疎かにしてはいけませんね。当然、レース直後に気づいて愕然としましたw たらればの嵐。

しかし、やはりこの新馬券術がキャリアの浅い牝馬同士のレースと相性が良いことを示す結果となりました。光明は見えています。今週の牝馬限定戦は3場で8鞍。2歳重賞のファンタジーSを含め、3場開催だけに少頭数のレースもありそう。大ホームランのチャンスはあるでしょうか? 合言葉は2歳戦と少頭数!

さて、先週の日曜は天皇賞・秋をテレビ観戦。「前走の上がりに注目作戦」の対象馬だったサンレイポケットが10番人気で④着と健闘してくれましたが、3強には及びませんでした。レースが終わった直後に、なぜ「③着あたりに紛れがないか?」と考えていたのかと、自分のことを笑っちゃいましたw 素直に3連単20.4倍を獲りにいけばよかったじゃない! でも、スケベ心はなかなか抑えられませんw

エフフォーリア騎乗の横山武史騎手は2週連続のG1制覇。横山家3代の天皇賞制覇まで達成しました。ウイニングランの直前には兄の横山和生騎手とグータッチを交わすシーンも。このシーンが中継で映り、「素晴らしいシーンを押さえた! カメラマンさん、スイッチャーさん、ディレクターさん、いい仕事!」とひとりで自宅から拍手を送っていましたw

昨年は牡牝で三冠を無敗で達成し、歴史的瞬間を見た気になっていましたが、今年もまた歴史的瞬間を目の当たりにしています。今年の主役は飛躍の1年となっている横山武史騎手。このあとのG1戦線、そして来年以降、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?

★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
6日東京2Rの候補馬:キョウエイパーリオヨドノスカーレッドレディナビゲーター
6日福島3Rの候補馬:ハクサンライラックメイショウクシナダリアンクール
6日東京7Rの候補馬:ダイナストーンフェルマーテリキサンハート
6日土湯温泉特別の候補馬:アサケレディパタゴニアマッハモンルード
6日ファンタジーSの候補馬:スマートプレジールウォーターナビレラママコチャ
7日福島2Rの候補馬:アイラジオーネアドヴァイスリトルジー
7日阪神2Rの候補馬:アルトキュムラストーアレインボーポメラート
7日東京8Rの候補馬:ウインメルシーコーディアルルーツドール
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。

「前走の上がりに注目作戦」
ノベンバーSの対象馬: イルーシヴパンサー、◯ソルドラード(同級)
錦秋Sの対象馬:オレンジペコ(同級)、カシノブレンド(同級)、◯ゴールドパラディン(同級)、◯バンブトンハート(同級)
アルゼンチン共和国杯の対象馬:◯アンティシペイトアンティシペイト、◯ゴースト(同級)、◯サトノソルタス(同級)、◯ディアマンミノル(同級)、◯フライライクバード、◯ボスジラ(同級)、◯マイネルウィルトス(同級)、◯レクセランス(同級)
みやこSの対象馬:ニューモニュメント(同級)、メイショウハリオ(同級)、メイショウムラクモ(同級)、◯ロードブレス(同級)、
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記 ※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名前に「◯」

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
神奈川新聞杯の狙い:マサノアッレーグラ
三陸特別の狙い:モイ
アルゼンチン共和国杯の狙い:アイスバブルボスジラ
みやこSの狙い:クリンチャーヴェンジェンス


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