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馬迷男の挑戦

牝馬限定戦狙いで3連複108.9倍をダブル的中! 阪神JFでも馬体重が重い馬が2頭好走!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 香港国際競走で日本馬が2勝。日本の競馬ファンとしても誇らしいですね。その一方で、香港マイルで16連勝を飾ったゴールデンシックスティは異次元の強さ。日本勢もかなりの好メンバーだったと思うのですが、あれは怪物ですねぇ。今後、“香港の英雄討伐“に成功する日本馬は出てくるのでしょうか? あるいは、ゴールデンシックスティが来年の安田記念あたりに出走してくれないかな…と思ったりします。

先週はそんな香港国際競走と同時に、国内の競馬でも馬券をあれこれ購入。新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」「牝馬限定高配当バージョン」が機能し、12日(日)中京3R(ダート1200m)の3連複108.9倍が2枚的中しました!


▲12日中京3Rは7→9→13で決着

■「牝馬限定高配当バージョン」購入の流れ
①馬体重の重い馬上位5番目までをチェック

②その5頭の中から「6番人気以下」or「単勝10倍前後」を軸にする

このレースは購入の際にちょっと悩みました。購入の流れに照らし合わせれば、まず軸候補に浮上するのが馬体重1番目で5番人気(14.7倍)だったスズノナデシコ。ところが、7番人気(21.2倍)に馬体重3番目のキクノロージズがおり、こちらは前々走で③着に入っています。左回りを狙ったと見られる臨戦過程も好感が持てました。

「どっちを軸にすべきか…」と悩んでいると馬券発売締め切り時刻が迫ってきたので、「えい、両方軸で!」としたところ、スズノナデシコが②着、キクノロージズが③着で、“大人買い馬券“成功。僕としては、相手が6頭に絞れていたことも2枚購入の背中を押してくれました。

このほか、馬券が的中しなかったレースでも、馬体重の重い馬が好走しています。特筆すべきは11日(土)阪神7Rで、馬体重3番目のピジョンブラッドが8番人気①着、4番目のルクススパークが3番人気②着、1番目タイのデジタイゼーションが4番人気③着と、馬体重の重い馬が馬券圏内を独占しました。

それ以外だと、12日(日)つわぶき賞で馬体重4番目タイのシナモンスティックが10番人気で③着激走。さらに、阪神JFは馬体重1番目で3番人気だったサークルオブライフが①着、馬体重3番目で4番人気だったウォーターナビレラが③着。阪神JFは去年、ソダシをはじめとして馬体重の重い上位4頭のうち3頭が馬券圏内を独占したレースでしたが、今年もその傾向が見られました。

11日(土)阪神7R、つわぶき賞阪神JFは、いずれも2歳戦という共通点があります。この点はひとつのヒントになりそうですが、どうでしょうか。

ところで前回の当コラムでは、「牝馬限定高配当バージョン」を上回る破壊力が期待できそうな高配当狙いの馬券作戦「牝馬限定逃げ・先行狙いバージョン」が浮上。そこで先週は、馬体重の重い馬の中で逃げ・先行しそうな馬を探したのですが、なかなか狙いたい馬が見つかりませんでした。

この「牝馬限定逃げ・先行狙いバージョン」のきっかけとなったのは、先々週ともに9番人気で好走したハクサンライラックマーチリリー。この2頭の成績を改めてチェックしてみると、ある共通点を発見。ハクサンライラックは3走前に園田のレースで②着の後、2走前は出遅れが響いて⑦着に敗れ、その次走は先行して①着に激変。マーチリリーは3走前に1勝クラスを逃げ切った後、昇級初戦の2走前は番手に控える形で⑬着。その次走は逃げ粘って③着に入りました。

つまり、2頭とも2走前に好走していたわけです。「牝馬限定逃げ・先行狙いバージョン」の狙い馬を見つける際に必要な要素として考えられるのは、「前走で崩れていても度外視して、前々走以前に注目」ということでしょうか? 昇級初戦で崩れた馬の次走はなかなか買いづらいものですが、そこはいわゆる逆張り。人の行かない道だからこそ、お宝に遭遇できるのかもしれません。今週も「牝馬限定逃げ・先行狙いバージョン」研究の一環として、狙い馬を探してみます。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週は対象馬が多数好走していて、リゲルSクラヴァシュドールが3番人気②着。オリオンSは4番人気①着-1番人気②着-5番人気③着で馬券圏内独占。竹田城Sヴィアメントが3番人気③着。阪神JFサークルオブライフが3番人気①着、ウォーターナビレラが4番人気③着でした。

先週の対象馬の成績は[2.2.3.11]でしたが、的中馬券を手にすることができませんでした。先週に続き、馬券圏内に入ったのは上位人気だったので、ヒントはあったのですが……。

なお、秋競馬が開幕した9月11日以降の対象馬は[21.23.22.122]という成績で、各競馬場を直線距離によって“ロング"“ミドル"“ショート"の3項目に分類した上で、前走から「直線距離延長」「直線距離が同じ」「直線距離短縮」ごとの成績をまとめると、以下の通りとなっています。

●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

■直線距離延長
[6.8.10.48](勝率8.3%、複勝率33.3%)

■直線距離が同じ
[13.12.6.55](勝率15.1%、複勝率36.0%)

■直線距離短縮
[2.2.7.19](勝率6.7%、複勝率36.7%)

先週はオリオンS①着ルビーカサブランカと③着エドノフェリーチェ武田城S③着ヴィアメント「直線距離短縮」でした。勝率は「直線距離が同じ」がトップですが、複勝率は大差なくなりました。

ふと思ったのですが、勝率にこれくらいの差があるのなら、この傾向をWIN5に当てはめたらどうでしょうか? つまり、迷った時には、勝率が高い傾向が出ている「直線距離が同じ」馬を優先する、という買い方ができるのではないかと。

ちなみに先週のWIN5対象レースの勝ち馬を調べてみると、4頭が「直線距離が同じ」で、つわぶき賞①着のコムストックロードだけが「直線距離短縮」でした。もしかしたら、前走の上がりではなく、直線距離の変化のみに絞った新馬券術も成立するでしょうか?

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は対象3レースに1頭ずつ狙い馬がいましたが、いずれも馬券圏内に入ることができませんでした。

しかし、師走Sではアッシェンプッテルが7番人気⑤着、常総Sでもレッドイグニスが12番人気⑤着で、どちらも③着馬とは0秒1差。狙う価値は十分あったと言えるでしょう。今週は、狙い馬のもうひと押しに期待したいと思います。

興味深いのは、時計が速い状況とは言えない現在の中山芝で行われた常総Sでも、持ち時計最上位だったレッドイグニスが⑤着に入ったこと。しかも、その持ち時計を記録したレースは19年のダービー当日のむらさき賞でした。先週も書いた通り、この時期の東京開催は時計が速くなりがちという印象があるのですが、結果だけを見ればそれなりに通用しています。で、このレースを勝ったシングフォーユーは持ち時計2位。馬場に左右されず、持ち時計上位の馬はしっかりマークした方がいいのかもしれません。

師走S常総Sと同様に、この新馬券術と相性が良いハンデ戦で、今週は破壊力を発揮できるでしょうか。狙えそうなレースは下記の3鞍です。

■香取特別(中山ダート2400m)
1位:2分31秒1(重)グッドリドゥンス
2位:2分32秒1(稍重)ダノンラスター
3位:2分32秒7(不良)スキッピングロック

■北総S(中山ダート1800m)
1位:1分49秒4(重)ブライトンロック
2位:1分50秒1(不良)ブラックヘイロー
3位:1分50秒6(重)スズカゴウケツ

■三河S(中京ダート1800m)
1位:1分49秒9(不良)スズカパンサー
2位:1分50秒0(不良)モダスオペランディ
3位:1分50秒6(重)スズカゴウケツ

香取特別は2勝クラスのレースですが、ハンデ戦なので狙ってみます。持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較では、2分30秒7のグッドリドゥンスがダントツ。2位のダノンラスタースキッピングロックを1秒4リードしています。グッドリドゥンスはダート2400mで[2.2.1.4]でもあるので、この馬から入り、ダノンラスタースキッピングロックも押さえる作戦が効果的かもしれません。

定量戦の北総Sは“想定持ち時計"の比較で上位2頭が抜けている一戦。1位が1分49秒4のブライトンロック、2位が1分50秒1のブラックヘイローで、3位が1分52秒0。ここはブライトンロックブラックヘイローの2頭を狙ってみます。

定量戦の三河Sは“想定持ち時計"1位が1分49秒9のスズカパンサー、2位が1分50秒0のモダスオペランディ、3位が1分50秒7なので、上位2頭が3位以下を0秒7以上引き離しています。ここはスズカパンサーモダスオペランディを狙えそうです。

さて、毎年愛用しているJRAさんの「優駿手帳」2022年版を通販で購入し、今週手元に届きました。新しい手帳を用意すると年末感が増しますね。そのJRAさんからの発表で、来年は「JRAプレミアム」の対象投票法が馬連からワイドに変更されるそうです。東西金杯や3歳重賞&リステッド、さらにダービー当日の東京・中京の全レースなどで、ワイドを対象に通常の払戻金に売上げの5%相当額が上乗せされます。お得感がありますね。

来年はワイドに絞った新馬券術の研究もアリでしょうか? 来年を見据えつつ、ひとまずホープフルSまでに、2021年の思い出に残る良い馬券が的中しますように。

★現在検証中の馬券作戦★
「牝馬限定戦は大きい馬作戦」
18日中山1Rの候補馬:スウィートナームーンワードロサロッサーナ
18日中京2Rの候補馬:イシュタルコーラスケイトメガキャット
18日阪神2Rの候補馬:シゲルハナミザケタマモピューリティベリーヴィーナス
18日阪神5Rの候補馬:新馬戦のため未定
18日中山6Rの候補馬:新馬戦のため未定
18日ターコイズSの候補馬:レッドフラヴィアフェアリーポルカスマートリアン
19日阪神1Rの候補馬:ヴァレーデラルナサルセルミギーフェイス
19日中京2Rの候補馬:エコロマンボダイナストーントーセンアルルメテオダヴリル
19日中山3Rの候補馬:ココリヴィクトリアシンボリックレルムプラニエータ
19日中山8Rの候補馬:エヌワイパフュームクロフネミッションレッドカルム
19日阪神8Rの候補馬:ダノンバジリアチュウワフライヤーマーチリリー
19日中京9Rの候補馬:ハーツラプソディラフダイヤモンドレットミーアウト
※当日の馬体重によって変わる可能性があります。

「前走の上がりに注目作戦」
ターコイズSの対象馬:ドナウデルタ(同級)、ムーンチャイム(同級)
北総Sの対象馬:★デルマオニキス(同級)
三河Sの対象馬:ホッコーライデン(同級)
六甲アイランドSの対象馬:グレイイングリーン(同級)、★ショウナンアオゾラ(同級)、セウラサーリ(同級)、★ルプリュフォール(同級)
朝日杯FSの対象馬:★セリフォス(同級)、★ダノンスコーピオン(同級)、〇ドーブネ(同級)、★ドウデュース(同級)、★ヴィアドロローサ(同級)
御影Sの対象馬:オルクリスト(同級)、ダイシンイナリ(同級)、★ナンヨープランタン(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記 ※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
香取特別の狙い:グッドリドゥンス
北総Sの狙い:ブライトンロックブラックヘイロー
三河Sの狙い:スズカパンサーモダスオペランディ


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