どうも! “馬迷男"八木たかおです! ほら､もう有馬記念&クリスマス｡秋競馬開幕くらいから｢あっという間に有馬記念がやって来る…｣と戦々恐々としていましたけど､早かったなぁw ここ数十年サンタさんが来てくれませんが､せめてJRAさんからクリスマスプレゼントを頂きましょう｡

先週はJRAさんからプレゼントを頂くことに成功しました｡まずは､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証から｡三河Sで“想定持ち時計"上位だった2頭のうち､スズカパンサーを軸にした3連複62.4倍が的中｡スズカパンサーは10番人気でしたが､③着に逃げ粘ってくれました｡①着が1番人気､②着が2番人気でも好配当です｡

▲三河Sは9→3→11で決着

そして､馬券は的中しませんでしたが､先週は北総Sでも“想定持ち時計"1位だったブライトンロックが9番人気③着｡約11ヶ月ぶりでしたが､しっかりと能力を発揮しました｡

今週狙えそうなレースは下記の2鞍です｡

■摩耶S(阪神ダート1800m)
1位:1分49秒0(不良)バーデンヴァイラー
2位:1分50秒7(不良)メイショウヨカゼ
2位:1分50秒7(不良)ロッキーサンダー

■サンタクロースS(阪神芝2000m)
1位:1分58秒2(良)サウンドバーニング
2位:1分59秒0(良)パトリック
3位:1分59秒8(良)マイネルミュトス
3位:1分59秒8(良)プリマヴィスタ

摩耶Sの“想定持ち時計"を比較すると､1位が1分49秒4のバーデンヴァイラーで､2位は1分50秒7で2頭が並びます｡ここはバーデンヴァイラーを狙いたいところ｡

サンタクロースSの“想定持ち時計"1位は1分59秒0でサウンドバーニングとパトリックが並び､3位で1分59秒8の2頭を0秒8リード｡ここはサウンドバーニングとパトリックを狙えそうです｡

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続いて､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証です｡先週は朝日杯FSで対象馬だった5頭のうち､ドウデュースが3番人気①着､セリフォスが1番人気②着､ダノンスコーピオンが4番人気③着と上位独占｡馬券はセリフォスを軸にした3連複23.5倍が的中したのですが､残念ながらトリガミでした｡

▲朝日杯FSは9→4→7で決着

この新馬券術では前走と今回のコースの直線距離の長さの変化に着目して研究を進めていますが､ドウデュース､セリフォス､ダノンスコーピオンはいずれも｢直線距離が同じ｣に該当｡文末の対象馬一覧で｢★｣がついていました｡

朝日杯FSは経験の浅い2歳馬の一戦｡直線距離が変わるコースよりも｢直線距離が同じ｣となるコースからの転戦の方が､前走の“学び“を生かしやすいのかもしれません｡ホープフルSでもこの観点を活かせば､的中馬券に繋がるかも?

馬券は的中しませんでしたが､先週はこの新馬券術の対象馬のうち､六甲アイランドSでグレイイングリーンが2番人気③着に入りました｡また､馬券圏外に敗れた馬の中では三河Sでホッコーライデンが7番人気④着､六甲アイランドSでルプリュフォールが8番人気⑤着､御影Sでオルクリストが7番人気⑤着で､いずれも③着と0秒1差でした｡

秋競馬が開幕した9月11日以降の対象馬は[22.25.23.134]という成績で､各競馬場を直線距離によって“ロング"“ミドル"“ショート"の3項目に分類した上で､前走から｢直線距離延長｣､｢直線距離が同じ｣､｢直線距離短縮｣ごとの成績をまとめると､以下の通りとなっています｡

●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

■直線距離延長
[6.8.10.50](勝率8.1%､複勝率32.4%)

■直線距離が同じ
[14.13.7.60](勝率14.9%､複勝率36.2%)

■直線距離短縮
[2.2.8.24](勝率5.6%､複勝率33.3%)

中山開催が進んで｢直線距離短縮｣の馬のデータが増えてきたことに伴い､｢直線距離が同じ｣が再び複勝率トップに｡｢直線距離延長｣の馬があまり良くない傾向も続いています｡2歳だけでなく古馬も含めて前走の“学び"が重要…そう考えてもいいのかもしれません｡

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続いて､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証に移ります｡先週は19日(日)の阪神1Rで馬体重2番目のミギーフェイスが近2走で逃げていて､今回も逃げられそうな組み合わせだったため｢逃げ･先行重視｣の狙い目に該当｡3番人気だったので｢牝馬限定高配当バージョン｣には当てはまりませんでしたが､③着に粘ってくれました｡ただ､3連複19.2倍の決着となってトリガミ｡

▲19日阪神1Rは10→5→3で決着

そして､同じく19日(日)の中京2Rは馬体重2番目で4番人気(15.9倍)のエコロマンボが｢牝馬限定高配当バージョン｣購入の流れから浮上｡3連複の軸に据えて流したところ､②着に頑張ってくれたのですが､3連複15.2倍でこちらもトリガミに…｡2番人気の勝ち馬との馬連18.6倍を押さえておくべきでした｡

▲19日中京2Rは12→8→4で決着


先ほどの朝日杯FSを含めて､先週はトリガミが3鞍｡これまで当コラムでは､高配当を狙うためにトリガミを恐れない方針を掲げていましたが､ちょっと凹みましたw

3連複や3連単の場合､人気薄から購入しても､上位人気馬2頭が馬券圏内に入ると､配当が低くなってしまうことがあります｡万馬券が狙える｢牝馬限定高配当バージョン｣ですが､実は馬連が効果的なのかもしれません｡ただ､購入点数がさらに増加するのも困りもの｡今週そして来年は高配当を狙いつつ､より回収率を高める方法を探りたいと思います｡

今週の牝馬限定戦は25日(土)の3鞍のみ｡26日(日)､28日(火)にはありません｡2021年ラスト3鞍でホームランを狙います!

さて､今年も当コラムを御愛読いただき､本当にありがとうございました｡新年は1月7日(金)の更新分から再開します｡来年は新たな新馬券術の開発に取り組み､読者の皆さんに馬券のヒントを提供できるよう精進します｡来年もご一緒に競馬を楽しみましょう!

それでは良い有馬記念､そして良いお年を!



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