どうも! “馬迷男"八木たかおです! 中2日での4日間開催が終了｡ハードな変則日程を乗り越えた読者の皆さん､お疲れさまでした｡

僕もこの変則日程を新馬券術の検証を行いつつ満喫しましたが､さすがに脳が疲れたようです｡10日(月)は朝から自宅で馬券を購入していて､全24レース終了後に居眠り｡外出しなかったので､振り袖姿の新成人を1人も見ませんでした｡ちょっと残念｡馬券を買える年齢になった新成人の皆さん､おめでとうございます!

その10日(月)は自分に｢おめでとう!｣と言ってあげたい新年初ホームランをかっ飛ばしました! 新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣で迎春Sの対象馬となっていたエドノフェリーチェが2番人気③着と好走｡前走に続いて今回もメンバー最速の上がりを記録しました｡

このレースは①着が4番人気､②着が5番人気と､比較的上位人気での決着｡それでも､エドノフェリーチェを③着付けにした3連単は510.7倍の高配当となりました!


▲迎春Sは8→13→4で決着

“③着付け"という変則的な馬券を購入できたのは､3ヶ月に及んだ検証のおかげ｡この新馬券術では前走と今回のコースの直線距離の長さの変化に着目して研究を進め､先週､一応の結論を出しました｡各競馬場を直線距離によって“ロング"“ミドル"“ショート"の3項目に分類した上で､前走から｢直線距離延長｣､｢直線距離が同じ｣､｢直線距離短縮｣ごとの傾向として以下の2点が浮上｡

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

■｢前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』｣
■｢『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない｣

エドノフェリーチェは｢直線距離短縮｣に該当していたので､3連単③着付け流しを購入できました｡

今週の狙い馬はページ最下部をご覧ください｡3連単の頭､WIN5で狙うなら､検証の結果､もっとも勝率が高かった｢直線距離が同じ｣の｢★｣付きということになります｡｢直線距離延長｣の｢◯｣付き､｢直線距離短縮｣の無印は頭以外で狙います｡

ちなみに､馬券は的中しませんでしたが､先週の対象馬では､シンザン記念で｢★｣のマテンロウオリオンが4番人気①着｡そして雅Sで｢◯｣のアルーブルトが4番人気③着｡どちらも傾向通りの成績となりました｡

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続いては､先週から検証を始めた新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣です｡芝で大きな着順をとっているとダート初戦でも人気になりづらいものですが､大きな変わり身を見せるケースもよくあります｡そこで､｢買いづらいこともある初ダートの馬を必ず馬券に入れる作戦であれば､好配当ゲットに繋がるのでは?｣という仮説に基づいた新馬券術です｡

実はこの新馬券術に基づいて購入した初戦で早速結果が出ました! 8日(土)の中山1Rは初ダートの馬が6頭いて､そのうちダルダヌスが7番人気②着､ミニョンルミエールが10番人気③着｡2番人気①着のビップソリオを軸に据えて流したところ､ワイド13.8倍と55.3倍がダブル的中しました｡


▲8日中山1Rは15→6→9で決着

幸先の良いスタートとなったように思えますが､このレースは3連複の配当が842.3倍｡これを取れていた可能性がありましたね…｡

先週はこの新馬券術で､8日(土)中山1Rを含む7鞍で馬券が的中｡ワイドではなく3連複に方針を転換したレースの中では､10日(月)中京1Rの3連複72.2倍､同日中山3Rの3連複58.9倍が的中しました｡


▲10日中京1Rは3→6→5で決着

▲10日中山3Rは10→13→12で決着

10日(月)中京1Rは牝馬限定戦だったので､馬券は新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の｢牝馬限定高配当バージョン｣で浮かび上がった6番人気ポメラートを軸に抜擢｡新馬券術のコラボでの的中となりました｡


週末の3日開催でダートの未勝利戦は17鞍あり､初ダートの馬は69頭出走｡その成績は[4.6.2.57]で勝率5.8%､複勝率17.4%｡ダートでガラリ一変を見せる人気薄もいた一方で､スタート直後から後方を追走する馬もよく見られました｡

また､初ダートの馬が出走馬の半数近くを占めていたレースもありました｡この新馬券術は絞って買うというよりは網を広げて待つタイプだと思いますが､購入点数が増えすぎると回収率に影響が出ます｡たとえば買うコースor距離を絞るとか､初ダートの馬が一定の頭数を超えて出走してくる場合は､馬券購入を見送るようなルール作りが必要かもしれません｡このあたりは今後の研究課題とします｡多くて5頭ぐらいが基準となるでしょうか?

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続いて､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣も簡単に振り返っておきます｡的中馬券を手にできませんでしたが､9日(日)中京4Rでスズノナデシコが馬体重3番目で7番人気③着､10日(月)中山4Rでアレクサンドラが馬体重2番目タイで8番人気③着､10日(月)中京8Rでシーオブザムーンが馬体重5番目で8番人気③着でした｡

また､3歳限定戦のフェアリーSではスターズオンアースが馬体重2番目で1番人気②着｡今週も3歳戦の紅梅S､菜の花賞で期待できそうです｡

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続いては､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証に移ります｡先週は唯一の狙い馬となっていた迎春Sのルペルカーリアが1番人気⑪着でした｡

この新馬券術は最近調子が良かっただけに残念でしたが､今週は破壊力を発揮できるハンデ戦が複数あります｡今週狙えそうなレースは下記の5鞍です｡

■アレキサンドライトS(中山ダート1800m)
1位:1分50秒1(重)ノーブルシルエット
2位:1分51秒7(重)デッドアヘッド
2位:1分51秒7(良)ペルセウスシチー

■愛知杯(中京芝2000m)
1位:1分57秒9(良)カセドラルベル
2位:1分58秒2(良)アンドヴァラナウト
3位:1分58秒7(良)マジックキャッスル

■壇之浦S(小倉芝1800m)
1位:1分45秒8(良)ワールドスケール
2位:1分46秒1(良)フィオリキアリ
3位:1分46秒2(良)タガノパッション

■遠江S(中京ダート1400m)
1位:1分22秒3(重)オーマイガイ
2位:1分22秒8(重)エピックアン
3位:1分22秒9(不良)メイショウマサヒメ

■日経新春杯(中京芝2200m)
1位:2分10秒8(良)ダノンマジェスティ
2位:2分11秒2(良)フライライクバード
3位:2分11秒9(良)アフリカンゴールド

アレキサンドライトSはハンデ戦ということで､持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると､持ち時計の順位とは大きく変動する一戦｡1位は1分50秒5のノーブルシルエットですが､2位は1分51秒0のナンヨーイザヨイ､3位タイは1分51秒3のペルセウスシチー､チェルアルコとなります｡ここはノーブルシルエットに期待しつつ､ナンヨーイザヨイ､ペルセウスシチー､チェルアルコも警戒すべきかもしれません｡

愛知杯は“想定持ち時計"1分57秒7のカセドラルベルが1頭抜けているレース｡2位を1秒1引き離しています｡カセドラルベルの激走が見られるでしょうか｡

壇之浦Sの“想定持ち時計"1位は1分45秒4のワールドスケールで､2位に0秒5差がついています｡ここはワールドスケールを狙います｡

遠江Sの“想定持ち時計"比較は､1分22秒3のオーマイガイが2位を0秒7リード｡オーマイガイのスピードに期待します｡

日経新春杯は“想定持ち時計"を比較すると､1位が2分11秒0のフライライクバード､2位が2分11秒2のダノンマジェスティ｡この2頭が3位以下を0秒9以上引き離しています｡ここはフライライクバードとダノンマジェスティを狙えそうです｡

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さて､当コラムを書く際にはJRA-VANのデータを利用する競馬予想支援ソフトを使っているのですが､そのソフトに今週､どうやら僕の使っているパソコンとの相性が原因と思われる不具合が発生｡2022年に入ってからの各レースの結果がダウンロードできないという状況に陥りました｡あれこれやってみても改善されなかったので､最終的にJRA-VANのサポートセンターへメールで問い合わせました｡

サポートセンターってなかなか電話が繋がらないくらいお忙しいイメージがあるので､メールの返信もいつになるのか…と思っていたら､メールを送った当日に返信が! しかも､僕の問い合わせ→状況の詳細確認→僕からの返信→対応策の提案と､メールの2往復が当日に行われ､あっという間に問題解決! おかげで今回のコラムも何とかかんとか書き上げることができました｡対応してくださった方に､この場を借りてお礼申し上げます｡あとは馬券を当てるだけ! 今週もがんばりましょう!



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