どうも! “馬迷男"八木たかおです! スポーツ紙の記事で知ったのですが､今年のJRA重賞は1～2番人気の馬が勝っていないそうです｡今週の重賞は根岸SとシルクロードS｡｢じゃあ､1～2番人気の馬を消した馬券で勝負を…｣と一瞬思いましたが､こういうのって気づいた時にはもう遅いのが“競馬あるある"｡そろそろ上位人気馬の逆襲があるのかも｡

先週､当コラムに万馬券をもたらしてくれたのは､1番人気ではなく7番人気から流した3連複｡23日(日)中京3Rの新馬戦で､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の｢牝馬限定高配当バージョン｣によって浮上したメイショウコドマリ(7番人気)を軸にした3連複206.6倍が的中しました!

▲23日中京3Rは13→6→12で決着


メイショウコドマリは馬体重2番目で②着｡このレースのオッズ構成は単勝10倍以内が5頭いて､メイショウコドマリは単勝23.6倍でした｡上位馬にはやや離されていたものの､｢牝馬限定高配当バージョン｣購入の流れで軸馬に抜擢｡人気薄を簡単に軸に選べる､この新馬券術の便利さが発揮されました｡

また､このレースの①着は馬体重4番目で2番人気だったカネコメシスターで､③着は馬体重3番目で8番人気だったマガーリ｡馬体重4番目以内の3頭での決着となりました｡

また､先週は初茜賞の馬連も的中｡このレースは｢牝馬限定高配当バージョン｣を使わず､3番人気のコーラスケイトが強いとみて馬券の軸に据えて､馬体重上位の5頭と気になった馬に流しました｡コーラスケイトは馬体重1番目･3番人気で①着｡②着が1番人気のブルーカルセドニーだったため､馬連6.8倍の堅い決着となりました｡

▲初茜賞は13→6→4で決着

この新馬券術は2～3歳の経験の浅い馬たちが出走するレースと相性が良い傾向にありますが､今回の万馬券も3歳新馬戦での的中でした｡今週の牝馬限定戦は3場で12鞍｡やや多めですが､中でも3歳未勝利､3歳1勝クラスのレースを狙っていきたいと思います｡

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続いては､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証に移ります｡先週は対象馬のうち､遠州灘Sでクレデンザが4番人気で③着に入りましたが､馬券の的中はありませんでした…｡

また､豊前Sではカシノブレンドがメンバー最速の上がり37秒2で11番人気④着､シェパードボーイがメンバー3位の上がり37秒3で9番人気⑤着と､どちらももうひと押しでした｡

その豊前S(小倉ダート1700m)は重馬場で､馬券圏内を4角4番手以内の馬が占めたところを見ると､前が止まらない馬場になったことが影響したかもしれません｡やはりこの新馬券術の対象馬は､道悪ダートになった場合は過信禁物ということなのでしょうか｡

では､芝はどうでしょうか? 昨年11月以降､この新馬券術の対象馬が稍重～不良馬場で出走したケースは6レースで7頭｡芝はグレイトフルS(中山芝2500m､稍重)でレティキュールが3番人気③着に入っているのに対し､ダートでの6頭はいずれも馬券圏内に入れておらず､④着が最高でした｡いずれにしてもサンプルが少ないので､もう少しさかのぼって調べる必要がありそうです｡

そして､今週から東京開催が始まります｡前走よりも『直線距離延長』で走る馬が増えてきそうですが､当コラムでの検証ではそういった馬は馬券の頭からは狙いづらいという傾向が出ています｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢◯｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙っていきます｡馬場状態にも注目したいですね｡

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続いては､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週の狙い馬のうち､長篠Sでソウルトレインが5番人気②着｡7頭立てだったこともあり､馬連は11.1倍付きました｡こういう馬券をしっかり取っておきたいものですが､的中には届きませんでした…｡

今週狙えそうなレースは下記の5レースです｡

■白嶺S(東京ダート1600m)
1位:1分35秒8(重)シベリウス
2位:1分36秒2(稍重)エースレイジング
3位:1分36秒4(稍重)ボルサリーノ

■茶臼山高原特別(中京芝2200m)
1位:2分12秒2(良)ナムラカミカゼ
2位:2分13秒0(良)ロードプレジール
3位:2分13秒2(稍)イベリア

■伊賀S(中京ダート1200m)
1位:1分9秒1(重)マラードザレコード
2位:1分9秒8(良)シャマル
2位:1分9秒8(不良)クインズヴィヴィ

■美濃S(中京芝2200m)
1位:2分11秒1(良)フォイヤーヴェルク
2位:2分11秒6(良)カレンルシェルブル
3位:2分11秒8(良)ホウオウエクレール

■巌流島S(小倉芝1200m)
1位:1分6秒4(良)プリモダルク
2位:1分6秒9(良)クリノアリエル
3位:1分7秒1(良)タマモティータイム

先週の長篠Sは､この新馬券術と相性がいいハンデ戦でした｡上記5レースのうち､ハンデ戦は白嶺S､茶臼山高原特別､巌流島Sです｡

白嶺Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると､1位は1分34秒8のシベリウスで､2位以下を1秒0以上引き離しています｡ここはシベリウスを狙ってみます｡

茶臼山高原特別は2勝クラスのハンデ戦｡“想定持ち時計"1位は2分11秒6のナムラカミカゼで､2位を1秒2引き離しています｡ここはナムラカミカゼを信用できそうです｡

伊賀Sの“想定持ち時計"1位は1分9秒1のマラードザレコード｡この新馬券術では何度か狙い馬になっている馬ですが､ここも2位の馬を0秒9リードしています｡ここも狙って面白そうです｡

美濃Sの“想定持ち時計"1位は2分11秒1のフォイヤーヴェルクで2位に0秒5差を付けています｡ただ､非根幹距離の2200m戦ですし､フォイヤーヴェルクは障害帰りの一戦｡穴で一考というところでしょうか｡

巌流島Sは“想定持ち時計"1分6秒0のプリモダルクが2位以下を0秒7以上リードしていますが､その持ち時計は速い時計の決着が多かった昨年夏の小倉芝で出したもの｡昇級してからの2戦は⑯⑨着と大きい着順が続いていますが､ここは小倉に戻ってハンデ53kg｡変わり身に期待してみます｡

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続いては､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣です｡検証を始めて3週目､これまでとは大きく異なる結果となり､馬券的中もありませんでした｡

というのも､先週はダートの未勝利戦が13鞍あり､初ダートの馬の複勝率は14.8%で勝ち馬が出ず､15～16日の複勝率28.6%､8～10日の複勝率17.4%に比べると振るわなかったのです｡

なお､先週からページ最下部の表では前走が8番人気以内の馬を表記することにしましたが､先週は[0.1.2.9]で､23日(日)中京1Rでエイシンブギーマンが3番人気②着､小倉1Rでウインメイフラワーが5番人気②着､レガーミが3番人気③着でした｡

多少のムラは起こり得ると思いますが､15鞍中8鞍で勝ち馬が出た15～16日と先週では大きく状況が異なります｡この違いをどう捉えて､馬券に活かすべきでしょうか?

いずれにしても､成績のムラが大きい場合は､馬券の軸とすることは難しいかもしれません｡あくまで相手候補として馬券に加える方が､回収率を期待できる可能性もあります｡今週もデータを集めてみます｡

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さて､まだまだ流行中のアプリゲーム｢ウマ娘｣ですが､僕はまだ遊んでいません｡始めるとどっぷりハマりそうなので､二の足を踏んでるんですよねw ただ､そんな僕にも“ウマ娘効果"が出始めています｡

本業の放送作家の仕事で声優さんとご一緒することもあるのですが､最近は声優さんの名前を聞いて｢トウカイテイオー役の…｣や｢キタサンブラック役の…｣と認識できるようになってきました｡また､かつて一緒に仕事していた声優さんに関して｢あの人がメイショウドトウ役だったのか!｣なんてこともあります｡ゲームをしていないのに､｢ウマ娘｣でドラマチックな展開! なかなか踏ん切りがつきませんが､近い将来､当コラムで｢『ウマ娘』を始めました!｣と報告する日が来るかもしれませんw


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