どうも! “馬迷男"八木たかおです! シルクロードSは2番人気のメイケイエールが快勝｡先週当コラムで触れた｢今年のJRA重賞は1～2番人気の馬が勝っていない現象｣がスルッと崩れました｡やはり気づくと遅い“競馬あるある“が発生w でも､根岸Sを6番人気のテイエムサウスダンが制したことで､引き続き1番人気の馬は未勝利です｡

重賞ではないリステッドの白富士Sは､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の対象馬で､1番人気に支持されたジャックドールが逃げ切りで4連勝｡ヒモ荒れの可能性もあるとみて手広い馬券を購入していたのですが､ジャックドールを①着付けにした3連単47.1倍が的中してプラス収支となりました｡

▲白富士Sは4→3→14で決着

ジャックドールの前走･ウェルカムSは､逃げてメンバー最速の上がり34秒3をマーク｡昇級戦となった今回の上がりはメンバー7位タイの34秒7でしたが､余裕十分の逃げ切りに見えました｡そもそも3勝クラスでも､逃げて上がり最速は能力の高さの証｡今後の活躍も楽しみです｡

このほか､美濃Sでパトリックが5番人気①着､カレンルシェルブルが1番人気③着､クロッカスSでコラリンが2番人気③着と好走｡先週は対象馬として出走した7頭のうち､4頭が馬券圏内に入りました｡

当コラムでは検証の結果､前走よりも『直線距離延長』のコースを走る馬は馬券の頭からは狙えないという傾向を導き出しました｡先週勝った対象馬のジャックドールとパトリックは『直線距離が同じ』の臨戦過程｡傾向通りの結果となっているので､あとは上手に的中馬券につなげたいものです｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢〇｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

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続いては､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証に移ります｡先週の狙い馬は5頭いた中で､茶臼山高原特別でナムラカミカゼが2番人気②着でしたが､このレースは1→2→5番人気の堅い決着で､馬券的に振り回したのが失敗でした…｡

今週狙えそうなレースは､下記の3鞍です｡

■早春S(東京芝2400m)
1位:2分23秒7(良)エドノフェリーチェ
2位:2分24秒2(良)ハーツイストワール
3位:2分24秒4(重)レイオブウォーター

■東京新聞杯(東京芝1600m)
1位:1分31秒2(良)ファインルージュ
2位:1分31秒4(良)ケイデンスコール
3位:1分31秒8(良)ディアンドル

■瀬戸S(中京ダート1900m)
1位:1分57秒5(不良)ペルセウスシチー
2位:1分58秒5(良)ハヤブサナンデクン
3位:1分59秒9(良)ホウオウライジン

早春Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると2分23秒5のエドノフェリーチェが1位で､2位を0秒5リードしています｡ただ､ペースによってタイムが大きく変わる長丁場ということで､ここはエドノフェリーチェを控えめに狙ってみます｡

東京新聞杯は“想定持ち時計"1分31秒2のファインルージュが2位以下に0秒8以上の差をつけています｡ここはファインルージュを信用できそうです｡

瀬戸Sは“想定持ち時計"比較で1頭が抜けている一戦で､1分57秒1のペルセウスシチーが2位を1秒2リードしています｡しかし､ペルセウスシチーが不良馬場で記録した持ち時計なのに対し､他馬は良馬場での持ち時計がズラリ｡このあたりが各馬の経験が少ない1900m戦らしいところかもしれません｡ここはペルセウスシチーを控えめに狙うべきでは｡

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続いては､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣です｡的中馬券を手にできませんでしたが､アップデートできそうな方向性が見えてきました｡

先週はダートの未勝利戦が14鞍あり､初ダートの馬は[3.0.2.21](勝率11.5%､複勝率19.2%)でした｡

そして､ページ最下部に掲載している前走8番人気以内の馬に絞ると[3.0.0.8]｡勝率27.3%で､単勝回収率は301%になります｡初ダートの馬が振るわなかった先々週でも[0.1.2.9]とまずまずだったので､やはり前走8番人気以内の馬を狙うべきかもしれません｡

中でも､30日(日)中京3Rが興味深い一戦でした｡このレースは初ダートの馬が4頭出走していて､そのうちウラヤが3番人気①着､コスモパサージュが9番人気③着でした｡配当は3連複が69.0倍､3連単が278.7倍｡この2頭のワイドでも23.5倍という好配当となりました｡

ウラヤは前走が3番人気､コスモパサージュは前走が13番人気｡この結果を踏まえると､馬券作戦が見える気がします｡まずは初ダートの馬の中から前走8番人気以内をピックアップして馬券の軸を決定｡そこから人気順に関わらず初ダートの馬に流し､さらに気になる馬を加える馬券を購入｡これならガラリ一変する馬も拾うことが可能です｡好配当に手が届くことがあるのではないでしょうか?

また､30日(日)東京3Rを勝ったスノーグレースの前走は7番人気⑨着でしたが､今回は9番人気①着で単勝23.5倍｡②着が7番人気､③着が2番人気という決着となり､人気サイドの③着馬とのワイドでも32.2倍つきました｡

前走8番人気以内の馬からのワイド､3連複を中心に購入して､資金に余裕があるなら3連単…そんな馬券作戦で今週は挑んでみようと思います｡

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新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣も簡単に振り返ります｡先週は29日(土)中京6Rで馬体重2番目･8番人気のエトワールジェンヌが③着､30日(日)中京7Rで馬体重2番目･7番人気のワイドアウェイクが②着などが好走｡しかし､馬券は的中できませんでした…｡なお､30日(日)中京7Rは上位3頭が馬体重5番目以内の馬での決着でした｡

今週の牝馬限定戦は3場で11鞍｡特別競走では､この新馬券術と相性の良いキャリアの浅い馬たちによるエルフィンS､春菜賞が組まれています｡｢牝馬限定高配当バージョン｣の出番があるかもしれません｡

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さて､先日､JRAさんから大きめの封書が届きました｡｢何だろう?｣と思いながら開けてみると､なんと台紙付きクオカードセット! ｢オッズマスターズグランプリ2021秋｣の賞品が抽選で当たったようです｡JRAさんはいつもいろいろなイベントやキャンペーンを開催してくれていますが､参加しておくものだなぁw

でも､こんな貴重なクオカードは使えません｡八木家の家宝です｡今週馬券が当たったら立派な額を買って飾らないとw



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