どうも! “馬迷男"八木たかおです! きさらぎ賞は横山典弘騎手騎乗のマテンロウレオが直線の叩き合いを制してハナ差の勝利｡きさらぎ賞に新馬券術の対象馬はいませんでしたが､プライベート馬券を購入し､マテンロウレオを①着に入れていた3連単フォーメーション268.6倍が的中しました｡横山典弘騎手､ありがとうー!

▲きさらぎ賞は2→3→11で決着

横山典弘騎手は今年､シンザン記念､AJCCに続いて早くもJRA重賞3勝目となりました｡今年7勝のうち､3勝が重賞という大活躍｡息子さん2人の活躍も目立ちますが､お父さんも元気いっぱいです｡今年はますます“横山家"に注目が必要かもしれません｡

“横山家"にも注目が必要ですが､当コラムは今､ダートの未勝利戦にも熱視線を送っています｡新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣で先週はヒット連発でした｡まずは5日(土)中京2Rで3連複9.9倍､ワイド1.9倍と7.5倍が的中しました｡

▲5日中京2Rは1→4→9で決着

配当は控えめですが､このレースを最初に取り上げたのは理由があります｡この新馬券術については先週､暫定的ではありますが､馬券作戦の方向性が見えてきて､それがハマったからです｡


このレースは初ダートの馬が5頭｡馬券の軸にしたスマートラプターは前走の新馬戦(中京芝1600m)が5番人気⑦着だったので､軸馬の条件に該当｡また､前走で逃げるスピードを見せていたこと､今回は最内枠に入ったことで逃げの手が濃厚と考えて軸にしました｡

スマートラプターは期待通りに今回も逃げて､0秒2差の快勝｡②着はデビューから7戦連続で馬券圏内に入る安定感を発揮していた1番人気メイショウキッドで､③着は前走の新馬戦(阪神芝1400m)が8番人気⑥着だったフラップシグナス(馬番9番)でした｡ちなみにメイショウキッドの鞍上は横山典弘騎手でした｡このレースでもありがとうー!

ところで検証データでは､初ダートの馬が馬券圏内に入る場合は①着まで突き抜けるケースが多い傾向｡｢ならば…｣ということで､5日(土)中京3Rは初ダートの3頭の中から前走8番人気以内の2頭を①着に入れた3連単フォーメーションを組んだところ､その2頭がワンツー｡129.4倍の万馬券が的中しました!

▲5日中京3Rは10→3→11で決着

さらに6日(日)小倉1Rでは､初ダートのトランソニックから流した3連複283.8倍のホームラン!

▲6日小倉1Rは2→16→10で決着

この馬券にはポイントがふたつありました｡ひとつは軸馬の決定｡初ダートの馬は2頭いて､どちらも前走が4番人気でした｡その2頭流しも考えたのですが､どちらも上位人気だった上に､相手も絞り切れなかったので断念｡そこで､前走でメンバー3位の上がりを記録していたトランソニックを上位にとり､これが成功しました｡

ふたつめは､14番人気③着だったフジフォンテを馬券に入れられたこと｡過去3戦が⑧⑩⑦着だった馬ですが､今回は関係者のコメントに｢馬具を工夫する｣とあったので激変を期待したところ､爆走してくれました｡個人的にですが､｢馬具を工夫｣｢初ブリンカー､初チークピーシズ｣｢ハミを替える｣などの関係者コメントがある馬は要注意だと思っています｡

なお先週､ダートの未勝利戦に出走した初ダートの馬の成績は[6.2.3.22](勝率18.2%､複勝率33.3%)｡このうち前走8番人気以内に絞ると[6.2.2.12](勝率27.3%､複勝率45.5%)という好成績でした｡ちなみに勝った6頭は1番人気1頭､2～4番人気5頭｡上位人気に推された馬は､頭から狙った方がお得かもしれません｡

というのも､この人気からも分かる通り､初ダートの馬が勝つ時は1番人気を退けて勝利するケースがよく見られるから｡｢前走ダートの1番人気がいる場合は3連単･馬単の頭で狙う｣､そんな馬券作戦もおもしろそうです｡

初ダートの馬たちの好走に比例して､この新馬券術も先週は好調｡こんな結果が続けば｢ダートの未勝利戦はボーナスレース｣と言えるようになるかもしれません｡贅沢を言えば､もう少し相手を絞って3連単で狙えるようになると良いのですが､そのあたりは馬券力の向上が必要になりそうです｡

今週もダートの未勝利戦は午前中のレースなので､午後以降のレースに余裕を持って臨むためにも､収支面のリードを奪っておきたいところです｡

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続いては新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証に移ります｡エルフィンSでは2頭いた対象馬のうち､ルージュラテールが1番人気③着｡この馬を③着付けにして流し､相手に新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣で浮上した馬などに流したところ､3連単74.6倍が的中しました｡

▲エルフィンSは6→2→9で決着

ルージュラテールは前走の白菊賞(阪神芝外1600m)をメンバー最速の上がりで勝利していましたが､今回は｢直線距離短縮｣となりました｡過去の検証によって､このパターンは勝利する馬が少ない傾向にあったため､③着流しという変則馬券を採用｡

なお､このレースは①着アルーリングウェイは馬体重5番目で4番人気､②着ママコチャは馬体重3番目で3番人気､③着ルージュラテールが馬体重2番目で1番人気｡馬券圏内を馬体重の重い上位5頭が占めました｡

また､早春Sは対象馬が3頭いたのですが､その中の1頭エドノフェリーチェが新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の狙い馬でもありました｡エルフィンSもそうですが､新馬券術のコラボは過去にも好走実績がありますね｡

しかし､エドノフェリーチェは前走から｢直線距離延長｣｡このパターンも勝つ馬が少ないので､エドノフェリーチェ③着流しの3連単を購入したところ､62.0倍が的中しました｡トリガミに用心して購入していた追加馬券も当たって､このレースもプラス収支です｡

▲早春Sは2→10→14で決着

先週の対象馬はこのほかにも､アルデバランSでスマッシングハーツが2番人気①着､ニューモニュメントが4番人気②着と馬券圏内を確保しました｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢◯｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

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続いては､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週は3つのレースに1頭ずつ狙い馬がいたのですが､前述の早春Sではエドノフェリーチェが4番人気③着､東京新聞杯ではファインルージュが1番人気②着､瀬戸Sではペルセウスシチーが2番人気②着｡3頭すべてが馬券圏内に好走というすばらしい結果になりました!

実は馬券も3鞍すべてが的中｡瀬戸Sは3連複1点買いで7.9倍…なのですが､実は締め切り間際までどう買うか悩んでいたため､慌てて購入できたのがこの1点だけでした｡それが的中したのですからツキがあったようですw

▲瀬戸Sは8→7→9で決着

東京新聞杯はファインルージュを軸に3連複21点を購入するも､配当は17.3倍｡トリガミとなりました…｡

▲東京新聞杯は11→6→9で決着

今週は適当なレースが見当たらないので､狙い馬はなしとさせていただきます｡来週以降に期待します｡

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最後に新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣も簡単に｡先述の通り､先週はエルフィンSが馬体重5番目以内の3頭での決着となりました｡この新馬券術はキャリアの浅い馬のレースと相性の良い傾向があるので､今週はクイーンCが狙い目となりそうです｡

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さて､2022年度のJRA騎手免許試験の合格者が発表されました｡個人的に気になったのは障害競走専門で合格した､小牧太騎手の長男･加矢太騎手｡デビューから障害競走専門なんて初めて聞きました｡

加矢太騎手は20年に全日本障害飛越選手権で優勝するなど､障害馬術の第一線で活躍していた選手｡しかし､障害馬術の選手からJRA障害騎手への転身は前例が無いそうです｡JRA騎手になる道に､こんな方法もあったんですね｡

現在25歳という遅咲きのJRAデビューになりますし､顔はお父さんそっくりで応援したくなります｡障害レース好きの僕としては､どんな活躍を見せてくれるのか､新人騎手デビューの3月が楽しみです｡


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