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馬迷男の挑戦

共同通信杯、クイーンCをW的中! 3歳OP向けの新馬券術のタネを発見!?


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 先週、アメリカでエクリプス賞授賞式が開催され、ラヴズオンリーユーが「Female Turf Horse」を受賞。さらに、ラヴズオンリーユーマルシュロレーヌの2頭が「#JapaneseDuo」として「NTRA(全国サラブレッド競馬協会) Moment of the Year」を受賞したというニュースがありました。「Moment of the Year」というのは初めて聞いたのですが、「各年において最も印象的な出来事」が選出されるそうで、公式ウェブサイトもしくはツイッターからの一般投票で決定されるものだそうです。

当コラムも読者の皆さんの印象に残る的中馬券を目指していますが、先週は重賞3鞍のうち、2鞍が的中。共同通信杯は、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の対象馬ジオグリフ(1番人気②着)から流した馬連9.6倍をヒットしました。3→1番人気の決着となって配当は控えめでしたが、これくらいの配当の馬券をしっかり拾っていければ回収率アップに繋がりそうです。

▲共同通信杯は10→5→8で決着

共同通信杯ではジオグリフアサヒの2頭が、前走と『直線距離が同じ』で、ページ最下部の対象馬一覧では「★」付きでした。しかし、今回のアサヒは馬体重が12kg増(510kg)だった点が気になったので、軸はジオグリフにしました。

レース自体は3番人気のダノンベルーガが完勝。③着には8番人気のビーアストニッシドが入りました。実はこの結果からある新馬券術のタネが浮上。詳しくは後ほど…。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

先週は共同通信杯のほかにも、この新馬券術の対象馬が好走しました。洛陽Sは「★」付きだったエアファンディタ(2番人気①着)から流した3連複18.6倍が的中。さらに、初音Sは「◯」付きだったメイサウザンアワー(3番人気①着)から流した3連複21.2倍が的中。しかし、どちらもトリガミ…。

▲洛陽Sは6→2→12で決着

▲初音Sは15→12→1で決着

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「◯」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

続いては、新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」の検証に移ります。クイーンCは馬体重2番目で1番人気のスターズオンアース(②着)から流した3連複10.6倍が的中。トリガミ防止の追加馬券と合わせてプラス収支となりました。

▲クイーンCは13→9→2で決着

このレースはスターズオンアースが強いとみて、「牝馬限定高配当バージョン」を封印。人気馬から流したのですが、馬体重4番目タイの2頭、プレサージュリフトが2番人気①着、ベルクレスタが3番人気③着という決着となりました。キャリアの浅い馬たちのレースと相性の良い傾向が、今回も発揮された形です。

先週は人気薄でも複数の好走馬がいました。12日(土)小倉7Rでは馬体重1番目で6番人気のタガノリバイバーが②着、13日(日)小倉1Rでは馬体重2番目で7番人気のミティエラが③着、同日の東京12Rでは馬体重3番目で7番人気のロゼキルシュが③着。しかし、馬券は的中しませんでした…。

今週の牝馬限定戦は3場で9鞍。「牝馬限定高配当バージョン」で好配当を狙っていきます。

■「牝馬限定高配当バージョン」購入の流れ
①馬体重の重い馬上位5番目までをチェック

②その5頭の中から「6番人気以下」or「単勝10倍前後」を軸にする

続いては、新馬券術「未勝利戦は初ダート馬作戦」の検証です。先週は12日(土)阪神3Rで初ダートの1番人気ノットゥルノを①着付けにした3連単21.5倍が的中。追加購入馬券と合わせて、プラス収支に持ち込めました。

▲12日阪神3Rは10→1→9で決着

この新馬券術では暫定的な購入の流れを試しているところですが、ノットゥルノは前走の芝のレースが4番人気だったので、馬券の軸にしたい馬に該当していました。

しかし、12日(土)阪神2Rはちょっとショックな結果に…。勝ったマスキエッタはダートで②③着と来て、今回は1番人気で①着。そして②着と③着が初ダートの馬たちで、ブラックサウザー(前走15番人気)が10番人気②着、エムリエール(前走9番人気)が5番人気③着という結果。3連単2531.5倍、3連複610.7倍もつきました。

このレースには初ダートの馬が3頭いて、購入の流れに照らし合わせると、前走8番人気だったアルマイメルのみが軸候補に該当。そのため、この馬を①着付けにした3連単を購入していたのですが、アルマイメルは⑤着で、他の2頭が馬券に入る結果に……。

先週、ダートの未勝利戦に出走した初ダートの馬の成績は[2.4.2.22](勝率6.7%、複勝率26.7%)。このうち前走8番人気以内に絞ると[1.3.1.10](勝率6.7%、複勝率33.3%)。複勝率を見る限り、前走8番人気以内に注目する作戦は間違っていないかもしれません。長い目で見れば、回収率がついてきそうです。

そして先週、初ダートで勝った2頭の人気をみてみると、12日(土)小倉3Rのアカザは前走9番人気→今回4番人気、12日(土)阪神3Rノットゥルノは前走4番人気→今回1番人気。やはり頭まで突き抜ける馬は今回が4番人気以内と、これも先週と同じ傾向が出ました。購入の流れをアップデートすると…。

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
①馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
②軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
③軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

ただし、先述のアルマイメルは前走8番人気→今回2番人気。①着付けにする手がかりについては、もう少し研究が必要なようです。

今週のダートの未勝利戦は16鞍。引き続きデータを収集しつつ、高配当を狙っていきます。

続いては、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」です。先週は狙い馬がいませんでした。対象となるレース・頭数は少なくなるため、先週のような事態も起きますが、狙いすましたように好走するのがこの新馬券術の真骨頂。今週狙えそうなレースは下記の4鞍です。この新馬券術が破壊力を発揮するハンデ戦も含まれています。

■京都牝馬S(阪神芝1400m)
1位:1分19秒4(良)アクアミラビリス
2位:1分19秒9(良)スカイグルーヴ
3位:1分20秒1(良)タンタラス
3位:1分20秒1(良)プールヴィル

■皿倉山特別(小倉芝2600m)
1位:2分39秒1(良)テンカハル
1位:2分39秒1(良)サンサルドス
3位:2分40秒7(良)イベリア

■フェブラリーS(東京ダート1600m)
1位:1分32秒7(稍)アルクトス
2位:1分33秒1(稍)サンライズノヴァ
3位:1分34秒4(良)カフェファラオ

■小倉大賞典(小倉芝1800m)
1位:1分45秒0(良)スーパーフェザー
2位:1分45秒1(良)サトノアーサー
3位:1分45秒4(良)ヴェロックス

京都牝馬Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"を比較すると1分19秒4のアクアミラビリスが2位を0秒5リード。ここはアクアミラビリスを狙ってみます。

2勝クラスのハンデ戦・皿倉山特別の“想定持ち時計"比較では、2分38秒5のサンサルドスと2分38秒7のテンカハルが、3位以下を1秒8以上引き離しています。ペース・展開によってタイムが大きく変わる長距離戦ですが、サンサルドステンカハルの2頭を狙えそうです。

フェブラリーSの“想定持ち時計"比較では、1分32秒7のアルクトスと1分33秒1のサンライズノヴァが双璧。3位となった1分34秒4のカフェファラオを大きくリードしています。しかし、持ち時計を記録したレースの馬場状態はアルクトスサンライズノヴァが時計が速かった20年南部杯(盛岡、稍重)なのに対し、カフェファラオは良馬場だった昨年のこのレース。時計ほどの差はないとみて、アルクトスサンライズノヴァを控えめに狙ってみます。

小倉大賞典の“想定持ち時計"は1分44秒4のスーパーフェザーが2位を0秒9引き離しました。ここはスーパーフェザーを信頼できそうです。

さて、共同通信杯の結果から見えてきた新馬券術のタネですが、このレースに出走した馬の前走までの上がりベストタイムを比較すると、1位ダノンベルーガ(33秒1)、2位ジオグリフビーアストニッシド(33秒3)で、この3頭が馬券圏内を独占!

さらにクイーンCは1位スターズオンアース(32秒6)、2位プレサージュリフト(33秒3)で、この2頭のワンツー決着。③着ベルクレスタも4位(33秒8)でした。

そこで、今年の3歳OPを対象に、出走前時点でメンバー中もっとも速い上がりを使っていた馬の成績を調べてみると、[3.4.0.4]で勝率27.3%、連対率63.6%。単純な比較だけでも、これほどの好成績でした。

ここからは仮説ですが、理由を考えてみると、「3歳のこの時期に速い上がりを使える馬は能力が高い」。さらに、少頭数のレースが多い、距離適性が未知、折り合い面などの要因から「スローペースの上がり勝負になりがち」などが挙げられるのではないでしょうか。

この時期の3歳重賞・オープン特別のレースは、能力の比較が難しいことがありますが、「迷ったらメンバー中上がり最速の馬を軸にする」という馬券作戦が使えそうです。頭数が増えてくるとどうかですが、今後はこの新馬券術のタネも検証したいと思います。

ちなみに、今週の3歳OPはヒヤシンスS(東京ダート1600m)だけ。前述した今年の3歳OPはいずれも芝で、ダートとは傾向が違うかもしれませんが、今年のメンバーでもっとも速い上がりを使っていたのはシーヴィクセン(35秒9、良)となります。

★現在検証中の馬券作戦★
「前走の上がりに注目作戦」
金蹄Sの対象馬:★ダノンラスター、◯バイシュラバナ(同級)、◯ホウオウエーデル(同級)
ダイヤモンドSの対象馬:◯アドマイヤアルバ(同級)、◯レクセランス(同級)、◯ヴァルコス(同級)、
ヒヤシンスSの対象馬:◯ウェルカムニュース、★ヘラルドバローズ(同級)
アメジストSの対象馬:★グランオフィシエ
フェブラリーSの対象馬:★スワーヴアラミス(同級)、★テイエムサウスダン(同級)
武庫川Sの対象馬:ソウルトレイン(同級)、ディヴィーナ、◯トオヤリトセイト(同級)
小倉大賞典の対象馬:★アールスター(同級)、★アリーヴォスーパーフェザー、★ダブルシャープ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記 ※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
19日東京1Rの対象馬:エリカコレクト
19日東京3Rの対象馬:ソレントフレイバー
19日阪神1Rの対象馬:クインズグレイトハマベノルンナムーランシャタン
19日東京3Rの対象馬:シャンバラレッドヴェルティス
19日小倉3Rの対象馬:スマイルムーン
20日阪神2Rの対象馬:カグラマツリウタベルシャンテミスボニータ
20日阪神3Rの対象馬:インベルシオンブラジリアンソングモズクレオパトラ
20日小倉1Rの対象馬:トラーパニドンシャーク
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記しています。

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
京都牝馬Sの狙い:アクアミラビリス
皿倉山特別の狙い:サンサルドステンカハル
フェブラリーSの狙い:アルクトスサンライズノヴァ
小倉大賞典の狙い:スーパーフェザー

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