どうも! “馬迷男"八木たかおです! 今週ちょっと驚いたのが､C･ルメール騎手がアパレルブランドを立ち上げるというニュース｡子供の頃からファッションへの関心が強かったそうですが､そんな一面をまったく知りませんでした｡今後､自身がプロデュースしたTシャツ､ポロシャツ､キャップなどを身に着けてインタビューに応じる姿も見せてくれるのでしょうか? 騎手インタビューがスタイリッシュになれば､｢カッコいい! 騎手になりたい!｣という若者も増えるかもしれませんね｡

当コラムはスタイリッシュより目指す方向はイージー｡簡単に馬券が当たる新馬券術の開発に引き続き勤しんでいきます｡まずは､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証です｡先週はフィリーズレビューの3連複(16.9倍)が的中｡トリガミ対策の追加購入の馬券が良い仕事をしてくれました｡これまでの傾向通り､キャリアの浅い馬たちによるレースで相性の良さを発揮しています｡

▲フィリーズレビューは4→2→6で決着

①着サブライムアンセムは馬体重4番目で2番人気､②着ナムラクレアは馬体重5番目で1番人気でした｡ここは小倉2歳Sを勝ち､阪神JF⑤着などの実績があるナムラクレアが強いとみるとともに､その馬が馬体重5番目ということで信頼｡ここ最近は｢牝馬限定高配当バージョン｣を使うことが多かったのですが､このレースは“的中重視"の通常バージョンを選択して正解でした｡

今週の牝馬限定戦は3日間開催で12鞍｡3歳限定戦のフラワーCが狙い目のレースになりそうです｡

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続いて､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証に移ります｡先週は13日(日)中山3Rを勝った6番人気スピードソルジャーの単勝8.6倍が的中しました｡

▲13日中山3Rは4→10→8で決着


スピードソルジャーは6番人気だったので､購入の流れに照らし合わせると単勝を買うことにはならないのですが､実は先週日曜､ある実験を敢行｡ページ最下部に表記している対象馬の単勝を均等買いしてみました｡

先週日曜の対象馬は13頭いたので､｢2頭ほど勝てば…あるいは上手くいくと1頭でも勝てばプラス収支になるのでは?｣という目論みだったのですが､的中したのは中山3Rのみ｡ちなみに13頭の成績は[1.1.3.8]で単勝回収率66.2%､複勝回収率78.5%でした｡

また､先週の土日2日間にダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[2.3.5.38](勝率4.2%､複勝率20.8%)｡13日阪神1Rで､ダブルブレンドが12番人気で②着に好走｡前走8番人気以内に絞ると[1.2.5.14](勝率4.5%､複勝率36.4%)でした｡

先ほどの対象馬の単勝均等買いに話を戻すと､現時点では効果的な購入方法ではなかったかもしれません｡と言うのも､現3歳世代の新馬戦が終了して以降､ダート未勝利戦で初出走となった馬たちの好走が目立つからです｡

先々週はダートの未勝利戦で初出走の馬が[3.0.0.27]｡勝った3頭の共通点として､｢4番人気以内｣｢牡馬｣｢偶数馬番｣というファクターが浮上していました｡

この傾向は続いているのでしょうか? 先週､ダートの未勝利戦で初出走の馬は[2.3.1.19]｡この結果を､先週挙がった3つの条件に当てはめてみると､以下の通りとなります｡

[1]4番人気以内(4番人気以内に限ると[1.2.0.1])
[2]牡馬(4番人気以内の牡馬に限ると[1.1.0.0])
[3]偶数馬番(4番人気以内の偶数馬番に限ると[1.2.0.1])

ここ2週の検証を見ると､初出走で4番人気以内の馬はかなりの好成績｡サンプルは少ないものの､これは期待できそうな予感です｡また､先週初出走の馬は偶数馬番で[2.3.0.11]､奇数馬番で[0.0.0.8]でした｡ダートの未勝利戦で4番人気以内の初出走馬(できれば偶数馬番)を軸にして､初ダートの馬を相手に選ぶ…そんな新馬券術が成立するかもしれません｡

また､これだけ初出走の馬が好走するということは､新馬戦が終わるとダートの未勝利戦の馬券作戦は否が応でも方向転換を求められそうです｡今後もデータを集めながら､新馬券術をアップデートしていきます｡

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続いては､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証です｡先週は中京スポーツ杯の対象馬3頭のうちの1頭だったプリマジアが5番人気①着｡単勝8.1倍が的中しました｡

▲中京スポーツ杯は3→15→12で決着

プリマジアはページ最下部に掲載している対象馬の中で『直線距離が同じ』の｢★｣付き｡①着狙いが期待できる馬でした｡

先週は､この新馬券術でも｢★｣付きの対象馬の単勝を均等買いしてみました｡すると対象馬7頭が[1.0.1.5]で回収率115.7%となり､こちらはプラス収支となりました｡

なお､先々週の｢★｣付きは[3.0.1.5]で､9頭の単勝を均等買いしていた場合の回収率は172%｡｢★｣付きの単勝買い作戦は好成績を収めています｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢◯｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡今週もまずは｢★｣付きの馬の単勝を買ってから､そのほかの馬券…という活用法を試してみようと思います｡

ここで当コラムが特に簡単な新馬券術候補として現在検証を続けている､｢3歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も検証しておきましょう｡

先週はアネモネSのフィールシンパシーが6番人気⑩着､昇竜Sのラヤスが6番人気④着､フィリーズレビューのブッシュガーデンは12番人気⑥着｡いずれも馬券圏内に入ることができませんでした｡これで､今年の3歳OPにおいて､出走前時点でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[3.5.2.12](勝率13.6%､複勝率45.5%)となりました｡

ここ数週､数字が下がり続けています｡先週考察したように､トライアルの始まる時期になると世代トップクラスが出走してくるため､上がりの切れだけでは勝ち切れなくなるのかもしれない…という仮説が現実味を帯びてきました｡

今週はファルコンSのプルパレイ､若葉Sのウナギノボリ､スプリングSのアルナシームとディオ､フラワーCのスタニングローズが対象となります｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週は狙い馬が4頭いて､そのうち昇竜Sの狙い馬だったグットディールが1番人気③着｡馬券は的中しませんでした…｡

グットディールは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計の比較で､2位以下を0秒9以上引き離していました｡そこで､持ち時計を大きく詰めてくる馬がいる可能性のある3歳戦であっても実験的に狙ってみたのですが､勝ったリメイクは持ち時計をなんと1秒8も大幅に短縮｡また､②着ジレトールも0秒4短縮しており､3歳戦の難しさが出た一戦でした｡

今週狙えそうなレースは2鞍｡そのうちハンデ戦は淡路特別となります｡好配当に手が届くでしょうか?

■豊橋S(中京芝1600m)
1位:1分32秒1(良)ピーエムピンコ
2位:1分32秒5(良)マルカエイペックス
3位:1分32秒6(良)タガノディアーナ

■淡路特別(阪神芝外2600m)
1位:2分38秒6(良)ハーツオブシャカ
2位:2分41秒0(良)メイショウラツワン
3位:2分42秒0(稍)プレイリードリーム

豊橋Sは “想定持ち時計"を比較すると1分32秒3のピーエムピンコが2位以下を0秒7以上離しています｡ここはピーエムピンコに期待です｡

淡路特別は“想定持ち時計"比較で2分38秒2のハーツオブシャカが2位以下に2秒4以上の差をつけています｡ただ､2600m戦ということで､出走メンバーに距離経験がない馬もいます｡ここはハーツオブシャカを控えめに狙います｡

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さて､先週は新馬券術の応用を試みて､単勝馬券に取り組みました｡改めて思ったのですが､単勝って1点買いで当たるとめっちゃ気持ちいいですねw “馬券の基本“とも言える単勝が得意になれば､他の賭式でも的中率･回収率がアップに繋がりそうです｡何事も基本が大切ということですね｡今週も気持ちの良い馬券が当たるようにがんばります!


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