どうも! “馬迷男"八木たかおです! 21日にボートレース大村で行われたSG｢第57回ボートレースクラシック｣の優勝戦を遠藤エミ選手が制し､女性レーサーとして初のSG制覇｡1952年のボートレース発祥から70年､歴史的快挙が達成されました｡現在のJRAは女性騎手の活躍が当たり前の状況｡女性騎手による初のG1制覇も近づいているはず｡歴史的快挙の瞬間を早く見たいものです｡

そんな快挙の到来を首を長くして待ちつつ､とりあえずは目先の馬券に集中｡先週は新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣で､若葉Sの馬連が的中｡10頭立てながら馬連17.7倍というまずまずの配当をゲットできました｡

▲若葉Sは6→4→3で決着

馬券の軸にしたヴェローナシチーは4番人気②着｡ページ最下部に掲載している対象馬の中で『直線距離が同じ』の｢★｣付きだったので､①着狙いが期待できる1頭でした｡そこで①着付けの3連単も購入していたのですが､保険的に買っていた馬連が的中｡前走のすみれS(③着)に続いて､2戦連続でメンバー最速の上がりをマークして期待に応えてくれました｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

ちなみに､先週の｢★｣付きは[1.2.0.5]で､単勝回収率23.8%という結果でした｡しかも､名古屋城Sを勝ったグロリアムンディの単勝配当は1.9倍｡そして､スピカSで3番人気②着だったスパイラルノヴァはゴール前で声が出たもののクビ差届かず……｡

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢◯｣付､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

そして､当コラムが特に簡単な新馬券術候補として現在検証を続けている､｢3歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も検証します｡先週は4鞍に5頭いた対象馬のうち､ファルコンSのプルパレイが2番人気①着､フラワーCのスタニングローズが2番人気①着! 馬券は的中しませんでしたが……｡

これで､今年の3歳OPにおいて､出走前時点でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[5.5.2.15](勝率18.5%､複勝率44.4%)となりました｡

｢トライアルの始まる時期になると世代トップクラスが出走してくるため､上がりの切れだけでは勝ち切れなくなるのかもしれない｣という仮説を掲げていましたが､先週は2勝｡皐月賞トライアルの若葉S､スプリングSでは馬券圏内に入っていない点をどう見るかですが､判断に迷います｡

今週の対象馬は伏竜Sのラインオブソウル､毎日杯のテンダンス｡どちらもトライアルではありません｡どんなデータが得られるでしょうか｡

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続いて､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証です｡19日(土)阪神2Rは初ダートのデュアルレインボーが2番人気①着で､この馬を①着付けにした3連単フォーメーション56.2倍が的中しました｡

▲19日阪神2Rは11→9→3で決着

20日(日)阪神1Rはアエリーゾが強いとみて①着付けにして､②着にダート替わりのジューンレインボーを入れた3連単18.4倍が的中｡

▲20日阪神1Rは5→3→6で決着

そして21日(月)中京2Rは初ダートのクロニクルを軸にして流した馬連7.4倍が的中｡追加馬券も上手く働いて､それぞれプラス収支に持ち込めました｡

▲21日中京2Rは9→6→14で決着


この3日間開催でダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[1.4.0.44](勝率2.0%､連対率10.2%)｡このうち前走8番人気以内に絞ると[1.3.0.16](勝率5.0%､連対率20.0%)でした｡

一方､当コラムがダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬と共に注目しているのが､ダートの未勝利戦で初出走の馬｡こちらは先週､[1.0.3.22]という成績｡この数字を見ると､先週はダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬も､ダートの未勝利戦で初出走の馬も不調でした｡

また､ダートの未勝利戦で初出走の馬に関しては､｢4番人気以内｣｢牡馬｣｢偶数馬番｣というファクターを持つ馬が狙い目だという仮説が浮上していました｡先週は4番人気以内で出走した馬は19日(土)中京1Rで3番人気③着だったハーディネス(馬番3番)の1頭だけ｡牝馬で奇数馬番でしたが､唯一の対象馬が好走した点は､傾向の補強につながりそうです｡

気になったのは､ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の不調｡ひとつ気になるのは道悪との関係です｡この点については､今後データを洗い直してみようと思います｡

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続いては､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証に移ります｡前述した20日(日)阪神1Rは､｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣と｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣のコラボで的中に漕ぎつけたものでした｡

強いと見たアエリーゾは単勝1.2倍という圧倒的な人気｡この馬を①着付けにして､前走の芝のデビュー戦で7番人気⑤着で今回が初ダートのジューンレインボーを②着付けにしました｡③着欄は馬体重3番目で3番人気だったドゥライトアルディを含む9頭｡この馬券で3連単18.4倍が的中しました｡

このほか､馬券は的中しませんでしたが､フラワーCでは馬体重2番目で2番人気のスタニングローズが①着､馬体重4番目で9番人気だったニシノラブウインクが②着､馬体重5番目で1番人気だったシンティレーションが③着｡馬体重が重い上位5頭で決着しました｡また､豊橋Sでは馬体重3番目で11番人気のテーオーラフィットが③着に入りましたが､こちらも的中馬券は手元に無し…｡

フラワーCの結果を見ると､やはり年齢限定戦で馬体重が重い馬は要チェックです｡今週の牝馬限定戦は13鞍｡特に3歳戦の君子蘭賞､ミモザ賞に狙いを定めます｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週は狙い馬が2頭いましたが､どちらも馬券圏外｡よってこの新馬券術による的中はありませんでした｡

今週狙えそうなレースは1鞍｡狙い馬が少ないということは軍資金を集中できるということ｡上手く的中馬券に繋げて､好配当を目指したいところです｡

■春風S(中山ダート1200m)
1位:1分10秒1(不良)メイショウハナモリ
2位:1分10秒5(不良)ベイビーボス
3位:1分10秒6(重)ナイトブリーズ

春風Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較で､1分10秒1のメイショウハナモリが2位以下を0秒7以上引き離しています｡ここはメイショウハナモリを狙ってみます｡

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さて､今週は春のG1シリーズ開幕戦の高松宮記念｡新馬券術の対象にはなりませんでしたが､もちろん馬券を買います! 馬券の軸にしようと考えているのは､去年のこのレース②着のレシステンシア｡ただ相手が難しいんですよねぇ｡

｢この舞台なら｣と期待したいクリノガウディー､リフレッシュ明けのレイハリアの2頭は､どちらも前走が大きめの着順ながら狙っておもしろい…と思っているのですが､どうでしょうか?


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