馬迷男の挑戦
「前走の上がりに注目作戦」が好調で、御堂筋Sの3連単317.1倍が的中! 今週も狙い目が!?
どうも! “馬迷男"八木たかおです! 「2022ドバイワールドカップデー」で日本調教馬が5勝の快挙! 先日の「2022サウジカップデー」の4勝も驚きましたが、なんとそれを上回りました。馬券を買いながら日本調教馬を応援していて、ドバイターフはパンサラッサとシュネルマイスターを①着付けにした3連単フォーメーション118.5倍が的中! パンサラッサがよく粘って①着同着に持ち込んでくれました。
▲ドバイターフは8→11→15、11→8→15で決着
そして、ドバイシーマクラシックはUAE調教馬のユビアーから馬連で流し、勝ったシャフリヤールとの馬連14.9倍が的中。「海外レースは日本馬から買え」。そんな時代が来たのでしょうか?
▲ドバイシーマクラシックは12→14→1で決着
世界に目を向けつつも地元愛も大切に。先週は、関西出身の僕が主に学生時代、時々遊び歩いていた通りの名前が付いたレース・御堂筋Sの3連単317.1倍を新馬券術「前走の上がりに注目作戦」で的中しました!
▲御堂筋Sは11→2→6で決着
このレースは買い方をひと工夫。ページ最下部に掲載していた対象馬は、前走から『直線距離が同じ』の「★」付きだったトゥーフェイス、『直線距離延長』の「◯」付きだったダンディズムを含めて3頭でした。
通常なら「★」付きのトゥーフェイス①着付けで買うところですが、このレースの馬場状態は稍重。芝のレースですから、上がりで勝負する馬にとっては歓迎できないコンディションでしたし、これまでの傾向でも芝・ダート問わず、道悪の場合には対象馬はやや不振でした。そこで対象馬3頭の評価を下方修正。そうすると菊花賞⑥着の実績があり、近2走を連勝しているロバートソンキーが気になってきました。
ロバートソンキーの前々走は、不良馬場で行われた1勝クラスをクビ差で勝利。良馬場の前走は2勝クラスで②着馬に0秒3差を付けて①着。僕は基本的に連勝馬の場合、クラスが上がるごとに着差が拡がるのは強い馬の証と考えています。ただ、ロバートソンキーは「前々走は道悪が向かなかったために、②着馬と接戦になったのでは?」という仮説も考えられます。
そこで、1番人気ロバートソンキーを③着付けにしたところ、7番人気ダンディズムが①着、2番人気トゥーフェイスが②着に入り、対象馬2頭との決着で300倍超の高配当となりました。
そして、先週はこの新馬券術で的中連発。六甲Sは「★」付きの対象馬が2頭いたうちの1頭、1番人気カレンシュトラウスを稍重馬場ということで③着付け流しにしたところ、3連単78.2倍が的中。
▲六甲Sは12→10→2で決着
さらに、鈴鹿Sは「★」付きの対象馬だった3番人気ペルセウスシチーから流した馬連51.8倍と3連複45.2倍が的中しました。このレースはダートの重馬場だったので、逃げ・先行の馬に警戒が必要な馬場状態。そこでペルセウスシチーの3連単①着付けではなく、馬連と3連複を購入したのですが、頭まで突き抜けました。3連単307.4倍をゲットできていた可能性がありましたが、これは仕方の無いところ。
▲鈴鹿Sは7→16→6で決着
馬券が的中しなかったレースでも、伏竜Sは対象馬4頭のうち、デリカダが3番人気①着、ノットゥルノが2番人気②着。毎日杯も対象馬4頭のうち「★」付きの2頭、ピースオブエイトが4番人気①着、ドゥラドーレスが1番人気③着と好走しました。
■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない
◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京
●ミドル
芝:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神
●ショート
芝:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館
今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「◯」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。
そして、当コラムが特に簡単な新馬券術候補として現在検証を続けている、「3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」も検証。先週は伏竜Sのラインオブソウルが5番人気⑦着、毎日杯のテンダンスが3番人気⑦着と、どちらも好走できず…。
これで、今年の3歳OPにおいて、出走前時点でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[5.5.2.17](勝率17.2%、複勝率41.4%)となりました。
今週は3歳OPのレースが組まれていません。そして来週からはクラシックが開幕。果たしてG1では、最も速い上がりを使っていた馬の成績はどのようになるのでしょうか?
続いて、新馬券術「未勝利戦は初ダート馬作戦」の検証です。27日(日)中山2Rは前走が芝で3番人気⑨着だったホウオウノーサイドがダート替わりで4番人気②着。馬券はこの馬から流した馬連12.9倍、3連複8.0倍が的中。3連複の追加馬券も機能しました。
▲27日中山2Rは10→11→6で決着
■「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討
先週、ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[5.4.2.49](勝率8.3%、複勝率18.3%)。このうち前走8番人気以内に絞ると[5.4.1.19](勝率17.2%、複勝率34.5%)でした。
8番人気以内に絞って馬券に入れた方がもちろん回収率は上がりそうですが、27日(日)中京3Rは11番人気のモーゲンが③着に爆走して、①着が1番人気、②着が2番人気だったにもかかわらず、3連単279.1倍という高配当になりました。
ただ、先週は前走9番人気以下で馬券圏内に入った馬はモーゲンだけ。大ホームランを夢見て初ダートの馬すべてを馬券に入れるか、回収率アップのために前走9番人気以下の馬の好走は「しょうがない…」と割り切るか。このあたりは個人の好みかもしれません。
そして、先々週はやや不振だった初ダートの馬でしたが、先週はまずまず。先々週も先週も道悪でした。先々週の不振はたまたま、ということなのでしょうか?
そこで、2012年1月5日から先週までを対象に、ダートの2歳未勝利戦と3歳未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績を良馬場の場合と稍重以上の道悪の場合に分けて調べてみました。
■ダートの未勝利戦(良)へ出走した初ダートの馬の成績
[643.583.571.9929](勝率5.5%、複勝率15.3%)
■ダートの未勝利戦(稍重~不良)へ出走した初ダートの馬の成績
[473.432.446.7239](勝率5.5%、複勝率15.3%)
なんと勝率、複勝率がまったく同じ数字! この数字から“道悪は関係ない"と言えそうです。気になる要素をひとつ消すことができました。
そして、当コラムが注目しているダートの未勝利戦で初出走となった馬は[1.0.1.24]。このうち、4番人気以内で出走した馬は1頭だけで馬券圏外でした。先々週、先週と2週連続でやや不振という結果になっていますが、実はこちらの方が道悪の影響を受けているのかも…。来週までに調べることにします。
続いては、新馬券術「牝馬限定戦は大きな馬作戦」の検証に移ります。26日(土)中京12Rは新馬券術を少し応用して馬券を購入。前走の牡牝混合戦で②着だったシンシアリダーリンが牝馬限定戦であれば信用できると考え、この馬を軸に馬体重の重い馬や気になる馬に流したところ、馬連5.3倍が的中。しかし、残念ながらトリガミでした…。
▲26日中京12Rは1→10→11で決着
また、馬券は的中しませんでしたが、3歳戦の君子蘭賞では7頭立てながら馬体重5番目のヴァンルーラーが6番人気①着。3連単500倍超えの波乱を演出しました。
さらに、8頭立てのミモザ賞でも馬体重3番目のラブパイローが7番人気①着。3連単450倍超えの波乱を呼びました。
今週の牝馬限定戦は4鞍で、3歳馬の特別競走はありませんが、未勝利戦で的中を狙っていきます。
続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は狙い馬が1頭いましたが、馬券圏外。ここぞとばかりに張り切って馬券を購入しましたが、的中しませんでした…。
今週も狙えそうなレースは厳選1鞍です。
■なにわS(阪神ダート1200m)
1位:1分9秒1(重)マラードザレコード
2位:1分9秒8(良)シャマル
3位:1分9秒9(不良)マティアス
3位:1分9秒9(不良)ゴッドバンブルビー
なにわSは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較で、1分9秒1のマラードザレコードが断トツ。2位以下を0秒9引き離しています。ここはマラードザレコードの逃げに期待します。
さて、先週の高松宮記念はナランフラグに騎乗した丸田恭介騎手がG1初制覇! 勝利騎手インタビューで師匠の宗像義忠調教師の話になるたびに涙ぐむ姿が印象的でした。もちろんテレビの前でもらい泣きですw 馬券が外れてもなんだかほっこり。いいシーンを見せてもらいました。
今週は大阪杯。エフフォーリアの強いところも見たいのですが、ジャックドールの6連勝でのG1初制覇も見たい気持ちで揺れています。ゆくゆくはジャックドールとパンサラッサのハナ争いも見たい。見たい競馬が盛りだくさんです。今後の勢力争いに影響しそうな大阪杯、大注目ですね。
★現在検証中の馬券作戦★
■「前走の上がりに注目作戦」
ダービー卿CTの対象馬:★グラティアス(同級)、ザダル(同級)、ダーリントンホール(同級)、
コーラルSの対象馬:★バティスティーニ(同級)、ボンディマンシュ(同級)、★レッドヴェイロン(同級)
美浦Sの対象馬:エンデュミオン(同級)、★ココニアル(同級)、★レインカルナティオ
心斎橋Sの対象馬:★ストーンリッジ(同級)、
大阪杯の対象馬:◯アリーヴォ(同級)、◯キングオブコージ(同級)、★ポタジェ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記 ※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
■「未勝利戦は初ダート馬作戦」
2日中山1Rの対象馬:ネネ
2日中山3Rの対象馬:エコログロリアス
2日中山6Rの対象馬:ホウオウバリスタ、レッドカロス
2日阪神3Rの対象馬:タカラマドンナ
3日中山1Rの対象馬:パープライト
3日中山2Rの対象馬:マルヴァジーア
3日中山3Rの対象馬:ネオネイア
3日阪神2Rの対象馬:シルバーペコ、ピラティス
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記しています。
■「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
なにわSの狙い:マラードザレコード
■「前走の上がりに注目作戦」
ダービー卿CTの対象馬:★グラティアス(同級)、ザダル(同級)、ダーリントンホール(同級)、
コーラルSの対象馬:★バティスティーニ(同級)、ボンディマンシュ(同級)、★レッドヴェイロン(同級)
美浦Sの対象馬:エンデュミオン(同級)、★ココニアル(同級)、★レインカルナティオ
心斎橋Sの対象馬:★ストーンリッジ(同級)、
大阪杯の対象馬:◯アリーヴォ(同級)、◯キングオブコージ(同級)、★ポタジェ(同級)
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外 ※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引 ※前走が同級以上の馬は(同級)を表記 ※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
■「未勝利戦は初ダート馬作戦」
2日中山1Rの対象馬:ネネ
2日中山3Rの対象馬:エコログロリアス
2日中山6Rの対象馬:ホウオウバリスタ、レッドカロス
2日阪神3Rの対象馬:タカラマドンナ
3日中山1Rの対象馬:パープライト
3日中山2Rの対象馬:マルヴァジーア
3日中山3Rの対象馬:ネオネイア
3日阪神2Rの対象馬:シルバーペコ、ピラティス
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記しています。
■「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」
なにわSの狙い:マラードザレコード
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