どうも! “馬迷男"八木たかおです! この時期はレースと一緒に桜の風景を楽しめるのが競馬ファンの特権｡先週は中山､阪神で共にコースの外側が桜色に染まっていました｡

もちろん桜だけではなく､レースにも注目していました｡先週は新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣で万馬券ゲット! 2日(土)中山2Rは初ダートの馬が2頭いて､そのうち12番人気(単勝75.1倍)のプランセスカグヤが優勝｡馬券は②着に入った4番人気クラウンシューターから入って､馬連267.7倍と3連複223.3倍が的中! このレースだけで､払い戻し10万円超えの大勝利となりました!

▲2日中山2Rは7→5→11で決着

クラウンシューターは今回の出走メンバーの中で持ちタイム2番目で､前走は直線で包まれて0秒7差の⑨着｡馬券の軸としては期待できると考えました｡


このレースで初ダートだった2頭の前走人気は､プランセスカグヤが13番人気､もう1頭も11番人気｡この新馬券術の購入の流れに照らし合わせると､馬券の軸にはなりませんが､馬券に入れておいて正解でした｡

また､2日(土)中山3Rは前走が芝で7番人気⑨着だったエコログロリアスが1番人気②着｡この馬から流した馬連13.5倍が的中しました｡

▲2日中山3Rは4→10→8で決着

3日(日)阪神2Rは前走が芝で10番人気④着だったシャランガーナが3番人気②着｡この馬を軸にした3連複48.0倍､馬連14.5倍が的中｡

▲3日阪神2Rは8→9→14で決着

先週､ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[4.3.3.20](勝率13.3%､複勝率33.3%)｡このうち前走8番人気以内に絞ると[1.1.1.7](勝率10.0%､複勝率30.0%)でした｡

一方､前走9番人気以下の馬は[3.2.2.13](勝率15.0%､複勝率35.0%)で､単勝回収率は528%､複勝回収率251%｡先週は前走も人気薄だった馬の好走が目立ちました｡

やはり資金面を考えても｢馬券の軸は8番人気以内｣､｢9番人気以下はとりあえず馬券に入れておく｣という作戦が有効なようです｡

一方､先週はダートの未勝利戦で初出走だった馬は[1.0.0.22]でした｡

ただ､その中でも狙い目として仮説が挙がっている｢4番人気以内｣｢偶数馬番｣の馬は3日阪神2Rのワックスリリカルだけで､その馬が2番人気①着でした｡このレースは前述したように､初ダートのシャランガーナから流した馬券で的中しています｡

そして気になっているのが道悪の影響です｡3週前の3日間開催は[1.0.3.22]で､先々週は[1.0.1.24]｡いずれもダート戦は3場すべてが道悪競馬でした｡そして､先週のダート戦は中山が土日両日で全て道悪でしたが､ワックスリリカルが勝った阪神は土日ともに全て良馬場｡

そこで､2012年1月5日から先週までを対象に､ダートの3歳未勝利戦で初出走となった馬の成績を､良馬場の場合と道悪の場合に分けて調べてみました｡

■ダートの3歳未勝利戦(良)で初出走
[51.41.45.1995](勝率2.4%､複勝率6.4%)

■ダートの3歳未勝利戦(稍重～不良)で初出走
[34.24.30.1318](勝率2.4%､複勝率6.3%)

勝率､複勝率ともほぼ同じ｡ならばということで､｢4番人気以内｣に絞ってみると…｡

■ダートの3歳未勝利戦(良)で初出走かつ4番人気以内
[21.15.9.145](勝率11.1%､複勝率23.7%)

■ダートの3歳未勝利戦(稍重～不良)で初出走かつ4番人気以内
[16.8.7.79](勝率14.5%､複勝率28.2%)

こちらは道悪の方が好成績｡ということは､近3週は道悪で不振ですが､馬場状態の影響は考えなくていいのかもしれません｡

また､注目すべきは勝率の高さ｡ダートの3歳未勝利戦で初出走ながら4番人気以内の馬は頭から狙うべき…と言えそうです｡

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続いては､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証に移ります｡3日(日)阪神8Rは｢牝馬限定高配当バージョン｣で浮上した､馬体重5番目タイで6番人気のノーチラスが③着｡この馬を軸にした3連複フォーメーション27.7倍が的中し､追加馬券でプラス収支に持ち込めました｡①着が2番人気､②着が1番人気でしたが､まずまずの配当となったところが｢牝馬限定高配当バージョン｣の地力の高さ｡

▲3日阪神8Rは7→12→1で決着


このほかに､2日(土)中山1Rは馬体重4番目で8番人気だったバイロイトが③着｡3連複318.0倍という高配当の立役者となりました｡馬券には入れていましたが､的中はできませんでした…｡

今週の牝馬限定戦は9鞍あり､中でもこの新馬券術と相性の良い､キャリアの浅い馬たちによる桜花賞､忘れな草賞は狙いたい一戦｡｢牝馬限定高配当バージョン｣で的中馬券に迫ります!

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続いては､新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の検証です｡先週はページ最下部に掲載していた対象馬の好走が続出したのですが､的中馬券に繋げることができませんでした…｡

中でも痛恨なのは大阪杯｡前走から『直線距離が同じ』の｢★｣付きだったポタジェが8番人気①着､『直線距離延長』の｢◯｣付きだったアリーヴォが7番人気③着｡3番人気②着のレイパパレを挟んで3連単5375.9倍の大波乱を呼びました｡こういう馬券を取り逃すのは精神的なショックが大きいですね…｡

また､ほかのレースでは､ダービー卿CTでダーリントンホールが1番人気③着､美浦Sで｢★｣付きのレインカルナティオが2番人気③着と好走｡対象馬は期待に応えてくれているだけに､馬券的中のチャンスはあるはず｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢◯｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡

そして､当コラムが特に簡単な新馬券術候補として検証を続けている､｢3歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣は､先週は対象レースがありませんでした｡今週はニュージーランドTのマテンロウオリオン､忘れな草賞のシーグラス､桜花賞のスターズオンアースが対象馬｡どんな走りを見せてくれるのか楽しみです｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週の狙い馬は厳選1頭だったのですが､残念ながら馬券圏外…｡

今週狙えそうなレースは3鞍｡そのうち2鞍がこの新馬券術が破壊力を発揮するハンデ戦です｡

■印西特別(中山ダート2400m)
1位:2分31秒1(重)グッドリドゥンス
2位:2分32秒2(不良)コバルトブルー
3位:2分33秒3(不良)フィストバンプ

■京橋S(阪神芝2000m)
1位:1分59秒1(良)オールザワールド
2位:1分59秒2(良)ナリタブレード
3位:1分59秒6(良)リノキアナ

■梅田S(阪神ダート1800m)
1位:1分50秒0(不良)クリノドラゴン
1位:1分50秒0(不良)モダスオペランディ
3位:1分50秒7(重)ヴォワドアンジェ
3位:1分50秒7(不良)ロッキーサンダー

ハンデ戦の印西特別は 持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"では2分30秒5のグッドリドゥンスが2位の馬を1秒9リード｡レース数が少ないダート2400m戦なので､持ち時計を大幅に短縮してくる馬もいそうですが､ここはグッドリドゥンスに期待します｡

ハンデ戦の京橋Sの“想定持ち時計"は1位が1分58秒6のナリタブレードで､2位が1分58秒7のオールザワールド｡この2頭が3位を0秒5以上引き離しています｡この新馬券術では0秒5差を一応の目安としているので､ここはナリタブレードとオールザワールドの2頭を狙います｡

梅田Sは持ち時計比較だとクリノドラゴンとモダスオペランディが並んでいますが､“想定持ち時計"に換算すると1分50秒0のモダスオペランディがトップで､2位を0秒7リード｡ここはモダスオペランディから入ります｡

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さて､今年も桜花賞がやって参りました｡｢毎年桜花賞に桜の満開を合わせてくる阪神競馬場 馬場造園課の仕事はすごい!｣と思っていたのですが､当の馬場造園課の方々が｢特別な作業をしていない｣と語っている記事を読みました｡開花を進めたり､遅らせたりして満開のタイミングを調整するために､根元にストーブや氷を置く…なんて話を聞いたことがありましたが､噂だったようです｡

では､なぜ桜花賞当日に満開に? 実はこの春からミステリー･オカルト系の新番組を担当することになりそうで､怪しいものへのアンテナが立っている僕にとっては興味深い事象です｡｢なぜか桜花賞当日に満開になる阪神競馬場の桜の謎｣｡解明してみたいものですw


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