どうも! “馬迷男"八木たかおです! 今週､NAR､JRAなどから､2歳馬と3歳馬の競走体系を整備することが発表されました｡3歳ダート三冠競走が創設されるほか､重賞級認定競走の新設､短距離競走体系の整備も行われるとか｡日本全体のダート路線のレベルアップにも繋がるでしょうか｡2歳馬のレースは来年､3歳馬のレースは再来年から整備されるそうなので楽しみに待ちたいです｡

若駒たちのダート路線での活躍も楽しみですが､先週は古馬16頭が争ったダートの一戦で万馬券をゲット! オークランドサラブレッドRTの3連複101.7倍が的中しました!

▲オークランドサラブレッドRTは9→10→11で決着

このレースは新馬券術｢前走の上がりに注目作戦｣の対象馬が2頭いて､そのうちの1頭ロッキーサンダーが1番人気③着｡2頭ともページ最下部のまとめでは､前走と｢直線距離が同じ｣の｢★｣付きだったので､馬単･3連単①着付けで狙おうと考えたのですが､相手を絞り切れなかったので3連複フォーメーションに方針転換｡これが的中に繋がりました｡

①着は2番人気メイショウフンジン､②着は9番人気エマージングロールで､この②着馬は研究中の“巻き返しパターン"での好走｡前々走馬券圏内(①着)→前走馬券圏外(⑥着)で､さらに今回は6ヵ月の休み明けということもあってか9番人気に甘んじていました｡昇級初戦を敗戦+休養明けはやや買いづらいところ｡しかし､敢えて馬券に入れたことで万馬券を届けてくれました｡

先週､この新馬券術の対象馬は6鞍に12頭いて[0.0.3.9](複勝率25.0%)｡馬券は的中しませんでしたが､垂水Sでアールドヴィーヴルが1番人気③着､多摩川Sでワンスカイが6番人気③着と好走しました｡

それ以外にも惜しいレースがあり､米子Sではラセットが13番人気④着で､③着とはハナ差｡ユニコーンSではヴァルツァーシャルが6番人気④着で､③着とはクビ差でした｡


◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
芝:東京､阪神外回り､新潟外回り
ダート:東京､中京

●ミドル
芝:阪神内回り､京都外回り､中京､新潟内回り
ダート:新潟､阪神

●ショート
芝:中山､京都内回り､福島､小倉､札幌､函館
ダート:中山､京都､福島､小倉､札幌､函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください｡3連単･馬単の頭､WIN5で狙うなら､『直線距離が同じ』の｢★｣付きということになります｡『直線距離延長』の｢〇｣付き､『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います｡注目の宝塚記念は3頭に｢★｣が付きました｡

そして､｢3歳OP限定､メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦｣も合わせて検証します｡先週はユニコーンSの対象馬ハセドンが2番人気⑧着｡今年の3歳OPにおいて､出走前時点でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[8.6.3.30](勝率17.0%､複勝率36.2%)となりました｡次の3歳OPはラジオNIKKEI賞となりますが､果たして｡

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続いて､新馬券術｢牝馬限定戦は大きな馬作戦｣の検証に移ります｡先週は19日(日)阪神8Rの馬連4.1倍を手堅く的中しましたが､追加馬券の購入前に締切時刻となってしまいトリガミでした…｡

▲19日阪神8Rは12→11→10で決着

馬券の軸にしたエイシンピクセルは牡牝混合戦で前々走②着､前走③着と好走を続けていて､今回は馬体重4番目で3番人気②着｡勝ったママコチャは馬体重3番目で1番人気でした｡

それ以外でも､馬体重の重い馬が人気薄で激走するケースがありましたが､馬券は的中せず…｡19日(日)東京2Rではリネンファイトが馬体重3番目で6番人気①着､函館7Rではテーオーメアリーが馬体重4番目で10番人気①着でした｡

リネンファイトは｢牝馬限定高配当バージョン｣購入の流れで浮上してきたので､この馬から流していたのですが､②着馬ハクサンセーラーが13番人気の人気薄だったこともあり､馬券から抜けてしまいました｡

ハクサンセーラーはこのレースの出走馬の中で､ダート1400mの持ち時計3番目でした｡さらに今回は､▲51kgの佐々木騎手が騎乗｡若手騎手が活躍することの多い印象がある短距離戦だけに､なんとか手が届かなかったかと悔やまれます｡今後､減量騎手を狙い撃ちできるパターンを探っていく手もありそうです｡


なお､先週は18日(土)函館5Rで牝馬限定の2歳新馬戦が行われ､馬体重1番目のゴキゲンサンが2番人気①着､馬体重4番目のブルジュドバイが3番人気②着でした｡この新馬券術はキャリアの浅い馬のレースとの相性が良い傾向がありますが､新馬戦でも使えそうです｡

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続いて､新馬券術｢持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦｣の検証です｡先週は3鞍に1頭ずつ狙い馬がいましたが､いずれも馬券圏外｡檜山特別の狙い馬モズピンポンが6番人気④着で､③着馬とはクビ差｡もうひと押しでした…｡

今週狙えそうなレースは2鞍｡実験的に狙ってみたいレースがあります｡

■甲州街道S(東京ダート1600m)
1位:1分35秒5(重)ヘライア
2位:1分35秒6(重)メイショウマサヒメ
3位:1分35秒8(重)ヤマメ

■舞子特別(阪神芝1400m)
1位:1分19秒7(良)ルピナスリード
2位:1分20秒4(良)ムーンライト
2位:1分20秒4(良)メイショウベッピン

甲州街道Sは持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較で2頭が抜けている一戦｡1位が1分34秒7のヘライア､2位が1分34秒8のメイショウマサヒメで3位を0秒6以上離しています｡実はこの2頭､持ち時計を記録したレースが同じ｡去年6月6日の小金井特別で①着がヘライア､②着がメイショウマサヒメでした｡2頭とも近走は大きい着順が続いていますが､それからほぼ1年後となる今回は同時期､同コースの爆走に期待する手もありそうです｡

舞子特別は2勝クラスのハンデ戦｡これを実験的に狙ってみます｡“想定持ち時計"比較では1位が1分19秒5のルピナスリードで､2位が1分19秒8のフォルステライト｡タイム差は0秒3なので､基準としている0秒5差をクリアしていません｡ただ､ルピナスリードは3歳馬でここまでのキャリアは5戦｡フォルステライトは5歳馬でキャリア15戦｡3歳馬の伸びしろを考えて､ルピナスリードを馬券の軸に据えるのはどうでしょうか｡

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続いて､新馬券術｢未勝利戦は初ダート馬作戦｣の検証です｡先週はこの新馬券術による的中はありませんでした…｡

先週､ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[1.0.2.20](勝率4.3%､複勝率13.0%)｡このうち前走8番人気以内に絞ると[1.0.2.8](単勝率9.1%､複勝率27.3%)でした｡

19日(日)東京3Rは初ダートの馬が4頭いて､そのうち3頭が前走8番人気以内という一戦で､①着と③着が初ダートの馬という決着｡外す方が難しいと思えるレースでしたが､もう1頭から入ってしまいました…｡

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さて､先週から当コラムでは夏競馬で敢えて古馬を狙うことで高配当を狙う研究を始めました｡その一環で､19日(日)阪神7Rは3連単488.8倍が的中!

▲19日阪神7Rは9→2→6で決着

4歳馬のトーホウディアスが2番人気①着｡このレースは11頭立てと出走頭数が少ないこともあり､相手を6頭に絞れたので､トーホウディアス①着付け流しで勝負しました｡

狙える古馬の条件としては､｢過去に同級以上のクラスで一度でも馬券圏内に入ったことがある馬｣もしくは｢昇級2戦目まで｣という傾向が出ています｡このレースには古馬が6頭出走していて､そのうち条件に当てはまった馬は3頭｡中でも､トーホウディアスは3走前③着､前々走②着と､近走での好成績がありました｡相手はトーホウディアス以外の古馬2頭と3歳馬全4頭の計6頭に流して万馬券ゲットです｡

18日(土)阪神7Rは4歳馬ウィンドリッパーが2番人気①着｡この馬から流した3連単50.4倍が的中｡ウィンドリッパーは前走③着でした｡

▲18日阪神7Rは2→1→8で決着

さらに､19日(日)東京12Rは6歳馬コングールテソーロが1番人気(4.8倍)で①着｡この馬から流した馬連が28.4倍つきました｡コングールテソーロは前走②着でした｡

▲19日東京12Rは3→12→11で決着

｢過去に同級以上のクラスで一度でも馬券圏内に入ったことがある馬｣の場合は､より近走で好走している馬から狙うべきかもしれません｡当たり前のように思えますが､3歳馬に人気が集まるこの時期は､思った以上に美味しい配当になる可能性もありそうです｡今週も古馬狙いの研究を進めます｡


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