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馬迷男の挑戦

日曜の3場メインを全的中! 古馬狙い作戦もアップデート!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 少し昔の話ですが、1994年のマイルCS(勝ち馬ノースフライト)で記録された、当時のレコードタイムとなる1分33秒0に度肝を抜かれたことを強く覚えています。また2005年ジャパンCを現地観戦して、アルカセットの勝ち時計2分22秒1に「ホーリックスのレコードを更新!?」と大興奮。2018年ジャパンCはアーモンドアイが樹立した世界レコード2分20秒6の表示を見て「時計、壊れたの?」と思いましたw 先週3日(日)のCBC賞も、「1分5秒8!?」と、僕と同じく目を疑った読者さんもいたのでは?

そのCBC賞は、先週から新馬券術に昇格させた「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」で的中。馬連フォーメーション17.7倍というまずまずの配当をサクッとゲットできました。

▲CBC賞は5→8→2で決着

■狙える古馬の条件
・前々走、前走のどちらかで同級以上で馬券圏内がある
・昇級2戦目まで

CBC賞では、これまでの研究から浮かび上がってきた条件に3頭が該当していたため、その3頭を馬連フォーメーション1頭目に配置。そのうちの1頭、タイセイビジョンが3番人気②着に入りました。

タイセイビジョンは前走・春雷Sで2番人気②着だったので条件に適合。そもそも2~3歳時に重賞2勝の実績馬でしたし、4走前の京阪杯で3番人気②着もありました。重賞の舞台でのトップハンデ57kgは若干気になりましたが、しっかり好走。

そして、馬連フォーメーション2頭目に条件に該当した古馬3頭と3歳馬2頭の計5頭を並べての的中となりました。終わってみればタイセイビジョンが3番人気で、勝ったテイエムスパーダは2番人気。上位人気同士の決着ながら、まずまず美味しい馬券になったかもしれません。

3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は、先週は26鞍。世代ごとの成績は下記の通りです。

3歳[17.18.14.75](勝率13.7%、複勝率39.5%)
4歳[6.3.8.92](勝率5.5%、複勝率15.6%)
5歳以上[3.5.4.76](勝率3.4%、複勝率13.6%)

あいかわらず3歳馬が圧倒的な勢い。そんな中、4歳以上の出走馬のうち、「狙える古馬の条件」該当馬の成績は[6.6.8.41](勝率9.8%、複勝率32.8%)とまずまずです。

そして見逃せないのが、「狙える古馬の条件」の該当馬で1番人気となった馬の好成績です。先週は[2.1.0.0]で、単勝回収率166%、複勝回収率140%。該当頭数こそ少ないですが、1番人気でこの回収率はかなり優秀と思えます。該当馬3頭が出走した3鞍のうち、2鞍の2番人気は3歳馬でしたから、人気を分け合った結果で配当が付いている可能性がありそうです。

さらに今年6月4日から先週までの期間を対象に「狙える古馬の条件」に該当して1番人気となった馬の成績を調べてみると、[6.3.4.6](勝率31.6%、複勝率68.4%)。1番人気なのでこれくらいの成績になることは不思議ではありませんが、単勝回収率94.0%複勝回収率100.0%となかなかの数字を残しています。

「狙える古馬の条件」に該当して1番人気の馬を積極的に狙っていけば、思ったよりも配当がつく馬券が舞い込んでくるかもしれません。また、CBC賞3番人気②着のタイセイビジョンの例も踏まえると、3番人気くらいまでの上位人気馬も狙って面白そうです。“古馬を狙うなら人気上位馬“が夏競馬でワンランク上の配当をゲットする指針になりそうです。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週は3鞍に5頭の対象馬がいて[2.0.0.3]。ラジオNIKKEI賞ではフェーングロッテンが3番人気①着、巴賞ではホウオウピースフルが4番人気①着となり、どちらも的中馬券をゲットできました。

ラジオNIKKEI賞の3連複は93.4倍。対象馬2頭を3連複フォーメーション1頭目に据えて、気になった馬を2頭目、3頭目に入れたところ、的中に手が届きました。

▲ラジオNIKKEI賞は3→7→1で決着

フェーングロッテンはメンバー4位となる上がり35秒4で直線最内を通っての差し切り勝ち。前走・白百合S①着の時は、逃げてメンバー2位の上がりを記録していました。逃げ馬が速い上がりを記録した場合、スローペースだったケース、実力上位だったケースの2パターンが主に考えられますが、今回は後者だったのかもしれません。

8番人気②着ショウナンマグマが逃げ粘ったことで好配当となりました。この馬は2走前に1勝クラスを8馬身差で逃げ切って、前走はプリンシパルS⑪着。研究中の“巻き返しパターン"に該当したので馬券に入れておいたのですが、開幕週の馬場を活かすことができたようです。なお、2番人気③着のサトノヘリオスも2走前のスプリングS③着→前走の皐月賞⑰着からの“巻き返しパターン"でした。

巴賞は対象馬2頭を馬連フォーメーションの1頭目に配置。②着が1番人気ワールドリバイバルでしたが、馬連15.8倍というまずまずの配当になりました。

▲巴賞は3→9→2で決着

ホウオウピースフルは、前走の谷川岳Sで記録した上がりがメンバー2位。新潟芝外回りから函館への転戦ということで、やや控えめに馬連を選択したのですが、しっかり勝ち切りました。

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

そして、「3歳OP限定、メンバー中最も速い上がりを使っていた馬作戦」も振り返ります。ラジオNIKKEI賞の対象馬ソネットフレーズは5番人気④着。もう少しでした。

これで今年に入ってから3歳OPにおいて、レース前の比較でメンバー中最も速い上がりを使っていた馬の成績は[8.6.3.31](勝率16.7%、複勝率35.4%)となりました。次の対象レースは8月7日のレパードSです。

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は3鞍に3頭の狙い馬がいて、九州スポーツ杯ではミステリオーソが1番人気③着。この馬から流した3連複56.1倍が的中しました。前走・横浜Sが5番人気⑬着だったことで「人気を落とせば、美味しい配当を届けてくれるかも…」と思ったのですが、1番人気に支持されるとはw

▲九州スポーツ杯は12→6→9で決着

①着の7番人気ヴァンヤールは5ヶ月ぶりながら、1週前に栗東坂路で4F50秒9を出すなど好時計を連発していました。また、②着の5番人気ラボエームは小倉ダート1700mで2戦2勝という好相性。美味しいオッズだったかもしれません。

今週狙えそうなレースは3鞍です。

■横津岳特別(函館芝2600m)
1位:2分37秒4(良)モイ
2位:2分38秒9(良)マベルロンジュ
3位:2分39秒1(良)ウインヴァカンス

■五稜郭S(函館芝2000m)
1位:1分58秒9(良)スパングルドスター
2位:1分59秒0(良)モリノカンナチャン
3位:1分59秒3(良)スタッドリー

■プロキオンS(小倉ダート1700m)
1位:1分41秒3(重)トップウイナー
2位:1分41秒6(重)メイショウウズマサ
3位:1分43秒1(重)ゲンパチルシファー

横津岳特別は2勝クラスのハンデ戦。持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較では、1位が2分37秒2のモイで、2位を1秒3リードしています。しかし、モイが持ち時計を記録した2021年淡路特別(阪神)はレコードタイムが記録されたレースで、モイ自身は1秒6差の⑨着でした。ここはモイをやや控えめに狙うことにしたいと思います。

五稜郭Sの“想定持ち時計"1位は1分58秒9のスパングルドスター。2位を0秒5リードしています。函館は4走前のかもめ島特別(芝1800m、⑧着)だけですが、その時もメンバー最速の上がり34秒8を使って0秒3差。ここはスパングルドスターを狙ってみましょう。

プロキオンSの“想定持ち時計"は1位が1分41秒3のトップウイナー、2位が1分41秒6のメイショウウズマサで、3位を大きく引き離しています。しかし、この2頭が持ち時計を記録した去年のプロキオンS(重馬場)はメイショウカズサがレコード勝ちして、トップウイナーが②着、メイショウウズマサが③着でした。去年夏の小倉ダートは道悪になるとレコード連発となる状態でしたが、道悪になった際には"もう一丁“に期待する手もあるかも。馬場状態を見極めつつ、トップウイナーメイショウウズマサを狙ってみます。

続いて、新馬券術「未勝利戦は初ダート馬作戦」の検証に移ります。先週はこの新馬券術による的中はありませんでした…。

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

先週、ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[1.0.1.16](勝率5.6%、複勝率11.1%)。このうち前走8番人気以内に絞ると[1.0.0.7](勝率12.5%)でした。

ローカル開催が始まったことに伴い、3歳未勝利戦はダートのレースが減少。今週からはダートの2歳未勝利戦がスタートします。今週の結果を見極めた上で、2歳戦にシフトするなど、方向性を決めたいと思います。

さて、冒頭でも書いた通り、CBC賞テイエムスパーダの日本レコード勝ちでした。開幕週とは言え、今村聖奈騎手は前半3F31秒8でよく逃げましたよねぇ。僕が乗っていたら「さすがにちょっと速すぎるかなぁ…」とビビッてます。

また、同日の国東特別(芝2000m)もガイアフォースが1分56秒8のコースレコード勝ち。後続を7馬身ちぎる強い勝ち方だったので、今後の活躍が楽しみです。

ただ、「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」でも時々、「この日はレコードが出た日…」と注釈をつけることがあります。競馬は記憶のゲームとも言われます。この夏の小倉開幕週は時計が速かったことを覚えておいても良さそうですね。

★今週の狙い馬★
【福島・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 グランパドゥシャ
4  
5  
6  
7  
8 セザンテイオー、トロンアゲイン
9 ヤマニンガラッシア
10 ビートザウイングス、マイネルマーティン、リリーブライト
11 ホウオウラスカーズ(同級)
12 デュアルキャリアー

【福島・日曜】
R 狙い馬
1  
2 ウェイマーク、スズノテレサ
3  
4  
5  
6  
7 マイネルグローリエ
8 トランシルヴァニア
9 ピナ
10 ショウナンマリオ
11 アンティシペイト(★、同級)、ヒートオンビート(同級)
12  

【小倉・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 ヤマタカフェイス
4  
5  
6  
7  
8 クリノニキータ、マテンロウルビー
9 サトノスカイターフ
10 アラジンバローズ、ゼンノミチザネ、ヒミノフラッシュ、レッドレビン
11 アッティーヴォ、ジゲン、ジャスパーウィン、タマモヒメギミ、プラチナムレイアー
12 エイシンピクセル、リツィタル

【小倉・日曜】
R 狙い馬
1 ティンタルレ
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8  
9 ミステリーウェイ
10 アトリビュート(同級)、サトノペルセウス、メイショウカクウン
11 アルドーレ(同級)、サクラアリュール、サンライズウルス、トップウイナー、メイショウウズマサ
12 ジューンベロシティ、テイエムトッキュウ

【函館・土曜】
R 狙い馬
1  
2 クリノニーナ、タレントゥーサ
3  
4  
5  
6  
7 ユスティニアン、ヨドノゴールド
8 リアルシング
9 フローレスクイーン
10 アスクキングコング、レオパルドミノル
11 オメガレインボー(同級)、ブラックアーメット(★、同級)、ロッシュローブ(★、同級)
12 アヴァノス

【函館・日曜】
R 狙い馬
1 カマラードマリー、キタノグリエル、シュガーベイビー、フルコンタクト、マニバドラ
2  
3  
4  
5  
6 マエマエ
7 クールブリエ、フォーチュンリング
8 タイセイマーベル、トーセンマーク、フームスムート
9 シューラヴァーグ、マイネルチューダ、ラピカズマ、レコレータ
10 アスティ、ウインヴァカンス、スワーヴエルメ、モイ、リンフレスカンテ
11 スパングルドスター
12  

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」

「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」
※近2走以内に現級以上(芝・ダートは別)で③着以内があるか、近2走以内に中央の下級条件で①着がある馬

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