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馬迷男の挑戦

初ダート馬狙い作戦で161.7倍ゲット! 古馬狙い作戦にも新たな可能性が!


どうも! “馬迷男"八木たかおです! 今週はセレクトセールの中継をかじりついて見ていました。2日間の総売り上げが257億6250万円で、去年記録した過去最高を約25億円更新。どの仔がG1ホースになるのか、数年後が楽しみです。

未来のG1ホースもまずはデビュー、そして1勝目を挙げるところから。そんな1勝目を目指す3歳未勝利戦が残りわずかとなってきた中、先週は新馬券術「未勝利戦は初ダート馬作戦」で万馬券をゲットできました! 10日(日)福島2Rの3連単161.7倍を的中です!

▲10日福島2Rは6→14→8で決着

「未勝利戦は初ダート馬作戦」購入の流れ(暫定)
[1]馬券の軸は、初ダートの馬の中から前走8番人気以内
[2]軸から初ダートの馬&気になる馬に流す
[3]軸になった馬が4番人気以内であれば単式①着付けも検討

このレースは初ダートの馬が3頭いて、そのうちスズノテレサウェイマークが前走8番人気以内でした。そして今回の人気はウェイマーク3番人気、スズノテレサ6番人気。「購入の流れ」に照らし合わせるとスズノテレサは単式①着付けとはならないのですが、流す相手を絞れたため、思い切って①着欄に2頭を置いたフォーメーションで勝負しました。

初ダートの馬は頭まで突き抜けることが多いのが魅力ですが、スズノテレサは後続を7馬身ちぎる圧勝。おかげで②着が2番人気、③着が1番人気でも万馬券となりました。

先週、ダートの未勝利戦へ出走した初ダートの馬の成績は[2.2.0.20](勝率8.3%、複勝率16.7%)。このうち前走8番人気以内に絞ると[2.1.0.11](勝率14.3%、複勝率21.4%)でした。なお、3歳未勝利戦で前走8番人気以内の馬に限ると[2.0.0.7](勝率22.2%)となります。

ダートの3歳未勝利戦が減少する中でも、前走8番人気以内の初ダートの馬は安定感を示しています。ここから今年の3歳未勝利が終わる9月4日までに成績が急降下というのも考えにくいところ。もはやこの新馬券術は一定の完成形に達したのかもしれません。2歳未勝利戦ではどんな傾向になるんでしょうか? 読者の皆さんに提供できる情報を求めて研究を始めたいと思います。

続いて新馬券術「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」の検証に移ります。この新馬券術は先週好調で、的中ラッシュとなりました。まずは10日福島8Rで3連複89.7倍、馬連95.2倍が的中しました。

▲10日福島8Rは6→9→11で決着

■狙える古馬の条件
・前々走、前走のどちらかにおいて同級以上で馬券圏内がある
・昇級2戦目まで

このレースは3歳5頭、古馬11頭という組み合わせ。1~3番人気を3歳馬が占め、5歳馬トランシルヴァニアが4番人気でした。そして、ここまでの研究の中で浮上してきた「狙える古馬の条件」に該当した古馬はトランシルヴァニア1頭。軸がすんなり決まって好配当ゲットとなりました。

①着がトランシルヴァニアで、②着が8番人気の5歳馬ノーエクスキューズ、③着が1番人気の3歳馬アップストロークという決着。夏競馬は①着②着が古馬同士の組み合わせになると、馬連でも好配当になることがあります。ちなみに、ノーエクスキューズの芝1800mの持ち時計はこのレースのメンバー中3位で、1位とは0秒2差だったので馬券に入れておきました。

続いて9日(土)の潮騒特別。こちらは3連複49.5倍が的中です。

▲潮騒特別は12→4→10で決着

このレースは3歳馬5頭、古馬8頭の組み合わせ。「狙える古馬の条件」に該当した馬もいたのですが、ここでは前走・STV杯⑥着時にメンバー3位の上がり34秒0を記録していたアラモードバイオを抜擢。今回は後方から末脚を発揮して、最後の最後に③着に浮上してくれました。

このレースの人気は1~4番人気が3歳馬で、アラモードバイオは5番人気。2→3→5番人気の決着でしたが、好配当となりました。

先週の時点では、人気が3歳馬に偏ることを利用して、「『狙える古馬の条件』該当馬で1番人気の馬は特に積極的に狙う」「3番人気くらいまでの上位人気馬も狙っておもしろそう」と書いていたのですが、先週の馬券を参考にすると新たな展開の可能性が見えています。潮騒特別も、先ほどの日曜福島8Rも、トランシルヴァニアは古馬の中で最も上位人気だった馬。この両レースのように上位人気を3歳馬が独占しているケースでは、古馬の人気最上位から入る作戦も使えそうです。

この他の的中は一気に。10日の下北半島特別は5番人気だった4歳馬ラピカズマを軸に入れた馬連37.5倍が的中。

▲下北半島特別は11→6→4で決着

10日のタイランドCは4番人気だった4歳馬ミステリーウェイから流した馬連11.9倍が的中。

▲タイランドCは8→2→7で決着

10日のシンガポールTC賞は1番人気だった4歳馬テイエムトッキュウから流した3連単22.6倍、馬連5.6倍が的中。

▲シンガポールTC賞は7→4→3で決着

9日の函館7Rは1番人気だった4歳馬ユスティニアンから流した馬連6.0倍が的中。

▲9日函館7Rは9→10→1で決着

9日の須賀川特別は2番人気だった5歳馬ヤマニンガラッシアから流した馬連3.0倍が的中。

▲須賀川特別は4→7→3で決着

9日の猪苗代特別は2番人気だった4歳馬マイネルマーティンから流した馬連4.6倍が的中。

▲猪苗代特別は7→13→12で決着

先週行われた3歳馬が1頭でも出走した3歳以上条件の平地競走は25鞍。世代ごとの成績は下記の通りです。

3歳[17.14.12.82](勝率13.6%、複勝率34.4%)
4歳[2.8.7.88](勝率1.9%、複勝率16.2%)
5歳以上[6.3.5.63](勝率7.8%、複勝率18.2%)

先週は5歳以上の馬たちが頑張りました。特に5歳馬は[4.2.4.40](勝率8.0%、複勝率20.0%)という好成績。5歳以上の馬たちの好調が続くかどうかは分かりませんが、3歳馬優勢の夏競馬でもこのような週があるのは覚えておきたいところです。

そして「狙える古馬の条件」該当馬の成績は[7.8.3.28](単勝率15.2%、複勝率39.1%)。また該当馬で1番人気となった馬は[1.1.0.0]とパーフェクト連対で、単勝回収率90%、複勝回収率125.0%でした。先々週も[2.1.0.0]でしたから、やはり信頼度はかなり高いようです。

また、先週は人気最上位の古馬が[4.4.6.11](勝率16.0%、複勝率56.0%)でした。この25頭は1番人気から8番人気までいたのですが、1~3番人気に絞ると[4.3.3.8](勝率22.2%、複勝率55.6%)となります。勝率はアップしますが、複勝率はほぼ同じ。このデータを馬券に活かすには「人気最上位古馬を狙う場合は複勝、馬連、3連複」「人気最上位古馬が1~3番人気ならば単勝、単式①着付け」ということになるでしょうか。

「狙える古馬の条件該当馬」「人気最上位古馬」、狙い方がふた通り見えてきました。データを蓄積してより回収率の上がる作戦を模索していきます。

続いて、新馬券術「前走の上がりに注目作戦」の検証に移ります。先週は6鞍に13頭の対象馬がいて[0.1.4.8](複勝率38.5%)。プロキオンSサクラアリュールが12番人気③着と激走したのをはじめ、阿武隈Sホウオウラスカーズが6番人気③着、七夕賞ヒートオンビートが1番人気②着、アンティシペイトが2番人気③着と馬券に絡んだのですが、これらのレースでは的中ならず…。

的中したのは、ショウナンマリオが3番人気③着だった10日の天の川Sの3連複30.9倍でした。

▲天の川Sは7→13→3で決着

■前走で速い上がりを記録した馬をもっとも狙えるのは『直線距離が同じ』
■『直線距離延長』『直線距離短縮』は馬券の頭から狙わない

◆各競馬場の直線距離による分類
●ロング
:東京、阪神外回り、新潟外回り
ダート:東京、中京

●ミドル
:阪神内回り、京都外回り、中京、新潟内回り
ダート:新潟、阪神

●ショート
:中山、京都内回り、福島、小倉、札幌、函館
ダート:中山、京都、福島、小倉、札幌、函館

今週の対象馬はページ最下部をご覧ください。3連単・馬単の頭、WIN5で狙うなら、『直線距離が同じ』の「★」付きということになります。『直線距離延長』の「〇」付き、『直線距離短縮』の無印は頭以外で狙います。

先週は対象馬5頭が馬券圏内に入ったにもかかわらず、勝った馬がいませんでした。夏競馬に入り、「直線距離短縮」の馬が多かったことが影響しているかもしれません。

続いて、新馬券術「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」の検証です。先週は3鞍に4頭の狙い馬がいましたが、いずれも馬券圏外。よって馬券的中もありませんでした…。

今週狙えそうなレースは4鞍。特に期待できそうなレースもあります。

■西部日刊スポーツ杯(小倉ダート1700m)
1位:1分41秒7(重)クリノホノオ
2位:1分42秒4(不良)ミステリオーソ
3位:1分43秒0(不良)ダノンロイヤル

■函館記念(函館芝2000m)
1位:1分57秒4(良)サトノクロニクル
2位:1分57秒8(良)サンレイポケット
3位:1分57秒9(良)ギベオン

■福島テレビOP(福島芝1200m)
1位:1分6秒9(良)ボンボヤージ
2位:1分7秒3(良)シャンデリアムーン
3位:1分7秒4(良)トウショウピスト

■博多S(小倉芝2000m)
1位:1分58秒5(良)ウインリブルマン
2位:1分58秒9(良)オールザワールド
3位:1分59秒0(良)ソニックベガ

西部日刊スポーツ杯は持ち時計をベースに今回の斤量1kg増減=0秒2で計算する“想定持ち時計"の比較では、1位が1分41秒7のクリノホノオで、2位を0秒9リードしています。ただ、クリノホノオが持ち時計をマークした去年7月のインディアTは勝ち馬がコースレコードを記録したレースで、昨夏の小倉ダートは道悪になると速い時計が連発していました。クリノホノオから、やや控えめに狙おうと思います。

函館記念の“想定持ち時計"1位は1分57秒2のサトノクロニクルで、2位を0秒9引き離しています。前走・巴賞は10番人気③着で、初めて走った函館コースへの適性を見せました。ここは“もう一丁"に期待です。

福島テレビOPは特に狙えそうな一戦です。“想定持ち時計"1位は1分6秒7のボンボヤージで、2位を0秒8リード。持ち時計を記録したのは時計が速かった昨年の小倉ですが、過去の検証によって1200m戦の“0秒8差"は信頼度が高いという傾向があります。福島は3週目の開催で、そろそろ差しが届く頃合いかもしれません。

博多Sは“想定持ち時計"1位が1分58秒5のウインリブルマンで、2位に目安としている0秒5差をつけます。昇級初戦ですが近4走で[2.1.0.1]と安定感を見せており、いきなり通用しても不思議ではありません。

今週水曜は武豊騎手がジャパンダートダービーを勝ち、日本ダービーとの同一年“芝&ダート両ダービー制覇"という偉業が達成されました。そして先週9日小倉4Rでもう一つの偉業が。高田潤騎手が障害戦〝無事故完走〟217走を達成。しかも、そのレースを勝ち、大記録を勝利で飾りました。

約4年8ヶ月もの間、一度も落馬せずに〝無事故完走〟を続けてきたそうです。障害でこんな記録を達成できるんですね。もちろん安全にただ回ってくるだけでなく、勝利を目指しての記録。技術、そして危険を察知する能力が素晴らしいんでしょうね。

馬も人も無事に完走してもらうのは競馬ファンの願いでもあります。高田潤騎手の騎手免許、“ゴールド"にしてあげて欲しいですw

★今週の狙い馬★
【福島・土曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 エーデルフォルム、トリプルスリル
4  
5  
6  
7  
8 ケリアテソーロ、ニシノリース、ララサンスフル
9  
10 ガルヴィハーラ、グラスデスティーノ、チェインストーリー、メタスペクター、メデタシメデタシ、ラフルオリータ
11  
12 エンピレオ

【福島・日曜】
R 狙い馬
1 マイショウチャン、マルティネーテ
2  
3  
4  
5  
6  
7  
8 エレボアブランシュ、フローズンカクテル
9 アビエルト、サイヤダンサー、タイクーンバゴ
10 イヤサカ、ナムアミダブツ
11 オパールシャルム、シャンデリアムーン、ボンボヤージ
12 アイアムイチリュウ、ピュアブラッド、ラブロッソー

【小倉・土曜】
R 狙い馬
1  
2 ミスオタワ、モズネズコ
3  
4  
5  
6  
7  
8 ニホンピロハーバー、ブレーヴジャッカル、メイショウキートス
9 カツコ
10 ショウゲッコウ、デアリングウーマン、パロットビーク、フリード、ムジック
11 クリノホノオ、ミステリオーソ(★、同級)
12 スノーテーラー、モラトリアム

【小倉・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3 アートペッパー、ゴールデンウィンド、シュハリ、タムロショウリュー、ツキガミ、テイエムポピー、ブラーヴ
4  
5  
6  
7 アイファーリンクス、ライズンシャイン
8 サンライズヘルメス
9 カラレーション、ダンツチョイス、ディアノイア、ブルレスカ、リアンクール
10 チャイカ、ドナウエレン
11 ウインリブルマン、オールザワールド(同級)
12 レヴィーアクイーン

【函館・土曜】
R 狙い馬
1  
2 ベッラアルバ、ユイ
3  
4  
5  
6  
7 サウンドブライアン、サノノヒーロー、スズカサウスソング
8 グレイトミッション、シューラヴァーグ
9 フームスムート
10 アインゲーブング、アサケレディ、オメガロマンス、トーセンメラニー、ハーツラプソディ、ローゼライト
11  
12 シングマイハート、トラウンシュタイン

【函館・日曜】
R 狙い馬
1  
2  
3  
4 フウゲツムヘン
5  
6  
7 アポロリリー、リキサンハート
8  
9  
10 サハラヴァンクール、ダイシンピスケス、メイショウイッコン、メッザノッテ、モズピンポン、ラヴィータエベラ
11 サトノクロニクル、サンレイポケット(同級)、ランフォザローゼス(同級)
12 エコロデイジー、グラウクス、タツリュウオー、テーオーメアリー、メイショウツワブキ、ラヴケリー

★各項目の説明★
「前走の上がりに注目作戦」
※ハンデ戦、牝馬限定戦、古馬戦を重視、前走および今回が1200m以下の場合は対象外
※中13週以上、前走が勝ち馬と1秒1差以上は割引
※前走よりも直線距離が長いコースを走る馬は馬名の前に「◯」、直線距離が同程度のコースを走る馬は馬名の前に「★」
※前走が同級以上の馬は(同級)を表記

「未勝利戦は初ダート馬作戦」
※初ダートで、前走が8番人気以内の馬を表記

「持ち時計は他馬とのタイム差に注目作戦」

「夏競馬は敢えて古馬に注目作戦」
※3歳馬が出走する古馬混合戦で、近2走以内に現級以上(芝・ダートは別)で③着以内があるか、昇級2戦目以内の古馬を表記

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